英語完全征服 (2003)

[388]子豚に英語を教えるシーンだけ面白かったかな…?


画像     「MUSA-武士-」の監督
     キム・ソンスの作品。

     英会話スクールに通う
     地方公務員の女の子が、

     スクールに通ってくる
     靴屋の若い販売員の
     男の子を好きになるのだが…、

というラブ・コメ…。

韓国映画にはこういうラブ・コメ、ほんと多いよね。

ストーリーもよく考えられてて感心はするんだけど、
でもねえ…、この程度ではそんなに笑えないよ(笑)。

イ・ナヨンもチャン・ヒョクも、
パク・サンミョンみたいに存在自体が笑える俳優じゃない。

と、演技するしかなくなってくるんだけど、
演技すればするほど魂胆が透けてみえるから、
観ててだんだん苦笑するしかなくなってくるっていうか…(笑)。

二人ともまだ若すぎるのかもね…。

最後のほうの電車の中で、
ユ・ヘジンとイ・ボムスが一度だけ珍しくコンビで出てくるんだけど、
この二人と比べるとその差はもう歴然としてる…?

二人とも、明らかに笑わせようって思って演技してるよ。
でもその魂胆が消し飛んでしまうほど、この二人はおかしいんだよね。
もう絶品! 私なんか超うれしくなっちゃう…(笑)。

結局、二人とも、演技を超えたおかしさを
そのからだ(人格?)が湛えてるってことなんだよね。

イ・ナヨンもチャン・ヒョクも若すぎて?
そういうものをまだ身体的に獲得できてないわけ…。

ただワンシーンだけ笑えるとこがある。
二人が子豚に英語を教えたり、
逃げた子豚を捕まえて首に縄つけて、犬の散歩みたく、
農道をおじさんの家へと帰っていくところ…。

うん、あそこはいいよ(笑)。

で、笑えたり面白かったり理由はただひとつ。
子豚という小道具に助けられてるから…(笑)。

言ってみれば、イ・ナヨンもチャン・ヒョクは
子豚さんという人間ではない小道具を背負うことで、
ユ・ヘジンとイ・ボムスが身体的に発するおかしさを
獲得してるんだよね…。

しかし、ユ・ヘジンとイ・ボムスをはじめ、
ナ・ムニ、チョン・ソギョン、チョン・ドゥホンと、
めちゃくちゃいい俳優が脇で出てるのよ。

なのに監督さん、なんでこんな映画撮ってる暇あるわけ?
なんて思っちゃったわ…(笑)。

2003年製作の映画なんだけど、
韓国の映画界自体が、
一生懸命、若い観客層を増やそうとしてたのかな…?

お~い、
映画らしい映画が観たいぞ~…!(笑)

画像


●てっせんさん
そうでしたか。心からお悔やみ申しあげます…。
私はまた、てっせんさん病気でもなさったのかなと
案じておりました…。
この映画、ストーリー的にはよくできてるので、
イ・ボムスとペ・ドゥナかチェ・ジウあたりでやると、
それなりに面白かったのに…、と残念でした(笑)。
母が生活が苦しくて妹を幼いころアメリカに養子に出した、
ムンスは、その妹と再会できるので英会話を勉強していた、
という設定がとても面白かったんですけど、
チャン・ヒョクではちょっと荷が重過ぎましたよね…(笑)。
まあ、いずれにしろ「MUSA」撮った監督なのに、
と不満は拭いきれなかったかもしれませんが…(笑)。
はい、最近、けっこういい映画、重要な映画を見てるでしょう?
私には韓国映画の師と仰いでる方がいらっしゃるんですが、
その師の水先案内がとにかくすばらしいものですから…(笑)。
お暇な折にご感想いただければ幸いです…。
あ、近いうち「桑の葉2」も観れそうなんですよ…(得意げ、笑)。

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■113分 韓国 ロマンス/コメディ

監督: キム・ソンス
製作総指揮: チョ・ミンファン
撮影: キム・ヒョング

出演
チャン・ヒョク パク・ムンス
イ・ナヨン ナ・ヨンジュ
アンジェラ・ケリー
キム・インムン
ナ・ムニ

今日も洞事務所の末席を強硬に守ってスポーツ新聞の運勢欄を閲読する9級公務員ナ・ヨンジュ。たいした事がない容貌に性格まで変わってるけれど,自分の途方もない魅力を世の中が分かってくれないという信念一つで生きている彼女は,誰が見てもノーマルな人生を生きている。
ある日,洞事務所に青い目の外国人が訪れ,ヨンジュの呑気な日常にも波風がたち始める。500ウォンの宝くじにも当選したことのない彼女が,英語ができない同僚を代表して英語完全征服走者に当選したのだ。生まれて初めて英語学院の門をくぐったヨンジュは,脂汗が出るレベルテストを経て,初歩クラスに入れられる。
しかし,このとんでもない公務員の女の子は,アルファベットに慣れる前に浮気なムンスに心を奪われてしまう。エレベーターに乗ってなくした運動靴の片方を探して履かせてくれたムンスの親切に,思わず胸が熱くなった感激を味わったのだ。
ムンスの親切が靴販売員の習慣性行動ということを識別できないヨンジュは,「ムンス=待ち望んだ男性」と信じるようになる。そして,「愛する女ができたら英語でプロポーズをする」というムンスの心をとらえるために英語勉強にまい進する。彼女は,果たして90日以内に高地を征服できようか?

この記事へのコメント

てっせん
2009年09月28日 23:35
今晩は
ご無沙汰いたしました。
寺山修司の歌ではないですが、私もついに「ハハノナイオヤジ・・・」となりましたので、なかなかこちらにコメントできませんでした。

しかし、前回コメントさせていただいてからというもの、随分と重要な作品をご覧になっていらっしゃるので、タイムリーにコメントできなかったのが、ちょっと残念です・・・(笑)

さてこの作品、かなり前に観たのですが、やはり「MUSA」の監督にしては気の抜けたサイダーみたいになっちまったなあというのが、当時の感想でした。ほんとに、なんでこんな映画撮っちゃったんでしょうねえ・・・(笑)。キム・ソンス、この後にも二作ほど撮ったらしいんですけど、どうもヒットしなかったようで、殆ど話題になっていないんですね。「MUSA」でエネルギーを使い切っちゃったんでしょうか・・・。

ちなみに、キム・ソンスという監督はあと二人いまして、一人はクォン・サンウの「美しき野獣」の人で、もう一人はベテランで「膝と膝の間2」を撮っているらしいです・・・(笑)

それから、主演のイ・ナヨン、造形的には大リーグ級の大変な美人だと思うんですが、どうも、その恵まれた容姿を生かしきれていませんねえ。

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