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zoom RSS ラスト・ブレゼント (2001)

<<   作成日時 : 2009/08/17 19:54   >>

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[339]イ・ヨンエとイ・ジョンジェが人間の性の哀しさをみごとに表現してみせた…?


画像     いやあ、
     自信失くしちゃったなあ…。

     なにって…?

     作品の資料を、
     と思ってある
     ホームページに行ったのよ。


で、たまにやるんだけど、
この作品についてのほかのひとのコメントを覗いてみたら、
けっこう「×」なひとが多いのよ。

え………………? って自信失くしちゃってさあ。

そりゃあ台本がちょっと粗いとは思うけど、
ものすごくいい映画で、
こっちは「これぞ映画」に入れてもいいかなあ、
なんて思ってたくらいだったからさあ…。

いや、ま、いいんだけどね。
ひとにはそれぞれ好みがあるわけだから…。

とは思ったけど、
このひとたちに漂う
この映画にたいする拒絶感はいったいなに…?

感動しちゃうおれが変なの?
それともこのひとたちが変なの?

って、なんだか訳がわかんなくなって、
心が凍りついちゃったというか、
助けてくれえって悲鳴をあげたくなっちゃったというか…。

本国の韓国では100万人を超す大ヒットだったらしいんだけど、
日本でもしこんなに拒絶感おぼえるひとが多いんだとしたら、

私しゃあ、やっぱり日本人確実に狂っちゃってるよ、
と思うんだけどねえ…。

実際、いま、狂ってるひと多いものねえ、怖いくらい…。

ま、そこまでは言わないにしても、
コメントの仕方にまったく愛情がないって言うの?

このひとたち、ほんとに映画が好きなの?
べつに愛情もないし好きでもないんだったら、
おい、コメントなんか書き込むなよって思うんだけど、

そういう節度みたいなものがまったく感じられなくて、
やっぱり「え…………?」ってなっちゃうんだよねえ…。

それに比べると私なんか超幸せだよなあ。
コメント下さるかたそういうひとまったくいないもんねえ。
と、ものすごく感謝したくなっちゃいました…(笑)。

いや、ほんとです。
ありがとうございます…!(絶対的感謝)

まあ、最後はほかのホームページいくつか見たら、
けっこう評価高かったので、ちょっと安心したんだけどね…(笑)。


ところでこの作品はすでに言ったけど、
本的には多少無理あるよね。

ジョンヨン(イ・ヨンエ)、
なんでこんなにヨンギ(イ・ジョンジェ)に冷たく接するのか
実はよくわかんないし、

ジョンヨンみたいな女が
プロデューサーにお参りするわけないだろうと思うし、

ふつうだったら、
ヨンギと相棒の関係もちょっと書かなきゃあと思うし…。

でも、そういう無理や粗なんか
仕舞いにはどうでもいいよ!ってなっちゃうのは、

愛情表現のすごく下手な夫婦の、
まさにその下手さ加減を、
イ・ヨンエとイ・ジョンジェがものすごく丁寧に、
微細に表現してみせてくれてるから…!

お互い愛し合っているにもかかわらず、
いや、愛し合っているがゆえに、こころが微妙にすれちがってしまう…。

すれ違うのは
言ったように、お互い愛情表現が不器用だからなんだけど、

二人が幼い子どもを亡くしたこと。
ジョンヨンが不治の病に犯され、夫に内緒にしていること。
二人はヨンギの両親の反対を押し切って結婚したんだけど、
肝心のヨンギがコメデイアンとしてなかなか売れないこと。
妻に内緒でヨンギが店の権利書を持ち出したことetc.…。

そういうことが重なって、二人とも
ますます愛情を素直に表現できなくなっちゃってるんだよね。

で、忘れちゃいけないのは、
そういう条件が重なってしまうと、
たとえ愛情表現がそう苦手ではないひとでも、
多かれ少なかれ二人のような状態に陥っちゃうってこと。

その意味では、
二人の微妙なすれ違いは、人間であるかぎり
けして避けることのできないすれ違いなんだけど、

そうしたすれ違いを
イ・ヨンエとイ・ジョンジェが
ほんとにもうよく表現してみせてくれるのよ。

たとえばヨンギが、
ギャラの代わりにこんな薬を渡しやがった、と嘘ついて、
ジョンヨンに薬を渡そうとするシーン…。

あ、人間ってこういうことやるよなあ。
おれもやったことある!
って心の中で叫びたくなっちゃうんだよねえ。

でもジョンヨンはけして素直には受け取らない。
受け取ると自分の病気を知らせることになっちゃうからだけど、
そんなこと、したくてもとてもできないから、
バンと突っ返して自分の部屋に駆け込む…。

心にもないことをやってしまう…。

で…、
あ、人間ってこういうことやる。おれもやったことある!
って、またしても心の中で叫びたくなっちゃう…?(笑)

だよなあ、人間てこういうことやっちゃうんだよねえ。
やっちゃいけない。
ほかになにか方法があるはずだってわかってても…。

うん、こういうことやらないやつなんて人間じゃないよなあ…(笑)。
一言でいえば、人間の性(さが)…? 性の哀しさ…?

そういうシーンが続くのをみているうちに、
涙と鼻水でこっちの顔はもうグズグズになってきて、
だんだん始末に終えなくなってきちゃうんだよねえ…(笑)。

とにかくすごい。
イ・ヨンエとイ・ジョンジェ、すごい。
こういうのを役者だって言いたいよねえ…!

とくにイ・ジョンジェ、
そんなにたくさん観てるわけじゃないけど、この作品がいちばん。

いつもはけっこうカッコつけた役が多いんだけど、
こういう、ちょっと情けない、
頼りないヨンギみたいな役がいちばん…!
絶大…!(笑)

コメディアンとしてコントやるシーンもすごくいいしね。
あのイ・ジョンジェが笑えるの…(笑)。

いやあ、惚れ直しちゃったわ。


ほかに、詐欺師のコンビの二人もいいよ〜。
類型的な役を、きっちり類型どおりにやって、
しかも、しっかり笑かすことができるんだもん…。

あたま下がる。

こういう俳優たちを観ても
感動しないひとたちがいるのかと思うと、いやあ、淋しくなるぜ。
かわいそう…?(笑)

まだ観ていないひとはいないでしょうけど、
超お奨めの1本です…。

画像



●つばきさん
おはようございます…?(笑)
イ・ジョンジェは私もお気に入りの俳優なんですが、
いやあ、この映画には参りましたねえ。
途中からもう涙が止まんなくなっちゃいまして…(笑)。
イ・ジョンジェはむろん、イ・ヨンエもほんとによかったです。
「夜を賭けて」で監督をやっている金守珍は、
私がかつて在籍した状況劇場という劇団の後輩なんですよ。
かれはむろん、出演している俳優の大半は
私のよく知っているひとたちで、
観たときはなんだかハラハラして
正直、映画どころではありませんでした…(笑)。
関東もきょう、ほんとに久しぶりに晴れました。
このまま夏らしい天気が続くといいのですが…。
つばきさんもおからだどうぞご自愛くださいませ…。

●Leeさん
「イ・ジョンジェさんの悲しみを堪えながらのコントが忘れられません」
ラストのほうですよね。
ほんと、舞台裏のほうから撮ったあのときのイ・ジョンジェの表情、
私も心に焼きついています。
客席にいる妻(イ・ヨンエ)にもきっとあの顔見えてたんでしょうね…。
「ノムノムノム」、映画館で観たいですねえ…。
あ、上映が始まったらブログの「ノムノムノム」の記事も
復活させようと思っています…(笑)。

●コスモスさん
はじめまして。
ブログお読みいただいているそうでありがとうございます。
イ・ジョンジェの評価がとても高いですねえ。
私も大好きで、すばらしい俳優だと思っていますが、
「イルマーレの雰囲気も彼でなかったら無理かも」
とのコメントには、あっ、そうだよなあ…! 
と、ものすごく納得しました。ありがとうございます(笑)。
この映画のイ・ヨンエもほんとにいいですよねえ。
彼女の作品の中では、もう最高に気に入っています。
とても身近に感じられるキャラクターだから、
ということも手伝ってるのでしょうか…?
韓国映画を観はじめてからいまの日本映画は
ほんとに物足りなくて観なくなっちゃいました。
むかしの作品は別なんですけど、やっぱり俳優が…。
芝居をやっているものですから、
私としてはとても他人事ではないのですが…(笑)。

●ひらいさん
韓国映画(DVD)は、ジャケットやタイトルで選んでると
痛い目に会う…?
私もそういう学習はさんざんさせてもらいました(笑)。
イ・ジョンジェの演技の幅の広さと底の深さを
みせられる映画ですよね。
私もティッシュけっこう使いましたよ…(笑)。
こんどは奥さんが韓国に…?
なんだかめちゃくちゃ移動が多いみたいですけど、
ひらいさんのお仕事、まさか一家してスパイだとか…?(笑)
しかし、えらい勢いで映画ごらんになってますねえ。
なんだか私までチカラ入っちゃいます…(笑)。

●tenchanさん
あ、tenchanさんだ、お久しぶりです、
と言おうと思って後を読んだら…、
えっ…?! うそっ…?! と一瞬息が止まって、
そのあとなぜか瞼がブルブル震えちゃったんですが(笑)、
あの、ほんとによろしいんですか…?
以前、てっせんさんに「太陽はない」のことを聞いてから、
事あるたびに探してて、先月は新大久保をうろついたんですが、
やっぱりなくて…、ショボンとしてたところなんです。
日本語字幕が出てないことは知っていたのですが…。
大変申し訳ありませんが、お言葉に甘えさせていただいて
よろしいでしょうか…?
私にできることでしたらなんなりと致しますので…!
はい、アトリエとげぬき地蔵宛てで大丈夫です。
韓国語はわかりませんが、物語の概略は知っていますので、
なんども観ればわかると思います…!
どうぞよろしくお願いします…!
あ、上のひらいさんも、大のイ・ジョンジェ ファンらしいんです。
イ・ジョンジェならあれ観てください、これ観てください、
と、お奨めしてるんですよ…(笑)。

●月見草さん
そうですか、コスモスさん、月見草さんだったんですか。
ドヒャーですねえ、なんだかわかりませんが…(笑)。
最近の韓国映画を見てると、
ビョンホンをはじめ、ジョンジェ、ヨンエと、
この頃の韓国の俳優、ものすごいものがありますね。
個人的な才能はもちろんですが、
韓国映画界、ひいては社会に相当な勢いがあって、
個々人の才能を無限に引っ張り出したんじゃないかと
思ってしまいます…。
あ、雪掻き、まだ毎日大変なんでしょうか…(笑)。

ありがとうございました。
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■112分 韓国 ロマンス/ドラマ

監督: オ・ギファン
製作: キム・ミヒ キム・サンジン
脚本: パク・ジュンウ オ・ギファン
撮影: イ・ソッキョン
音楽: チョ・ソンウ

出演
イ・ジョンジェ ヨンギ
イ・ヨンエ ジョンヨン
クォン・ヘヒョ ハクス
イ・ムヒョン ハッチョル
コン・ヒョンジン ヨンギの相棒チョルス
ユン・ジニョン ジニョン
サ・ヒョンジン ヘジョン
イ・インチョル 詩が好きなジョンヨンの先生
イ・ムンシク ヨンマン

本国の韓国では100万人を超す大ヒットを記録した涙と感動のメロドラマ。売れないコメディアンの夫と、ある秘密を抱えながらも献身的に夫を支える妻。なかなか素直になれないながらも、心の底では互いに深い愛情で結ばれている一組の夫婦の姿を情感豊かに描く。主演は「イルマーレ」のイ・ジョンジェと「JSA」「春の日は過ぎゆく」のイ・ヨンエ。
なかなか芽の出ないコメディアン、ヨンギ。彼は、親の反対を押し切って愛するジョンヨンと結婚するも、生まれた息子を幼くして亡くし、なかなか立ち直れない。いきおい、しっかり者の妻との口喧嘩も絶えない。ところが、ヨンギにようやくチャンスが訪れ、お笑い番組の勝ち抜き戦で躍進をみせる。一方、ジョンヨンはヨンギに内緒で番組プロデューサーに彼を懸命に売り込む。そんな時、ふとしたことからヨンギは妻が不治の病に侵され余命僅かであることを知る。そのことを決して打ち明けようとしないジョンヨン。彼女の気持ちを思いヨンギも知らないフリを通すのだが…。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
山崎さま
こんばんは。
この映画、私のお気に入りのひとつです。
イ・ジョンジェはいい俳優さんだとおもってるのですがいかがでしたか。
白夜にもビョンホンと出てますよ
お暇ができたら是非ご鑑賞ください。
ラストプレゼントはわが市主催の国際映画祭で上映されたとき観たのですが同時上映された(夜を賭けて)
というのは日本出品作品で在日朝鮮人の話で主演の山本太郎がよかったですよ。
韓国がラストプレゼントで中国がキープクールという映画でした。
ラストプレゼントの映画を観て思ったことは夫婦のお互いに思いやる気持ちはあるのに素直に通じあわない
難しさ・・・片方が死んでから後悔しても遅いのに・・あるいみ考えさせられた映画でした。
我が地方は梅雨明け宣言なし・・でしたがうっとうしい日々がつづいていますが
山崎さまどうぞお身体ご自愛くださいませ。
つばき
2009/08/13 22:06
山崎さん、こんばんはm(__)m

「ラスト・プレゼント」もご覧いただき、
しかも『超お奨めの1本です…。』と、
とても嬉しいです。

あまり他の方の感想は読みませんが・・
そうなんですか・・・「×」の方が
多いんですね。。。

イ・ジョンジェさんの悲しみを
堪えながらのコントが忘れられません(T_T)

演技力のある俳優さんの映画は
気が散ることもなくその世界に
のめり込む事ができます。

山崎さん、やっとやっとビョンホンさんの
「ノムノムノム」がもうすぐ公開されます(^O^)

Lee
2009/08/15 23:45
山崎さんこんにちわ

はじめてコメントします。
ビョンホンさん大好きなので、時々ブログ拝見してます。ビョンホンさんのお陰ですっかり韓国のドラマと映画に嵌ってしまいました。今では日本のドラマや映画が物足りなく感じます。
何といっても韓国の役者さんの演技力に魅せられてしまいました。このラスト・プレゼント。山崎さんのおっしゃるように二人の演技に感動した記憶があります。イ・ヨンエさんもこの時は肩の力を抜いたとても柔らかな感じで今まで見た中で一番良かったと思いました。イ・ジョンジェさんは時々ビョンホンさんより、一枚上かなと思うほど、素晴らしい演技をすると思います。シャレた役もシリアスな役も何でもこなせて、凄いと思います。ちょっと日本にはいないタイプの役者さんと思います。イルマーレの雰囲気も彼でなかったら無理かも。イ・ビョンホンでも無理と思います。何か拙い文章でごめんなさい。
でも山崎さんの映画の評論がどなたのコメントより一番好きです。
昔の日本映画の成瀬三喜夫監督や津村保造監督が懐かしく感じるほど、今の日本映画は退廃してると思います。

コスモス
2009/08/25 16:15
おはようございます

『白夜』以降、またムクムクとイ・ジョンジェ熱が再沸騰し、まだ観てなかった(DVDのジャケット写真のセンスのなさに観ようという気持ちが萎えてしまっていた・・・・笑)、この作品を観ました。
すいません、涙と鼻水で脱水状態です!
今まで観たイ・ジョンジェと違う魅力を堪能いたしました。
この作品の彼を観て、改めて彼の才能とその魅力を認識しました。韓国映画には人の心を揺さぶるものがたくさん詰まっているのも再認識した作品です。
山崎さんのイ・ジョンジェ白菜漬物理論にコメントして加えさせて頂ければ、キムチはそれだけで味が完結しており、他の食材と一緒になってもキムチの味として主張できるが、白菜(浅漬けでしょうか)は唐辛子で辛味を強くしたり、醤油を滴してみたり、メインディッシュの味を消さないように食後のお口直しでもできる・・・・(笑)
てっせんさんお薦めの『太陽はない』がない!
来月、妻がソウルに旅行に行くので探してもらいます。(韓国語わかりませんが・・・・・泣)

失礼しました。
ひらい
2010/02/10 10:53
山崎さん ご無沙汰しております
こちらで てっせんさんの他にもジョンジェファンがいらっしゃって 感激しています
ひらいさん よろしくお願いします
「ラストプレゼント」ベタだと思いながらヨンエさんとジョンジェの演技力に引き込まれて やはりいつも最後は号泣してしまいます

ところで山崎さん「太陽はない」をお探しだとか・・・
私が持っていますので お送りします(日本語字幕のものは販売されていません)
どちらに送ればよろしいですか?
アトリエとげぬき地蔵内 山崎様でよろしいでしょうか?
tenchan
2010/02/11 02:33
山崎さん、おはようございます。

今朝ブログ拝見したら、イ・ヨンエさんでしたので、イ・ヨンエさんと言えば、やはり「ラストプレゼント」と思い山崎さんラストプレゼント観たのかなあと思い検索したところなんとコメントの初参加がこの作品だったのを発見!月見草でなくコスモスでコメントしてましたー
もう2年半前のことなんですねえ〜
てつさんと感性が同じ!っと勝手に思い込んでいる月見草の出発点でした。
なんか急に懐かしくなって関係ないことでコメントしてしまいました。m(_ _)m
月見草
2012/02/11 10:32

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ラスト・ブレゼント (2001) こんな日は映画を観よう/BIGLOBEウェブリブログ
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