ジェシー・ジェームズの暗殺 (2007)

[480]これはもう絶対ブラピがロバートで撮り直すべきだよね…?


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ちっ、違うんじゃないの、ブラピ、これ…!

あんたが製作してるから言わせてもらうけどさ、
どう考えたってロバートはあんたがやるべきでしょう。

時間も160分は長すぎるよ。

ロバート・フォードが
ジェシー・ジェームズを暗殺するところから始めてさ、

ジェシーがどういうやつだったのか、
二人はどういうふうに出会って暗殺に至ったのか、
その後のロバートが回想するかたちで進めたほうがいいよ。
時間も120分くらいに収めようよ。

そう。
ロバートから見たジェシー像を描くのよ、もっとはっきり…。
これじゃ肝心のジェシー像がぼやけちゃってるよ。

で、子どものころから伝説のジェシーに憧れて、
ジェシーになりたいと近づいて、
最後はジェシーを殺した男と賞賛されたくて、ジェシーを殺す…?

でも賞賛を浴びるどころか、
裏切り者、卑怯者と人々にののしられ、
あげくには元の仲間に殺されてったロバート…?

この映画の中じゃ、
もうそのロバートの物語のほうが
圧倒的に面白く書かれてるんだからさ、

ブラピがそのロバートをやって、
人々にののしられる中でジェシーを回想していく?
若くて未熟だった自分の犯行を後悔していく…?

そういうふうに撮り直そうよ。
いまからでも遅くないからさ。
うん。そしたら、これ、めちゃくちゃいい作品になるよ…!

と…、
観終わったあと、わたしゃ思わず、
わたしのブラピにそう電話しようかなんて思っちゃったぜ…(笑)。

前半がだめ…(笑)。

前半つうか、
ジェシー兄弟が仲間を集めて最後の列車強盗やって、
ロバートがジェシーを殺すところまで…。

長いんだよねえ、140分くらい?
しかもはっきり言って退屈…(笑)。

いや、いいよ、わたしのビラピはいいのよ。
うん、もうなにやってもいいの、ブラピは。
わたしゃ観てられるの、好きだからさ…(笑)。

とにかく物語がすごく散漫なんだよね。
ジェシー・ジェームズとロバート・フォードだけに絞りゃいいのに、
列車強盗に加わった連中全員の
その後を描こうとしちゃってるから…?

といってさして出来事が起こるわけじゃないし、
身内同士の心理的なサスペンスに満ちてるわけでもない…?

まあ、なんとなく
ジェシーの孤独、不安、狂気みたいなものを
描こうとしてるんだろうな
みたいなことはわかるんだけどね…。

たぶん作家が「事実」を追いすぎてるんだよね。

西部開拓時の伝説的なアウトロー。
南部の人々には英雄として愛されたジェシー・ジェーム…。

かれがいったいどういう人物だったのか、
史実に即してイメージを浮かび上がらせようとするんだけど、
いかんせん資料が少なくて像が結ばれない…?

片やロバート・フォードは、
ジェシーを暗殺した男として資料がたくさん残ってる。
だからエピソードも、その後のかれの身に起きた出来事も
生き生きと描くことができたんだと思う…?

だったらいっそのこと、
ぼんやりしてしまってるジェシーを追っかけてないで、
ロバートから見たジェシー像を
多少強引にデッチ上げてもいいから作りゃよかったんだよ、
と、わたしなんか思っちゃうんだよね…。

そのひとの人物像なんて、
所詮、ひとが自分が都合のいいように(?)
勝手に作り上げた像=イメージでしかないんだからさ…(笑)。

はじまって140分くらいまでは
ほんと退屈でどうしようかと思ったけど、
うん、ラスト20分は俄然面白かった…。

映像はたしかにきれいだったけど、
きれいであればいいと言うわけでもないよね…?(笑)。

こうきれいな絵の撮りかたは、
ときに俳優の息遣いを殺してしまいかねないよ…。

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■160分 アメリカ ドラマ/西部劇/アクション

監督: アンドリュー・ドミニク
製作: ブラッド・ピット デデ・ガードナー
リドリー・スコット ジュールズ・ダリー
製作総指揮: ブラッド・グレイ トニー・スコット
原作: ロン・ハンセン
脚本: アンドリュー・ドミニク
撮影: ロジャー・ディーキンス
編集: ディラン・ティチェナー
音楽: ニック・ケイヴ ウォーレン・エリス
ナレーション: ヒュー・ロス

出演
ブラッド・ピット ジェシー・ジェームズ
ケイシー・アフレック ロバート・フォード
サム・シェパード フランク・ジェームズ
メアリー=ルイーズ・パーカー ジー・ジェームズ
ジェレミー・レナー ウッド・ハイト
ポール・シュナイダー ディック・リディル
ゾーイ・デシャネル ドロシー
サム・ロックウェル チャーリー・フォード
ギャレット・ディラハント エド・ミラー
アリソン・エリオット マーサ・ボルトン
マイケル・パークス ヘンリー・クレイグ
テッド・レヴィン ティンバーレイク保安官
カイリン・シー サラー・ハイト
マイケル・コープマン エドワード・オケリー
パット・ヒーリー

アメリカ西部開拓時代の伝説的アウトローにして、いまなお南部の人々に愛される英雄ジェシー・ジェームズと、彼を慕いながらも最終的に彼を背後から撃ち殺した卑怯者としてその名を残すロバート・フォードとの切なくも皮肉な運命を、荒涼とした西部の美しい風景と共に描くウエスタン・ドラマ。出演は、ジェシー・ジェームズ役にブラッド・ピット、ロバート・フォード役にケイシー・アフレック。監督は「チョッパー・リード 史上最凶の殺人鬼」のアンドリュー・ドミニク。
南北戦争後、仲間を率いて強盗や殺人など無法の限りを尽くした重罪人、ジェシー・ジェームズ。一方で、戦勝軍である北軍側政府の圧政に苦しむ南部州民からは抵抗の象徴として次第に英雄視されていく。そして、最初の強盗から15年あまりが過ぎた1881年。長い逃亡生活で神経をすり減らすジェシーだったが、兄フランクと新たな列車強盗を企てようとしていた。そんな彼の前に、自分を懸命に売り込もうとする一人の若者が現われる。ジェームズ一味のメンバー、チャーリーの弟で、ジェシーを人一倍崇拝する小心者の青年ロバート・フォード。フランクが相手にしようとしなかったこの青年を、ジェシーは一存で仲間に迎え入れるのだったが…。

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