フー・アー・ユー? (2002)

[233]ぜんぜんラブ・ストリーになってないよ~……?


画像     「マラソン」のチョ・スンウが
     すごくよかったんで観たんだけど、
     う~ん……………。

     なんか
     遠いところで起きてる話を
     なんの関係もなく
     ただボーッと眺めてるだけで
     終わっちゃったなあ…?(笑)。

遠いところで起きてる出来事のようにおもうのは、
観てる私のからだの中に物語が入ってこない
ってことなんだけどね…。

なんで入ってこないんだろう?

一言でいうと、ヒョンテ(メルロ)と
インジュ(ピョリ)が生きてる感じがしないからだよね。
命の息吹が感じられない…?

俳優は悪くないので、
もうひとえに台本と監督のせいだよね。

話が途中からもうわかっちゃうんだよね。
最後まで全部わかっちゃうの。
てことは、あまりにも古臭い話だってことだけどさ…。

それをわからないインジュという女が
なんかものすごくアホに見えちゃう…?
それじゃあ、いくらなんでもまずいでしょう、
イ・ナヨンがかわいそうでしょう、監督さん、って感じ…?(笑)

それからもう何度も書いてきたような気がするけど?
台本が、こころの中の呟き(「内語」)を
そのまま外に出しちゃってるから、
人物に喋らせちゃってるからだよね…。

セリフを書く場合、
それやっちゃ絶対だめなんだよね。
も、おしまい…(笑)。

役者でさ、
自分の内側にあるものを
そのまま顔に出そうとする役者がいるでしょう?
もういっぱいいるよね…。
日本だとそんなやつばっかりって感じ…?

あれと同じ…。

この映画でもそうなっちゃってるんだけどね、
台本がそうなっちゃってるから…。
それがホントいちばん拙いよね。

なんで拙いのか、理由は書かないので、
ライターさん、監督さんが考えてくださいね…(笑)。

しかし時々あるよなあ、この手の韓国映画…。
日本の映画の真似してるんじゃないよね…?

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■102分 韓国 ロマンス

監督: チェ・ホ
原案: カン・スヒョン
脚本: キム・ウンジョン チェ・ホ オ・ヒョンニ
撮影: パク・ヒョンチョル

出演
チョ・スンウ ヒョンテ(メルロ)
イ・ナヨン インジュ(ピョリ)
チョ・インジ ポヨン(ポルノクィーン)
イ・ジャンウォン ナムン(オグレ)

2002年ソウル、63ビル。チェティングゲー厶の企画者ヒョンテは2年以上準備してきたゲームのオープンを控えて、テスト参加者達の反応を見ながら心を痛めていた時、掲示板でフーアーユを謗るIDの文章を読んで憤慨する。ところが彼女が同じ建物の水族館ダイバーということを知って、ベータテスターインタビューを口実に尋ねて行き、無茶で向う見ずな彼女に度肝を刺される。
人魚ショーをヒットさせるために練習に熱中する水族館ダイバーのインジュ。一時は国家代表水泳選手だったが怪我をしたために63水族館ダイバーで働く彼女は、フーアーユインタビューで尋ねてきたヒョンテから昔の恋人の眼差しを感じる。
ヒョンテはメルロというアバタで自分の存在を潜めて、インジュのゲームパートナーになって近づくが、オンラインと現実の両側で彼女を知ってゆくハラハラなゲームを楽しみながらますます彼女に陥っていく。けれどもインジュは自分を余りによく理解してくれるゲームの中のパートナー・メルロに心を開くようになり、現実のヒョンテにはゲームで俄儲けの大金稼ぎをしようとする利己的な俗物扱いをする。そうした中、全く知らなかったインジュの痛みを知りながら愛を感じるようになるヒョンテ。
メルロがヒョンテという事実を知らずにゲームの中のメルロに釘つけになっていくインジュの幻想を破ろうとするが、そうであればあるほどインジュは現実のヒョンテに心を閉じてしまう。ゲームの中では賭け替えのないカップルであるが、現実では喧嘩してすれ違いばかりの二人…。ヒョンテは自分のアバタにジェラシーを感じて、ついに自身がメルロであることを告白しようとするけれども…。

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