将軍の息子1 (1990)

[336]イム・グォンテク監督のひたすらまっすぐな映画ごころに打ちのめされた…?


画像     韓国の英雄
     キム・ドゥハン(金斗漢)の
     波乱万丈の人生(青年期)を描いた
     3部作の第1作。

     イム・グォンテク監督の
     大傑作…!

     観るの、
                   これで3度目なんだけど、

いやあ、今回も3本、いっきに観てしまったよ…。

なんといっても感動しちゃうのは、
「韓国の溝口健二」と呼ばれる
(私は「韓国の鈴木清順」と思ってるんだけどね)
イム・グォンテク監督のひたすらにまっすぐな映画ごころ…!

そのこころはいろんなところに表れてる。

金斗漢を英雄としてじゃなくて、
ひたすら浮浪児・金斗漢として描いてるところ…。

いいかえると、英雄を
激動の時代を生きたひとりのチンピラとして描いてる…?
めちゃ感動の視線…。

それから、オールセットによる撮影…!

時代は1930年代。
日本が朝鮮を占領していた時代なんだけど、
日本語や日本カルチャーが蔓延した
当時の韓国の町並や家屋の様子を再現しながら撮影してるの。

それも全編…。

大掛かりなセットとは言えないかもしんないけど、
よくぞやってくれたって叫びたくなっちゃう…?

日本映画の看板がかかった映画館。
路面電車。屋台の並ぶ通り。木賃宿etc.…。
1930年代のソウルが蘇る…?

邦画も全盛期、撮影の中心はセット。
その意味では懐かしくもあったんだけど、

セット(虚構)のほうがじつは真実を伝えられるのだ、
みたいなことをこの映画はよく教えてくれるのよね、
多少拙いセットだろうと…。

実際、1930年代のソウルや人々の感じって
こんなだったんだろうなあ、って思っちゃうもんね。

映像もただひたすらにまっすぐ。
小細工、一切なし。
基本のアングルは、正面。

たとえ乱暴だ、無骨だと言われようと、
ほんとに必要な絵だけを、
ドン、ドン、ドンと、ただひたすらまっすぐ積み重ねていく…?(笑)

うん。これでいいのだ。
これぞ映画。カメラの基本。すべて単純さが基本…!

物語の展開もみごとだよ。
金斗漢(パク・サイミン)を軸にドンドコ展開していくの。

韓国の鍾路組と、日本の林組との抗争を描いた物語だから、
ケンカのシーンがものすごく多いんだけど、

観ると、
えっ、もうケリ着いちゃったの?
もう金斗漢勝ったの?って思っちゃうよ…(笑)。

思わず泣きたくなるようなシーンでも余韻なんて一切残さないよ。
もうさっさと次のシーンに行っちゃうよ。

えっ? これって、もしかして私(山崎)の演出?
って私も錯覚しそうなくらいだよ…(笑)。

それでも観てるとグイグイ画面にひきつけられちゃうんだよね。
必要なときは涙まで流しちゃってるんだよねえ、不覚にも…(笑)。

それもこれもイム・グォンテク監督の
ただただひたすらにまっすぐな映画ごころに
胸をしめつけられるせい…!

画像

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■108分 韓国 ドラマ

監督: イム・グォンテク
製作: イ・テウォン
原作: ホン・ソンユ
脚本: ユン・サミュク
撮影: チョン・イルソン
音楽: シン・ビョンハ

出演
パク・サイミン
シン・ヒョンジュン
イー・イルチェ
パン・ウニ
キム・ヒョンイル

1930年代,ソウル鍾路(チョンノ)の優美館(映画館)一帯にあった実話を扱ったホン・ソンユの同名原作を土台に,単なる暴力団に過ぎないキム・ドゥハン(金斗漢)という人物が,民族という大きい命題と会い迫害を受ける民衆の精神的支柱になる過程を描いたアクションドラマ。「将軍の息子」シリーズ3部作の1作目。
1930年代の日帝時代の京城(現在のソウル)のチョンノ(鍾路)。朝鮮独立運動の英雄キム・チョァジン(金佐鎮)将軍の息子キム・ドゥハン(パク・サンミン)は,自分の生まれも知らず,浮浪児として育ったが,その武闘力を見込まれ,鐘路を仕切るやくざ組織鍾路組のキワニに拾われる。
キム・ドゥハンは,馬賊を破った京城帝大の学生やくざオム・ドンウク[オントグ](キム・ヒョンイル)とともに,鍾路を日本人の手から守ろうとするが,鍾路をねらう日本人やくざ組織林組の親分林(シン・ヒョンジュン)のため,キワニもオム・ドンウクも破れ,キム・ドゥハンは,鍾路組の新親分となる。
キム・ドゥハンは,警察柔道師範の丸岡警部(キム・ソンリョン)や林組が雇ったキム・トンへ(イ・イルジェ)との闘いに勝ち,鍾路を守ったかに見えたが・・・。



かんにんや・・・
日本クラウン
キム・ヨンジャ

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