セリが帰ってきた (1999)

[301]裕福さがもたらす小粋な多角交遊をサラリと描いた小品…?


画像     え…?
     イ・ビョンホン主演…?

     レンタル屋さんの棚で
     偶然、発見。

     しかし、この作品、
     誰も薦めてくれなかったぞお…。

と、半信半疑でさっそく借りて鑑賞したら、

ウッ、小洒落ててけっこう面白いじゃないの!
と相成った次第です。

べつにイ・ビョンホンが主演というわけでもなかったけど。
商売はこれくらいやらなくちゃだめ…?(笑)

さらに偶然、
「ミルキー」さんのブログを覗きに行ったら、

「今夜は、ミルキー地方で
『セリが帰ってきた』がオンエアになりました」とあって、
また「え…!」と相成りました(笑)。

ちなみにミルキーさんの地方は福岡です。

ところでドラマ、けっこう笑えたなあ。

中でもビョンホン…。

セリにもらったライターを取り戻そうと、
床に落ちたライターを靴を履いた足でたぐりよせるとこ。
これに近いことって、みんな経験してんじゃないの…?(笑)

それと、結局セリに浮気がばれて、
「あしたの朝、このわたしの絵、届けて」とふられるとこ。
ちょっとクシュッとなったビョンホンの表情が
なんとも言えずおかしいんだよねえ…。

ミルキーさんは初めて観たとき、
出演してる女優さんたちがあまり好きじゃなかった
と、おっしゃってたけど、

わたしはけっこう好きだったかも…?(笑)

カフェでのビョンホンらを交えた軽妙なやりとりなど、
なかなか小粋で笑えたもの。
けっこう感動…!

それだけ日本の俳優に力がないってことかな…?

問題はむしろ男優陣。
ビョンホンのライバルとして
ほかに二人の青年が登場してくるんだけど、

ビョンホンは若くしてすでに大リーガー級だから、
ほかの二人がライバルとしてはどうしてもちょっと見劣りしてしまう、
というか、なんというか…(笑)。

う~ん、わたしの贔屓目なのかなあ。
違う…、と、思うんだけど…(笑)。

物語は一時期日本で流行ったトレンド・ドラマ風…?

セリがいない間、男たちは浮気してるんだけど、
もともとセリ自身、二人の男と同時に付き合ってる。
多角交遊してるんだよね…。

で、たとえそれがお互いバレても、
妙にさっぱりしてるもんだから、観てて気持ちいい…?(笑)

まあ、男女の愛の「移り気」をよく知ってて、
だったら最初からそうやろうよって付き合ってる
若い世代の潔さというか、儚さというか(笑)、
そういうのがけっこう上手にサラリと描いてある…?

現実ではなかなかこうはいかないだろうけどさ、
もっとドロドロし合っちゃって…(笑)。

ただ、こういうふうにあるとけっこういいかも…、
というふうに韓国のひとたちも思い描きはじめた?
という点が大事なのかも…。

1999年の作品なんだけどね。

で、その基盤になっているのは、
セリが大富豪の娘、ビョンホンが若社長という
人物設定によく表れているんだけど、
経済的に裕福になってるからなんだよね。

こういうひとたちは昔、
日本では「高等遊民」って呼ばれたんだけどさ(笑)。

高等遊民になると、
人間はだいたいこういう男女関係になりやすいのよね、
「源氏物語」の光源氏みたいに…?

ただ漱石はちょっと違ったかな。
漱石も高等遊民なんだけど、

男女はなぜ三角関係に陥りやすいのか!
なんて自問しながら、
蟄居したり、自殺したりする人間たちばっかり描いてたもんね。

いやあ、韓国でも、漱石は遠くになりにけり…?(笑)

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●てっせんさん
なるほどなあ、漱石と猫が韓国風刺を…(笑)。
さすがてっせんさんですね。
舞台になってるカフェのカウンターに漱石の「猫」がいて、
ビョンホンや女どもに交じって話をする。
カウンターの奥の壁にはなぜか漱石の写真が飾られている…。
考えただけでも笑えますねえ、韓国のひとにわかるかどうか
別にして…(笑)。

●ブルースカイさん
コメントありがとうございました。
1時間ドラマでこれだけのものを作るなんて
韓国ドラマやっぱりやるなあと思いました。
ビョンホン、10年前の作品ですけど、ほんと演技がものすごく
しっかりしていて凄いなあと感動しましたねえ。
それに、男からみてもなんだかイチイチ魅力的です…(笑)。

●lee_milkyさん
さらにあとで「セリが帰ってきた」が帰ってきたを検索したら、
lee_milkyさんのホームページがトップで出てきましたよ。
うわっ、凄い! と、なぜか私は勝手に感動してしまいました(笑)。
10年前の韓国ドラマですけど、ビョンホンをはじめ、
俳優さんたちが生き生きしてていいですよねえ…。

●スクリーンさん
お元気ですか。
面白かったですね。相変わらず笑えます(笑)。
やっぱり「笑い」は演技の基本ですねえ…。
ようやくすこし時間ができたのでいま連ドラ見てるところです。
もちろんビョンホンの…。
なにかって…、アレなんですけどね、ほら、アレ…?(笑)

●スクリーンさん
どれかゲットできるといいですね。
いま観ているドラマをとっても
ビョンホンの心の容量はやはり桁違いだなあと思ってしまいます…。
向暑の折、どうぞお体お大事に…。

●コスモスさん
ビョンホン・ファンの方はやはり
ヨンジュンのことがどうしても気になるのではないでしょうか…。

●コスモスさん
ブログをお読みいただいているそうでほんとうにありがとうございます。
芝居をやっていますけど、もともと映画で育ちました。
昔は映画を観て友人たちとおしゃべりするのが大好きでしたが、
いまはもうそういう友人もあまりいなくなりまして…(笑)。
淋しいことにみんな映画あまり観なくなっちゃったんですよね(泣)。
これからも時々覗いていただけるととても嬉しいです…。

●スクリーンさん
そうですか。
ビョンホンの記事にヨンジュンの名前が出てきたもので、
私もついそうなのかなあと思ってしまいまして…。
大変失礼しました…。

●チェブさん
言いすぎじゃないです(笑)。
ビョンホンは世界的に観てもトップレベルの俳優です。
この夏はぜひ堪能してください…!

●ぽんたびさん
はじめまして。
いやいや、ほんとに面白かったですね。
ビョンホンのすごいところは、ズバリ、喜劇ができるところですよね。
俳優はひとを「笑わせる」ことができるかどうかで決まっちゃいます。
笑わせることのできる俳優は、シリアスな役をやらせても
ものすごくいいんです。
シリアス一辺倒の俳優より100倍いいです(笑)。
世界的に言えることです…(笑)。
ひとに笑われる俳優は、笑われることで恥かしさも悲しさも苦しさも
知ってるからだと思います。
ほんと、こういう演技ができるからいまのビョンホンがあるんだよな、
と、つくづく思いますよね…。

●ぽんたびさん
103話! ギネスブックものですねえ…!
いったいどんなドラマなんでしょう。
ビョンホン、主役なんですか?
いやあ、これはお奨めの73話と75話でけでも観なくちゃあ…(笑)。

ありがとうございました。

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■TVM 60分 韓国 ロマンス/コメディ

演出
オム・ギベク

出演
イ・ビョンホン
イム・チャンジョン
イ・ジウン

プレイボーイ役を演じるイ・ビョンホンの、一味違う魅力満載のラブコメディー。
裕福な家庭で生まれた画家志望のセリは、自分の領域が男達によって侵されることを極度に嫌い、恋愛に執着したくないがために同時に三人の男と付き合っている。カフェのオーナー・シチャンと小説家志望のハンスはセリの恋人。一年の予定でセリが留学している間、それぞれ他の女性と浮気をしている。ある日、突然帰国したセリからの電話を受けて慌てる二人。浮気の証拠を隠滅するため奔走するのだが・・・。 

物語紹介はブログ「イ・ビョンホンが大好き」さんからの引用です。
http://naaana.blog18.fc2.com/blog-entry-228.html

この記事へのコメント

てっせん
2009年07月13日 00:20
今晩は
この映画は観ていませんが・・・
話題が、ビョンホン・高等遊民・漱石ときましたら・・・
う~む、ビョンホン、案外、漱石がハマリ役?・・・(笑)
いや、これ、マジでちょっと観てみたくなりましたねえ。
誰か、SF仕立てで漱石を現代の韓国に転生させて、韓国語ペラペラの猫と一緒に、今の韓国を風刺するようなお話を作ってくれないでしょうかしらねえ・・・(笑)
ブルースカイ
2009年07月14日 09:42
山崎様始めまして。
ビョンホン出演作品評ではいつも楽しませていただいておりました。
次はいつかいつかと殆んど毎日覗かせていただいておりました。
セリが帰ってきた……嬉しいです。
私この作品が大好きなんです。
まず、時間が短く気軽に観られること。ビョンホンさんの色々な表情が楽しめること。カフェでのマスターを含めたやり取りなど……
でもやはり他の男優さんにはもの足りなさを感じました。
余りにも軽くて好みでなかった女性達も、今では「なかなか可愛いじゃん」なんて思っています。
セリは最初ちょっとダサイ?と思っていましたが、繰り返し観ると3人の中ではお嬢様という雰囲気と余裕が感じられ適役だったと納得しています。
ありがとうございました。

2009年07月15日 20:53
山崎さん、こんばんは。
「セリが帰ってきた」のタイトルに反応して、この記事を開いてみたら、何と、自分のことが書いてあるので、驚いて、今、自分のブログで確かめてみました。
もうほとんど忘れかけていたけど、私も、カフェでのやりとり好きだったみたいですね^^;
久しぶりに自分の記事を読み返すチャンスを与えて下さってありがとうございます。
ここ最近音信不通の方のコメントや以前画像を貼りまくっていた頃の名残をみつけて、懐かしく昔を振り返りました。
私も、またセリが帰ってきたを観てみましょうか?
受話器を肩に挟んで女の子たちにバイバイするシーンが好きなんです^^
スクリーン
2009年07月21日 00:39
山崎様 こんばんは

お久しぶりです。
トップから入り、@@ イ・ビョンホンのところが、27に替わっているぞ!! 新たな作品ご覧になったんだなと、すぐにこちらへ(^0^)

セリ・・誰も推薦しませんでしたか??
失礼しました。 オモシロイでしょう。二枚目の裕福なボンボン。。プレイボーイぶりを見事に演じながら、女性に手玉に取られている、コミカルな場面もあり、楽しめました。

製作当時は 主演イ・ビョンホンでは無かった作品も、彼の日本での活躍で、主演・イ・ビョンホンと名づけられた作品多いです。
例えば ドラマ・恋の香り・ドラマ・太陽が昇る日などなど。。
さ~~これからはどの作品が彼の代表作品となるのやら、、、楽しみです。
スクリーン
2009年07月21日 22:21
山崎様 こんばんは

舞台も終わり やっと一息。。ですか。
見出すと凄いペースですね。

私も一段落したら、先生のお勧め作品など DVD見ていきます。

ビョンホン作 次はドラマ。。あれ あれ。。お勧したビックキャスト出演のあれですかね。。笑えます、鼻水たらして泣けます。ご堪能ください。コメント楽しみです。

ここ連日 さまざまなところに試写会、レッドカーペット応募。ひとつで良いのでゲットしたい。間近で、映画公開 お祝いしたいです。

今の彼の成功は さまざまなタイプの作品に出演されたからあるのだと思います。
ある雑誌のコメントにイ・ビョンホンとは?? JSA 美日々、最近ではキムタクと競演などと いろんな回答が出るでしょう。ぺさんは冬ソナ・・だけの回答。。。本当に いろんなことに挑戦していくビョンホンさんのこれからの作品が楽しみ。
コスモス
2009年07月21日 22:58
↑なぜビョンホンさんについてのコメントにヨンジュンさんの名前を出すのでしょう・・・
コスモス
2009年07月22日 10:52
山崎様 初めまして
最近このブログを知り、プロの視点のご意見楽しく読ませていただいています。
スクリーン
2009年07月24日 22:23
山崎様 こんばんは

いえいえ ↑雑誌のコメントを紹介したかっただけで、ペさんが気になるわけでは ありませんよ。

俳優イ・ビョンホンは俳優としていろんな方面にで挑戦されてる事が、一般に知れ渡って来たので嬉しです。
チェブ
2009年07月25日 17:12
山崎さんこんにちは
この夏はビョンホンさんの来日が続き
ビョンホンファンとしてはお祭り状態なので、久しぶりにビョンホンさんに関するコメントをします
8月7日公開のGI☆JOEでは予想以上に露出度(裸じゃないですよ)が高かったようで、本当に期待しちゃってます
セリフも少ないかもしれませんが顔を出してるシーンでは可能な限り目で演じてると思うんですよね(笑)
そのあたりのところ世界中の人が気づいてくれるかどうか(笑)
でもぜひ、世界中の人に俳優イ・ビョンホンを堪能してもらいたいわけです。→言い過ぎ?
(笑)
ぽんたび
2009年08月02日 22:29
山崎さん、こんばんは!
ビョンホンさんの作品の中でも大好きなひとつです。
今の彼からは想像できない様な、かる~いお兄ちゃん。そんな所もおもしろくて。
元彼女や、今彼女には強気なくせに、本命のセリに浮気がバレた時のしゅんとした表情、子供みたい。
そのくせ、すぐに立ち直り元彼女に言い寄ってドリンクをぶっかけられたり。
個人的にツボなのは、電話で「ミアネ~」
あんな風に甘えて言われようもんなら、誰でもコロッとなりますわ~
山崎さんもおもしろいと言ってくださり、嬉しくなって初めておじゃまいたしました。
久し振りにまた今夜あたり、見ちゃおうかな!
これからもビョンホンさん作品をご覧になって、感想をお聞かせくださいませ。
楽しみにしております!!
ぽんたび
2009年08月03日 20:43
山崎さん、またまたこんばんは!
お返事頂けて嬉しくなり、またおじゃましました。
喜劇と言えばですね、ドラマ「明日は愛」も面白いですよ。
とは言え、このドラマ、103話までありますので、お忙しい山崎さんが制覇なさるのは困難かと。
私は特に、73話と75話、笑っちゃいました。
もちろん笑いだけでなく、ほろりとさせられる話もありますが、今回は喜劇という事で。
色んな表情のビョンホンさんが見られてお気に入りのドラマです。
もし、機会がございましたらどうぞ~

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