王妃の紋章 (2006)

[173]いやあ、文句なしに楽しんじゃった……?


画像     いやあ、
     チャン・イーモウ、
     すごいよねえ……。

     「初恋のきた道」とか
     「あの子を探して」みたいな作品だと、
     クソっ、負けてたまるかあ
     みたいな気になるんだけどさ、


こういうエンターテイメント系の大作になると、
「ごめんなさい。まいりましたあ」って、
もうスゴスゴと引き下がって拍手するしかないんだよねえ……(笑)。

うん、面白い!
「HERO」や「LOVERS」も面白かったけど、
この作品も超お薦めだよ……。

なんたって、その圧倒的な物量作戦がすごい。
いきなり何千、何万の女たちが同じ衣装を着て、
同じリズムぶっ叩いて、
しかも映像がシャープで、リズムが良くて、ドヒャーだよねえ……。

ラストの宮殿内での戦いもただ唖然、呆然。
ひたすら物量でくるもんねえ。
またそこがいかにも何十億の人口を誇る「中国!」って感じなのよね。

ま、いつもそうなんだけどさ、
チャン・イーモウ、
中国かんじさせるの、ほんとものすごくうまいよね。

CGを使ったワイヤーアクションも、
チャン・イーモウ監督の右に出るものいないよ。
スケールが違うし、しかも戦闘をひじょうにリアルに感じさせるの。

いやあ、まいったまいった……!

無理してケチつけると、
国王の役にチョウ・ユンファ使うのはどうなの?
って思わない……?

権力欲が強くて、
王妃に毎日トリカブトを飲ませるような非情な王なんだけどさ、
王妃をやってるコン・リーの前に出ると、
チョウ・ユンファ、どうがんばっても
とても「いいひと」に見えちゃうんだよねえ……(笑)。

ま、それくらいコン・リーがいいってことでもあるんだけど、
ほかに俳優いなかったのかなあ……?
われらがチョウ・ユンファ、無理して使わないでよって、懇願……。

そう言えば、彼、ここんとこ
なんか柄でもない役が多いような気がするんだけどなあ……。

物語は、
王家の家族内のきわめて古典的な争いを描いたもので、
一言でいえば、
共同幻想(王=権力)と、対幻想(家族)は逆立するという
きわめて古典的な主題を秘めたもの。

いまふうに言うと、
家族内に社会的な価値観を持ち込んでしまうと、
家族はまちがいなく壊れてしまいます。
血が流れます。
気をつけましょうってところかな……?

文句なしに楽しみたいひとには超お薦め作品です。

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■114分 中国/香港 歴史劇/ドラマ/サスペンス

監督: チャン・イーモウ
アクション監督: チン・シウトン
製作: ビル・コン
脚本: チャン・イーモウ ウー・ナン ビエン・ジーホン
撮影: チャオ・シャオティン
美術: フォ・ティンシャオ
衣装デザイン: イー・チュンマン
音楽: 梅林茂

出演
チョウ・ユンファ 国王
コン・リー 王妃
ジェイ・チョウ 次男・傑(ジエ)王子
リィウ・イエ 長男・祥(シャン)王子
リー・マン 蒋嬋
ニー・ターホン 蒋医師
チェン・ジン 蒋氏
チン・ジュンジエ 三男・成(チョン)王子

「HERO」「LOVERS」のチャン・イーモウ監督が、10世紀の五代十国時代の中国を舞台に、栄華を極めたとある王家の愛憎渦巻く陰謀と裏切りの物語を絢爛豪華に綴る歴史絵巻。主演はチョウ・ユンファと95年の「上海ルージュ」以来久々のイーモウ作品出演となるコン・リー。共演に台湾出身の人気アイドル、ジェイ・チョウ。
唐王朝滅亡後の中国。絶対権力をほしいままにする国王を頂点とする“黄金の一族”がいた。国の繁栄と王家の栄華は永遠かと思われたが、宮廷内部では誰もが秘密を抱え、悪意に満ちた策謀が複雑に入り乱れていた。すでに冷え切っていた王と王妃。王は病気がちな王妃を気づかうふりをして薬と称した毒を与え続ける。一方、皇太子はそんな王妃との不倫を解消できずに苦悩する。王に武力を見込まれる第二王子は、久々に再会した王妃の衰弱ぶりに心を痛める。さらに、唯一汚れを知らず無邪気な存在と思われた第三王子の心にも深い闇が広がる。



王妃の紋章 デラックス版 / チョウ・ユンファ
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メーカー名ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメタイトル王妃の紋章 デラックス版アーティストチョウ

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  • mini review 08343「王妃の紋章」★★★★★★☆☆☆☆

    Excerpt: 『HERO』や『LOVERS』などのヒットメーカー、チャン・イーモウ監督による絢爛豪華(けんらん)な歴史大作。きらびやかな宮廷の裏に渦巻く陰謀と策略のドラマを華麗に描き出す。俳優陣も香港のトップスター.. Weblog: サーカスな日々 racked: 2008-12-22 18:25