達磨よ、ソウルに行こう! (2004)

[280]シン・ヒョンジュン、こういう軽くてバカっぽい男やるといいねえ…?


画像     「達磨よ、遊ぼう!」の
     続編なんだけど、
     いやいや、意外だった。
     びっくりした。

     なにがって…?

     シン・ヒョンジュンだよ、
                  シン・ヒョンジュン…!

これまで私はどうもだめっていうか、苦手だったんだよね。
あの濃い顔で、とくにシリアスな芝居やられちゃうと、
ごめんなさいって、穴に入りたくなっちゃうっていうか…(笑)。

また、そんな役しか観たことなかったもんだからさ…。

ところがどっこい、笑えるのよ、この映画。
シン・ヒョンジュンが…!
ゲラゲラじゃないけど、クスクスなんだけど、
出てくるたびに、なんか妙におかしくてねえ…(笑)。

「達磨よ、遊ぼう!」の舞台になった銀河(ウナ)寺の
坊主3人がソウルに出てくるのね、
亡くなった高僧ノス様の遺品を渡すために、
大都会の真っ只中にある無心寺に…。

ところが、
その無心寺は5億ウォンの負債を抱えてて、
高利貸しの社長?の手に渡りつつあるわけ。

シン・ヒョンジュンは、
その社長に代わって無心寺に取立てにやってくる
ヤクザやってるの。

いや、ヤクザだったんだけど、
裏街道に見切りをつけて、社長に拾われて、
いまや出世を夢見るサラリーマン…?

で、無心寺を舞台に
チョンミョン僧侶(チョン・ジニョン)らと相争うって話なんだけど、

あの顔でやたら威張ってみせるんだけど、
なんか随所に、弱そうな、
頼りなさそうな感じが出てていいんだよねえ。
観てて、ついこっちもニヤニヤしちゃうんだよねえ…。

いやあ、大発見だった。
シン・ヒョンジュンの地が出てる感じでいいよ。
いつも苦虫潰したようなあの顔が笑えてほんといい。

シン・ヒョンジュン、
絶対、こういうアホ役のほうが合ってるんだって…!

私の好きなイ・ムンシクとユ・ヘジンも
大いに笑わせてくれるので、前作より全然面白かったわ…。

画像


●julyさん
お元気のようで嬉しいです。
そうですか、julyさんも重くて暗いシン・ヒョンジュンは…(笑)。
そう言えば「ガン&トークス」もよかったですね。
この作品で「家紋の危機」も観ようかなあという気持ちになりました。
「ご本人は相当真面目な方のようで…」
なるほど…、と、ついニヤリとしてしまいました(笑)。

●てっせんさん
はい。演出するとき、私も、この俳優がいちばん生きる役は
どういう役かなあと、いつも探してる感じなんですが、
シン・ヒョンジュンも映画では、まだピタリと嵌る場所が決まってない
感じですよね。私は「ガン&トークス」よりまだこっちのほうがいいかな
と思って観てたんですが…。

ありがとうございました。


■95分 韓国 コメディ

監督: ユク・サンヒョ
脚本: ユク・サンヒョ チェ・ソクファン
撮影: パク・ヒジュ

出演
シン・ヒョンジュン
ヤン・ジヌ
イ・ムンシク
チョン・ジニョン
イ・ウォンジョン
ユ・ヘジン

2001年に封切られ,全国400万の観客を動員した<達磨よ,遊ぼう!>の続編。前編では,暴力団たちが山に入り,僧侶たちとタイマン勝負を繰り広げたが,今回の作品では,亡くなった高僧の遺言により,僧侶3人がソウルのある寺を訪問するようになる。そして,おりしも莫大な借金のかたになっている寺を守るために,暴力団たちと繰り広げるタイマン勝負が描かれている。
チョンミョン僧侶が,ソウルの無心寺に高僧ノス様の遺品を渡すために銀河(ウナ)寺を出かけようとすると,ヒョンガク僧侶と黙言修行中のテボン僧侶が,チョンミョン僧侶の護衛目的を言い訳についてくる。ソウルの無心寺に着いてみると,住職は,すでに5億ウォンの負債を残して寺を去り,老菩薩僧侶と花の美男子ムジン僧侶,それに童子僧だけが残っている状況だ。
チョンミョン,ヒョンガク,テボンの僧侶たちは,寺のあちこちに貼られている裁判所の差押紙を見て仰天し,あげくの果てに押しかけたボムシク一党と出会い,無心寺を救うために寺に残るようになる。
チラシを作り,新村(シンチョン)歓楽街やプールから歌の教室まで宣伝をして,法会も開けなかった無心寺にも信徒たちがたずねてきて,活気を取り戻す。しかし,法的には,すでに大陸開発に渡った無心寺。チョンミョン僧侶の説法中に押しかけてきたボムシクと彼の手下たちは,寺の跡地に地上複合建物ドリームシティをたてる計画だから,すぐに出て行けと脅しをかけ,賽銭箱を奪って行く。
その渦中に,黙言修行中のテボン僧侶が購入したロト宝くじで300億が当たるけれど,そのロト宝くじの領収書は,ボムシク一党が奪っていった賽銭箱にあるとわかって茫然自失となる。賽銭箱を取り戻そうとする僧侶たちと,賽銭箱に300億ロト宝くじが入っているとは夢にも思わないボムシク一党。僧侶たちは,与太者たちにゲームを提案する。賽銭箱をかけて色とりどりのゲームを繰り広げているうちに賽銭箱とパク会長の行方がわからなくなり,僧侶たちとボムシク一党は,パニック状態に陥る。

●picaさん
いま考えるとこのシーズ、じつに豪華なキャストですよねえ。
イ・ムンシク、私も大好きなんですが、
笑顔見ても、唇ひねっても、見てるとなんだか妙に
幸せな気分になるんです…(笑)。
シン・ヒョンジュンも存在自体がなんかおかしくて
どうしても笑っちゃいますよね…(笑)。

ありがとうございました。

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この記事へのコメント

july
2009年04月18日 00:27
山崎様  こんばんは。

いつも楽しく読ませて頂いています。
それにしてもお忙しい中、本当によくご覧になってるなと、ただただ圧倒されています。
シンヒョンジュンさん、私も「天国の階段」他暗い、重い役はしんどくて、苦手だったんですが、この映画や「ガン&トークス「家紋の危機」で変わりました。
なんともいい味を出されていますね。
ご本人は相当真面目な方のようで、最近書かれた信仰書が凄く売れて増刷されているようです。
てっせん
2009年04月19日 21:27
シン・ヒョンジュンはけっこう難しい俳優なのかもしれませんね。映画の役柄によって、濃すぎちゃったり、アホっぽくなりすぎちゃったり・・・(笑)
そういう意味で、「ガン&トークス」の彼は、ちょうどほどよい軽さで、バランスがよかったと思います。
この映画は未見なんですが、シン・ヒョンジュンがどんなもんか、近いうちに観てみようかと思います。
pica
2011年05月01日 00:47
私、「達磨よ遊ぼう」より先にこっちを見ちゃいまして、だから何故パク・シニャンがチョイ役で出てきたのか解らずにおりました。後日「遊ぼう」を見て、「ソウル」が続編だと知りました(^^;;)
シン・ヒョンジュン、コメディの方が活き活きしてるように思います。
山崎さん、私もイ・ムンシクとユ・ヘジンとチョン・ジニョン、好きです。ムンシクさんの驚き顔と笑顔、最高です。ちょろっと出てきただけでも印象に残ってしまいます。
ロトに当たった時のムンシクさん、最高でした。

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