座頭市物語 (1962)

[471]いまじゃもう夢だよね、邦画のこの凄さ、面白さ…?


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「座頭市」シリーズの超記念すべき第1作。
監督は、わたしの大好きな三隅研次。
主演が、勝新太郎、天知茂。

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いいよねえ、ほんと面白いよねえ、痺れちゃうよねえ…!
はァ~、これでもう何度目、観るの?

市(勝新太郎)が、飯岡の助五郎一家に草鞋を脱ぐ。

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ある日、釣竿を手に釣りに行く。
と、そこへ笹川の繁造一家に草鞋を脱いだ
あの美男で労咳病みの平手造酒(天知茂)がやってきて、
気が合っちゃうんだよね。

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釣りしてるだけでさ、お互い、
「ムムッ、お主、できるな!」ってわかっちゃってさ。
うん、真の遣い手のみに通じる気と心…(笑)。

さすが飯岡…!って場内でわたしゃ拍手したくなっちゃうぜ。

え? 意味わからん…?
いや、ほら、飯岡って釣りの町だからさ。
二人が釣ってんの、堤防じゃなくて、あいにく池なんだけどさ。

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え? 飯岡って、どこ…?
ほらほら、わたしがよく釣りに行くとこ、ハナダイがめちゃ釣れる…(笑)。
千葉県の北東部。銚子のちょっと南…。

ほんとに飯岡親分の墓あるのよ?
まだ1度もお参りしたことないんだけどさ、
やっぱ一度は行っとかなくちゃまずいよね、同じ釣り師として…?

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で、二人が草鞋脱いでる
助五郎一家と繁造一家が出入りはじめるもんだから、
最後、市と平手のミキが真っ向勝負することになっちゃってさ…(泣)。

しかし、またこのシーンがいいんだよねえ。
村を流れる川に架かった橋の上でやるんだけどさ、
わたしなんぞ感極まって、もう随喜の涙…?(笑)

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正直言って、この前年に創られた
黒澤明の「用心棒」の決闘シーンよりわたしゃ何倍も好き…!

助五郎一家と繁造一家の、
この小さな村の中でのケンカ・シーンがまた最高なのよ。
ま、村人にゃ迷惑どころじゃないだろうけど…(笑)。

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親分、子分、入り乱れちゃうんだけどさ、
まあ、どいつもこいつもへっぴり腰なやつばっかりで…。

でも、それがなんつうの?
だよねえ、みんな、鍬が刀に代わったやつばっかりだもんね…、
みたいな感じがほんとめちゃよく出てて、感動しちゃうの(笑)。

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また村の連中が突然、
タイコ叩いて「ナンマイダナンマダ」なんて始めちゃって…、
すげえ、音楽効果…!

このへんになるとまだ韓国映画、足元にも及ばない…?

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よっ、待ってましたあ、三隅(研次)…!
って、わたしゃどうしても立ち上がりたくなっちゃうよねえ…(笑)。

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いやあ、勝新と天知さんにも痺れっぱなし。
色気あるもんねえ、男の…。
勝新なんかさ、このときまだ30歳? 31歳…?
いまじゃもうとてもじゃないけど信じられん…(溜息)。

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グダグダ言ってもしょうがないす。
ぜひ、ごらんあれ。

エンタメだけどさ、
このころの邦画がどんなに凄かったか、よくわかるからさ。


●村石太マンさん
勝新みたいな俳優、まったくいなくなりましたねえ…。

ありがとうございました。

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■96分 大映 時代劇

監督: 三隅研次
企画: 久保寺生郎
原作: 子母沢寛
脚本: 犬塚稔
撮影: 牧浦地志
美術: 内藤昭
編集: 菅沼完二
音楽: 伊福部昭

出演
勝新太郎 座頭市
万里昌代 おたね
島田竜三 笹川繁造
三田村元 松岸の半次
天知茂 平手造酒
真城千都世 半次女房お芳
毛利郁子 繁造女房お豊
南道郎 飯岡乾分蓼吉
柳永二郎 飯岡助五郎
千葉敏郎 飯岡乾分政吉

盲目でありながら居合いの達人であるヤクザの市は、下総飯岡の貸元・助五郎のもとに草鞋を脱いだ。助五郎は留守だったため雑魚部屋に通された市は、早速飯岡の子分衆から丁半博打で金を巻き上げる。帰ろうとした市を殺そうと子分衆の一人・蓼吉が追うが、ちょうどそこに助五郎が帰ってきた。 笹川の繁造一家と対立中の助五郎は、かつて市の居合いを間近で見たこともあって市に長逗留を進める。市の身の回りの世話には蓼吉が言いつけられた。
ある日一人で釣りに出かけた市は繁造一家の用心棒で労咳病みの浪人・平手造酒と出会う。対立する組にそれぞれ縁のある二人だが、お互いに不思議な友情を感じあうのだった。
父親と小さな小料理屋を営むおたねは蓼吉の妹だが、別れた蓼吉の兄貴分にしつこく言い寄られ難儀していたところを市に助けられる。他のヤクザと違う市のやさしさに触れたおたねは市に好意を抱くのだった。
数日後、笹川の用心棒・平手が喀血し倒れたことを知った助五郎は繁造一家への喧嘩の準備を始める。 助五郎の狡猾さに嫌気がさしていた市はこの出入りに関わるつもりはなく飯岡から出て行った。 ちょうどその頃、病に臥せる平手のもとを繁造が訪れる。 「用心棒の平手が倒れた今、飯岡側の座頭市を斬れる者がいない。市を斃すために鉄砲を使う」それを聞いた平手は無理を押して起つ。「俺が起きる代わりに、鉄砲は使うな」
ついに飯岡・笹川の出入りが始まる。平手が病を押して加わっていることを聞いた市は、おたねの制止を振り切ってその場に向かう。修羅の如く闘う余命いくばくもない平手は、市との一対一の剣の勝負を望んでいた。

この記事へのコメント

村石太マン
2011年03月26日 15:55
勝新の 演技 渋かったですね。
映画同好会(名前検討中

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