善き人のためのソナタ (2006)

[012]ラストシーンがいいだけに惜しい…。


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ヴィースラー大尉の「転向?」の過程に
もうひとつ説得力がない。
ドライマンが弾く「善き人のためのソナタ」という曲を耳にして、
というだけでは……。
いまの生活やこれまでの人生の中に
どこか動機が胚胎しているように描いていかないと……。

秘密警察「シュタージ」の描き方も弱すぎ。
国家権力がもっと容赦ないことはもう
みんなわかっているはずなのだから。

旧東ドイツにたいする遠慮があったのかな?

題材もいいし、物語もうまく構成されているのに、
ちょっと惜しいよなあ……。


●「透明の向こう側」さん
私も敬意を表します。
日本でも同じような出来事はたくさんあったんでしょうけど、
こうした映画を観たことがありません……。
文化の厚さの違いを感じます。

ありがとうございました。
クリッとしていただけると嬉しいです
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■138分 ドイツ ドラマ

監督: フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
製作: クイリン・ベルク マックス・ヴィーデマン
脚本: フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
撮影: ハーゲン・ボグダンスキー
衣装: ガブリエル・ビンダー
編集: パトリシア・ロンメル
音楽: ガブリエル・ヤレド ステファン・ムーシャ

出演
ウルリッヒ・ミューエ ヴィースラー大尉
マルティナ・ゲデック クリスタ=マリア・ジーラント
セバスチャン・コッホ ゲオルク・ドライマン
ウルリッヒ・トゥクール ブルビッツ部長
トマス・ティーマ
ハンス=ウーヴェ・バウアー
フォルカー・クライネル
マティアス・ブレンナー

旧東ドイツで反体制派への監視を大規模に行っていた秘密警察“シュタージ”。
本作はこのシュタージ側の人間を主人公に、統一後も旧東ドイツ市民の心に深く影を落とす“監視国家”の実態を明らかにするとともに、芸術家の監視を命じられた主人公が図らずも監視対象の考え方や生き方に影響を受け、新たな人生に目覚めてしまう姿を静謐なタッチでリアルに描き出す感動のヒューマン・ドラマ。主演は自身も監視された過去を持つ東ドイツ出身のウルリッヒ・ミューエ。監督はこれが長編第1作目となる弱冠33歳の新鋭フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク。
1984年、壁崩壊前の東ベルリン。国家保安省(シュタージ)の局員ヴィースラー大尉は国家に忠誠を誓う真面目で優秀な男。ある日彼は、反体制的疑いのある劇作家ドライマンとその同棲相手の舞台女優クリスタを監視し、反体制の証拠を掴むよう命じられる。さっそくドライマンのアパートには盗聴器が仕掛けられ、ヴィースラーは徹底した監視を開始する。しかし、音楽や文学を語り合い、深く愛し合う彼らの世界にヴィースラーは知らず知らずのうちに共鳴していくのだった。そして、ドライマンがピアノで弾いた“善き人のためのソナタ”という曲を耳にした時、ヴィースラーの心は激しく揺さぶられてしまうのだったが…。

この記事へのコメント

透明の向こう側
2008年03月24日 13:26
初めまして、突然お邪魔致します。
ラストがあまりに濃い余韻となり、つい忘れていましたが、こちら様の文面を読み、地下に追い払われた背景が省かれ、見た時「おやっ」って感じた事を思い出しました。
体験した者なら描けるであろう多くの部分は、後年、耳から聞いて知る者達には描きようが難しい?のかな等と素人推察で納得していましたが、仰るような「遠慮」という部分かと、気付かされた感が致します。
>国家権力が容赦ないことは…世界中の人々の周知の事と思っているのは、もしかしたら一部分?と感じる時に時折遭遇するせいか、時間の流れる中にある社会の想いは、時に応じた変容から避けられないモノを感じさせられたり、、、けれど、自前でこうした映画を撮り続けるドイツには敬意を払います。
すでにご覧になられているかと思いますが、この映画の数日後に見た≪BLACK BOOK≫2006監督ポール・ヴァーホーヴェン(オランダ、 独、英、ベルギー)こちらも印象に残る作品でした。

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