トンマッコルへようこそ (2005)

[056]久しぶりにヒューマニズムということばを思い出した…。

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戦後生まれの私たちの世代は、
ヒューマニズムを教えこまれながら育ってきた。

実際、事あるごとに、日本人の間には
ヒューマニズということばが飛び交っていたんだけど、
いったいいつごろからだろうなあ……、
気がつくとほとんど耳にしなくなって、
いまじゃあ死語同然……。

恥ずかしながら、
私もまったく忘れていたほどなんだけど、
この映画観たら、
その「ヒューマニズム」ということばが蘇ってきて……、
なんだか涙が出ちゃいましたよ。

いい映画だねえ……。

といって期待が大きかったぶん
不満がないわけじゃない。
「トンマッコル」の人たちの描きかたが
ちょっと浮世離れしすぎてて、
朝鮮戦争という現実と結びつけるには、
まあ、若干、無理があるかなあってかんじ……。

もすこし言うと、
村人があまりにも無垢に描かれすぎてるので、
かえって人間らしさを失うことになっちゃってるわけ。
実際、見てても、無条件に共感するとはいきにくい……。

まったく悪がないから、ドラマがないから、
物語も結局、動かなくなってしまうんだよね、
連合軍がやってくるまで……。

無垢な役回りは
「頭のちょっとおかしい」少女に任せて、
村人は戦争やってることも知ってるんだけど、
まったく関係なく暮らしてる……、
くらいで十分物語は成立したんじゃないのかなあ。

でも、こんな物語を作りたい気持ちは
ほんとによくわかる……。

ラストの「南北連合軍」に涙だよね……。

■132分 韓国 ドラマ/コメディ/戦争
監督: パク・クァンヒョン
製作: チャン・ジン
製作総指揮: キム・ウテク チョン・テソン
原作: チャン・ジン
脚本: チャン・ジン パク・クァンヒョン キム・ジュン
撮影: チェ・サンホ
音楽: 久石譲
出演
シン・ハギュン ピョ・ヒョンチョル
チョン・ジェヨン リ・スファ
カン・ヘジョン ヨイル
イム・ハリョン チャン・ヨンヒ
ソ・ジェギョン ムン・サンサン
スティーヴ・テシュラー スミス
リュ・ドックァン ソ・テッキ
チョン・ジェジン 村長
チョ・ドッキョン キム先生
クォン・オミン ドング

韓国で2005年度の興行成績第1位に輝いたヒューマン・ファンタジー・ドラマ。1950年代の朝鮮戦争を舞台に、山奥の不思議な理想郷に迷い込んだ敵対する兵士6人が、村人たちののんびりしたペースに癒され人間性を取り戻していく姿をユーモアを織り交ぜ感動的に綴る。本作の脚本も手がけている劇作家チャン・ジンの舞台劇を基に、これが長編デビューとなるパク・クァンヒョン監督が映画化。また、音楽は宮崎アニメなどでお馴染みの久石譲が担当。
朝鮮戦争が続く1950年代。山の奥深くに、他の土地から隔絶し自給自足の生活を送る不思議な村“トンマッコル”があった。笑顔が絶えず、争いごともない平和なその村に、ある日アメリカ人パイロットのスミスが操縦する飛行機が不時着する。その後、道に迷った韓国軍兵士2人と北朝鮮人民軍の兵士3人もそれぞれ村に姿を現す。村で顔を合わせた両軍兵士たちはすぐさま武器を手に一触即発の状態に。しかし、戦争を知らない村人たちは、そんな彼らを気にする様子もなく、のんびりした日常も変わらない。いつしか兵士たちも打ち解けていき、笑顔を取り戻していくのだったが…。

●「透明の向こう側」さん
あ、沖縄ですかあ……。たしかに南方の時間ですね。
沖縄で思いだすのは、沖縄出身の友人がいて、
「子どものころ、米兵が基地内で芝生にたくさん水やってるのが
うらやましくてしようがなかった……」と、よく語っていたことです。
沖縄にはダムがなくて水がないから、
ふんだんに水を使えないからなんですが…。
なんでそんなこと思い出すんでしょうね……。

ありがとうございました。

 

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この記事へのコメント

透明の向こう側
2008年04月04日 12:51
いつも有難うございます。
絵画のような美しい風景から始まる映像、耳に残る音楽、ファンタジー映画と迷わず捉え、あり得ないストーリーあまりに予想外で、愉しい娯楽作品と観ました。
恐怖を与えず満腹であれば人は従順になる。そうした表現に戦争とは無縁の暮らしと見せながら、実は背中合わせ、そ知らぬ振りがまかり通らない様を載せている?そんな印象を抱きました。 
背負っているから その中からこうした物語を書ける「心」がとても素敵に感じられます。

炎や爆嵐に逃げ惑う映像は、傷みと苦しみを見せつけるばかりで心を凍らせますが、こうしたほのぼのとさせる映像は、むしろそのほのぼのさ故に観る者の心を砕き、色んな「気付き」をもたらしてくれるような…。分断国家 泣きと笑いで観終えた後でふっと「沖縄」という地名が浮かびました。

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  • チョン・ジェジン

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