オールイン 運命の愛 (2003)

[127]孤児の友ら(チング)が紡ぎだす海辺の一軒の白い家の物語……。


画像     同じ「作り手」という立場からすると、
     言いたいことは山ほどあるが、
     その力量と、
     とてもテレビドラマとは思えない
     志の高さには
     ただ潔く脱帽するほかない……。
     日本のテレビ局はしばらく
     ドラマ作るのやめたほうが賢明かも……。



日本のテレビ局がこうしたドラマを、
裏社会で生きる人間たちの物語を作れない最大の理由は
いうまでもなくスポンサーである企業が
「イメージ」に生存権を握られてしまっているからだ……。

イメージが傷つくと企業は倒れるしかない。
グリコ・森永事件のあの「かい人21面相」が立証してみせたように……。

企業の事情はたぶん韓国もそう変わらないのだろうが、
それでもまだこれだけ創り手も受け手も、
つまり社会全体が
悪の世界の物語を受け入れるチカラを持っている……。

だからこうしたドラマを、
いのち溢れる物語を作れるのだろう。

暴力、性、死、悪……。
そうしたものが排除されるドラマは、
けして観る側にいのちのを吹き込むことなどできない、
そんなことは日本人にもわかっているはずなのだが……。

すでにいのちを失いつつある日本。
社会自体が相当に老いてしまった日本……。

老いるとは心の動きが次第に失われることだが、
そんな国に住んでいると、
いのちが画面いっぱいに溢れる韓国映画やドラマに
どうしても惹きつけられてしまうのかもしれない……。


ところで、
この映画(ドラマ)はラブ・ストーリーではない。

主人公キム・イナ(イ・ビョンホン)とミン・スヨン(ソン・ヘギョ)の愛は、
いまの私たち日本人がイメージする愛とは
かなり様相が違っているからだ……。

私たち日本人の大半はもう「恋愛=結婚」だとは考えていない。
結婚して一つ屋根の下で暮らすのが
恋愛の着地点だとは思っていない。

けれどイナとスヨンの着地点は、
海沿いの教会のそばに家を建てて一緒に暮らすこと……。

つまり恋愛の最終的な目標は家族としてともに生きること、
「恋愛=結婚」として考えられているのだ。
なぜか……?

イナもスヨンも「孤児」どうぜんの身の上だからだ。

二人はソウルに向かう列車の中で出会うのだが、
二人がそこに運命的なものを感じるのは、
そのとき「孤児」どうぜんの二人が
心のなかに「家族」という主題を抱えているからだ……。
このときはまだスヨンの父親は死んではいないが……。

孤児どうぜんの少年と少女を乗せて走る列車……。

このドラマは、その列車が
終着駅へたどり着くまでを描いたものと言ってもいいが……、

チェ・ジョンウォン(チソン)のスヨンへの愛がどんなに強かろうと、
スヨンの心がけして動かないのも、
スヨンがいまだに自分の「家族」を卒業できていないからだ……。

イナにとっても同じことで、
スヨンとの愛はたしかに男と女の愛でもあるが、
同時に、両親を失くした兄と妹の愛でもあるからだ。

そのため、そうやすやすと
ラブストーリーと呼ぶわけにはいかないのだ。
むしろ「ゴッドファーザー」的な
孤児たちの家族(ファミリー)物語といったほうがいい……。

実際、かれの友(チング)たちも孤児だ。
幼少期から付き合っている四人の男たちも、
獄中で兄弟になったユ・チョンも、
イナの命を狙いつづけるイム・デスも、
みんな、みごとに親の影さえない……。

チョンエにしても母親しかいない。

その意味でいうと、
「オールイン」は間違いなく
ソウルの片隅で暮らす孤児たちがつむぐ友(チング)の物語、
ファミリー・ロマンといったほうが的を得ているようにおもう……。

終章、イナは戦いつづけてきたチェ・ジョンウォンに言う。
「おまえはおれの友だ」と……。

この「友(チング)」ということばは、
私たち日本人にはやはり十分には理解しがたい
独特な響きをもっている……。


以前、ハンドルネームを失念したが、
韓国には孤児の出てくるドラマがけっこう多い、
とコメントしてくださった方がいらしたけど、
この作品を観て「ああ……」と改めて思った。

こうした孤児のドラマの裏面には
「家族」を希求する心が貼りついている。

そしてその希求の度合いが
私たち日本人のそれをはるかに超えているのは
「ブラザーフッド」1本観.るだけでよくわかる。

なぜなのだろう……?

これもすでに書いたことだが、
韓半島が侵略されつづけた歴史を持っているからではないか
という気持ちが消えない。

自分たちの生活やいのちは、自分たち家族で守るほかはない。
友同士(チング)で守るしかない……。
そうした思いが他族に荒されてきた韓半島の
長い歴史の中で培われてきたのではないだろうか……?

四方を海に守られてきた日本人と、
家族や友にたいする想いの深度が違うのも
当然のような気がする……。

韓国映画やドラマが好んで(?)孤児を扱うとすれば、
たぶん孤児たちが「家族」という主題を
より鮮烈に浮上させるからだろう……。

ついでに言えば、
韓国映画の史劇が南北問題を例外として
もうひとつうまくいかないのも、
韓国の「国」の歴史が不透明すぎるから、
というか、複雑すぎるからではないかと私は疑っている……。

画像画像







物語に関して言えば、
イナの少年時代~刑務所時代までは緻密に描かれていて
とてもいいのだが、あとは次第に粗くなる。

そこまでの人間たちの「縁」が物語の核だから、
それでいいと言えばまあいいのだが、
ひたすらその核の展開に追われてしまっている。

言ってしまえば、じつは
その後、新しい物語はなにも生まれていないのだ……。

とくに中盤のアメリカでの物語は苦しい。
異国でのイナとユ・チョンの生活と、
生活環境から生まれるこころがもうひとつ
描ききれていないからだ……。

海外ロケという台所事情もあるのだろうが、
だとしたら、ソウルの友たちに
なにか新しいエピソード(出来事)を作ったらよかったのに……。

いつもいつも「楽屋」ばかりだと、
いかにもセット中心の
日本のホームドラマみたいになってしまうよね……(笑)。

演出も明らかに音楽に頼りすぎ。
音の連続で、音でもって物語を強引に展開させている……。

その音も「……?」と首をひねりたくなるものばかり。
主題曲が「ゴッドファーザー」のテーマ曲にそっくりだったり、
意味もなく「朝日のあたる家」が流れたり……(笑)。

要するに、映像に合わなくない? みたいな……。

俳優にセリフを喋らせる必要はないかもしれないが、
でもやっぱりセリフで、言葉で物語を書こうとしていかないと、
新しい展開は生まれてこないんだよね……。


それでも骨太の
じつに見応えのあるドラマに仕上がっているのは、
やはりすばらしい俳優たちのチカラに負うところが大きい。

経験的にはまだ浅い俳優たちが多いのだろうが、
誉めても誉めたりないくらい
ほんとうにいい俳優たちが揃っている。

そのことは、
リエ役で登場している日本人女優・笛木優子と、
韓国の俳優たちを比較すると一目瞭然だ。

貶すつもりはないが、
笛木優子は目と顔ばかりで芝居をするから
もう、いやになるほどお芝居臭くてかなわない。

演技とはウソ(フィクション)をホント(現実)にすることなのに……。

彼女が韓国の俳優の前に立つと、
ほんとうに芝居をやっている私などは、
顔から火が出るほど恥ずかしくなってしまう。
穴があったら入りたいとおもう……。

もっとも彼女がそういう芝居をするのは、
日本ではそういうのが演技だという考えかたが
広く深く浸透してしまっているからなのだが……。

その意味では彼女も被害者だよね……?

30年前以上は、
日本の俳優もそんな演技してなかったはずなんだけど、
どこでどうなっちゃったんだろう……(泣)。

比べて韓国の俳優たちはみんな全身で演技をしている。
全身で物語を生きようとしている。
顔じゃなくて腹で芝居をしててほんとにいい。
それだけで感動する。
観てて腹に堪える、涙が出てくる……。

ソン・ヘギョ、チソン 、ホ・ヂュノ、
パク・ソルミ、チョン・ユソク、チェ・ジュニョン、
チェ・ジョンウォン、イム・ヒョンシク、パク・ウォンスク、
ソン・チェファン、イ・ドックァ、ソヌ・ウンスク、チェ・ジョンファン、
チン・グ、ン・ジミン……。
(クイズ、誰がどの役? 正解は後述参照)

物語は、
フィクションの世界は、
たとえれば「土俵」……。

力士は足から土俵に入って相撲を取る。
足から入らないと土俵に入れない、相撲は取れない。

そんなことは韓国の俳優たちにとっては当たり前なことなのに、
日本の俳優の大半は、顔や頭だけ土俵に入れて
相撲を取ろうとするのだ……。

最初から相撲にならんだろ、と思う:けど、
もうそんなことにも気づけなくなっちゃってる……(笑)。

そんな俳優陣の中にあって、
やはりイ・ビョンホンは残念ながら群を抜いている
と言わざるをえない……。

波乱万丈の物語ではあるが
ある意味単調に陥っているこの物語を救っているのは、
かれの「千の顔」だ……、
途方もなく大きなかれの「無意識」だ。

かれの無意識の豊かさ。
さまざまな心身の状態を表出してみせる
イ・ビョンホンの類い稀な演技能力。

その演技能力が物語の単調さをみごとに救い出している……。

ほかの俳優もほんとうに素晴らしいのだが、
この長編を乗りこえるのに必要な、
イ・ビョンホンが持つような
演技の幅の広さ、深さはないのだ……。

ビョンホン・ファンの多くの方が指摘されるように、
この作品にはビョンホンの魅力のすべてが表出されている
と言っても過言ではない。

作品の完成度からすると「甘い人生」のほうが数段上だが、
それでも「甘い人生」のビョンホンは、
ビョンホンの中の僅かなのだと思い知らされる……。

画像画像







ほかの大きな収穫をあげると、
私の超お気に入りのホ・ヂュノと
ビョンホンがずっと一緒に芝居やってるの観れたこと。
いやあ、めちゃくちゃよかった。最高のコンビです……!

もうひとつ、
ビョンホンの元恋人がソン・ヘギョだってことがわかったこと。
知らなかったのは私だけなのだろうが……(泣笑)。

別れた事情は知らないが、
ドラマの中でこれだけ愛し合うと、
現実の恋愛のほうがむつかしくなってしまうかも……。

凛とした、とてもかわいい、魅力的な女優さんだ。

私の個人的な好みはどちらかというと、
チョンエをやっているチェ・ジョンウォンのほうなのだが……(笑)。

最後に、どなたか、
イム・デスの親分をやっている俳優と、
米マフィアの下で働いている在米韓国人の役をやっている俳優の名前、
教えていただけないでしょうか。
時々見かける私のお気に入りの俳優なのですが……。

スクリーンさん、作品、ありがとうございました。

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●Byunghoneyさん
初めまして。ブログお読みいただいているそうでありがとうございます。
「オールイン」に嵌ってしまったのは正しかったのではないでしょうか(笑)。
しかし4セットお持ちとは驚きです。
「仲間を思う心の映し出されるシーンが大好きです」
ほんと、いいですよねえ。どこもホロッときます。
「ノムノムノム」のチャンイ、私もはやく観てみたいです……。

●ろみさん
チョンエ役のチェ・ヂョンウォンさん、いいですよねえ。
私の大好きなイ・ウンジュの面影をすこし感じました。
「キ・ジュボン」ですか。脇でよく観ますよね。
「キム・ビョンセ」はギャンブラー役ですよね。
かれもすてきな俳優でしたが、アメリカ人マフィアに直属していて、
最後に「おれもボスから離れたほうがいいかな」みたいなセリフ
言ってる俳優なんですが……。

●アジアの瞳さん
「俳優自身のソウルってどの程度演技に出てくるのでしょうか。
すべてですか?」
イ・ビョンホンの凄さは、ごく一般的な言い方をすると、
物語に対する並外れた想像力と集中力だと思います。
その想像力と集中力が、かれ自身意識できないかれの無意識
(ソウルと言ってもいいかと思います)を顕れさせるのだと
考えるといいのではないでしょうか。
俗な言い方をすれば、「火事場のクソ力」みたいなものです(笑)。
ビョンホンの場合、その力が並外れて強い、
無意識が並外れて豊かなのだとおもいます……。
その豊かさはどこで培われたのか、
かれの心の中心には何があるのかは、
かれの生育環境が詳細にわからないと
うまく了解できないような気がします……。

●向日葵さん
ありがとうございました。
「チョン・ホビン」で調べたら、確かにそうでした。
「友へ チング」「ブラザーフッド」などでも観ていました。
今回ですっかり私のお気に入りになりまして……(笑)。
「韓国ドラマを見ていると、悲しいかな最近の日本ドラマ
ほんと見る気がしません」
私もそうなんですが、仕方ないですよね……?(笑)

●hirahiraさん
はじめまして。
「この後にも先にも、これほどの清潔感がにじみ出る作品が
ないのです」
ビョンホンの作品には、ということなのでしょうか?
私は、かれはいつも清潔だと観ているのですが……。

●うすゆき草さん
テレビドラマと映画の創り方はたしかに違うところもありますが、
演じているビョンホン自身には違いなどなくて、
どっちも同じなのではないでしょうか……。
「巫女としてのイ・ビョンホン」で書いた以上のことは
まだ私には言えないのですが……。
すみません。

●てっせんさん
はい、キ・ジュボン、「公共の敵」の冒頭で……。
けっこうあちこちで観ていて大好きなのに名前がわからなくて……(笑)。
パク・サンミョンもいいですねえ、「反則王」で観ましたけど。
「花嫁はギャングスター」、探してぜひ観ます。
はい、チョン・ホビンでした。
キム・テヨン、私も好きです。
ちょっと若いころの吉村実子さんを彷彿させませんか?
ほんと、こういう俳優さんもっと大事なしないとだめですよね。
「LIES/嘘」、これも探して観ます。
しかし、てっせんさんの情報、
女性ファンと一味違っているのでものすごく重宝します。
これからもいろいろ教えてください…… ! (笑)
笑っていますが、真剣ですから……。

●てっせんさん
わざわざありがとうございます。

●てっせんさん
「陽の目が当たる」でいいんじゃないでしょうか。
お気持ちがすごくよくわかりますので……(笑)。

●スクリーンさん
やっと観れました。
前からすこしずつ観てたのですが、少しずつだと
どうしても自分の中で流れが途切れるので、
休みを利用して最初からまた一気に観ました……。
といっても半分は旅先でなのですが……。
原作があることは知っていましたが、そういう内容でしたか。
読む時間までは……(笑)。

●スクリーンさん
チソンですね、わかりました、訂正しておきます。
あるサイトのコピーですが、けっこう不正確なんですね。
訂正していただくと助かります。
キ・ジュボン、いいですよねえ。大好きです。
かれが手下をポコボコに殴るシーンは
ちょっとユーモラスに見えて大笑いしましたが……(笑)。
「チェ・スンイルさんの本に拍手したい」
原作、そんなにひどかったんですか……?(笑)
シスターマリア、
参考にしたサイトではスンドンの元恋人になってましたが、
スンドンがマリアと話すシーンがあって、
「おまえには苦労した」みたいなことを言っていたので、
観終わるまでじつは私は「スンドンの娘」だとばかり
思って観てたんですよねえ……。
はやく教えてくださいね。登場人物の項目、
間違ってたら訂正しなくちゃいけないので……(笑)。

●こむぎさん
「家庭に入って良いお母さんになってほしい」
イ・ビョンホンがそう言ったのが破局の大きな理由ということですか?
そうだとしたら、おっしゃるように難しいかもしれませんね……。

●こむぎさん
ワイドショーなんかだと本番中に次のVTRを編集していること、
しょっちゅうでしたが、韓国ではドラマまで……(笑)。
本作、たしかに時間に追われながら作っているので
どうしても粗くなるなあと思って観ていましたが、
時間と競争しながら死に物狂いで間に合わせる覚悟で
撮らないと、こういう大作、
なかなか作れないのも事実だろうなあと思います。
人間、困ったもんですよね……(笑)。

●スクリーンさん
「妹」ですか……。
引用では昔の「スンドンの恋人」になっていますが、
あの面倒の見方、甘え方をみていると、
どうもそういう関係には思えませんよね……。
で、なにをごらんになってるんでしょう……?

●まゆさん
はじめまして。
そうですねえ、彼女は特別…、と言いたいところですが、
日本の俳優(とくに舞台俳優)の大半は
基本的には同じようなことをやっています。
彼女よりは隠すのがちょっとうまいだけで……(笑)。
いや、映像俳優も似たようなものですかねえ。
そのあたりは現場にいる友人の佐野史郎や柄本明に聞けば
もっとよくわかるとおもいます。
それで二人とも会うたびにグチばかりこぼしてます。
柄本はいつも「あのやろう、このやろう」と罵ってるし、
佐野は「死にたい、死にたい」と泣いてばかりいますし……(笑)。
まあ、穴があったら入りたいのは事実なのですが、
一方じゃ、私たちにとってはホント他人事じゃすまなくて……(笑)。

●スクリーンさん
はい、笛木優子、めちゃくちゃ役得です。
最後はビョンホンに抱きしめてもらえるし……(笑)。
演技は恥ずかしいくらい下手ですが、
まわりの韓国の俳優さんたちにとても緊張しながら
一生懸命やっているところが素直でいいかな……?(笑)
「美しき日々」20回も……!
はやく観たいのですが、なかなかまとまめて時間がとれなくて、
いまのところ、いつになるのやら……。

●hirahisaさん
「務所暮らしのイナがとても好き。絶対好き。」
ああ、と少し理解できたような気がします。
私も、いちばんいいのは刑務所時代のイナだと
思っているからなんですが……(笑)。
ただhirahisaさんほど私は厳しくないというか、
まあ、いい加減な男なんでしょうね……(笑)。
オールイン→美しき日々→ハッピートゥギャザー。
はい、私の中でもだいたいそうなっていますので、
大丈夫です……。

●ライラックさん
「英語字幕のDVD」「英語の辞書片手に見た」
ドラマにも感動しましたが、ライラックさんにも感動します!
人間、なんでも好きになると凄いですよね(笑)。
「ウソクの生い立ちは韓国ドラマではありがちですが」
ライラックさんでしたか。コメント欄で探すのが大変で、すいませんでした。
いまにして大変貴重なコメントをいただいたととても感謝しています。
「スヨン一筋のイナが、リエに『くどいてみろよ、落ちるかも・・・』
というようなセリフを言うシーンは、もっと浸って堪能したかった」
笛木さん、お芝居をしようとする、でもうまくいかない、
それで「現実」(演じてない自分)がチラチラ見えてしまうんですよね。
一言でいえば、演技の完全な勘違いです。
お芝居をする、演技をする、ということは、
お芝居をしない(演技をしない)で、
いま目の前にある現実(物語)をただ生きればいいだけなのに、
お芝居をしようとするから(ふだん人間がやらないことをやろうとするから)
うまくいかない、不自然になってしまうんですよね。
そのあたりがもうビョンホンなんかと決定的に違っています。
ビョンホンはものすごくやりづらかったと思いますが、
それでも彼女の演技の間違いを含めて、
彼女をしっかり受け止めながらやっているのがわかりました。
ただ、演技はどんなにがんばっても、ビョンホン自身は50%しかできなくて、
残りの50%は相手(笛木)がやるものです。
つまり、二人合わせて100%なんですよね。
ですからいくらビョンホンがよかろうと、相手(笛木)が失敗すると、
その場面は観ててやっぱりうまくいかないということになるんですよね。
共演しているCMが自然だとしたら、笛木さんがお芝居しなくて、
ふだんのまま、あるいはふだんの延長でやっているからです。
ほんとうは、物語(フィクション)も同じように、
ふだんのまま、あるいはふだんの延長でやればいいのに、
普段やらないお芝居をしようとするから失敗するわけです。
日本の俳優の大半はそのことがわかっていませんが、
韓国の俳優はそのことがみんなしっかりわかっています。
そのあたりでもう現在、
邦画と韓国映画の質が決定的に違ってしまっている、
といっても過言ではないとおもいます……。

●ももさん
おっしゃる通り、俳優はとてもすばらしいのですが、
脚本の分野がまだすこし力不足かなと感じることが多いですね。
脚本力に関して言えば、映画界だけでなく、
文学を筆頭に「書かれる物語」全体の底力が必要なんだとおもいます……。
「イナさんの会社のスタッフ」
たしかにめちゃくちゃ弱いです。
あれでどうやって勝てるんだろうと……(笑)。

●ひまわりの種さん
そうですね。しつこい音楽、嵌るひとには嵌るだろうなあとおもいます。
脚本の粗さ、音楽の多用、
それでも魅力的なのは創り手たちの
「腕力」のなせる業なんでしょうねえ……。

●picaさん
文字数の制限で…、すいません。

ありがとうございました。

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韓国  SBSドラマ 全24話

演出: ユ・チョリョン
原作: ノ・スンイル
脚本: チェ・スンイル

出演
イ・ビョンホン キム・イナ
ソン・ヘギョ ミン・スヨン
チソン チェ・ジョンウォン
パク・ソルミ ソ・ジニ
パク・キョンリム
チェ・ジュニョン

第1話「放浪の日々」
孤児のイナは、幼い頃から叔父で賭博師のチスと地方の賭場を渡り歩きながら育った。18歳になったイナは、ソウルに向かう列車の中で少女スヨンと出会う。スヨンは駅でカバンを盗られるが、犯人は町の映画館「キョンソン劇場」を根城にするイナの不良仲間だった。母を亡くしたスヨンは、映写技師の父チョンテを頼って劇場を訪れ、イナと再会する。高校に復学したイナは、不良グループのリーダーであることから孤立していた。そんなイナに興味を持ったのは、優等生でキョンソン劇場のオーナーの息子チョンウォンだった。
第2話「友との出会い」
イナとチョンウォンは、スヨンの父チョンテを痛めつける暴力団「プルゴム組」の組員テスらを撃退するものの、逆に狙われるようになる。賭博で多額の借金を負っていたチョンテは借金返済のため、チスにイカサマ賭博を依頼する。一方、チョンウォンは父トファンが経営するナイトクラブにイナたちを連れて行くが、プルゴム組と遭遇。仲間のシボンが拘束され、イナたちは救出に向かう。その頃、チョンテはチスのイカサマ賭博で大金を手にするが、帰宅途中に賭場で一緒だった相手に襲われ、命を落としてしまう。
第3話「新しい世界」
プルゴム組組長テチを放火致死させた罪で、イナが刑務所に投獄され、6年あまりが過ぎた。ある日、イナは同じ監房のチョングが袋叩きにされているところを助ける。チョングは刑務所内の賭場で、スソン組組長サンドゥにイカサマ師として雇われていたが、負け続け、次の博打で勝てなければ命はないと脅されていた。イナはチョングの窮地を救うため賭場に出るが、相手方のイカサマ師は、兄テチを殺され憎悪に燃えるテスだった。一方、身寄りのないスヨンは、済州島の修道院でシスターになる修行を積んでいた。
第4話「それぞれの再会」
仮釈放となったイナは、かつての仲間たちに温かく迎えられる。しかしその夜、イナはテスの放った刺客に襲われケガをする。身を隠すため、イナはチョングを頼ってチェジュ(済州島)へ向う。一方、アメリカの大学でホテル経営を学ぶチョンウォンは、実業家ソ・スンドンの娘チニと急接近する。イナはスヨンがチェジュ(済州島)の修道院にいることを知り、会いに行くが、すでにスヨンの姿はなかった。イナはチョングとともにチュンムンホテルのカジノで保安要員として働くことになるが、そこにはスヨンが新人ディーラーとして配属されていた。
第5話「よみがえる友情」
ついに再会したイナとスヨン。しかし、ディーラー初日のスヨンは在米韓国人の大物ギャンブラー、マイケル・チャンを相手に負け続ける。総額26億ウォン。事態を聞きつけ、チョンムンホテルを経営するオアシスグループ会長スンドンも、ソウルから駆けつける。スンドンの側近となったチョンウォンは、ディーラーとして働くチニと再会する。ゲームが再開された。マイケルの弱点を見つけられないチョンウォン。一方、スヨンを助けようとモニターを凝視していたイナは、あるところでマイケルがペースを崩すことに気付く。
第6話「2つの恋」
チョングとともに出張でソウルに行ったイナの前に、テスが現われる。その場を何とか逃れるが、テスはイナの居場所を執拗に追う。また、刑務所を出たサンドゥがトファンの手下となり勢力を広げつつあることを知ったテスは、その傘下に入ることに。一方、イナの才能に目を留めたスンドンは、イナにカジノで行なわれるギャンブルすべてをマスターするよう指示。教育係としてスヨンが任命される。すでにルールを把握していたイナは、負けたほうが勝った者の言いなりになる、という条件を付けてスヨンに勝負をもちかける。
第7話「結ばれた心」
カジノのピットボスに抜擢されたイナは、瞬く間に頭角を現わし、スヨンはイナに話し方のマナーや外国語をレッスンする。二人で過ごす時間が増えるにつれ、イナとスヨンの距離も縮まっていく。一方、チョンウォンはスンドンからシーワールドホテルのカジノ買収を任され、チニはチュンムンホテルの新理事に就任する。しかしその陰では、トファンの命令を受けたサンドゥが、テスを従え、シーワールド・カジノの株主を脅して持ち株を次々と手に入れていた。テスはついにイナとチョングがチェジュ(済州島)にいることを突き止める。
第8話「危険な賭け」
テスを従え、チュンムンホテルに現われたサンドゥは、イナにチョングと組んでイカサマ賭博をすることを持ちかける。断れば友人や今の平穏な暮しを失うことになると、サンドゥに脅迫され、イナの心は激しく揺れる。一方、スヨンは念願の海外営業部への異動を推選される。スヨンとの幸せを手放したくないイナは、苦渋の選択をし、ソウルに向かう。博打の相手は、デパートの社長で花札の腕利きハン・ミョンジン。サンドゥはハン・ミョンジンが持つシーワールド・カジノの株を、博打で奪おうと画策していた。
第9話「かけられた嫌疑」
トファンの脱税や賄賂の事実が記された秘密書類を盗み出したチョンウォン。スンドンは、裏切ったチョンウォンがトファンの息子であることを知り、愕然とする。チョンウォンはチニに辞意を告げ、オアシスグループを去る。一方、賭場では仕掛けを作ったイナとチョングが圧勝。莫大な金がサンドゥの元に届けられる。しかし賭場が明けた直後、ハン・ミョンジンが何者かに殺される。警察は賭場の防犯カメラに写っていたイナとチョングを第一容疑者として手配。身の危険を感じたサンドゥは、テスに二人を殺害するよう命じる。
第10話「逃亡」
隠れ場所をテスに見つかり、イナたちは追い詰められるが、仲間たちの助けで危機一髪のところを逃れる。チョンウォンはイナとチョングの海外逃亡を手配。出航の夜、イナはこらえきれずにスヨンに最後の電話をかけ、「愛してる」というスヨンの言葉に涙する。一方、トファンはシーワールド・カジノを買収し、チョンウォンが社長に就任する。密航から2ヵ月後、アメリカに着いたイナとチョングを、在米韓国人のジェニーが出迎える。だが、ジェニーに有り金を全部だまし取られ、二人はアメリカでの不法滞在の厳しい現実を知る。
第11話「賭けの代償」
イナが突然を消し、ショックを受けたスヨン。チョンウォンはスヨンを元気付けようと食事に誘う。イナへの想いを語り尽くしたスヨンは、酒に酔い眠ってしまう。翌朝、ホテルのチョンウォンの部屋で目を覚ましたスヨンが、チョンウォンと朝食をとっていると、シーワールド・カジノのやり方を抗議しにきたチニが現れる。一方、イナとチョングはジェニーに誘われ、カジノを訪れていた。勝負強さを見せるイナに、負けた客がケンカを吹っ掛けてくる。さらに、チョングはイカサマがばれ、警察に連行されてしまう。
第12話「新天地を求めて」
イナとチョングは、高価な美術品や骨董品のオークションで巨万の富を築いたファルコーネの元で働くことになった。その頃、チニはシーワールド・カジノが勢力を伸ばし、チョンウォンがスヨンに惹かれていることに焦りを感じる。スヨンはチュンムンホテルを辞め、シスター・マリアの勧めでロサンゼルスの大学に留学する。ファルコーネの娘リサの翻訳のアルバイトを始めたスヨンは、リサと共にファルコーネ邸を訪れる。スヨンは急遽オークションでの日本語の通訳の代役を頼まれ、警備のため会場にいたイナと再会する。
第13話「つかの間の幸せ」
思いがけず再会したイナとスヨン。突然姿を消したイナをスヨンは頑なに拒むが、イナは辛抱強くスヨンを待ち続ける。ようやく心を開いたスヨンに、イナは二度とひとりにしないと誓う。一方、出張でアメリカに行くことになったチョンウォンは、スヨンへのプロポーズを決意する。しかしチョンウォンとの待ち合わせにイナと一緒に現れたスヨンを見て、チョンウォンは、スヨンへの想いを押し殺す。イナとスヨンは二人きりで結婚式を挙げることに。しかし結婚式当日、イナとチョングにファルコーネからの仕事が入る……。
第14話「奇跡」
ファルコーネの仕事とは、ベトナムマフィアと取引し始末すること。仕事をすませたイナはスヨンの待つ教会へ車を走らせるが、途中でマフィアの報復に気づく。ボスを守るために屋敷に戻ったイナは、その銃弾に倒れてしまう。いつまでたっても現われないイナを心配したスヨンは、チョンウォンに様子を調べてくれるよう頼む。チョンウォンはスヨンに、イナがマフィアとの抗争で命を落とした、と告げる。悲しみにくれるスヨンは済州島に戻り、寝込んでしまう。数ヵ月後、イナは奇跡的に意識を取り戻す。
第15話「失意の中で」
ファルコーネはイナとチョングにアメリカ永住権と報酬を与え、希望どおり組織から解放する。イナは韓国のチョンウォンに電話をしスヨンの消息を尋ねるが「スヨンのことはあきらめろ。君にスヨンを愛する資格はない」と言われる。絶望感から酒浸りの荒れた生活を送るイナ。なんとかして力になりたいと考えたジェニーは、イナとチョングに本格的にギャンブルの勉強をすることを勧める。その頃、済州島ではチョンウォンがチュンムンホテル買収に成功。チョンウォンはスヨンにチュンムンホテルで働いてほしいと持ちかける。
第16話「帰郷」
プロのギャンブラーに成長したイナは、ラスベガスで行われたポーカー世界選手権に出場する。見事チャンピオンの座に輝いたイナ。そんなイナを、マイケル・チャンという男が興味深く見つめていた。一方チョンウォンは、改めてスヨンに愛を告白する。チョンウォンのスヨンへの想いは周知のものとなるが、スヨンはチニから「アメリカ出張中に偶然イナを見かけた」と聞かされ激しく動揺する。それを知ったチョンウォンはイナの消息を調べるよう部下に命じる。同じ頃、イナはアメリカを後にし、済州島へ向かっていた。
第17話「新たな挑戦」
イナは韓国に戻ったことを伝えようとテジュンを呼び出すが、その道中でテジュンが何者かに襲われる。腹を刺されたテジュンをイナは病院に運び込むが、テジュンは意識不明の重体に。一方テジュンが襲われたことを新聞で知ったチョンウォンは、父の部下ヤン・スングクを呼び出す。チョンウォンの予想通り、事件はスングクが仕組んだものだった。イナはマイケル・チャンの指示で、マナーやゴルフ、ワインなどの教養を身につけるべくレッスンを受ける。そんなイナを見守っていたリエが、イナに急接近する。
第18話「画策」
イナが人生をかけたギャンブルをスタートさせる日が近づいていた。巨額の資金を投入し、済州島のカジノビジネスの権利を全て獲得しようというのだ。大きな賭けを前に、イナは揺れていた。スヨンが住む修道院へ向かったイナは偶然スヨンを見かけるが、遠くから見つめるだけだった。数日後テジュンの意識が戻ったとの知らせが入り、イナはソウルへ向かう。一方、新たなビジネスに着手したチョンウォンに、父・トファンは有力者の娘との縁談を目論む。反発するチョンウォンだったが、父から逃れられない自分をも感じていた。
第19話「対決前夜」
チョンウォンはスヨンを呼び出し、ラスベガスで渡しそびれていた指輪を渡す。スヨンはイナとの思い出に訣別しようと、自分で決めたイナの命日に菊の花を海に投げ入れる。一方マイケル・チャンと手を組むことにしたチニは、ISICのジミー・キムの元を訪れ、彼がイナだということを知る。数日後、テジュンが襲われたのはテスの差し金だと知ったイナは、テスに会うためにソウルに向かう。やがてスヨンの手がける火山ショーのオープニングの日がやってくる。そこには招待客に混じり彼女を見つめるイナの姿があった。
第20話「勝利への道」
火山ショーのオープニングセレモニーでイナを見かけたスヨン。スヨンはイナを探して会場を走り回るが、その姿を見つけることができない。チョンウォンはしかし、スヨンを見つめるイナの姿を確認する。その頃ソウルでは、サンドゥの留守にテスがクーデターを起こし、スソン組を乗っ取る。一方、ISICのシーワールドに対する圧力は日ごとに増し、チョンウォンは「ジミー・キム」の動きに焦りを募らせていた。そして第一回目の事業者が選定され発表となる。その審査会場で、チョンウォンは「ジミー・キム」の正体を知る。
第21話「別離」
「ジミー・キム」がイナだったと知り、チョンウォンは衝撃を受ける。殺人容疑のことや資金の出所などを矢継ぎ早に質問するチョンウォンに対し、イナは「今でもおまえは俺の友達だよな」と語る。イナの存在を知り激しい怒りを感じたトファンは、ついに彼を始末するようスングクに命じる。一方、チニとの待ち合わせでハルラホテルを訪れたスヨンは、偶然イナの姿を見かける。二人を心配したチニは、イナとスヨンにそれぞれの電話番号を教える。イナとスヨンはついに向き合うが、スヨンはイナに別れの言葉を告げる。
第22話「暗雲」
スングクの命令を受けたテス一味が、イナとチョングを襲撃する。危機一髪のところに助けに入ったのは、ファルコーネの部下チュニルだった。テスがイナを仕留め損ねたと知ったスングクは、自ら手を下すとチョンウォンに告げる。一方、念願叶って結婚を果たしたチスとヒョンジャに、イナは済州島でのバカンスをプレゼントする。イナのビジネスは順調に進んでいたが、マイケル・チャンの資金の一部がマフィアのものだという噂が流れ始める。そんなある日、チョンエとテスの結婚式が執り行われた。イナは会場へと向かう。
第23話「陰の敵」
イナに祝福され、結婚式を終えたテスとチョンエ。テスはチョンエのためイナとの諍いを終わりにすると告げる。しかし直後、二人の車をサンドゥ一味が襲う。イナは済州島に戻るが胸の痛みに倒れてしまう。担架で搬送されるイナを目撃したスヨンは、チニからイナが危篤状態に陥っていると聞き、自身もショックのあまり高熱で倒れてしまう。それでもスヨンは自身の体を顧みずイナの病室を訪れる。数日後、意識を取り戻したイナはスングクに呼び出され、これ以上邪魔をするならおまえの「一番大切な人」を消すと脅される。
第24話「旅立ち」
このままではスヨンに危険が及ぶと考えたチョンウォンは、彼女にホテルを辞めるよう告げる。数日後、テジュンからハン・ミョンジン事件の捜査がほぼ終わったと聞き、イナとチョングは無実を証明するために検察に出頭する。起訴猶予を受け、晴れてふたりは自由の身に。一方、事件の再捜査が始まりトファンが警察に拘束される。動揺するチョンウォンに、トファンは自分を踏み台にしろと説く。疑いの晴れたイナはリエからある重要な情報を告げられ、ひとつの決心をする。スヨンはオルゴールを手に、丘の上の家へと向かう。


登場人物
●キム・イナ(イ・ビョンホン 少年時代チン・グ)
凄腕のバクチ打ちである叔父に育てられる。都会の片隅で刹那的に生きていた時にスヨンと出会い、それにより獄中で青春を失うが、心の中で一途に女の面影を持ちつづける。賭博に天賦の才能をもつゆえ行くところ修羅場となる運命の持ち主。酔いつぶれたスヨンを背負いながら「俺がどれだけお前のことが好きか、お前には分からないだろう」と呟くなど殺し文句は事欠かない。不幸が多すぎたため自己愛が薄く、育ての親である叔父や仲間の笑顔で気持ちが一杯となる好漢だがその分だけ幸福になるのに躊躇する癖もある。
ミン・スヨン(ソン・ヘギョ 少女時代ン・ジミン)
イナの恋人。薄幸な少女時代を過ごし、シスター(修道女)を目指していたが、一転してカジノのディーラーに就職する。賭博以外は社会不適格者であるイナの面倒を見るのが楽しみだが、運命の嵐に泣かされることに。「家を建てたら住んでくれないか」と言うイナの求愛にも応じる。
チェ・ヂョンウォン(チソン 少年時代コ・ドンヒョン)
イナの親友にしてライバル。スロット王と呼ばれる富豪の家に生まれる。インテリで周囲への気配りも忘れない男だが、優しい顔に似合わず、利用できる物は全て利用し、敵を叩く際には一切容赦をしない。愛するスヨンに対しては紳士的で、ダイヤをプレゼントして「要らなかったら捨てて下さい」という一面も。
ユ・チョング(ホ・ヂュノ)
獄中でイナと義兄弟となったギャンブラー。出所後は済州島のカジノで保安要員をしていたため、チョングを頼ってきたイナはディーラーをしていたスヨンと再会する。イナの為なら自らの手を汚すことを厭わない友誼に厚い男だが、ジェニーに惚れるなど、イナほどにはストイックではない。
ソ・チニ(パク・ソルミ)
オアシスグループ会長スンドンの娘。留学先のアメリカでチョンウォンと出会い、以後彼に好意を抱くようになる。留学期間を終えた後は、会長の娘であるという身分を隠し、カジノのディーラーとして働くようになる。同期のスヨンとはルームメイト。
イム・デス(チョン・ユソク)
ソウルの暗黒街で生きるやくざ。放火事件で兄が死んでおり、イナを仇と狙っている。親分のサンドゥと共にイナを不幸な運命に導く存在の一人。チョンエが好き。チョンエと結婚するも、その直後に殺される。
パク・テヂュン(チェ・ヂュニョン)
イナの不良少年時代からの友人で、刑事。
チョンエ(チェ・ヂョンウォン)
イナの幼なじみでヒョンヂャの娘。イム・デスと結婚する。
キム・チス(イム・ヒョンシク)
イナの叔父で、育ての親。イカサマ賭博師。
チャン・ヒョンヂャ(パク・ウォンスク)
チスの幼なじみ。女手一つでチョンエを育てる。
シスター・マリア(ソン・チェファン)
スンドンの恋人だった過去を持つ修道女。孤児になったスヨンが唯一頼れる存在で、大きな愛でスヨンを見守る。シスターになることを断念したスヨンにカジノのディーラーの仕事を紹介したのも彼女である。
チェ・ドファン(イ・ドックァ)
チョンウォンの父。オアシスグループと敵対するシーワールドグループの会長。激しい野心家であり、己の野望のためなら恥を捨てて土下座することも厭わない。
ユン・ヘソン(ソヌ・ウンスク)
トファンの後妻、チョンウォンの義母。
ヤン・スングク(チェ・ヂョンファン)
トファンの側近。いつも無表情に何かを企んでいる。
ソ・スンドン(チョ・ギョンファン)
チニの父親でオアシスグループ会長。
チャン・ミラン(チェ・ラン)
カジノのマネージャ。、のち理事。
ジェニー(キム・テヨン)
在米韓國人の詐欺師、ギャンブラー。アメリカに密航して誰も頼る人のないイナたちを騙し、金を巻き上げるが、その後、紆余曲折あり、何かとアメリカでのイナたちの面倒を見てくれるようになる。イナのビジネスパートナー。
マイケル・ヂャン(キム・ビョンセ)
ラスベガスでホテルを経営するベンチャー企業家。在米韓國人。プロのギャンブラーでもあり、イナとは不思議な因縁がある。
●リエ(笛木優子)
マイケル・ヂャンの愛人でプロのギャンブラー。日本人。イナに好意を抱き、誘惑する。


この記事へのコメント

Byunghoney
2008年08月04日 17:34
山崎さん 皆さん 始めまして!

ずっとのぞき見だけさせていただいておりましたが
Byunghun ssi作品の中で 私が一番大好きな「ALL IN」を取り上げて下さり
本当に 嬉しくて 書き込みさせていただきます。
私が Byunghun ssiを知り 短期間の間に 完全に 嵌り込んでしまった原因が
この「ALL IN」です。
DVDが 本当に 駄目になるほど 鑑賞しました。
(4SET 持っているので 大丈夫ですよ!)

文章力がなく どう書けばいいのか わかりませんが
山崎さんの 書かれているとおり
「ALL IN」は Byunghun ssiの魅力の全てが 凝縮された 作品だと思います。
スヨンへの 一途な愛も 最高の魅力ですが
やはり1番の魅力は (男の友情)だと思います。
イナが 仲間を思う心の映し出されるシーンが 大好きです!
それも 全てByunghun ssiの演技力に 因って 力強く男らしい友情であったり
弱弱しく揺れ動く友情であったり…
Byunghoney
2008年08月04日 17:35
続き…

Byunghun ssiの 哀愁あふれる 表情に因って 荒々しいだけではない 素晴らしい作品に仕上がったのだと思います。

はぁ…今 新作映画「ノムノムノム」の チャンイにも 落されていますが
これを機会に 今日は「ALL IN」を鑑賞しようと思います。

本当に 沢山の人に この作品は 観ていただきたいです!

取り上げていただき ありがとうございました。 
ろみ
2008年08月04日 19:13
山崎さん、私もチョンエ役の女優さんが
気になりました。ドラマの中では
幸せになってもらいたかったのに・・・。

イム・デスの親分、サンドゥを演じたのは
キ・ジュボンです。
出演作、多いですね。

http://www.hf.rim.or.jp/~t-sanjin/kijubon_p.html

在米韓国人を演じたのは
キム・ビョンセです。

http://www.hf.rim.or.jp/~t-sanjin/kijubon_p.html
ドラマ「新貴公子」では プレイボーイ、
「火の鳥」では 弁護士でした。
アジアの瞳
2008年08月04日 19:17
 山崎さん、こんばんは。
いつもビョンホンssiの演技についての熱い熱いお話、感激しながら読ませていただいています。
さすがプロの方の視点はすごいんですね。
今、ビョンホンさんは韓国で公開中の映画で「チャンイ」という悪役で出演中です。初めての悪役でしたが、ものの見事に進化、卓越した表現力で私たち全国のファンは、今を生きる「チャンイ」に夢中です。
彼の演技には私たちを奮い立たせ、生きる力を与えてくれる何かがあるんですよね。
体中がヒートしているような情熱が私たちを感化するのでしょうか。
山崎さん、私はビョンホンさんの演技を見ながら常に一つの疑問が生じるのです。
演じるということは何が軸になっているんでしょうか。その俳優自身の「ソウル」ってどの程度演技に出てくるのでしょうか。
すべてですか?

この人は一体どういう人なんだろう。
彼の心の中心に何があるんだろうと思うんですね。
向日葵
2008年08月04日 19:29
はじめまして。
私もビョンホンシのドラマでは、オールインが一番お気に入りです。
山崎氏のオール・イン評価、そうそう、その通りと大きく頷きながら読ませていただきました。
イナという男の生きざまを見事に演じきってると思います。

韓国ドラマを見ていると、悲しいかな最近の日本ドラマほんと見る気がしません・・

ところで、質問の
>米マフィアの下で働いている在米韓国人の役をやっている俳優の名前は

チョン・ホビンさんじゃないでしょうか?
いま韓ドラの「朱豪」を見てるのですが、ウテという役で出ています。
この方ですよね。この方も素敵な俳優さんですね。
http://www.hf.rim.or.jp/~t-sanjin/chonhobin_p.html

もう人方は判りません^^;
hirahira
2008年08月04日 21:21
はじめまして。

どうしてもひとつ言いたい事があって。

私はこのイナさんの「清潔感」
これがたまらないのです。

この清潔感はやはり
イ・ビョンホンさん自身から
にじみ出るものだと思いませんか?

この後にも先にも、
これほどの清潔感がにじみ出る作品がないのです。

うすゆき草
2008年08月04日 21:24
山崎さんこんばんは!!

いよいよドラマにはいりましたね、此処に来る方は、ビョンホンさんの演技をプロのもしかしていままでご本人をあまり知らない方の批評を期待しているのです。
どうぞ忌憚のないご意見お考えをおまちしています。
ドラマを始めてみて映画の演技とどのように違うか又こんなところが、この人の持ち味だと言うような事を伺いたいとおもいます。
てっせん
2008年08月05日 00:06
こんばんは
イム・デスの親分というので、はじめはパク・サンミョンのことかと思いましたが、ろみさんのおっしゃる通り、キ・ジュボンという俳優のことだったんですね・・この人が、「公共の敵」の冒頭で拳銃自殺しちゃう刑事役でしたね。ちなみに、パク・サンミョンもほんとに面白い役者で、「花嫁はギャングスター」や「反則王」などで抱腹絶倒の演技をしてくれております。

それから、山崎さんご指摘の在米韓国人役の方はおそらく、チョン・ホビンのことじゃないでしょうか・・・

ついでに、私が気にかかっていた女優は、在米韓国人ジェニー役をしていたキム・テヨンという人です。
スキャンダラスな映画、「LIES/嘘」で献身的な演技をしていたので、その後がとても気になっていた、独特な魅力のある人です。こういう女優にもっと陽の目が当たって欲しいと願っています。

てっせん
2008年08月05日 00:13
チョン・ホビンのことで向日葵さんと重なってしまいました。失礼しました。
てっせん
2008年08月05日 00:21
陽の目が当たるという言い方はヘンでしたね
ご愛嬌ということでオユルシを(笑)
スクリーン
2008年08月05日 01:23
山崎様  ついにドラマ【オールイン】24話ご覧いただけましたか。

私もこれはけして、イナとスヨンのラブ物とは思いませんでした。あくまでも複線。
本線は友情だと思います。

内容についてはまたゆっくり時間あるときに述べさせて頂きますが、ひとつ原作についてご紹介。
これはひとりの実在するギャンブラーの本を元に書き下ろされてますが、この実在の方は、親もいて、結構裕福な育ち(チェ・ヂョンウォンのような育ちですね。)一人の人物を二人の人物を造り(孤児のギャンブルのイナ+裕福なチェ・ヂョンウォン)この物語を作ってます。
原作は あまり面白くないのでお勧めしません。裕福な韓国の息子がアメリカで一旦は成功したものの、ギャンブルや麻薬に呑まれ、母親に救いを求めるかのように帰国。。。イマイチです。もしお読みになるならお貸ししますよ。

スクリーン
2008年08月05日 01:36
続きです。【イ・ビョンホン】本作品でもいい役者でしょう。アクション、あの眼差し。。数上げ切れません。ホ・ジュノさんとの絡みもいいですよね。この役者さんも大好きです。
 【ひとつ訂正願います】チェ・ヂョンウォン役チソン が正しいです。(結構日本でも人気ありますので、クレームでる前に^^)
キ・ジュボンさんは
【JSA】(南か北の上官)【バンジージャンプする】(校長先生)でビョンホンさんと共演されてますね。名わき役ですね。
 クイズです。教会のシスターマリア プロフィールでスンドンの元恋人のなってますが、ドラマの中では(スンドンの○)というような台詞がどこかの回で出てました。次回発表しますね。
 本作品はビョンホンさんの全身で体当たりの演技そして、脚本: チェ・スンイル さんの本に拍手したい。あの原作からここまで。。)

また続き後日コメントさせて頂きますね。
私の好きな作品ご覧頂きありがとうございます。
こむぎ
2008年08月05日 06:56
刑務所内での息詰まる賭博シーン、それぞれの再会で見せた絶妙な表情、相棒チョングや仲間たちとの男気溢れる交流。
『苦手なお勉強』や『酔って寝ている(はずだった)スヨンに愛の告白』の場面などは、なんとも可愛くetc. etc. 好きなシーンは数々あれど、あまりリピートできないのは『私生活』がダブって辛いから・・・。おばさん根性丸出しです。(笑)
理由はいろいろあったでしょうけど、これからバリバリ仕事をしたい新人女優に「家庭に入って良いお母さんになってほしい」と言っても無理かも・・・。
破局後、空港で報道陣に半円形に包囲されて会見する憔悴しきった彼の姿、声が忘れられません。
(そのすぐ後に『誰にでも秘密がある』を撮ったのは周囲の配慮から?)

『オールイン』以外のドラマにも全く別人の顔があります。
山崎さん、まだまだ驚かれることと思います。
どうぞ お楽しみに・・・。
こむぎ
2008年08月05日 07:37
作品は後に残るのだから、たっぷり時間をとって丁寧な仕事をしてほしいのに、現場のスタッフたちは タイトロープを渡りきった時の快感(達成感?)が どうやら癖になっているようで・・・『オールイン』の最終回も 仕上がったテープを振りかざしたスタッフが廊下を突っ走り、ぎりぎりオン・エアに間に合わせて嬉々としていました。もう信じられない世界です。(笑)
「ここは当然撮り直しでしょう??」と素人が突っ込みを入れるくらいですから、瑕疵が多いものを山崎さんに観て頂くのは、ちょっと恐れ多い気がします。
でも彼の演技は決して裏切りませんから・・・。

ジウン監督は『ノムノムノム』のビョンホンさんを評して『恐ろしい奴』と言っておられました。
スクリーン
2008年08月06日 02:11
山崎様 こんばんは

スンドンとシスターマリアの関係は【歳の離れた妹】チョンウォンと会長スンドンの会話で出てきたように覚えてます。何話目か検証したいとこですが、只今 別のドラマに嵌り鑑賞中。
オールイン再観賞して判明次第 お伝えしますね。
 原作はそんなにひどいのですか?>いえ ひどいと言うわけではないのですが、ドラマになった【オールイン】とはあまりにもかけ離れている内容なのでした。(ドラマを観賞後 ノベライズ本購読 そして最後に原作購読。。。)
 主人公がギャンブラーは一致。
しかし、薬とギャンブルにおぼれ、妻にも愛想つかれ逃げられる、人物。
ドラマのようなかっこよさはありません。はらはらどきどきも 原作を読んで感じませんでした。
スクリーン
2008年08月06日 02:13
続きです。
原作では一人の主人公ですがドラマでは相反する境遇の二人の人物として登場させ、チングー、恋のライバル、仕事のライバル、+ 異国の地での新たな生活(マフィア)そして、原作と同じギャンブル。毎回展開に飽きることなく、はらはらどきどきでした。
 このドラマに関しては想いが深く、また時間あるときにコメントしますね。では 嵌り中のドラマ観賞続けますのでこの辺で失礼します。
まゆ
2008年08月06日 09:35
はじめまして。
日本人俳優に関するコメントお腹抱えて笑いました。私は演技のことド素人ですがやはり超恥ずかしくていつもりえのところは早送りです。日本人と言うよりあの方が単に演技がへたなだけではありませんか?日本でのドラマも見たことありますがやはりなんだか違和感ありましたが。コメントがこのことだけでごめんなさい。
スクリーン
2008年08月06日 11:12
山崎様 こんにちは
 久々 昼間のコメントです。
観賞中作品は【美しい日々】です。イ・ビョンホンと言う 俳優の名前も知らないまま借りたDVDで拝見。。。。ビョンホンファンが騒いでいた頃の、TV放送は知りませんでした。このミンチョルという クールで、なんともいえない雰囲気の俳優にみなさん惹かれ、ファンになった方も多いようです。ぜひ ご覧頂きたいです。時間に余裕があるときは【美日々】通称名^^を観ます。すでに24話分20回近くは観てると思います。
 さて本題の【オールイン 最後の愛】タイトルの付け方 日本語表記難しいですよね。
最後の愛なんて付けてるから ラブ物と思ってしまうのですよね。確かに イナの台詞に【人生最後のかけ 全てをかける】これがオールイン というタイトルに繋がるのでしょうか。
 笛木さん。。役得ですよね^^羨ましい。
彼女の演技上手下手は私には解りません(が日本での作品未見)ただ、最初見たときに、日本人(りえ)と韓国人(イナ)の意思の疎通をわざとぎこちなく演じているのかと思ってました。単に下手?でも本当に羨ましい。どうやって彼女が抜擢されたのか。
スクリーン
2008年08月06日 11:15
申し訳ないです。上記訂正あり。
【オールイン 最後の愛】>【オールイン 運命の愛】です。
hirahisa
2008年08月06日 20:48
山崎様 こんばんは

そうですねぇ
ビョンホン以外の俳優にも、
またビョンホンの作品の中
にもです。

上手くいえませんが、
潔癖性と清潔感とは違うというか…

アダルトではなく青年性というか…

どんどんイナさんは
格好よくなるのですが、
私はあの務所暮らしの
イナがとても好き。
絶対好き。

美しき日々も是非観てくださいね。
ミンチョルは清潔感が
にじみ出ているでしょうか?

オールイン→美しき日々
それを観たら次は絶対!
「ハッピートゥギャザー」を
ご覧下さい。
ライラック
2008年08月07日 19:03
山崎さん、こんばんは。
長編ドラマを見てくださったんですね。
ビョンホンさんのファンである私なんかは、ビョンホンさん見たさにかえって長いのが嬉しいくらいなんですが、お忙しい山崎さんが見てくださるとは思わなかったので、少々驚いています。
そして、コメントの重さといったらありませんね。
正座して読みたいくらいの内容でした。(笑)

私もこの作品は大好きです。
ノーカット版を見たくて、やっと手に入れたのが英語字幕のDVD。
英語の辞書片手に見たことを思い出しました。

ビョンホンさんは、賭博は経験無し、との事でしたが、賭博をしている時の鋭い視線やら先を読める眼力とか、のり移ってますよね。
そして、アクションシーンもあり、スヨンとのラブシーン、運命に翻弄され苦悩するシーンあり、スーツがビシッと似合うシーンもあれば、アメリカで貧しくも逞しく生きるシーンもあり、この作品は演技でも外見でもビョンホンさんの魅力を充分に見せてくれる作品だと思っています。
 (続きます)
ライラック
2008年08月07日 19:07
 (続きです)
叔父とのぶっきらぼうだけれど暖かい関係、地元チングとの友情、スヨンへの一途な愛情、チョングとの強い絆、後半チョンウォンに「それでも友達だよな」と言える心の深さ。
頼るし、頼られればそれに応えようとする。
韓国の作品からは、情の熱さを感じます。

「迷惑をかけないし、かけられたらキレル。」「他人には無関心」「家庭崩壊?」というような日本の人間関係希薄を憂う私には、韓国の熱さがたまらなくいいんです。

>韓国には孤児の出てくるドラマがけっこう多い、
とコメントしてくださった方がいらしたけど・・・
これって、「遠い路」で
>ウソクの生い立ちは韓国ドラマではありがちですが・・・と私書きました。
(他にもそういうコメントの方がいらしたらごめんなさい)

それに対して、
>どうしてでしょうね・・・と考えてくださった山崎さん。
 (続きます)
ライラック
2008年08月07日 19:09
 (続きです)
その答えが→
>「家族」を希求する心が貼りついている。
>韓半島が侵略されつづけた歴史を持っているからではないか
>自分たちの生活やいのちは、自分たち家族で守るほかはない。
友同士(チング)で守るしかない……。

という流れで納得しました。
日本との決定的な違いは歴史からきているのですよね。
 (続きます)
ライラック
2008年08月07日 19:12
 (続きです)
ファルコーネとジェニー(吉村実子さん、似てますね)もセリフのタイミングとか痛いところがあって、笛木さんも・・・。
こういう方々を見ていると、どんな気持ちで演技しているのかな、とか雑念が湧いてきて、ドラマに集中できなくなってしまいます。
笛木さんは、韓国人好みの顔立ちと、どこかで読んだ記憶があります。
ビョンホンさんとのシーンが、見ていると照れくさくて居心地良くないのは、ビョンホンさんとの演技力の違いがはっきりしていて、役になりきっているビョンホンさんに現実がちらちら見え隠れする相手との力の差みたいなのがつらくて堪らないのです。
特にラブシーンのようなデリケートなシーンだとなお更です。
スヨン一筋のイナが、リエに「くどいてみろよ、落ちるかも・・・」というようなセリフを言うシーンは、もっと浸って堪能したかった!というのが本音。
ライラック
2008年08月07日 19:13
役になりきっていると、相手がどんな演技であろうと質を落とさずに出来るものなんですかね・・・?

ビョンホンさんと笛木さんのシャンプーCMを見たことがあります。
こちらは安心して見られましたよ。

何はともあれ、今回も楽しませていただきました。
ありがとうございました。
もも
2008年08月11日 20:43
はじめまして。
時々お邪魔させていただいて、専門的視野からの さすがのお話を興味深く拝見させていただいております。
ビョンホンさんの作品は、その演技といい、表情といい くりかえし見たくなりますが、かといって作品としてみた場合、すべて「お気に入り」というわけでもありません。
彼の表情見たさに早送りすること、しょっちゅうです。
私が韓国ドラマを初めてみたのは例の「冬ソナ」でしたが、「何これ、少女小説(古い?)じゃん。荒っぽいなー。」と言うのが、感想でした。
その頃、ある雑誌に韓国の脚本家だったかその業界の方だったかが、「韓国の脚本は、日本のそれより10年遅れている」と言っておられた記事を読みまして、さもありなんと思ったことがありました。..続く
もも
2008年08月11日 21:32
...続きです。
その後、 韓国ドラマは ビョンホンさんの作品とNHKで放送されたもの位しか見ていませんので偏った見方かもしれないのですが、
韓国の俳優さんは皆さん演技力がおありで上手。
でも一方で脚本力は..今更ですが、ドラマチックに盛り上げるけれど荒削り。(近頃の作品はどうでしょうか?)
また 音楽で 見ている者の感覚に訴えすぎる傾向があるように思えて、時にいささか疲れを覚えたりもします。

そして「オールイン」でいえば、設定が乱暴に思えて
 *なぜあんなかわいい女の子が(そうとしか  見えない)企画室の責任者になっちゃう   の? 別の女優さんだったらよかったの   に。
 *一度は神様にお仕えしようと思った筈の人  がカジノで働いちゃうんだ!
 *イナさんの会社のスタッフもちょっとねー  としらけてしまう私なのです。
ひまわりの種
2008年08月12日 10:18
今日は。
韓国ドラマの怪(?)と言ったら何ですが
ももさんご指摘のとうりあの会社のスタッフ
はいくらなんでもですよねー、ビョンホンssi
当時は脚本にまで影響できる余裕は無かったの
でしょうね。 あのラストのナレーションを
放送何十分前に録音している様子(パンをかじりながら)を観た記憶があります。
音楽についてはこれも韓ドラ独特のしつこい世界でこれは嵌るといえば嵌ります。
最近のドラマでもストーリーの荒っぽさが韓ドラの魅力という部分はあると思います。
こむぎ
2008年08月17日 19:44
次回は『美しき日々』を取り上げてくださるとのこと、一番突っ込みどころの多いドラマなので、ちょっとドキドキです。
韓国ドラマは とにかく視聴率至上主義で、視聴者の意見で 主役交替(!)や結末が変わることも しばしば・・・台本書き直しに、作家は 死に物狂いになるそうです。
『美しき日々』もご同様。作家のユン・ソンヒさんが「監督との打ち合わせ時間が ろくに取れないまま オンエアされてみれば、ありえない演出(病人を何度も走らせたり・・・)が されていて、とても傷ついたし恥ずかしかった。」と嘆いておられました。
なので、脚本よりも私は 演出(監督さんのセンス)の方が気になります。
ドタバタの余波で、ビョンホンさんが過労で倒れるオマケ付き。あれやこれやを かいくぐっての名演です。特に後半をご期待ください。

次回作の『アイリス』では 大切に扱っていただけるのかどうか 今から心配しています。
(このところ 骨折したり靱帯を切ったり、満身創痍なのですから、もう入院騒ぎは ごめんです。)
pica
2011年04月18日 12:03
素性を明かした?ので晴れて書き込みできます(^▽^;)
オールインはビョンホンドラマの中で一番のお気に入りなんです。友情に篤いイナが最高に好きです。ビョンホンさんのビジュアルも(恋してたからか)最高だと思います。現在、顔・体・演技とも年を経てもっと素晴らしくなってますが、イナを演じた頃の若く可愛らしくかっこいいビョンホンさんが堪らなく好きなんです。チョングといる時のイナなんて、たまに5歳児に見えたりします。いつも寂しそうなイナの表情が目に焼きついてます。

そういえば、チュニルの兄貴=チョン・ホビンさん、「アテナ」に出てて、渋くてカッコイイんです。
それと、チェ・ドファン=イ・ドックァさんの娘さんも出てます。ソヨンさんもスンウさんも出てますから山崎さん、やはり「アテナ」見てくださいね~(^-^)
てつ
2011年04月19日 18:15
picaさんへ。
すいません、文字数の制限にひっかかって記事内に書けないので、今回だけこちらに書きます。
若くて可愛くてかっこいいビョンホンが大好きなんですか(笑)。そうですね、三拍子がいちばん揃った作品はこの「オールイン」かもしれないですね。ドラマを観てると時間がいくらあっても足りないので「アテナ」はたして観れるかどうか…。

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