インディアン・サマー (2001)

[277]帰る場所、行く場所を失ったものは死ぬしかない……?


画像     すごく面白かったよ。

     面白いんだけど、
     後半、ちょっと変じゃない…?

     変っていうのは、
     話がよくわからないってことだけど…。

     ラスト、法廷で

ジュナ(パク・シニャン)が「違うんです」って
なにか言おうとするじゃない…?

あれ、なにが違うって言いたかったの?
シニョン(イ・ミヨン)、なにウソついてるの?
夫は「自殺」だったってこと…?

だけどシニョンは夫の自殺を願ってた。
だからわざと子どもを堕ろしたりした。
で、シニョンは、自分は殺人者に等しいと思って
自分が殺したと認めたってこと…?

どうも、もうひとつ、よくわかんないんだよねえ。

シニョンが出国しなかったのもなんでなの?
自分のことでジュナを犯罪者にしたくなかったから…?
自分には帰る場所がない、行く場所がない、
やっぱり死ぬしかないって思ったから…?

夫に監禁されつづけて、
気づいたら行く場所(外の世界)を失っていたってのも
どういうこと…?

おかあさんが出てくるんだけど、
おかあさんのいる家も、
故郷も帰れる場所になっていないってこと…?

インディアン・サマー(奇跡の夏)が訪れたってのは、
一瞬だけど、ジュナが自分の「行き先」になった、
帰れる場所になった(恋をした)ってこと…?

夫の家を出てバスのチケットを買おうとするんだけど、
行き先を聞かれて答えられない…。

すごく好きなシーンなんだけど、
そしてあのシーンが
シニョンのすべてを物語ってるんだと思うんだけど、

なぜ「行き先」がなくなってしまったのか、
どうしてももうひとつよくわからないんだよねえ…。

そしてそれがわからないと、
この物語が成立する根拠がやっぱり弱くなるよなあ。
惜しいよなあ、いい映画なのに…。

と思い、
この映画についてのホームページをあちこち覗いていたら、

えっ、うそ…?
おれが観たDVDにはそんなシーンないよ?
え~っ、シニョンのそんなセリフなかったよ!

みたいなページを発見して愕然としちゃったよ…(泣)。

どうもDVDでは後半の肝心なシーンが
だいぶカットされてるみたいなのだ。

正直言って、
物語がかなり詳細に書いてある
そのホームページを読んでもよくはわからないのだが…(笑)。

たとえばバスの窓口で行き先を聞かれるシーン、
シニョンが答えられないでいると、
うしろで待ってた乗客がシニョンを押しのけるシーンが
あったりしたんだって…?

おいおい、それだけでも全然違うじゃん。
ああ、ちゃんとしたやつ、観たいよお…!

シニョンとジュナが訪れた廃校のシーン…。
山小屋?のシーン…。
そしてラスト、法廷の閉まる扉の隙間から見合うシーン…。
とてもいいよね。

イ・ミヨン、「タイフーン」もよかったけど、これもすごくいいわ。

パク・シニャンも、
これ観て「ビッグ・スウィンドル!」観ると、
やるじゃん演技派って、
けっこうお気に入りしちゃったぜい…(笑)。

画像


■104分 韓国 ドラマ/ロマンス

監督: ノ・ヒョジョン
脚本: イム・サンス ノ・ヒョジョン キム・ジヘ
撮影: キム・ユンス
音楽: ミヒャエル・スタウダッハー

出演
パク・シニャン
イ・ミヨン
ハン・ミョング
チャン・ヨン

女性死刑囚と男性弁護士の愛を描く法廷メロドラマ。題名の「インディアン・サマー」は、晩秋に突然訪れる真夏のような天気のことで、一生の中で突然現れた「恋」を表わすタイトル。『手紙』、『約束』など、メロドラマを得意とするパク・シニャンと、2000年にメロドラマ『魚座』の演技で第21回(2000)青龍賞女優主演賞を受賞したイ・ミヨンが、『モーテルカクタス』以来、四年ぶりに共演した。
夫の殺人嫌疑をかけられ死刑宣告を受けた被告人イ・シニョン(イ・ミヨン)。弁護士のソ・ジュナ(パク・シニャン)は、出世街道に乗るための海外研修を待つ間、彼女の控訴審の国選弁護人を担当することになる。しかし、シニョンは裁判を拒否。シニョンは死にたいのか? 本当は夫殺しなどしていないのでは? 彼女の他の被告人とは違う態度や立居振舞を見て気になったジュナは、事件の詳細を調べるために東奔西走。挙句の果てには他の担当事件と海外研修までもキャンセルしてしまう。そして、そんなジュナの姿を見たシニョンは少しずつ彼に心を開き始める。


インディアン・サマー [DVD]
エスピーオー
2007-05-25

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