花嫁はギャングスター3 ソウルウェディング (2005)

[137]笑って笑って笑いぬく117分。韓国B級映画NO.1の大傑作……!
★★★★★★

画像     てっせんさんにお薦めいただいた作品。
     シリーズものと知らなくて、
     たまたま棚にあったのを借りてきたのが、
     シリーズ最新作(3)のこの作品……。

     いやあ、超傑作。文句なし。
     韓国B級映画、NO.1。
     少なくとも私がいままで観た中では……。


香港ヤクザの組長の娘アリョン(スー・チー)がイザコザを起こし、
母親の母国である韓国のヤクザ・ヤンに預けられる。

ヤンは事情を明かさず、義理と人情に超厚く、
中国語もできると言う組員のギチョル(イ・ボムス)と、
その弟分のコンチ、トミにアリョンの護衛を任せる。

だが大物を気取るギチョルと弟分2人は
「こんな女のガイド役なんて……」と不満タラタラ。
しかも美人のアリョンがなんか小生意気に見えて
ふんぞり返ってあしらおうとするのだが、
彼女は鼻からてんで相手にしない……。

3人のおつむはとっくにお見通しだからなんだけど(笑)。

画像

ある日、4人のもとへ通訳係として
トウシロのヨニ(ヒョニョン)という若い女の子が送られてくる。
組長のヤンがギチョルの語学力を心配したからなんだけど、
実際、ギチョルの中国語力はゼロ。

そのためアリョンとのやりとりはいつも支離滅裂、
ドタバタ、ハタハタで、観ててもう大笑いなんだけど、
ヨニの加入でそのドタバタがもう4、5段
いっきにグッ、グイーンとヒートアップしちゃうのよねえ(笑)。

彼女、3人がヤクザとわかって怖いんだけど、
連中が大バカなのをいいことに、もう徹底して
自分に都合がいいようにしか通訳しないもんだから……(笑)。

この5人の名(迷)演技にはもう
こっちもばかになってガハハと大笑いするしかない。
うれしいよねえ……!

そのうちアリョンが刺客に狙われはじめる。

3人、守らねばヤクザ道がすたると言わんばかりに闘うんだけど、
ホント、めちゃ弱っちくて……。
まあ、はじめからわかってはいることなんだけど(笑)、
アリョンが3人を守るため、
隠してた武術をご披露しなくちゃいけなくなってしまい……。

で、定番通り、
この日を境にアリョン・ヨニとギチョルらの立場がすっかり逆転、
ヨニと来たらアリョンをバックに、コンチ、トミに
メシの支度まで指示するようになっちゃったりして……(笑)。

あとはぜひ観てほしいんだけど、
ギチョルをやっているイ・ボムスがいいんだよねえ。
大感動。

「シティ・オブ・バイオレンス-相棒-」もよかったけど、
ほんと、めちゃくちゃいいのよ。
徹底してばかやって、しかも愛嬌があって、ハートがあって、
もう最高……!

ヨニのヒョニョンも、お笑いのセンス抜群、
超美人のくせして……(笑)。

アリョン役のスー・チー、台湾の女優らしいんだけど、
美人で、武術カッコよくて、色気があって……。

アリョン、韓国に来たのを機に別れた母親を探し、
最後、そっと会いに行くんだけど、
ほんといいシーンだからそこもどうぞお見逃しなく……。

なんども言うけど、韓国映画のすごいところは、
日本の映画業界ではけして主役に使われない
イ・ボムスのような俳優を主役として使うところ。

それで映画や物語を、あるいは俳優陣を
すごく厚くしているところだ……。

ほんと、誉めても誉めても誉め足りない気分……。

画像


■117分 韓国 アクション/コメディ

監督: チョ・ジンギュ
脚本: キム・ヨンチャン チョン・ウィモク ケ・ユンシク
撮影: ペク・ドンヒョン
音楽: パク・セジュン

出演
イ・ボムス
スー・チー
オ・ジホ
ヒョン・ヨン

花嫁はギャングスターシリーズの第三弾。
香港最高の名門組織ボスの一人娘アリョン(スー・チー)。ボスのイム会長は、組織間の勢力争いが行われている間、彼女を母の母国である韓国へ逃避させ、韓国の東方派ボスのヤン社長(キム・ビョンチュン)に娘の護衛をお願いする。ヤン社長は、密輸だけで中国語の実力を積み重ねたナンバー3のギチョル(イ・ボムス)を信じ、アリョンの保護を任せる。アリョンの実体を全く知らぬまま、観光ガイドぐらいと考えたギチョル、コンチ(オ・ジホ)、トミ(チョ・ヒボン)は、名門家柄の後継者らしいアリョンの横柄さに当惑する。密輸用の中国語実力に限界を感じたギチョルは、延辺女ヨニ(ヒョニョン)を急遽雇うことにする。ギチョルとアリョンの間に殺伐な気勢が漂う中、ヨニは生存本能的な猟奇的な通訳を駆使し、彼らのドタバタ同居に合流する。しかし、アリョンの命を狙うキラーが香港から韓国に急派され、アリョンだけでなく、ギチョルたちまで生命の威嚇を受けることになる。


●かずかずさん
笑えますよねえ、この作品!
これでイ・ボムスは私の超お気に入りになったんですが、
イ・ボムスとビョンホンが大の親友だとは、
これを書いたころは全然知らなかったんです。
嬉しいですよねえ…!

ありがとうございました。


この記事へのコメント

かずかず
2010年12月17日 17:08
山崎さんの おっしゃるとおり 出だしから最後まで
クスクスと笑いながら観ました。
ビョンホンシと仲良しの イ・ボムスさん 応援しています。
楽しかったです。
ありがとうございました。

この記事へのトラックバック