ボーン・スプレマシー (2004)

[236]ボーンがついに愛のために立ち上がったっ……?

画像     前作は、
     ボーン(マット・デイモン)が暗殺者をやっつけて
     マリー(フランカ・ポテンテ)に再会する
     ところで終わったのね。

     で、ああ、よかった、
     幸せに暮らしてるんだろうなあ
     と思ったら…、

いや、だったら2作目はないんだろうけどさ(笑)、
その二年後、二人がインドのゴアで隠れて暮らしてるところから始まるの…。

しかもすぐに、新手の暗殺者が現われて車で逃げるんだけど、
追ってくる暗殺者の撃った銃弾がマリーに当たって、
二人は車ごと橋のうえから河の中に転落してしまうの。

で、そのままマリーはあっけなく?水中で死んでしまうの。

えっ! でしょう…?
映画がはじまってものの五分も経たないうちにだよ。
ひどいよねえ。いくらなんでもかわいそうじゃん。
主役なんだよ、彼女。綺麗というか、すごくかわいいんだよ…!(泣)

その水中のシーンがもうクライマックスみたいにいいんだけどさ…。

その愛するマリーの死でボーンが敢然と立ち上がるんだよね。
まあ、立ち上がらないと映画にはならないけどさ(笑)。

追われる一方から追う者に変わるのね。
マリーの復讐のために、
自分の身に何があったのか知るために…。

一方、CIAもボーンを追ってるの。

ベルリンでCIAの2000万ドルが消えた。
その事件の犯人はCIAの内部者だって証言した政治家ネスキーも
妻に射殺されたうえ、妻も自殺。

事件は迷宮入りかって思われてたんだけど、
事件の新たな情報屋の殺害に使われた爆弾から、
ボーンの指紋が発見されたからなんだよね。

ボーンもナポリ、パリと渡ってるうちに
その事件のことを知り、一路ベルリンへ…。

で、事件の指揮をとっている
CIAの女性調査官パメラ(ジョーン・アレン)に電話して
驚愕の事実を知るのよ。
政治家ネスキー夫妻を射殺したのは自分だったっていう…。

そして舞台は一転してモスクワへ…。

あとは観てのお楽しみなんだけど、
ベルリン、モスクワでのカーチェイスのシーン凄いよ。

それからやっぱりラスト…。
ボーンは警察に追われながらもあるアパートを訪ねるの、
ひとりの若い女の子の住んでる…。

その子、じつは政治家ネスキーの娘で、
おかあさんがおとうさんを射殺して自殺したって信じてるんだけど、
ボーンは危険を冒して真実を伝えに行くの。
おかあさんが殺したんじゃない、自分が君の両親を射殺したんだって…。

全然多くを語るわけじゃないんだけど、感動的なラストシーンだよ。
もちろん愛するマリーを殺された悲しみが
ボーンを彼女のところへ行かせたんだよねえ…。

いやあ、物語の展開がホントうまいっ…!

それから、この映画、
手持ちカメラでボーンを追うシーンが多いんだよね。
だからともすると画面がブレがちになって、
まあ、多少観にくいところも多いんだけど、

組織や国家がバックにある
007のボンドのケースなんなかと違って、
「個」以外ではなくなったボーンを撮るわけだから、
徹底して個人としてのボーンを撮るわけだから、
手持ちカメラで撮ったほうがリアリティのある映像を撮れるんだよね。

そのあたりも一貫してて見事だと思うよ…。
また拍手…!

---------------------------------------------------

■108分 アメリカ アクション/サスペンス/ミステリー

監督: ポール・グリーングラス
製作: パトリック・クローリー フランク・マーシャル ポール・L・サンドバーグ
製作総指揮: マット・ジャクソン ダグ・リーマン
ヘンリー・モリソン ティエリー・ポトク ジェフリー・M・ワイナー
原作: ロバート・ラドラム 『殺戮のオデッセイ』(角川文庫刊)
脚本: トニー・ギルロイ ブライアン・ヘルゲランド
撮影: オリヴァー・ウッド
編集: リチャード・ピアソン クリストファー・ラウズ
音楽: ジョン・パウエル

出演
マット・デイモン ジェイソン・ボーン
フランカ・ポテンテ マリー
ジョーン・アレン パメラ・ランディ
ブライアン・コックス アボット
ジュリア・スタイルズ ニッキー
カール・アーバン キリル
ガブリエル・マン
マートン・ソーカス
トム・ギャロップ
ジョン・ベッドフォード・ロイド

記憶を失っていた男に再び脅威が襲いかかるサスペンス・アクションの続編。原作小説3部作の2作目『殺戮のオデッセイ』を映画化。元CIA諜報員が過去の記憶を辿ってそこに秘められた真実を追い求めていく。監督は「ヴァージン・フライト」のポール・グリーングラス。主演は引き続きマット・デイモン。
ベルリン。CIAの女性諜報員パメラ・ランディらは、内部で起きた公金横領事件を調べていた。しかし、そのさなか、何者かに襲撃され、関係資料を奪われてしまう。インド、ゴア。2年前の壮絶な逃走劇から生き延びたジェイソン・ボーンは、その時に出会った恋人マリーと人目を避けて暮らし、新しい人生を歩んでいた。だが、彼は未だ夢にまで出るほど過去の記憶に苛まれている。そんなボーンをつけ狙う一人の影…。同じ頃、CIA本部ではベルリンの事件で採取した指紋を照合し犯人を特定、そこにはボーンの名が浮上するのだが…。


この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • 映画DVD

    Excerpt: 映画DVDこれだけ映画のDVDが売れているのは、現在日本の経済を牽引している年代層が影響しているからではないでしょうか。もちろん、映画は映画館で見るのがいちばんです。映画館見ることが出来ないほど私達の.. Weblog: 心を満たす映画DVD紹介 racked: 2009-02-23 11:35