イ・ジョンヒョン__俳優、歌手

■イ・ジョンヒョン(韓国)


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1980年2月7日生まれ、163Cm、42Kg。

映画
1996年 「花びら」
1997年 「マリアと宿屋」
1999年 「唾香り」
2000年 「ハッピ」

ドラマ
1997年 「七個のさじ」
2001年 「美しき日々」

受賞歴
1996年 映評賞新人演技賞、第17回青竜映画祭新人女優賞、第34回大鐘賞新人女優主演賞



映画<花びら>の少女は、すっかり成長してもう大人の女性になったが、彼女はあいかわらず「小愕魔的存在」だ。恐ろしい程にしっかりしていて、大人びた挑発的な姿を見せるからだ。寒さの中でも生き残る都市の野良猫のように、毒々しい生命力と反抗的な表情を持った彼女。か細くて小さな体のどこからあんな強靭さが出てくるのかと不思議に思う程に、あどけなくてか弱く見えるが、才気と熱情が噴き出す彼女の姿はドラマ中のマグマのようだ。実際、イ・ジョンヒョンの顔は平凡だ。
しかし、その顔を特別に描き出す演出力が彼女にはある。白くてあどけない少女の顔になったかと思うと、不良で擦れた人生を歩む女、また狂気に取りつかれた顔になったりする。その気になれば誘惑的な雌猫にもなることができるだろう。それは、澄んだ眼差しもレーザ光線のように強烈な眼差しも可能にさせる彼女の才気が、彼女の中に豊かに内在されているからだ。演技者でなく歌手としての彼女も、アルバムごとに変化する姿を見せてくれ、彼女が恐ろしいまでに可愛くて大胆な女であることを証明してくれた。
彼女の顔が白かろうが、額が広かろうがそれは特別重要なことではない。彼女は、そのマスクを白いキャンパスのように自由自在に変化させるからだ。その向う見ずな自由さは誰も真似することができない。どこに飛んで行くかわからないボールのように、彼女の今後の姿は見当できない。あえて彼女を表現しようものなら、ありふれた顔とありふれた演技を拒む問題児的スターと表現したい。

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