アラモ (1960)

[254]古典的な人物構成とストーリー展開にホッとするのはなんでなんだろうね……?


画像     なんで今ごろ突然
     こんな映画観たのかって…?

     う~ん、
     なんでなんだろう…?

     レンタル屋さんの棚を見て歩いてたら、
     これが目に入って、
     つい手にしちゃったんだよねえ…。

子どものころ、ジョン・ウェインの大ファンだったし、
洋画好きになったのもジョン・ウェインのせい…?
それでジョン・ウェインに久しぶりに会いたくなったのかなあ…?

ジョン・ウェインが好きだったのはたぶん
ジャイアント馬場が好きだったのと同じで、
図体がなんとなく人間の枠をはみ出しちゃってるから…(笑)。

私の師・唐十郎の言い方を真似ると、肉体が特権的だから…。

と言うと難しそうだけど、
子どもたちが怪獣好きなのと、ゴジラ好きなのと同じ…。

実際、見てると、ジョン・ウェイン自身、
自分の偉容なからだを持て余してて、
ただの木偶の坊というか(失礼)、
歩行からガン捌きまでなんだかロボットみたいだもんね。

でもロボット風だけど、
そのギクシャクした感じがすごく人間臭いものを感じさせて、
そこがめちゃくちゃ好き…?

そのあたりの私の嗜好は子どものころから
一貫してるというか、全然変わってないよなあ…。

フランク・ステラの作品が好きなのもたぶんそのせい…?
ジョン・ウェインの身体像を彷彿させるとこもあるしさ…?(笑)

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(左)ジョン・ウェイン (右)ステラの作品 どこか趣が似てない…?


ところで「アラモ」。

こんなに長かったっけ? ちょっと長すぎるよ~。
って思ったけど、やっぱ面白いよねえ…。
人物構成とストーリー展開が古典的だからなんだろうけど、
すごく安心して観ていられる…?

うん。
いまの超不安定な日本人に毎日囲まれながら生きていると、
なんか超ホッとするっていうか、
人間の泉(オアシス)でやっと一息つけたって感じ…。

人間のオアシスを感じるのは、やっぱり
ヒトとヒトとのこころが触れ合ってるからなんだろうね。

相手のこころがどこにあるかお互いにちゃんとわかる…?
コミュニケーションが成立してる…?

いやあ、もういまの日本人は絶対にこうはいかないもんねえ。

おまけに
ジョン・ウェインはちゃんとジョン・ウェインを、
木偶の坊をやってくれてるし、
リチャード・ウィドマークも立派に
ヤサグレのリチャード・ウィドマークやってくれてるし…。

いいなあ、いいなあ、っ観てるうちに終わっちゃったよ。
まあ、いまだとテンポが遅くてちょっと長く感じるけどさ…。

しかしこの映画、公開当時は本国でも不評だったんだよね。
なんでなんだろう…?
いま考えてもどうも理由がよくわかんない。
娯楽作品としてはよく出来てると思うんだけどなあ…。

少なくともリメイクされた「アラモ」より全然面白い…?


画像


●Mさん
はじめまして。
オダギリジョー、ギドクの映画の中でどうなんでしょうね。
友人のKはもう韓国で観たらしいんですが…。
ジョン・ウェイン、なんかブリキの人って感じですよね(笑)。

ありがとうございました。

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■190分 アメリカ 西部劇

監督: ジョン・ウェイン
製作: ジョン・ウェイン
脚本: ジェームズ・エドワード・グラント
撮影: ウィリアム・H・クローシア
作詞: ポール・フランシス・ウェブスター
音楽: ディミトリ・ティオムキン

出演
ジョン・ウェイン デイビー・クロケット
リチャード・ウィドマーク ジム・ボウイ
ローレンス・ハーヴェイ ウィリアム・バレット・トラビス
フランキー・アヴァロン
リチャード・ブーン
リンダ・クリスタル
チル・ウィルス
パトリック・ウェイン
ジョーン・オブライエン
ジョセフ・カレイア
ケン・カーティス

当時メキシコ領であったテキサスの、アラモ砦に立てこもったアメリカ人と、それを包囲攻撃するメキシコ軍との壮絶な戦いを、史実に基づいて描いた作品。パールハーバーと並んで、“アラモを忘れるな”という言葉は、アメリカ人にとって特別の意味を持つ。そのエピソードを、タカ派で知られるJ・ウェイン自身が、製作・監督したのが興味深い。LDは「ディレクターズカット/アラモ特別版」が有り。

この記事へのコメント

M
2009年03月28日 08:38
初コメントです。 さっき知ったのですが、キム・ギドクの新作に、オダギリジョーが出演したそうです。どういう芝居してるんでしょうかねー? あ、画像ですが、なんとなく似てる!って思いました。ジョン・ウェインは金属で出来ています(笑)

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