ビッグ・スウィンドル! (2004)

[276]パク・シニャンとヨム・ジョンアの絡みがなかなか面白い……?


画像     1996年、
     韓国銀行を舞台に
     何者かが当座手形を偽造し、
     8億ウォンを引き出したという

     実際にあった未解決の事件に
     着想を得て創られた作品で、

     タイトルの
     「ビッグ・スウィンドル」とは
     大いなる詐欺という意味…。

で、当時、上手く出来たシナリオだって評判だったらしいんだけど、
長いことハリウッドやヨーロッパの映画を観てきた私からすると、
「…………」って感じかな…?(笑)

出所したばかりのチャンヒョクが計画を練り、
裏世界では伝説的な詐欺師キムに話をもっていく。

そのキムが3人のエキスパートの…、
オルメ、ツバメ、ガソリンを誘い、
総勢5人で韓国銀行から50億ウォンを詐取する。

その手口と「整形」の話にはなるほどと思うけど、
いかんせん物語の展開がとてもかったるくて…?

べつに深い内容のある物語じゃないんだから、
サスペンス仕立てにしたいんだったら、
展開をもっとスピーディーでスリリングにしないと、
ハリウッドなんかにはとても叶わないんじゃないかな、
「ボーン・スプレマシー」みたく…。

オルメ、ツバメ、ガソリンは
エキスパートという割には「…?」だし、
登場が凝ってる割にはこれまた後半「…?」だし、

チャ刑事に到ってはいったいなによ…?

ツバメやガソリンを逮捕して、
その話から事件の真相と大物キムを追おうとするんだけど、
そんな話の必要があるのかなあ?
だって、出番が多い割には結局、
このひとなにもしてないじゃんって感じでしょう…?(笑)

そのキム先生も
最後はじつにあっけなく刑事に射殺されるんだけど、
あの刑事もいきなりなによ…?
買収されてたにしても、その話の線は薄すぎて
ちょっと都合よすぎるんじゃない…?

なんて、
ストーリー上の問題がいくらでも出てくるのは、
じつはチャンホ(パク・シニャン)とインギョン(ヨム・ジョンア)の
絡みが面白かったからなんだけどね。
演技もすごくよかったしさ…。

でも話があちこちに行き過ぎて、
二人の物語の線が細くなっちゃってる?
ほら、よく言うじゃない、二兎追うものは一兎も得ずって…。

あ~あ、
詐欺事件の再構成(サスペンス)なんかどうでもいいから、
死んだチャンヒョク(?)をめぐる
キム先生、チャンホ、インギョンの
4人の話に徹底すればよかったのになあって
ちょっと残念…?

でも、お気に入りのキム・サンホもがんばってるので、
時間があればぜひ。

パク・シニャンの二役と、
ヨム・ジョンアの演技と肢体、とても見応えあり…。

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■115分 韓国 サスペンス/犯罪/アクション

監督: チェ・ドンフン
製作: チャ・スンジェ
脚本: チェ・ドンフン
撮影: チェ・ヨンファン
音楽: ハン・ジェクォン

出演
パク・シニャン チェ・チャンヒョク/チェ・チャンホ
ヨム・ジョンア ソ・インギョン
ペク・ユンシク キム先生
イ・ムンシク オルメ
パク・ウォンサン ツバメ
キム・サンホ ガソリン
チョン・ホジン チャ刑事

本国韓国で数々の映画賞を獲得した犯罪サスペンス。史上最大規模の銀行横領詐欺を実行に移す一癖も二癖もある5人の詐欺師たちの虚々実々の駆け引きが派手なアクションもふんだんに展開していく。監督はこれがデビューのチェ・ドンフン。
出所したばかりのチャンヒョクは伝説の詐欺師キム先生のもとを訪ね、韓国銀行から50億ウォンを横領する壮大な詐欺計画を持ちかける。そして詐欺のエキスパート5人が集結、完全犯罪の完成に向けて着々と計画を実行に移していく。しかし5人は共通の目的のために互いに協力する一方、本心ではそれぞれが別の思惑を秘め作戦に参加していたのだった。


ビッグ・スウィンドル! [DVD]
アミューズソフトエンタテインメント
2006-05-26

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