約束__国境の南側 (2006)

[347]最大の難関を越えてもすれ違ってしまう恋がとても哀しい…?


画像     「国境の南側」は原題。

     わざわざ原題を付けたのは
     「約束」というタイトルだと

     いろんな映画があって
     紛らわしいから…(笑)。

     マンスデ芸術団のホルン演奏者
                   ソノ(チャ・スンウォン)は、

ヨナ(チョ・イジン)と結婚の約束をしている。

しかしソノ一家は、
南鮮にいる祖父と連絡を取り合っていることがばれそうなり、
国境を越え、脱北する。

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ソウルで生活をはじめたソノは、寝ずに働き金を貯める。
約束通り、ヨナを脱北させ、結婚するためだ。

だがその金は詐欺師に持ち逃げされたうえ、
姉からは、ヨナはピョンヤンで結婚したと聞かされる。

ソノはすべてを諦め、
知り合った食堂の娘キョンジュ(シム・ヘジン)と結婚する…。

数年後、ソノは
ヨナが自分に会うため脱北してきたことを知らされ、
収容施設にいるヨナと再会を果たす。

ヨナは、
母のすすめで見合いをし、結婚することにしたが、
後悔しないために、式直前に逃げ出し、脱北してきた
と告げる。

しかし再会の喜びも束の間、
ヨナは、偶然、ソノがソウルの女と結婚していることを知る。

再会で混乱しているソノも、
収容所に忍び込み、ヨナに
「おれは変わった。生まれた国のことはもう思い出したくない。
おまえとも二度と会わない」
と伝える…。

心が散り散りになったヨナは、ソウルの夜をさ迷う。
そして彼女を愛しているソノも…。

偶然バス停でヨナを見かけたソノは、
ヨナを追いかけ、抱きしめ、
一緒に南の漁師町(釜山?)に駆け落ちをする。

しかし、ある日、
ヨナは黙ってソノの前から姿を消してしまう…。

面白い映画だったので、
ちょっとストーリー紹介してしまったなあ(笑)。

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二人の愛は、
脱北という最大の難関を乗り越えたにもかかわらず、
すれ違ってしまった。

二人とも同じことを願ったのに、思うようにいかなかった。
偶然に翻弄された…。

これってメロドラマの基本なんだけど、
その基本にすごく忠実に撮っている…?

そこをすごく評価してあげたい気分なのよね…(笑)。

映像的にもいい場面けっこうあるよ。

さっき言ったけど、ソウルの夜の街中で、
バス停にいるヨナをソノが見かけて追うシーン。

最後、ソノが海辺の小屋を出て、
いなくなったソノを探すシーン。

前後するけど、
街中を歩いていたヨナがいつのまにか、
ソノ夫婦がやっている食堂を尋ねるシーン…。

店はもう閉めているんだけど、
妻キョンジュが冷麺を食べにきたというヨナを店内に入れ、
冷麺をつくってあげようとするんだよね。

その途中、ヨナは泣いて店を飛び出すんだけど、
このキョンジュの親切に心をうたれて、
結局、最後、
ヨナはソノの前から姿を消しちゃうんだよね…。

観はじめたとき、チャ・スンウォンだったんで、
おいおい、大丈夫なんだろうねって
ちょっと心配だったんだけどさ。

なにしろ「ジェイル・ブレーカー」の一件があるからねえ(笑)。

そしたら、けっこういいんだよねえ。
一見優柔不断で、すごく頼りない男ソノを
みごとに演技してみせちゃって…(笑)。

いやあ、見直しちゃったわ(ごめん)。

チョ・イジンも、
純情なんだけども芯はしっかりしてる女を
きっちりやってくれてるし…、

シム・ヘジンも好演。

しかしなあ、私のユ・ヘジン、またこんな役かよ。

いい俳優だからってみんな便利に使いすぎてない?
と、そこだけはちょっと私、不満だったぜ…?(笑)

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●Kさん
おっと、最近はチャ・スンウォンですか。
いやいや、意外でした…(笑)。
「ジェイル・ブレーカー」、ひどいというか笑っちやいましたよねえ。
素がメークしたような顔してんのに、
そのうえに強烈なメーク施しちゃったりして…(笑)。
もともとキャラ的にいいもの持ってるんだから、
チカラ抜きゃいいんですよね。
まあ、若かったし、韓国映画自体、チカラ入れちゃってますから
しょうがないと言えばしょうがなかったんでしょうけど…、
最近はわたしもけっこうお気に入りなんですよ。
しかし木之内に似てますかあ…?(笑)
映画に出てくる漁師町、束草(ソクチョ)っていうんですか。
いいところですよねえ。
私は南のほうかと思ってたんですけど、
ストーリー的に言えばたしかに38度線近くですよね…。
わたしもはやく玄界灘渡りたいです。
芝居できるとこ探してきて~…!(笑)

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■110分 韓国 ドラマ/ロマンス

監督: アン・パンソク
脚本: チョン・ユギョン
撮影: パク・ヨンス
音楽: ハン・ジェグオン

出演
チャ・スンウォン キム・ソノ
チョ・イジン イ・ヨナ
シム・ヘジン ソ・キョンジュ
ソン・ジェホ ソノの父親
ユ・ヘジン ソノの義兄

南北に分断されている朝鮮半島を舞台に、脱北者カップルの悲しいすれ違いの運命を描いた悲恋ドラマ。主演は「ジェイル・ブレーカー」のチャ・スンウォンと「台風太陽 君がいた夏」のチョ・イジン。監督は、これが長編デビュー作のアン・パンソク。2001年、北朝鮮のピョンヤン。青年キム・ソノは、家族が南に住む祖父と行った秘密の連絡が保衛部に発覚し、一家で南に逃亡する。そのため、結婚の約束をした恋人ヨナと離ればなれに。必ず迎えに行くと約束したキムは、韓国でヨナの脱北費用を稼ぐため懸命に働くが、そんなとき、ヨナが結婚したとの報せが届く。

この記事へのコメント

k
2010年02月01日 16:15
何年か前に映画祭で観たのですが、何本かまとめて観た中の一本だったので印象が薄くて、あらためて観なおしました。というのも、最近のお気に入りがチャ・スンウォンだからなのです。
これくらいから、何か体の力が抜けて良い味が出てきてたんですね。これ以前は、ホント大根ですもんねぇ・・・。あ、チソン君みたいに綺麗な大根じゃなくてね。
どことなく、木ノ内頼仁さんに似てませんか?
張り詰めているようで、緩んでもいるようなところ。
元恋人に小石を投げ付けられて、避けるでもなく向うでもなく、オロオロしてるところとか・・・。
二人で短い逃避行をする漁師町は、束草(ソクチョ)。東海(日本海)側の、もうあとほんの数キロで38度線、という町です。
私の、一度は行っておきたい町リストの三番目の場所です。春には行って、写真おくりますね。
あ、私はまだ玄界灘を渡ってません。もうすぐです。
では。

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