ピアノを弾く大統領 (2002)

[350]金大中氏が大統領でなかったらこの傑作コメディも生まれなかった…?


画像     2度目。
     はじめて観たのは
     ずいぶん前…。

     今回観たのは、
     金大中さんが
     この18日に亡くなったから…。

     なんでなんだろう…?

私の中では金大中さんとアン・ソンギが
どうしてもダブって見えてしまってるんだよね。

書かなかったけど「光州5・18」でアン・ソンギ見たときも、
ずっと、「柔らかい金大中さん」見てる感じだったのよ(笑)。

う~ん、私だけなのかなあ…(笑)。

金大中さんをはじめて知ったのは、
日本で「金大中事件」が起きたとき。
73年8月。

白昼堂々と政治家がホテルから拉致されて、
数日後、自宅前に放置されてるのが見つかったんだけど、
「すごいことやるんだなあ…。怖え、韓国…」と、
正直言って、怖気づいたんだよね…。

80年に金大中さんがまた逮捕されて、
それで光州事件が起きて、民主化運動が広まって、
いまの韓国みたいになっていく…。

ようやく大統領選挙に勝ったのは97年だけど、
こうやってみると今更ながら、
いまの韓国映画があるのも金大中さんのちから大
なんだよなあって思う…?

それで哀悼と感謝の意を表して、またこの映画を観たのだ。
つながってるよね…?(笑)

だってこの映画が作られたのは
金大中さんが大統領の時期だし、

金大中さんが大統領でなかったら、
不敬罪でこんな荒唐無稽な大統領映画、
韓国ではとても作れなかっただろうなあとも思うし…(笑)。

物語は「ローマの休日」の逆バージョン…?

ミヌク大統領(アン・ソンギ)が、
娘(イム・スジョン)の通っている学校の
担任女教師ウンス(チェ・ジウ)に呼び出される。

しつけが悪い、罰として詩を百回書け、と怒られて書く。
で、娘が笑わない、娘の笑う姿がみたい、
先生なんとかしてくれませんか(笑)って頼み込んで、
なんどか会ってるうちに恋に落ちる…。

やがてそのうち逢瀬をフライデーされて、
一大スキャンダルになるのだが…、
みたいなラブ・コメディー…。

でも面白いんだよね、
軽妙で、しかもちょっとリズムがシャープで…。

いちばん面白いのは、
ウンスにけしかけられて大統領が
警護員の目をかすめてトイレの窓から逃げ出すところ?

手に手をとって逃げた先が
小さい居酒屋の二階の狭い押入れの中。
おいおい、「ローマの休日」とはえらい違ゃうぜ…(笑)。

ラストもなかなかいいの。

片田舎の小学校に左遷させられた?ウンスの耳に、
あの大好きな「慕情」の曲が聞こえてくる。

教室に行ってみると、
「ピアノの弾けない」大統領がオルガンを弾いてるの。
ウンスのいつかのリクエストに応えて…(笑)。

いいよねえ、のどかな愛で…(笑)。
民主化の最先端にはこんな風景画がゴッロゴロ…?(笑)

で、今回はじめて知ったんだけど、
脚本にあのクァク・ジェヨンが参加してんの。
道理でストーリー展開がしゃれてるはずだよ。

ウンスをやってるチェ・ジウ、相変わらずいいよねえ。
私が観たなかではこの作品がいちばんいいかも…?

大統領の娘をやってるのは、「ハピネス」のイム・スジョン。
若いんだけど、このころからちょっと光ってるよ。

で、わたしのアン・ソンギは…、
相変わらずアン・ソンギやってるというか、
「柔らかい金大中さん」やってるというか…(笑)。

いいよなあ、
トップシーンからイ・ボムスとばかやってて…(笑)。

イ・ボムスが、
ばかやってるチェ・ジウをあの顔で怒鳴り散らす
ばか先生の役やってればこの作品もっとよかったのに…(笑)。

あ、エンディングのチェ・ジウの髪型、
私的ちょっとには「…?」だよ。


片隅からですが、
金大中さんのご冥福を心からお祈りいたします…。

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■93分 韓国 ロマンス/コメディ

監督: チョン・マンベ
脚本: チョン・マンベ クァク・ジェヨン
撮影: ピョン・ヒソン

出演
チェ・ジウ チェ・ウンス
アン・ソンギ ハン・ミヌク大統領
イム・スジョン ハン・ヨンヒ

ミヌク(アン・ソンギ)は潜伏視察をしたりと、’国民の国民のための国民による政策’、国民をまず考える政策を繰り広げ圧倒的な支持を得ている大韓民国大統領。ウンス(チェ・ジウ)は、常に学生側に立ち学校と摩擦を起こし、勤務する学校が数回かわった前歴があるトラブルメーカー教師。学生の制服を着て転校生になりすまし、自分が赴任するクラスの動態をあらかじめ見ておくような意志が強い教師だ。そんなウンスに強敵が登場する。クラスの問題児ヨンヒ(イム・スジョン)だ。授業中に教室から出て行ってしまうなど反抗で一貫するヨンヒを理解できないウンスは、ヨンヒが言った自宅の番号に電話してみるが、そこは他でもない大統領府だった。ウンスは、学校を訪ねた大統領ミヌクを見て、子供の代わりに罰を与えるなど、荒唐・唐突・果敢なことをする。そんなウンスをミヌクは大統領府に招待する。


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