銀杏のベッド (1996)

[154]物語を具現化する方法がわかってないんじゃないかなあ……?
(この記事はテーマ設定の事情により重複しています)


画像     う~ん、
     「燃ゆる月」よりはいいかなあ
     とは思うけど、

     やっぱりわたしにはだめだったなあ……。

     そんな出来事ありえないよ、
     荒唐無稽すぎるよ
     って思っちゃうから……?

いや、荒唐無稽なのは全然かまわないんだけど、
そういう物語はあんまり
真剣にやっちゃまずいと思うんだけどねえ……。

見え見えのウソなんだから、
これはウソですよ~、笑っていいんですよ~、みたいな感じでというか、
マンガっぽく撮らないと、観る側はなかなかついていけないよねえ……。

クァク・ジェヨン監督が同じ台本で撮るとしたら、
絶対そうするような気がするけど……。

台本もよくないねえ。
全然ドラマが書けてないもんねえ……。

ドラマってのは単純に言うと、
自分と自分との闘い(葛藤)、自分と相手との闘いの中にあるんだよね。

ハムレットには、
「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ」っていう
自分の中の闘いがあるじゃない?
あれ、あれ……、ああいうのがそれぞれにないと……。

観客ってのは
そういうドラマをハラハラドキドしたり、ニヤニヤ笑ったりしながら
無責任に楽しんでるわけでさ……(笑)。

この台本には、まあ、相手との闘いはともかく、
それぞれの人物の中に自分との闘いがほとんど皆無なわけ。

描かれてない……。

だから人物の心がどうしても見えてこないってことになるんだよね。
セリフ、行動が全部説明ってことになっちゃうんだよね。

物語のイメージばかりが先行して具現化されない。
まだプロットの段階……。

「燃ゆる月」も基本的に同じだったんだけどさ……。

ふ~っ……(と嘆息する)。


●minmiさん
韓国映画界の事情がもうひとつよくわかってないのですが、
海外向けの映画は外貨を稼ごうという国の政策に沿って創られている、
この「銀杏のベッド」はそのステップのもとに創られた…、ということ
なんでしょうか? また国内向けと海外向けにはとても大きな違いが
あるのでしょうか? う~ん……、と考えこんでしまいます。
一般的に言うと、ナショナルな物語を徹底してナショナルな方向で撮った
ほうが、むしろ海外でもヒットする傾向が高いからなんですが……。
この映画がいびつだとは私は少しも思いませんが、
韓国内ではむしろこうした作品のほうが受けているんでしょうか?
韓国内で何百万人動員したとか、ああいうのは韓国内の人気度には
関係がないということなんでしょうか?
日本では知られていない名優がいるとか、濃すぎる?演技をする俳優の
ほうが韓国内では評価が高いというのは、まあ、なんとなく想像できる
ことなんですが……。
質問ばかりですいません。
作品を観たり評価したりする場合、私はそういうことは全然関係なく
やってるんですけど、韓国映画の実情が知りたい気持ちもあるので、
教えていただけるとありがたいのですが……。

●minmiさん
ご丁寧にありがとうございました。
すこし韓国の事情の概略がわかりました。
実際には韓国にしばらく滞在などして、その違いを肌で感じとるしか
ないのかも知れませんね。
しかしminmiさんの情熱にはびっくりします。
ビョンホン・ファンもそうですが、いったいなにがそこまで動かすのか、
知りたいものです……(笑)。

●てっせんさん
過分なお言葉、ほんとにありがとうございます。
クァク・ジェヨンやリュ・スンワンには限りませんが、
映画批評が映画人の励みになることもあるので、多少、
韓国はどうなってるのかなあ、と気にはなりますよねえ……。
この9月、私のところの座員(女性)がやはり韓国映画がきっかけで、
ソウルへ行ってしまいました。てっせんさんにも観ていただきたいくらい
たいへんいい女優で、せっかく育てたのに?と思いましたが、
かわいい子には旅をさせろ、おまえの人生だっ、という心境で
送り出しました。近いんだからいつでも帰って来い、とも付け加え
ましたが(笑)。それと、コネ作ってこい……!(笑)
間違って釜山映画祭の審査席に座ることがあったら、
ぜひてっせんさんと一緒に座りたいです……(笑)。

追伸)
きょう「子猫をお願い」について書き、アップしようとしたら、
突然「ただいま混み合っています」と出て、書いた文章が
保存もアップもされずにショックでした……(泣)。
映画はめちゃくちゃよかったです……。

●sinoさん
巷には時々すごいひとが隠れ住んでたりするんですよねえ、
てっせんさんみたいなひとが……(笑)。
そういうひとがいると、あ、もしかして俺もまだ生きていけるかも、
なんて思ったりします(笑)。
もし私が10才若かったら、いまごろ韓国にいることだけは
間違いないとおもいます(笑)。

●てっせんさん
「工作員活動」かあ、懐かしい、いい言葉だなあ……(笑)。

●てっせんさん&shinoさん
すいませ~ん、会話についていけないんですがあ……(笑)。
全然関係ありませんが、shinoさん、写真とおみやげ、きょう
受け取りました。すいません。台本を書いててしばらく
稽古場に顔を出してなかったものですから……。
2、3日中にアップしますね。感謝感激です。
へへえ……、さすがにてっせんさんもついてこれないコメントで、
すいませんねえ。
あ~、なんだか私までワルノリしております……(笑)。

●てっせんさん&shinoさん
てっせんさん、よかったらブログ「こんな日には旅に出よう」をぜひ
ごらんください。shinoさんから送っていただいた岩木山の写真を
載せています。岩木山がほんとにきれいです。
ただしshinoさんが映っている写真はまだアップしていません。
まだご了解を得てないものですから……(笑)。
shinoさん、いかがいたしましょう、お顔のほうの写真は……(笑)。
しかしshinoから「コ・ヒス!」は瓢箪から駒とはいえ、大胆な……!(笑)

●コ・ヒス!さん
はい、了解しました。私もたぶんだめなんだろうなあとは
思っておりました……(笑)。

ありがとうございました。
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■86分 韓国 ドラマ/ファンタジー

監督 カン・ジェギュ
脚本 カン・ジェギュ
撮影 パク・フィジュ
照明 イ・カンサン
編集 パク・コッチ
音楽 イ・ドンジュン
美術 チョ・ユンサム

出演
ハン・ソッキュ
ジン・ヒギョン
シン・ヒョンジュン
シム・ヘジン

過去と現在を行き来する4人の男女の果たせなかった愛を,千年という時空間をおいて繰り広げるファンタスティックで切ないラブ・ファンタジー。
石版画家で大学講師のスヒョンには,偶然に露天市場で銀杏の木の寝台を買って使うようになってから,彼の周辺におかしなことがおき始める。
彼の前世は,千年前にカヤグム(伽椰琴)を演奏する宮中楽士ジョンムンで,ミダン姫と愛しあう間柄であった。しかし,ミダン姫は,既に当代最高の武官であるファン将軍と結婚することが決まっていた。
ジョンムンとミダン姫の関係に気がついたファン将軍は,嫉妬と憤怒に捕われて単刀でジョンムンの首を切ってしまう。茫然自失のミダン姫は,ジョンムンの後を追う。何百年か後,ジョンムンとミダン姫は,2株の銀杏に還生する。
スヒョンは,前世のミダン姫の記憶を探して過去から執拗に追ってきた愛の化身ファン将軍の威嚇を受けるようになる。現世の恋人で外科医のソニョンは,科学で説明できない彼らの存在を証明するために,実験を強行する。一方,もう現世に戻ってこれないミダン姫は,ファン将軍からスヒョンを取り戻すために最後の選択をする。


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