I COME WITH THE RAIN (2009)

[459]新たな神話を撮るのか、男たちの裸体を撮るのか、トラン・アン・ユンは迷った…?


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ビデオ返しにレンタル屋さん行ったら、
置いてあったよ、ズラッと…!

去年の夏、都合つかなくて見損なったもんねえ。
うれしいねえ。
こんなにはやくDVD化してくれるとは…。

もちろんすぐ手に取って一目散に家帰って観たよ。

さすがトラン・アン・ユン、
いいじゃない、面白いじゃない…!
しかも私の好きな超オカルトだぜい…!
ていうと言いすぎ…?(笑)

ただ、面白いんだけど、作品としての完成度は、
トラン・アン・ユンにしてはいまいちかも…?
物語の展開がちょっと粗すぎるんだよね…。

それに、われらがビョンホン、もっと出してほしかった…?(笑)

じつは事情があって、
まだあまり書くわけにはいかないのでサワリだけちょっとね…(謝)。

物語のモチーフは、キリストの受難…?

元刑事の私立探偵クライン(ジョシュ・ハートネット)は、
ロスの世界的な製薬会社の事業主に依頼され、
行方不明になってる事業主の息子シタオ(木村拓哉)を探しに
フィリピンのミンダナオへ行く。

が、そこで、
先にシタオを探しに行って連絡の途絶えていた
同業者・ヴァーガスから意外な話を聞かされる。

シタオは、自分のやってる孤児院を存続させるため
金鉱採掘者たちに寄付を求めて奔走していたが、
しつこすぎて(?)ある採掘者に殺され森に埋められた、と。

しかし、とクラインは言う。

ロスにいる依頼人から電話があった。
香港の両親の墓に花を届けにきたものがいると、
香港にいる姉から連絡があったらしい。
依頼人は、シタオ以外に考えられない、と言ってると…。

ヴァーガスが答える。
自分の勘だとシタオは生きてる、香港に行ってみろと…。

ん…? 勘…?
ま、いいか…(笑)

で、クラインはこんどは香港に飛ぶんだけど、
このあたりの物語設定には
「おおっ~!」とめちゃくちゃ期待させられちゃうんだよねえ、
キリストの受難、復活というモチーフからするとさ…。

キリスト教の世界アメリカ。
近代化された最先端の都市ロサンゼルス。
ハリウッド、ディズニーランド。
世界に冠たる製薬会社の事業主=父=イエス。

これ、結局、全部、破局、終焉…(笑)。

なので従来のイエスに代わる新イエスを探せ、
創造(復活?)させよって物語だもんね…(笑)。

あるいは世界を救出できなかったため、
イエス=製薬会社(!)の事業主が
息子シタオを新イエスとして誕生させようとする…?

ついでに言っとくと、
キリスト教文化の破局・終焉は、
24人もの人間を殺害してキリスト受難の人間彫刻をつくりあげた
男の死として描かれてるわけ…?

敬虔なキリスト教徒のかれは
自ら犯罪を犯し、アートをし、
そして死ぬ(クラインに自分を射殺させる)ことでそれを証明する…?

じゃあ、新たなイエスをどこで誕生させるか。
トラン・アン・ユンが選んだ場所はフィリピンのミンダナオ…!
「おおっ!」と唸っちゃうしかないでしょう…?

アジア。
極貧の生活にあえぐひとたちのいる島。
キリスト教徒とイスラム教徒との激烈な戦いが終わらない島。
先住民たちと移入人たちとの確執が絶えない島。
世界でも、もっとも複雑な、
そして象徴的な問題を抱え込んだ島、ミンダナオなんだもん…!

そこで息子シタオは孤児院をやってる。
でも殺されちゃう、しかも金鉱採掘者(!)どもに。
うんうん、復活するためには一度死ぬしかないもんね…。

実際、あとでシタオが雨(生命の水)の中で復活するシーンが
挿入されるんだけどね。

でもシタオ、
ミンダナオの孤児たち捨ててなんで香港に行っちゃうのよ?
先祖(父の両親)の墓の下から這い出てくるため…?
ま、いいか…?

いや、よくないなあ。
このあたりから物語、少しずつ粗くなってきちゃうんだもん…(笑)。

とりあえず先に進むと、

クラインは香港に行くと、
シタオ捜索の協力を得ようと、
かつて知ったるメン・ジー刑事(ショーン・ユー)に会いに
香港警察署を訪れる。

で、マフィアのボス、ス・ドンポをやってるビョンホンに
ちらっと遭遇する…(笑)。
メン・ジー刑事にとっちめられてるんだけどね。

うん、ビョンホン、やっと出てきたのよ。
長かったあ…(笑)。
またすぐいなくなっちゃうんだけどさ…(笑)。

あ、じつは木村拓哉のシタオも署内にいるの。
全身にできた傷を写真を撮られてるんだけど、
このときじつはクライン、シタオ見かけるんだよね。

でも、シタオだって気づかないの。
持ってる写真の姿とあんまり変わらないのに…。
これじゃどう見たって
クライン、間抜けってことになっちゃうんだよねえ…(笑)。

ま、それもいいとして、

クラインがメン・ジーにカフェで捜索依頼を切り出すあたりで、
シタオの出現がどうして香港でなきゃいけなかったのか、
すこしわかってくる。
いや、かなり…?

そこは超高層ビルにある前面ガラス張りの窓際の席で、
そのすぐ向こうに見えるんだよねえ、
超近代化された香港の高層ビル群が…!

その絵がトラン・アン・ユンらしくてめちゃくちゃいいんだけど、
香港がヨーロッパ文化と同化したアジアの都市だから…。
かつ、草地(大地)を残した都市だから…。

ヨーロッパとアジアを混在させた都市だから…?

じつはこのシーンの前、
クラインがタクシーで香港警察に向かう途中なんだけど、
突然、シタオが病気で苦しむ子どもを
抱きしめてるシーンがあるのね。

そこは河沿いの草地に建てられた掘っ立て小屋で、
子どものからだに「同化」することで…、
ということは受肉することでってことだけど、
子どもの病気を治してるんだよね…。

おお、この天空に伸びる高層ビルの
その足元に広がる大地(草地)で新イエスが受肉を開始してるよ!
って感じ…?(笑)

突然、結論らしきものを言っちゃうと、
都市よ同化しなさい、世界よ同化しなさい、人々よ同化しなさい、
っていう映画なんだよねえ。

クラインがトップシーンの
24人もの人間を殺害・彫刻した男に「同化」することで、
かれを発見し、かれの望み通り射殺したみたく…?

受肉が根本思想であるはずのキリスト教文化圏の欧米は、
異なるアジアを「恐れ」て、武器で征服しようとしてきた。

香港をみなさい、
木村拓哉の祖国日本をみなさい、
わが祖国ベトナムをみなさい、
イラクをみなさい…。

しかしそれじゃだめなのよ、
異なるものを恐れるな、罪を恐れるな、恐れずに同化しなさい。
そのからだに受肉しなさい。

真にうつくしいものは、受肉して傷ついたからだなのです!
って、新イエスを創造してみせる映画…?

そうか、そう言われると、
新イエスが誕生する場所としては、
この映画にいちばん相応しい場所としては、
やっぱ香港しかないよなあってこと…?

そういうことがほぼわかっちゃうんだよね、
クラインがメン・ジーに再会するカフェのシーンで…。

で、残念ながら
この映画はだいたいそこで終わり…?(笑)

そこらあたりまではめちゃくちゃ面白いんだけど、
そのあと息切れしちゃったのか、
もういいや書いたからってトラン・アン・ユンが捨てちゃったのか、
物語がほとんど展開してかないのよねえ…。

それは、
ジョシュ・ハートネット、木村拓哉、イ・ビョンホン、
トラン・ヌー・イェン・ケー、ショーン・ユーら
名だたるスター使ってんのに、
ストーリー上、ほとんど絡ませることができなかったってことからも
すぐにわかるよねえ…。

そういう意味ではトラン・アン・ユン、惨敗っ!
ごめんね…(笑)。

じゃ、あとはなにやってたかっていうと、
前述した、「受肉したからだこそ真に美しいのだ!」って、
ジョシュ・ハートネット、木村拓哉、イ・ビョンホン、
トラン・ヌー・イェン・ケーらのからだばっかり映像化してた…?(笑)

で、その映像が美しいかっていうと、「?」…?

あのさ、トラン・アン・ユン、
君の撮ってきた人間のからだが美しかったのは、

「夏至」にしても「青いパパイヤの香り」にしても、
アジアの自然に同化した女たちを撮ってきたからなんだよ、
って言いたくなっちゃうんだよねえ。

この男たちのからだにゃ、
その同化すべき自然が、背景がないじゃないか!って…(笑)

ミンダナオのシーンなんかでもそうなの。
貧民窟のシーンが出てきたときには異常に興奮したんだけど、
結局、クラインとヴァーガスつうアメリカ人ばっか撮ってて、
ミンダナオのひと撮ってないの。
撮れてないの…。

わたしゃガックリきたぜ…。

いやいや、トラン・アン・ユンにガックリじゃなくて、
かれに金がないこと、ゼニがないことにガックシなの…?

結局、金がないため、
ミンダナオの中に入っていけなかったんじゃないかと思って…。
政治事情、社会事情ってこともあるんだろうけどさ…。

香港もそう。

かれの祖国ベトナムみたいに、
香港という都市の奥深くまで入っていけてないんだよね。
そういう意味では旅行者の視る香港とたいして違わない…?

金がありゃあ、
セット作って撮ったんだろうになって思ってさ…。

おい、そこの金鉱採掘者、
トラン・アン・ユンのために全財産投げ捨てられねえのか!
って思っちゃったよ…(笑)。

で、ビョンホンなんだけど、
やっぱり本が書けてなさすぎの一語に尽きる?

イエスや使徒(クライン)に囲まれちゃってる
いちばん人間臭い人間なんだから(笑)、
それこそ生活が書き込まれないと活きてこない人物なんだよね。

その割りには隙間を埋めながら好演してる…?
マフイアのボスのくせに、
リリーをこんなふうに抱きしめるとこなんかいいもんねえ。

監督の奥さん相手じゃやりにくかっただろうけど…(笑)。

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この例のシーンも…(笑)。

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しかし、こういうシーン観るたびに、
「甘い人生」はすごかった! ってつくづく思っちゃうよなあ…(笑)。

キムタクの写真取ってこれなかったんだけどさ、
トラン・アン・ユンがやりたかったのは、結局、
この三人の男優の裸体を存分に穢した写真撮りたかった
ってことかもね…(笑)。

うん、その意味じゃやっぱりトコトンいい度胸してるわ…(笑)。

あ、キムタク、
すごく頑張ってていいんだけど、
ほかの三人の男優に比べるとやっぱりまだ
顔つきがちょっと甘すぎるかなあ…。

でも、ドンドンこういう映画に出て
映画俳優として認められようになってほしいよね。

結局、ほとんど書いちゃったなあ。
ごめんなさい…(笑)。

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お礼のメッセージ

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昨年末、
私へのクリスマス・プレゼントに、
こんな貴重な雑誌を匿名で
贈ってくださった方がいらっしゃいました。
ひさしぶりにビョンホン出演映画の記事を書きましたので、
この場を借りてお礼申し上げます。

ほんとにありがとうございました…!


●てっせんさん
香港の高層ビルを眺めおろすかのような
あのカフェのシーン(絵)には私も痺れました。
おお、ここはこの世に現れた天空(天国)かいなって感じ…?(笑)
ほかにもいい絵はけっこうありますけど、
私がいちばん好きな絵は、クラインが
ミンダナオの貧民窟にいるヴァーガスを訪ねて、
密集する貧民窟を結ぶ橋板を渡るところだったかもしれません。
徹底して地上派なせいかなあと自分でも呆れてますが…(笑)。

●MACさん
はじめまして。
お読みいただいているそうでありがとうございます。
「私を怖がらないで」と言うシタオに向かって、
ス・ドンポが「怖くない」と言いながら涙を流すラスト近くのシーンは、
この映画でいちばん重要なシーンなんでしょうね。
ドンポは、シタオを十字架の磔の刑に処するので、
武力で他国を征服していったローマ帝国の喩ですよね。
ひるがえってアフリカやアジアを征服し、
欧米文化圏にしようとしてきた欧米諸国の喩…。
そうしてきたのは、異なるアフリカ、アジアにたいする恐怖心が
あったからだとトラン・アン・ユンは考えてるんだと思います。
実際、私もそうだと思っているんですけど…。
ドンポの場合もそうですよね。
裏切りものや失敗したものを何人も殺し、血を浴びてきた。
ドンホが気づいてるかどうか知りませんけど、
その底には、自分の意に沿わない人間たちにたいする、
異なるものたちにたいする恐怖心がある…。
シタオはそれを見抜いて「私を恐れるな」
「(恐怖心に耐えて)異なるものに同化する私を恐れるな」と言う。
もうすこし言うと、
他人の血を流してきたおまえの罪(=からだ)に私は同化する、
おまえを受肉する、おまえは赦されているのだ、と言う。
それに対してドンポは
「なに言ってるんだ、おれはおまえなんか怖くないよ」
と言うんですけど…、実際、かれ自身は怖がってないんですけど、
シタオに同化されたドンポのからだ(=無意識)が
救済されて、自然と涙を流してる…。
つまり、あの涙はドンポが流しているんじゃなくて、
赦されたドンポの「からだ」がドンポと関係なく勝手に流してる涙だ…、
というのが私の解釈なんです。
たぶん間違いはないと思うのですが…(笑)。
ドンポは自分がなんで涙を流しているのかわからない、
あるいは自分が涙を流してることすら気づかずシタオを見てる…。
そういう難しい演技をやってみせてるビョンホンはさすがだよなあって
ちょっと私は感動したのですが…。

●アジアの瞳さん
「きめ細かい心の動きを自然体で描いて欲しかったなあ。
スクリーンの中にスーツと入っていけるような」…。
ですよね。私もそう思います。
アジアの瞳さんのこの言葉にもう尽きると思います。
トラン・アン・ユンの言いたいこと、
べつに大層な観念の操作なんかしなくたってできるし、
またできなきゃウソだと思うんですけどね…(笑)。
そういう意味でいうと、
ミンダナオの貧しい子どもたちの表情が一瞬映し出されましたけど、
あの子たちの表情のほうがなにか大事なことを、
多くのことを語ってるし、美しいと私は思いました…(笑)。
トラン・アン・ユン、力が入りすぎたというか、まだ若すぎます…(笑)。
「アイリス」、KBSドラマ大賞を受賞したんですか。
知りませんでした。TBSでの放送は知ってたんですが…。
こんどは観れると思います、録画すればいいんですから…(笑)。
とても楽しみにしています…。

●チュモニさん
トラン・アン・ユン、ビョンホンは髭なしで撮りたかったんですか?
そうかあ…。全然知りませんでした。
ビョンホンの顔がちょっとやつれて見えるのも、
「良い奴悪い奴…」と撮影が重なってたからなんですね。
なんでこういう顔のドンポにしたんだろうって、
ちょっと気にはなっていたんですが…。
それにしてもチュモニさんがおっしゃるように、
私も、おい、このメークと衣装はいくらなんでもひどすぎないか?
われがビョンホンに! って思いながら観てました…(笑)。
TBSの「アイリス」の放送、1話45分になっちゃうんですか。
う~ん、ちょっとショックですねえ。
ましておっしゃるように吹き替えとなると、なにをかいわんやです。
でも…、あれ? チュモニさん、
もうごらんになったんですか? いつ? どこで…?
あ、いや、いいんです。べつに怒ってるわけじゃなくて、あの、その、
わたしももしかしたら韓国での放送版観れそうなものですから…!(喜)

●スクリーンさん
劇場で10回…!
いつもながらスクリーンさんには私まで嬉しくなっちゃいます!
3人の裸ばかり騒がれたんですか?
なんだか笑っちゃいますねえ…。
おっしゃるようにこの作品にはすばらしいメッセージが
込められてるのに…。
トラン・ヌー・イェン・ケーとビョンホンの撮影のシーンで、
彼女のおかあさんと子どもたちが…?
旦那さんもいるのに…、ビョンホン、困っちゃいますよね!
でも、しょうがないですよね、
おかあさんも子どもたちも、きっと、
ビョンホン観たくて観たくてしょうがなかったんだと思います(笑)。
ビョンホン、ジャッキー・チェンと義兄弟なんですか!
知りませんでした…、呆然、唖然としてます…。
ジャッキー・チェンの大ファンだったというビョンホン、
それ以上の幸せはなかったでしょうねえ…!

ありがとうございました。

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■114分 フランス サスペンス/ドラマ/ミステリー

監督: トラン・アン・ユン
製作: フェルナンド・サリシン ジャン・カゼ ジョン・キリク
製作総指揮: サイモン・フォーセット
 アルバロ・ロンゴリア ジュリー・ルブロキー
脚本: トラン・アン・ユン
撮影: ファン・ルイス・アンチア
編集: マリオ・バティステル
音楽: レディオヘッド グスターボ・サンタオラヤ

出演
ジョシュ・ハートネット クライン
木村拓哉 シタオ
イ・ビョンホン ス・ドンポ
トラン・ヌー・イェン・ケー リリ
ショーン・ユー メン・ジー
イライアス・コティーズ ハスフォード
ユウセビオ・ポンセラ

これまでベトナムを舞台に映画を撮り続けてきた「青いパパイヤの香り」「夏至」のトラン・アン・ユン監督が、キリストの受難をモチーフに国際色豊かなキャストで描く観念的なミステリー・ドラマ。主演は「ラッキーナンバー7」「ブラック・ダリア」のジョシュ・ハートネット。共演に木村拓哉、イ・ビョンホン、トラン・ヌー・イェン・ケー。トラウマを抱えた元刑事の私立探偵クライン。ある時、富豪の男から失踪した息子シタオ捜索の依頼を受ける。シタオの足どりを追ってLAからフィリピンに飛び、さらに香港へと辿り着く。一方、マフィアのボス、ス・ドンポもまた、連れ去られた最愛の女リリと一緒にいるという男、シタオを血眼になって捜していた。



この記事へのコメント

てっせん
2010年02月06日 19:59
今晩は
おっ、一番乗り・・・(笑)。
ちょっと、ご無沙汰してしまいました。

「超高層ビルにある前面ガラス張りの窓際の席」から撮った香港の風景、ほんとうによかったですよねえ。私もあの「絵」には痺れました。ぞっこんでした・・・(笑)。なんでオレはこの絵がこんなに気に入っちゃったんだろうなあ・・・と思いつつ、眠気に負けて鑑賞を中断し、以来、なんだかんだと取り紛れて二週間くらいも経ってしまったんですねえ・・・(笑)。

このシーン以外にも好きな絵があったんですが、今ちょっと思い出せません。やっぱり街の風景だったかな・・・(笑)

近いうち、ぜひとも見直します。


MAC
2010年02月07日 00:28
山崎さん、始めまして、いつも興味深く拝見しています。
私にとっては難解なこの映画を解説してくださってありがとうございます。理解が進みました。でも今回山崎さんが触れられなかったシーン、ラスト近くで、シタオの「私を怖がらないで・・・」にドンポが「怖くない・・・」と言いつつ涙を流すところ、あのドンポの涙のわけはどういうことだったのでしょう? 友人達とも見解が分かれるシーンです。ぜひ山崎さんの見解をお聞きしたいです。
アジアの瞳
2010年02月07日 10:54
山崎さん、おはようございます。

久しぶりにビョンホン絡みの映画のコメント、ありがとうございました。いつも訪問させて頂いていましたよ。そういう意味では待ちに待ったコメントだったので、興味津々で、山崎さんのコメント読ませていただきました。当時、この映画の言わんとしている事がどうも伝わらなくて何度か映画館に通ったのですが・・・。
確かにストーリーに曖昧さが多く感情移入できずに
??で見終わった映画でした。「グリーンパパイヤ」や「夏至」の世界観を期待していたので、きっとビョンホンssiの魅力を最大限に引き出してくれるであろうと期待してはいたのですが。出回っている解説書を頼りに、友人たちと熱心に熱弁を振るうのですがこの映画を見て「感動した」と言う領域に至る事はなくて。
しかし、思うに、救世主はただ一人、2000年前に十字架に磔にされたイエスキリストただ一人・・・その概念はキリスト教国では外せないでしょうし、斬新な試みで「新救世主」を生み出すアイディアを生かすためには、かなりの説得力が必要ですよね。きめ細かい心の動きを自然体で描いて欲しかったなあ。スクリーンの中にスーツと入っていけるような。
かえすがえす、トラン・アン・ ユン監督の本来の持ち味を発揮できなかったのは残念であったと共にビョンホンssiの新境地を彼に引き出して欲しかったですね。

ところで、山崎さん、ご存知でしょうか
ビョンホン主演のスパイアクションドラマ「アイリス」が今年春、TBSで午後9時のゴールデンタイムで放送されることが決定されました。このドラマで2009年のKBSドラマ大賞を受賞してますしね。山崎さん、忙しくてリアルタイムで見れるかどうか分かりませんが。
心理描写表現では彼の過去のドラマの中ではピカイチ、非常に美しかったですよ。
チュモニ
2010年02月09日 13:31
コメントありがとうございました。

「英語もきれい」「演技もサスガ」、でもモヤモヤが残ったのは「過密スケジュール」のせい?
過酷な中国の砂漠と香港を行ったりきたりの撮影では、いかにタフな彼でも疲れます。
衣装(紫のシャツ以外)もヘヤメイクも「なんだかな~」でしたし、ベッド・シーンだって、もっと美しく撮れたはず・・・。『悪い奴』と重ならず、監督の要望どおり「ヒゲ無しのドンポ」だったら、どんなだったかしら~などと考えておりました。(とことんミーハーの自分が恥ずかしい・・・。)
深いコメントを読ませていただいて、この作品が少し好きになりましたよ。(笑)

『アイリス』は例によって、終盤は撮影30分前に台本が届いたり・・・で、ほとんど寝られず、精神的にもギリギリの状態(!)でしたし、辛そうなヒョンジュンの顔が素の彼にダブって胸が痛かったです。
一話70分でも「あれよあれよ」の展開だったのに、45分にカット。しかも多分「吹き替え」でしょう。
『美しき日々』を「字幕」で観なおした時の衝撃が忘れられず、以来「彼の作品はナマ声で」と決めているので、私はCSーKBSで楽しむつもりです。
内容からして、TBSの「9時台」は早すぎる気もして、視聴率が今から気がかりです。

昨年暮れから数々の賞を授かった彼ですが、「東京ドーム」の、あの幸せいっぱいの、屈託の無い、まばゆい笑顔は見られずじまい。(そういう彼が好きですけれど・・・。)
新作の話題が目白押しのようですが、できることなら充電時間をタップリあげたいものです。
それとも、今は「虚構の世界で生きている方が幸せ」なのでしょうか?
チュモニ
2010年02月09日 15:56
間違えました!
KBSでなくて、CS-TBSです。
3月6日(土)夜11時からスタートです。
ごめんなさい。
スクリーン
2010年02月13日 21:57
山崎様

私も あの ドンポの涙 流すシーン 感動です。
(ビョンホンファンだから貰い泣きではありません)
組織のボスとして、虚勢で悪人として生きていたけど、あの瞬間、自分でもわからないまま、自然と流れた、一筋の涙。。 旨いですね。。日本では3人の裸のシーンばかり騒がれましたが、たくさん メッセージがこめられた作品だと思います。戦争、人の痛み。。。
音楽いいですね。 色もいい。でも我が家のTVでは残念。伝わりません。先生の大スクリーンだと迫力あるでしょう。本作品 劇場では10回はみたかな。ビョンホンさんのシーン もう少し欲しかった。
スクリーン
2010年02月13日 22:05
追記
こぼれ話
①リリー役のトラン・ヌー・イェン・ケーは監督の奥様ですが、このシーン撮るときに、奥様のお母様と二人のお子様も現場に居たそうです。ビョンホンssiは心中複雑だった用ですよ。

②丁度、敦煌でGBWの撮影中だった為、香港と敦煌 飛行機を何度も乗り換えなければ、行けず、凄いハードスケジュール。でも香港滞在中に、義兄弟として、親交をのある、ジャッキー・チェーン氏とも交流が出来たようです。
スクリーン
2010年02月14日 17:10
先生 すみません 
義兄弟。。表現が的確ではなかったですね。^^
本当の義兄弟ではありません。
それ位の関係を結ばれたてる、、という事でです。
発行書籍やインタビュー記事に掲載あり。。

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