ドクターK (1998)

[225]巫女の末裔の青年医師の、こういう苦悩と愛の物語好きだよ……?


画像     期待以上…?(笑)

     カン・ジミンという
     若い神経外科医が、
     回復不能の3人の患者を
     奇跡的に生還させる。

     その3人はなぜか
     子どもばかり…。

それも通常のメスを使った手術ではなく、
超能力による…、「気」を「手」で贈る施術。

麻酔科の女医ピョ・ジスは
そのカン・ジミンをそばで見守っている。

カン・ジミンとは同じ大学でつねに主席を争った仲だが、
いつしかかれの真摯な医療行為に惹かれ、
その姿をそばで見守りたいと思い、麻酔科を選んだのだ。

ある日、悪性脳腫瘍を患った
セヨンという19才の女の子が入院してきて、
ひょんなことからセヨンを好きになり、
デートをしたことがないのでデートしてくれと申し込む。
デートしてくれないと、あなたの秘密をばらす、と。

ある夜。彼女は外出したジミンのあとをつけ、
ジミンが森の中の屋敷に入って、
祈禱師に悪霊を払ってもらっている光景を目撃したのだ…。

ジミンは応じる。
そしてそのデートの最中、不思議なことを語りはじめる。

自分は山奥で生まれ育った。
母親は巫堂(巫女)で、
ある日、父親のわからない弟を生んだ。
と、村に災いが降りかかり、弟も病気で死んだ。
弟には満足な治療も受けさせてやれなかった。
君はその弟が死んだ日に生まれている…。

ジミンは弟を助けてやりたかったという想いで医師になり、
弟を助けたいという想いで3人の子どもの命を
血筋の巫女的な能力で救ってきたのだ…。

ジミンは弟の生まれ変わりのようにおもえる
セヨンの手術を自分がやりたいと思う。
彼女もまたそうしてほしいのだが、

かれは緊急入院患者の手術を独断で行い、
患者を死なせてしまったことから謹慎中の身である…。

一方、女医のジスは、
ジミンのことを調べているうちにかれの秘密に突き当たる。
手による施術で患者の命を救うたびに、
かれの中の脳腫瘍が大きくなっていることだ。

そしてジミンとセヨンがデートした同じ夜、霊に出会う。
その霊はジミンの母親なのだが、
ジミンに手術させないでくれ、
こんど手術して患者の命を救ったらかれは死んでしまう、
と言って消える…。

ジスはジミンを呼び出し、
隠してきた愛を告白し、手術をやめるように頼む。

そしてセヨンの手術の日が訪れる…。


あとは観てのお楽しみなのだが、
ねっ、スト-リー的にはなかなか面白いでしょう…?

いや、序盤はともかく中盤あたりからけっこう面白いよ。
監督は誰だと思って調べたら、
「タイフーン」「友へ チング」を撮ったクァク・キョンテクで、
そうかって頷いちゃったけどね…。

ジミンをやっているチャ・インピョ 、
私の大好きなアンソニー・パーキンスをちょっと髣髴させるような、
不思議な魅力もってるし、

キム・ヘスもユ・インチョンもキム・ハヌルもいいよ。
特別うまいって感じじゃないんだけど、
演技がすごくきれいなんだよね。
韓国の俳優さんたちには概して言えることなんだけどさ…。

しかしこういう映画好きなぶんだけ文句もいっぱいある…?(笑)

まず、音楽ぜんぜんだめ。
やめてよこういうの、作品の品格がた落ちだよ(笑)。

カメラも全然だめ。
まるでテレビドラマだよ、物語を追っかけてるだけで。
中景ばっかりで、物語の世界を小さくしてしまってる。
まあ、舞台がほとんど病院内ということもあるんだろうけどね…。

脚本だめ。
いや、いいの。いいんだから、もっとスペクタクルにしたほうがいいよ、
「タイフーン」みたいに。どうせオカルトなんだから…(笑)。
というより、なんだ、オカルトかって見るお客さん多いんだから、

弟の霊がもっとバーンと出てきて、病院の壁ぶち破ったりとか、
教授会がジミン追放派と擁護派に分かれたりとか、
とにかく派手に、ドラマチックに、
そしてラブロマンスの香りをより気高く…(笑)。

リアルにして縮こまるより、
わざとオーバーに、ドラマチックに仕立てたほうが、
この物語の伝えたいところはうまく伝わるような気がするんだよね。

それだけの物語性をもった
ものすごくいいシナリオだと思うよ…。

あっ、でも、あの手術のシーンはやめてください。
脳のなか見せなくたって撮れるでしょう。
あれはちょっ悪趣味…。(笑)

騙されたと思ってぜひ観てくださいね。
ほんと、けっこういけますから…。


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●てっせんさん
はい、アンソニー・パーキンス、子供のころからもう大好きです。
類を見ない奇優です。ジャイアント馬場好きなのと一緒ですかね?(笑)
チャ・インピョ、なかなか奇怪で好きです。
ちょっと人間を超えた怖さがあります、この映画では…(笑)。
映画経歴も変わってますね(笑)。
「韓半島」「クロッシング」、ずっと探してるんですけどないんです。
どうなってんだあ、この国は! て気分です…(笑)。

ありがとうございました。
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■103分 韓国 ドラマ/サスペンス

監督: クァク・キョンテク
脚本: クァク・キョンテク

出演
チャ・インピョ
キム・ヘス
ユ・インチョン
キム・ハヌル

回復不可能な幼い患者を奇跡的に治療する神秘な力を持つ若手の医師をめぐるミステリー・メディカル・ドラマ。
神経外科レジデント4年次のカン・ジミンは,回生不可の判定を受けた幼い患者3人を手術し生かした驚くべき経歴を持つ。また,彼は奇異な行動と超能力でも周辺の視線を集める。
医大の同期でカン・ジミンを恋慕する麻酔科女医師ピョ・ジス,悪性脳腫瘍で入院しカン・ジミン医師を片思いする19歳の少女オ・セヨン,ピョ・ジスの叔父で神経外科科長のイ・ソクミョンが彼の正体に近接していく。そしてカン・ジミンの秘密を追ったピョ・ジスは,衝撃的な事実を発見する。


この記事へのコメント

てっせん
2009年02月12日 21:38
今晩は
この映画、観てませんが、チャ・インピョと遭遇していただき、嬉しいです(笑)。ちょっと表現しにくい魅力がありますよね。
彼には一つエピソードがありまして、英語が堪能ということもあって「007 ダイ・アナザー・デイ」にキャスティングされたんですね。ところが、悩んだ末に断ってしまったんです。役柄が北朝鮮の将校役で、一方的に残忍無比な人物に描きすぎていて、納得できないというような理由からでした。
俳優としてハリウッド進出の大きなきっかけを自ら捨ててしまったものの、韓国内では男っぷりがさらに上がったようです(笑)。
その後、カン・ウソクの「韓半島」出演を経て、脱北者描いた「クロッシング」に主演しました。何か、一貫したものを感じますね・・・。
ドラマでは、チェ・ジンシルの義弟役を演じた「あなた、そして私」がよかったです。

追伸
アンソニー・パーキンスもお好きなんですね。もはや驚きません。当然そうあるべきですから(笑)。

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