マラソン (2005)

[142]チョ・スンウの演技のすばらしさに驚嘆した……。


画像     自閉症の障害を持った少年と
     その母親の物語……。

     実話をもとに作られているらしいんだけど、
     いやあ、「オアシス」に匹敵する
     すばらしい作品だよねえ……。

     ほんと言うと、こういう作品って
     ちょっと苦手なんだよね。

ともすると、こういうのってなんか
押し付けがましいものがチラチラ見えかねないからなんだけどさ、

「オアシス」同様、
この作品にはそういうものが微塵も感じられなくて……。

障害を持った少年チョウォンを特別扱いもしないし、差別もしない。
ごく普通の人間に接するように接している……、というのかな。
「オアシス」もそうだったんだけど、
なんたってそこに1番感動しちゃうんだよね……。

いやあ、それにしても
チョウォンを演じてるチョ・スンウ、いいよねえ……!
「ラブストーリー」もよかったけど、
少年のイノセンスをほとんど完璧に演じてみせてるよ。

少年のイノセンスに感動するのは、
心が汚れてなくてキレイだから、ということもあるんだろうけど、
人間のはじまりみたいなものを改めて思い起こさせるからなんだろうなあ。

しかし、すごいわ……。
この時いったいいくつ……? 17、8歳……?

いいシーンいっぱいあるんだけど、
中でも好きなのは、
コーチがチョウォンのリュックの中のすもも食べちゃって、
チョウォンが「すももが消えた」って探すところ。

「交換」の概念をほんのちょっと理解できるようになって、
はじめてひと(コーチ)に、
水の入ったペット・ボトルを渡すところ。

それからやっぱりラスト、
フルマラソンを終えたあと、抱きしめる母親に
「はやくお家に帰ろう」っていうところ……。

困っちゃうんだけど、ただ泣いて観てるしかないよなあ……(笑)。

母親のキョンスクをやっているキム・ミスク、
調べるとテレビドラマがほとんどみたいなんだけど、
生活感を演じられるとてもいい女優さん……。

なんか惚れちゃいそう……(笑)。

まあ、欲を言えば
もうすこし父親を描いてほしかった気はするけど、
実話なのでやっぱりむつかしいんだろうね。

いや、これも必見の作品……。  


●ちょごりさん
チョ・スンウ、ミュージカルもやっているんですか。
彼、途方もなく心が豊かな俳優なんだろうなあと思います……。

●ライラックさん
「スンウさんとお母さん役のキム・ミスクさんの演技には参りました。」
二人の母と子の演技、ほんとうにすばらしいですよね。
母が必死のあまり、間違いを起こすこともありますが、
ここにはあるべき母と子の姿が描かれていてとても感動しました。
「母親(家族)の存在は大きく、社会なサポートが欲しいな、と思いました」
母が人間の、人類の命を繋いでいくわけですから、
男も社会も徹底してサポートしなきゃだめだよ、と
とくに最近は私も大声で叫びたくなります……。

ありがとうございました。
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■117分 韓国 ドラマ

監督: チョン・ユンチョル
脚本: ユン・ジノ ソン・イェジン チョン・ユンチョル
撮影: クォン・ヒョクチュン
音楽: キム・ジュンソン

出演
チョ・スンウ ユン・チョウォン
キム・ミスク キョンスク
イ・ギヨン ソン・チョンウク
ペク・ソンヒョン ユン・チュンウォン
アン・ネサン チョウォンの父

自閉症の障害を抱え、5歳児並みの知能しかない20歳の青年が、走ることに興味を覚え、母の大きな愛情に支えられながらついには過酷なフルマラソンに挑戦する姿を感動的に綴った実話がベースのヒューマン・ストーリー。主演は、そのイノセントな演技が絶賛された「ラブストーリー」のチョ・スンウ。
シマウマとチョコパイが何より好きなユン・チョウォンは、自閉症のため5歳児並みの知能しかない20歳の青年。感情がコントロールできずいつも周囲に騒動を巻き起こしてしまう。そんなチョウォンに人一倍の愛情を注ぐ母キョンスク。“息子より一日だけ長く生きることが願い”と語るキョンスクは、チョウォンにマラソンの才能があると気づき、それを伸ばしてあげようと元有名ランナーのチョンウクにコーチを依頼する。最初はまともに指導する気のなかったチョンウクだったが、チョウォンの純真さに次第に心動かされていく。


この記事へのコメント

ちょごり
2008年09月08日 18:17
私も観ました、そして、感動した、映画です。
ほんと、山崎さんのいう、実話では、描き方がむずかしいのでしょうね、
私は、ただ前に進もうと、石垣に?、激突しながら登ろうとしている場面で、あの少年の思いが、私なりの理解が胸にせまって来て・・・

私、俳優さんの名前、中々、覚えられなくて、チョ・スンウでしたね、
この人の、ミュージカルを観たいですね、とても素晴らしいそうです、友人が観て、もう一度観たいと思ったそうです。
私は、「ジキルとハイド」のほんの一瞬をテレビで観て、いいな~と思いました。

ライラック
2008年09月12日 11:56
山﨑さん、こんにちは。
この作品も直前に見たわけではないのですが、参加させてくださいね。
スンウさんとお母さん役のキム・ミスクさんの演技には参りました。ぴったり!
コーチの態度はよくある世間の目で、ひどい事するな、ですが健気なチョウォンに胸打たれました。
純粋の一言。疑わない。要領の悪さにはらはら。
純粋な行動が人の心を動かすのですね。
最後の母子の姿、素晴らしかったです。

我が子の為、なりふりかまわずに育てることに人生を捧げる母親。この姿が良かったです。
母親が強くなるには、この子には自分が必要なんだという切羽詰った事態と我が子の力を見出す愛情。世間の目、価値観とか遠くに置いて、延々と続く子育て。
原始的な母親の力、愛情なのかな。お年寄りでもハンディのある方々でも、キーパーソンとなる母親(家族)の存在は大きく、社会なサポートが欲しいな、と思いました。が、この作品、それを訴えるものでないことはよ~くわかっています。^^
ありがとうございました。

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