とかげの可愛い嘘 (2006)

[340]絶対UFOが飛んでくると思った。飛んで来ないと許さなかった…?


画像      これもいい映画だなあ…。

      小学生のジョガンが
      転向してきた同級生の
      女の子アリに
      一目惚れする…(笑)。

      アリは
      自分は呪われた子なので

触ると危ないわよ、と全校生徒に警告する。

でもジョガンは触る。だって一目惚れなんだもん(笑)。
と、ほんとにハシカに罹る(笑)。
その日、アリはいずこともなく行方をくらます…。

時間はいっぺんに飛んで、8年後。
高校生になったジョガンとアリは再会する。
でも、とたんにまたアリが姿をくらます…。

ん…? って感じ…(笑)。

さらに時はあっという間に過ぎて、8年後。
銀行員になったジョガンが座っている窓口に、
突然、アリが姿を現わす。

でも、明日、アメリカに旅立つと、またまた別れを告げる…。

ジョガン、もうたまんないよねえ。
この16、7年間、脇目も振らずアリ一筋だったんだもん。

銀行員になったのも、
いつかアリが「私は銀行員と結婚して幸せになるの」って
言ったからなんだもん(笑)。

このストーリー展開がめちゃくちゃ面白いわ。
だって何年経とうと、ジョガンのアリにたいする想いは、
小学生のころ初めて会ったときとぜんぜん変わらないんだもん。

心(想い)はなんにも変わらず、二人ともからだだけ大きくなっていく…?

そんなん普通ありえねえぜ~、と思うけど、
いや、映画だからありうるんだよねえ…(笑)。
そこでこの映画、もうみごとにファンタスティックしてるよねえ。

面白いよねえ…(笑)。

しかし4度目の再会をすると、
いくらバカ正直一筋のジョガンも「…?」となって、
またも姿を消したアリを必死に探す。

と、予想もしなかった事実に突き当たる。
アリは子どものころからエイズに罹っていて、
余命幾ばくもなかったのだ…!

それも輸血のせいで…。
両親と一緒に交通事故に逢って、
自分だけ助かったんだけどさ…(涙)。

いっきに謎が解ける。

転校してきた日、
アリが雨でもないのに黄色いカッパを着ていたことも、
みんなが気味悪がるトカゲをポケットに入れていたことも、
いつか「私の病気は移らないよ」と断って
ジョガンとキスしたことも…。

自分はいつ死ぬかわからない…。
だから愛してくれる、いや、自分も愛している
ジョガンの前から姿を消してしまわないと…、

というアリの心に、もうどうしようもなく泣いちゃうよ。

自分は死ぬんじゃない、
自分は宇宙人なんだからUFOに乗って宇宙へ帰るんだ…、

というアリのために、ジョガンがラスト、
UFOを呼んでやろうと「サークル」を作るんだけど、
このラストも文句なくいいよ~。
秀逸…!

クァク・ジェヨン監督の
「猟奇的な彼女」「僕の彼女を紹介します」ふうで、
私ゃあもうボロボロだったわ…?(笑)

だめだねえ、こういうの、弱いのよねえ。
トシとったら少しは強くなるのかなあと思ってたんだけどさ…(笑)。

ひとつだけ超個人的な好みを言わせてもらうと、
アリが2度目と、3度目に現れたとき、
子どものときみたいに黄色いカッパ着て、
胸ポケットに「とかげ」を忍ばせて現れてほしかった…?(笑)

おとなで人目もあるけど、
私のアリにはそんなアホやってほしかった…?(笑)

いやいや、理屈はなにもいりません。
未見の方にはこれも超お薦めの作品です。

カン・ヘジョン、私が観たなかではもう抜群にいいし、
チョ・スンウにもまた感動…!

「いかさま師」はちょっと「?」だったけど、
「マラソン」とか
この作品とかのイノセントな少年(青年)役をやらせると、
韓国の俳優のなかでもちょっと群を抜いてるかも…。

拍手…!

あ、お気に入りのカン・シニルにも
ひさしぶりに会えて私は超幸せ者だったよ…(笑)。


●てっせんさん
隠されるほど知りたくなるのが人情というものです。
何の作品(人物)かぜひ教えてください…(笑)。
カン・ヘジョン、歯並びを矯正したんですか。
道理で彼女のプロフィール作ってるとき「…?」だったわけですね。
あの不揃いの歯が愛嬌というか色気あってよかったのに…。
韓国の女性、なんでみんな整形しちゃうんでしょう。
デコボコ(個性)削って、わざわざのっぺらぼうになるなんて…、
どうも私の七不思議の一つですねえ…。

●ペンちゃんさん
はじめまして。コメントありがとうございました。
チョ・スンウは私もとても好きな俳優のひとりなので、
ブログ、ちょっと拝見させていただきました。
ひとりの俳優にこんなにたくさん記事を書かれているのかと
圧倒されました…(笑)。
私の友人のKさんもチョ・スンウのファンで、
舞台「ラマンチャの男」を観たとき痛く感動したそうなんですよ。
私は残念ながら舞台は観ていないのですが…。

●てっせんさん
ああ、なるほど、尹東柱でしたか。さすがてっせんさん…。
しかし、まだ映画化されていなかったんですねえ。
1980年以前に誰かもう映画にしたんじゃないかと
漠然と期待していたんですが…。
ではぜひイム・グォンテクに若返っていただいて…、
あ、いや、ホ・ジノでしたね(笑)。
じゃあ、二人にそれぞれ1本ずつ撮ってもらうというのは…(笑)。

●ペンちゃんさん
そうですね。「下流人生」はうまく行っていないと思いますが、
それでも私はイム・グォンテク監督が
イノセンス一筋のチョ・スンウを「穢れ」の世界に
突き落とそうとした心をひじょうに高く買っているのですが…(笑)。
イム・グォンテクとチョ・スンウにもう一度
その機会を与えてあげるわけには…?(笑)
私生活についてはまったく知らないのですが、
かれ、いま兵役を務めてるということですか…?

ありがとうございました。
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■117分 韓国 ロマンス

監督: カン・ジウン
撮影: キム・ヨンフン
音楽: パク・キホン

出演
チョ・スンウ ジョガン
カン・ヘジョン アリ
カン・シニル ジョガンの父
チョン・ソンファ ジュンチョル
イ・ジェヨン 僧侶
パク・コンテ ジョガン(子供時代)
ビョン・ジョヨン アリ(子供時代)

「マラソン」のチョ・スンウと「オールド・ボーイ」「トンマッコルへようこそ」のカン・ヘジョン共演によるファンタジックなラブ・ストーリー。
8歳のジョガンは不思議な転校生の少女アリに心奪われる。アリはいつも黄色いレインコートを身にまとい、ポケットにはペットのトカゲを入れている。そして、自分に触ると呪いが移ると言って周囲を煙に巻く。しかしジョガンは彼女に触れた翌日、はしかに罹ってしまい、同時にアリも姿を消してしまう。10年後、高校生の2人は再会を果たすが、喜びもつかの間、アリはまたしても姿を消してしまう。さらに8年後、銀行員となったジョガンの前に再び現われたアリ。彼女は、8時間後にはアメリカに旅立つのだと3度目の別れを告げる。悲しい嘘をつき続けるアリをいつまでも想い続けるジョガン。4度目の再会を果たしたとき、彼はついに彼女の秘密を知ってしまうのだが…。

この記事へのコメント

てっせん
2009年08月15日 21:26
今晩は
そうなんです(笑)。チョ・スンウはイノセントな役をやらせると最高なんです。若いときのハン・ソッキュと双璧だと思います。彼がイム・グォンテクの「春香伝」でデビューしたとき、この役者にぜひやってほしいイノセントそのものの役があったんですけれど・・・それはちょっと恥ずかしいのでナイショです(笑)

で、カン・へジョンなんですが、この映画の当時はチョ・スンウと恋人同士だったようなんですが、このあと別れまして、おまけに歯並びを矯正してくれちゃいまして、すっかり人相がかわっちゃったんですねえ(泣)。本人は気に入ってるのかもしれませんが、私は矯正後の顔はどうも・・・
2009年08月16日 09:47
はじめまして。スンウさんの応援ブログを書いている者です。
スンウさんの映画レビューを読んでまして、ここにたどりつきました。よろしくお願いします。

上のてっせんさんのコメントを読んで、同感!で書き込みします。

ヘジョンちゃん、とかげの撮影最初の頃の顔と、試写会後の顔が一転。
06年の二月にしばらくマスクしてた時期があって、どうもそのとき?!
私も、以前のアジアンテイストなお顔のほうが彼女らしいと思います。
矯正後の彼女の出演作「ハーブ」、見たときに、ホントに寂しいやら悔しいやらでした。

で、スンウさんに「ぜひやって欲しい役」私も知りたいと思っております。
突然の、書き込みで恐縮ですが聞かせていただきたく思っております。
てっせん
2009年08月16日 21:51
ベンちゃんさん、はじめまして。
彼にやってもらいたいなあと思ってた役は、韓国の詩人、尹東柱(ユン・ドンジュ)です・・・もし、映画化されるようなことがあればですけれど。ホ・ジノあたりが監督してくれれば、いいんじゃなかなと、ひそかに思っていました。
尹東柱については、こちらのページに詳しいです。
http://homepage2.nifty.com/taejeon/Dongju/dongju.htm
彼の詩もさることながら、私はその写真に衝たれました。青年の潔癖さとイノセンスがそのまま凝結したような・・・。
最初は、ハン・ソッキュがいいなと思っていたのですが、ちょっと年齢的に無理になってきたので、チョ・スンウもいいんじゃないかなと「ラブ・ストーリー」の制服姿を見て思いました。でも、彼もだんだん歳をとってきてしまいましたので・・・(笑)
ペンちゃん
2009年08月16日 23:40
管理人さん、てっせんさん、引き続きお邪魔します。
早速、ご紹介のユン・ドンジュさんの詩のあるHPを読ませていただきました。
全く韓国の詩人については無知な私ですが、詩を何篇か読んでいると、前回のコメントにあった、スンウさんの役柄の多くに生きているイノセント(心が清くまっすぐで純真なところ)と訳文で知ったドンジュさんのイメージの重なりは理解できました。
私がスンウさんを応援するようになったのも、作品の中でのスンウさんの妥協しない役つくり、ある種職人肌を思わせる純粋なところです。
また、舞台では男の色気もあって・・
もし、映画化されるとしたら?!
私も、ホ・ジノ監督に賛同します。

イム監督は、絶賛の監督さんで、「酔画仙」、「春香伝」は好きなんですが、「下流人生」がもったいない・・・ので。
スンウさん、現在、満で29歳です。確かにギリギリの年齢ですね~除隊すると30歳。・・・

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