SPY リー・チョルジン 北朝鮮から来た男 (1999)

[437]どこかスターマンを彷彿させるスパイがもの悲しい…?


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北朝鮮から
リー・チョルジンというスパイ男が
南の韓国に送り込まれる。

指令は、
南で開発中のスーパー豚の遺伝子を入手しろ。

いいなあ、食糧難にあえぐ北朝鮮らしくて…(笑)。

「スーパー豚」飼育という
韓国にたいする皮肉もなかなか利いてる…?

しかしソウルに移動中、
4人組のタクシー強盗団に襲われ、
工作金とピストルの入ったカバンをあっさり盗られちゃう。

いいなあ、スパイとは思えないほど弱くて…(笑)。

チョルジン、
ソウル在住の北鮮スパイ・オ先生にめでたく落ち合えたものの、
なかなか決行指令が来ない。

で、ひねもす、ただプラプラ…(笑)。

一方、4人組はカバンを開けて仰天。
自分たちは刑事を襲撃してしまったと勘違いし、
必死の逃亡を開始。

あげく地元ヤクザ(?)にぶん殴られ、
ひとりが盗んだピストルで相手を射殺してしまう。

う~ん、なんだか
こいつらのほうがスパイらしき活動ばしよるばい…(笑)。


てな話なんだけど、うん、けっこう面白かったかも。

監督はチャン・ジン。

この監督の作品はまだ「ガン&トークス」と
「トンマッコルへようこそ」の2本しか観てないんだけど、
同じようにブラック・コメディ的な作品…?

あるいは
日常と非日常の谷間にストンと落ち込んで、
出口を失った男たちの物語…?

この作品の面白いところは、
チョルジンと4人組は最初に出会うだけで、
あとは別々に話が進行してしまうところ。

話が、
建築物のようにタテに積み重なっていかなくて、
帯状に横に広がっていくだけなんだよね。

物語のリゾーム(地下茎、根茎)化…?

そういう意味でいうと、
うん、韓国的というより、いまの日本的状態かも…(笑)。

で、それをまたリー・チョルジン演じるユ・オソンが
すごくうまく表現してみせてる…?

キョトンとしててほとんど異星人なんだもん(笑)。

まあ、チョルジンからすると、
リゾーム状に広がっている南(韓国)は
異星に見えるってことなんだろうけどね…。

しかし懐かしいなあ。
何が…?

あいつらっ…!

4人組やってる
チョン・ギュス、イ・ムンシク、
イム・ウォニ、チョン・ジェヨン(チョン・ジヒョン)…(笑)。

笑かしてくれるよお。

波打ち際のベンチ2つに、
まるで恋を囁く2組のアベックみたいに座って、
水平線眺めてるとこなんか最高…!

たんに、逃亡しなくちゃあって、
髪切って、ガックシしてるだけなんだけどね…(笑)。

意外なラスト…、
でも、ないかな…? なかなか秀逸だよ。

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●てっせんさん
映画本体よりこのパッケージのほうが
じつはいい出来だったりして…(笑)。
新大久保のビデオ屋さんに海○版が…!
しかもそこに「情け容赦無し」が…!
そうかあ、そういう手があったんですねえ。
もしかしたらそこにはまだ私の手に入らない
韓国映画のDVDが宝の山みたいにあったりして…。
さすがてっせんさん、ありがとうございます。
こんどぜひちょっとスパイしてきます…?(笑)
タクシーの4人組の強盗団の
チョン・ギュス、イ・ムンシク、イム・ウォニ、チョン・ジェヨン。
連中、このころからもう大活躍してたんですねえ。
いやあ、ばかばっかりやってて嬉しくなりました…(笑)。

●てっせんさん
ご丁寧な新大久保案内、ありがとうございます。
近いうちに行ってきますが、
なぜかいまからもう胸ドキドキです…(笑)。

ありがとうございました。

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■105分 韓国 コメディ/サスペンス/アクション

監督: チャン・ジン
脚本: チャン・ジン

出演
ユ・オソン
パク・イヌアン
パク・チニ
チョン・ヨンスク
シン・ハギュン
チョン・ジヒョン
イ・ムンシク
イム・ウォニ

「間諜(スパイ)は怖くて危険だ」という固定観念をひっくり返すブラックコメディ。
食糧難にさまよう北朝鮮の住民のために韓国で開発中のスーパー豚の遺伝子を入手しろとの特命を受けて,間諜(スパイ)リー・チョルジンが南へ派遣される。彼は,東海岸から侵入し,30年の経歴を自慢するベテラン固定スパイ・オ先生との初めての接触のため,ソウルに向かう。
韓国の人たちと同様に行動しようと「タクシー相乗り」をしたが,それは4人組タクシー強盗団のタクシー。工作金と拳銃がはいったカバンを巻き上げられてしまう。
果してリー・チョルジンは,自身の任務を成功的に遂行することができるのか?

この記事へのコメント

てっせん
2010年01月11日 22:44
DVDパッケージの謳い文句が笑わせてくれますね。
・・・「シュリ」「JSA」に続く南北スパイアクション・・・
で、その下に、軍服姿のユ・オソンが子豚を抱っこしてる・・・こんなのがアクションなわけねーだろって(笑)。

もう十年くらい前になっちゃいますか、映画館で「シュリ」を観た後、新大久保のビデオ屋で韓国映画の海○版ビデオを何本か借りてきたことがあるんですが、その中にこの映画もあったんですねえ・・・(笑)。ところがその何本かのうちに、「情け容赦無し」もあって、こっちに夢中になるあまり、「チョルジン」の方は冒頭のタクシー強盗のシーンを観ただけで返却期限がきてしまったんです。それ以来、頭の片隅で気にはなりつつも、ついつい今日まで観ずにきてしまいました・・・(笑)
タクシー強盗四人組(名前が並んでるだけで笑っちゃいますね)のためにも、こんどぜひ全編通して鑑賞しなおしたいです。
てっせん
2010年01月14日 00:53
新大久保・・・最近は滅多に行かないので、あまりよくわかりませんが、韓流ファンの間で有名だったのは職安通りにある「コリア・プラザ」という店です。場所は・・・もしタクシーでいかれるのでしたら、職安通りのドン・キホーテを指定された方がわかりがいいかもしれません。ほぼ隣です・・・(笑)一階にはDVDやCDが多数置いてありますが、ドラマのDVDが圧倒的に多かったですし、映画は豊富というわけではありませんでした。
日本未公開の新作は手に入りやすいと思いますが、あまり旧い作品は置いてなかったんじゃないでしょうか。
注意しなければいけないのは、ご存知かもしれませんがDVDにはリージョンコードなるものがありまして、世界の各地域ごとに再生のシバリをかけているんですね。一般に日本製のDVDプレーヤーでは韓国版DVDを再生できませんが、よくしたもので、リージョンフリーのDVDプレーヤーが販売されておりまして、廉価なもので五千円そこそこで買えたかと思います。これですと、リージョンコードに関係なく、あらゆる国のDVDが観ることができます。
もし、「コリアプラザ」に行かれることがあるようでしたら、そこの店員にお訊ねしてみるのもいいかもしれません。以前、そういうプレーヤーも見かけたような気がします。
さらに、その店の周辺をグループで歩いている韓流ファンと思しき御婦人方から、DVDの穴場の店を教えていただくのもよいかもしれません・・・(笑)
失礼しました

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