キム・ジョンハク__俳優

キム・ジョンハク(韓国)

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1975年1月1日生。176cm、64kg。
ソウル芸術大学演劇。

映画
2002年 「アー・ユー・レディー?」
     「海岸線」
2001年 「バンジージャンプをする」
     「公共の敵」
1999年 「テルミーサムシング」
1998年 「恋風恋歌」
1996年 「ビールが恋人より良い7つの理由」

ドラマ
1995年 「砂時計」
1998年 「英雄神話」
1998年 「ドクターズ」
2002年 「I Love ヒョンジョン」
2004年 「君は星」
2005年 「第5共和国」
2006年 「野花」
2007年 「白い巨塔」
2007年 「ヨンゲソムン」
2007年 「完璧な隣人に会う方法」
2007年 「カクテギ」


去年、並々ならぬ予算のブロックバスター<アー・ユー・レディー?>の主人公としてキム・ジョンハクがキャスティングされたという消息が聞こえて来た時、大部分の人々は「キム・ジョンハクが誰か?」とささやいた。ある人は「ドラマで見たことがある」と言い、ある人は「<恋風恋歌>、<公共の敵>に出てなかったか?」としきりに首をかしげた。だが<アー・ユー・レディー?>が封切りになる頃、「キム・ジョンハクがキム・ギドク監督の<海岸線>にも出るんだって?」と人々は彼に対して先に知っている振りをした。1年余りの間そのようにキム・ジョンハクは徐徐に私達のそばに近付いたのだ。彼はただ見えなかっただけで、いなかったのではない。93年22歳の頃、キム・ジョンハクは<砂時計>のチェ・ミンスの若い時代にキャスティングされて何回分かの撮影を終えた。しかし何日か後、その配役がキム・ジョンヒョンに入れ替えられて、自分はチョン・ソンモが引き受けたジョンドの子役に変わった。「子供の時にちょっとスポットライトをあびただけで終わらないのは、むしろよ良い方」と言いながら慰めるが、その後の俳優としての彼の人生が順調にいったわけではない。TVドラマの助役と端役として20代を送って、もう演技をやめなくてはと考えた。
そうしたある日、彼は一本の電話を受けた。当時<恋風恋歌>に出演中だった'チャン・ドンゴン'だった。 「済州島に来なさい。難しい仕事ではない、たった2泊3日だけ撮ろう!」普段親しく過ごして来たチャン・ドンゴンの呼びかけを受けて行った済州島で彼は、コ・ソヨンに片思いをする交通警官を演技し、<恋風恋歌>は彼に「今までそのように楽しく撮った事がなかったようだ」と追憶する記憶の一部になった。それに撮影場で会ったクーアンドフィルムの人々は、映画をやって見なさいと勧め、その縁は結局<テルミーサムシング>から<バンジージャンプをする>につながった。「自分が主演ができるかできないかということに対して悩んだ事がない。それよりは常に演技をするということ自体が恐かった。」と言うキム・ジョンハク。初主演を引き受けたブロックバスター<アー・ユー・レディー?>の撮影は、決して楽ではなかった。しかし彼は「俳優は演技をすればそれだけだが、安全のために夜明けからセッティングして待つ数十人のスタッフに比べれば、俳優のする苦労は苦労でもない」ときっぱり言う。そのように死ぬような峠を何度も越しながら撮った<アー・ユー・レディー?>は、「とてもすっきりした映画」だった。
そして長い時間体の中に積もっていた多くのものなどを思いきり噴出しながら、彼は徐徐に飢えを感じ始めた。狂ったように見える演技ではなく、狂うしかない状況に置かれながら出るしかない演技」を見せてくれた映画<海岸線>は、彼に映画的飢えを満たしてくれるに十分な作品だった。<海岸線>の撮影を控えてキム・ギドク監督は、2泊3日間の‘地獄の訓練’を提案した。しかし地獄の訓練の一週間前、キム・ジョンハクは救急車に体をのせた。脳髄膜炎だった。高熱と苦痛の中での4日間。しかし彼は自ら‘除外’を拒否した。もちろん発声の基本になる‘腹式呼吸’が大変な位に気力が衰えていた。それに父親が癌の宣告を受けて気苦労も並大抵ではない。「人間事、生老病死がすべてつまらないことのように思えて、髪を切って寺にでも入ろうか」と考えるほど大変な日々を否定しない。
しかし「綱渡りのような人生、帰るにはもうあまりに来てしまったし落ちれば断崖、ただ天職だと思って進んで見る」という彼は'エドワード・ノートン'のように「のっぺりしているように見えるが、強いエネルギーを見せてくれる俳優」になりたいそうた。観客に向けて手を突き出してからすでに10年目。「親しくなるまでに時間がかかるが、一度親しくなれば長続きする方」という彼の‘友情観’のように、キム・ジョンハクという俳優を知るのにかかった時間を償ってくれる長い出会いにつながってほしい。

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