浮気な家族 (2003)

[227]それで結局なに観せたいんだろう、この映画……?


画像     う……ん……。
     どうなんだろう…?

     こういう映画
     好きなひともいるんだろうなあ。

     私はぜんぜんだめだなあ…。

     弁護士やってる中流家庭のお話。

奥さん、結婚したらセックス三昧だと思ってた。
でも結婚したら夫はあまりやってくんない。
結婚したら女は女扱いされなくなる…?

弁護士の夫は夫で、女を作ってセックス三昧。
それもちょいとアブノーマル系…(笑)。

で、奥さん、隣の家の高校中退生を誘惑…?
それがバレてその息子のおやじに夫が怒鳴り込まれて、
みたいな家庭崩壊のお話…?

書くのもちょっとかったるいんだけど、
まあ、よくあるお話…?

ムン・ソリが惜しげもなく裸晒して、
セックス・シーンもいっぱいあって…?

でも、くそ面白くもないなあ…。

現在進行形の夫婦の話はわかったよ。
もういいよ。
どうしてそんなことになっちゃったのか、
もちょっと「原因」を描いてくれないと…。

別に、これっ、て原因でなくてもいいんだけどさ。

「結果」ばっかり描かれてもねえ。
それもよくあるような…、よく描かれるような…。
観ててなんの興味もわかないんだよねえ。

結婚しても発情期みたいなこの夫婦に興味ないの、
私がトシとったせいなのかなあ…(笑)。
違うと思うんだけどなあ…(笑)。

おいおい、そんな家庭じゃ
子どもが殺されてもしょうがないのわかってるじゃない。
いまさら何泣いてんの?って言うしかない映画だよねえ…?

自己批評性がないと、さも意味ありげな
こういうつまんない映画になっちゃうと思わない…?

超おもしろ「ジャングル・ジュース」を観たあとだったのも
まずかった…?

お父さんが理髪の仕事してる隣室のベッドで
お母さんが売春して、
それをごく当たり前な生活のように受け止めてる
お父さんと息子…。

家族って、人間ってすごいねえ。たくましいねえ。
って観てて笑っちゃうし、
なんかすごく幸せになれたもんねえ…(笑)。

そんな家族像の前に立つと、
この映画の家族像、どうしようもなく末梢的というか、
のんきというか、救いがないというか…。

知るかよ、そんな悩みって感じ…(笑)。

この映画観たひと、どうなんだろうなあ。
そっちのほうが知りたくなっちゃうなあ。

この映画観て、
おもしろかったとか感動したなんて言ってると、
そうとうヤバイんじゃないかなあって思うんだけど…?(笑)

-------------------------------------------------------

●てっせんさん
例のイム・サンス監督の作品だったんですねえ。
つまんないので監督の名も意識を通り過ぎてしまいました…(笑)。
このひと、自分評価がまったくできてないですよねえ(笑)。
こうなると、「懐かしの庭」が良かったのは
ひとえに原作の小説とカメラマンがよかったからだと言うほか
ないような気がします…。あるいは、
名前は残ってるけど、じつはまったく別の監督が撮ってる…?(笑)

●keroさん
私もまったく同じ感想です。
「空しい」んですよね。心に残るような人間の空しさとか、
そういうのが描かれているのならまだわかりますけど、
観ていてただ空しいだけなんですよねえ…。(笑)
そういうのってやっぱりまずいと思います。
そんなの誰もが実人生の中で多かれ少なかれ味わい、
知っているのですから…。知っていることを改めてただ見せられても…、
ということになりますよね。
子どもがマンションの上から投げ捨てられて死ぬシーンがありますけど、
あの子がほんとうにかわいそうになりました。
こういう大人たちだけに囲まれていたのかと思うと…。
ムン・ソリの肢体きれいでした(笑)。
彼女、作品をなんとかしようと頑張ってましたよね。
それはよくわかりました…。

ありがとうございました。

-------------------------------------------------------

■104分 韓国 ドラマ/コメディ

監督: イム・サンス
脚本: イム・サンス
撮影: キム・ウヒョン

出演
ムン・ソリ ホジョン
ファン・ジョンミン ヨンジャク
ユン・ヨジョン ビョンハン
キム・インムン チャングン
ポン・テギュ ジウン
ペク・チョンニム ヨン
ソン・ジル 郵便配達夫

現代韓国の中流家庭の内幕をシニカルに描いたブラック・コメディ。表向きは何不自由なく暮らすごく平凡な家族が、それぞれに秘密を抱え、徐々に崩壊への道を辿る姿をダークなユーモアを織り交ぜ、赤裸々かつ辛辣に描く。監督・脚本は「ディナーの後に」のイム・サンス。主演は前作「オアシス」でヴェネチア映画祭新人賞に輝いた注目の若手女優ムン・ソリ。
専業主婦ホジョンの家族は、弁護士の夫ヨンジャクと7歳の息子スインの3人暮らし。一見幸せな生活を送っているように見える彼らだが、それぞれに秘密や悩みを抱えていた。夫婦関係は既に冷め、夫は多忙の傍ら愛人と浮気の日々。息子のスインは、自分が養子であるという事実にいまだ気持ちの整理がついていない。またホジョンの舅は病気で余命幾ばくもないというのに、姑は小学校時代の同級生と逢瀬を重ね年甲斐もなく心ときめかせていた。そしてホジョンも、彼女の裸を覗いていた隣家の高校生ジウンといつしか妖しい関係を持つようになっていった。


この記事へのコメント

てっせん
2009年02月13日 23:33
はい、この監督、まったく買えませんでした(笑)。
この映画自体も、私の中でワースト何位かに位置しています。
ストレス解消に罵詈雑言攻撃のサンドバックとしては、いいかなとも思ったりしましたが、それすらかったるい感じがしちゃうような・・・。

「ユゴ」について触れたときにも、ちょっとコメントしましたが、根本的な姿勢がナメてるといいますか、中途半端で底が浅いといいますか、ピントがずれてるといいますか(笑)。

しかし、新作の「懐かしの庭」では、面目を一新してくれてるようなので、観ようかどうしようかなと・・・(笑)。

どうも、エラソーに、失礼しました。
kero
2009年02月15日 02:58
山崎さん こんばんは
ムン・ソリさんの身体がきれい・・・それが一番印象的です。なんと言えばいいのかな??映画に出てくる大人、高校生も含めて、みんな、頭の中はセックスのことばかり・・・

何を描きかったのか・・・よく意味がわかりませんでした。ブラックコメディとのことだけど、笑えるシーンは一つもなかったです。なんだかむなしさばかりが、胸に残りました。

スイン役の小学生の子供は、演技がうまくて・・・スンイが出てくると画面が明るくなり、ほっとして救いがありました。

ファンジョンミンさんを見たくて、観た映画でした。ラストのあのステップが軽やかでしたが、あの終わり方で希望が持てるのか・・・よくわかりません。
消化不良のままです。違う切り方、見せ方があったら、深みが出たのでは・・・それこそ、えらそうにすみません。

私だけの感じ方かしら・・・と思っていたので、ちょっぴりうれしかったです。

この記事へのトラックバック