イングリッシュ・ペイシェント (1996)

[486]160分で創らなきゃいけないような内容じゃないと思うけど…?


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第69回アカデミー賞で、
作品賞をはじめ9部門の賞をとった作品…。

というので手に取って観たんだけど、結果は…?

う~ん…、
アカデミー賞とった近年の作品の中では、
まあ面白かったほうかなあとは思うんだけどさ。

この作品に9個賞やるんだったら、
「影の軍隊」や「草原の輝き」には
100個やらないとまずいんじゃないの?って感じ…?

どうなんでしょう、淀川長治さん…?
私はあなたに導かれながら洋画を観てきたものなんですが、
ぜひご意見を伺いたいものです…。

淀川さん、私は間違ってるのでしょうか…?(笑)
あなたが愛されたハリウッドは
いまやかくも…、かくも無残な姿を…、淀川さ~ん…!

って助けを求めたくなっちゃった…?(笑)

とにかく長いよねえ。
160分なんて長すぎるよ、ほとんど拷問だよ。
それだけの内容がありゃいいんだけどさ、ないんだもん。
そう言っちゃなんだけど、ペラペラ…?

「影の軍隊」や「草原の輝き」は、
この作品の何十倍もの内容が詰まってるのに、
それでも120分、140分なんだよ?

観終わったあと、
もっと観てたいよ~、
もっともっと観せてくれえ~って言いたくなるけど、

これはちょっとねえ。
はやく終わってくれえ~じゃまずいでしょう…?
俳優さんたちはけっこういいと思うんだけどなあ…。

物語…?
聞きたい…?

 第二次世界大戦下の、北アフリカを舞台にした作品。
 撃墜されたイギリスの飛行機から、
 全身に火傷を負った男が助け出された。
 記憶を失っていたために
 “英国人の患者”と呼ばれることになった彼は、
 収容された野戦病院で看護婦ハナの介護を受け、
 少しづつその記憶を回想する。
 それは人妻との、砂漠での熱狂的な恋の物語だった……。

あるホームページから引用したんだけど、これだけなの。
もうこれですむの。十分なの。
ほかに付け加えたいこと、なにもないの…(笑)。

戦時下のアフリカでの考古学者たちの不倫愛…?
それがただベターっと描かれるだけ…?
なんのひねりもない…?

一見ドラマがあるように見えて、じつはなにもない…?
「影の軍隊」や「草原の輝き」と違って、
物語や描かれる人間たちになんの厚みもない…?

これだったら、
厚みを作り出そうとブラピが悪戦苦闘してる
「ジェシー・ジェームズの暗殺」のほうが全然いいし、
面白いよ…。

この映画観てて視えてくるのは、
きれいな映像を撮ろうとか、物語の構成をうまくやろうとか、
そういうのばっかりなんだよね。

一言でいうと、
ただひたすらウェルメイドに創ろうとする…?

それって、
この映画だけじゃくてハリウッドの全般的な傾向だけどさ。

映画文化が成熟した結果、
みんな、そういうことばっかりやってるって感じ…。

すでにわかってることばっかりやって、
わからないことに向かって突き進もうとはしない…?

そういう意味じゃ、
韓国映画のほうがもう全然面白いよ。

成熟を目指してるかどうかは知らないけど、
ああでもないこうでもないと、
転んだり破綻したりばっかりしてるじゃん…?(笑)

でも、転んだり破綻したりするから、
そこに「人間」や、人間の「営み」を強烈に感じて
感動しちゃうんだよねえ…。

むかしのハリウッド映画は、
作品の完成度や成熟度がどんなに高かろうと、
そういうものをそこにきちんと定着してみせたと思うんだけどね。

うん。こういう映画を創るひとには、こう言いたいよね。

もっと下手に撮りなよ…。
もっと失敗しなよ…。
そのほうがさ、全然いい作品創れることあるんだよって…。


●tenchanさん
周囲では評判よかったんですか?
構成的には一生懸命工夫して作ろうとしてるし、
そんなに悪い映画でもないとは思うんですが、
人間の心の描きかたがやっぱりベタすぎるというか、
単純すぎるので、私的には全然物足りなかったですね…(笑)。

●ひらいさん
ええ~、ひらいさんは面白くごらんになったんですか?(笑)
ウィレム・デフォーは私も前から結構好きです。
濃いというより、あの凸凹感が…(笑)。
出ましたねえ、大竹しのぶさん…!
私もちょっとスーッと身を引いてしまうタイプなんですよねえ(笑)。
チョン・ドヨン、そんなに濃いですか?(笑)
まあ、薄くはないとおもいますが、
彼女、あまり作品に恵まれてないだけだと思ってるのですが…。

●ももさん
私もアカデミー賞受賞作品、すぐには見なくなりました。
いつころからだったのかなあ…?
だいぶ歳月が過ぎて、観るものがなくなると観ますが…(笑)。
邦画もそうですが、ハリウッド、どうも疲弊してきたなあ
という印象が免れませんよねえ…。
映画の国だからがんばってほしいんですが…。

ありがとうございました。

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■162分 アメリカ  ロマンス

監督: アンソニー・ミンゲラ
製作: ソウル・ゼインツ
原作: マイケル・オンダーチェ
脚本: アンソニー・ミンゲラ
撮影: ジョン・シール
編集: ウォルター・マーチ
音楽: ガブリエル・ヤーレ

出演
レイフ・ファインズ アルマシー
ジュリエット・ビノシュ ハナ
クリスティン・スコット・トーマス キャサリン
ウィレム・デフォー カラヴァッジョ
コリン・ファース ジェフリー・クリントン
ナヴィーン・アンドリュース キップ
ユルゲン・プロフノウ ドイツ人将校
ケヴィン・ウェイトリー ハーディ
ニーノ・カステルヌオーヴォ
ジュリアン・ワダム

第二次世界大戦下の、北アフリカを舞台にした作品。撃墜されたイギリスの飛行機から、全身に火傷を負った男が助け出された。記憶を失っていたために“英国人の患者”と呼ばれることになった彼は、収容された野戦病院で看護婦ハナの介護を受け、少しづつその記憶を回想する。それは人妻との、砂漠での熱狂的な恋の物語だった……。そのストーリー運びの巧みさは、観客の目を一度捕らえたら離さない。第69回アカデミー賞では、作品賞を含めて9部門で栄光に輝いた。




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この記事へのコメント

tenchan
2010年03月11日 23:44
山崎さん こんばんは
劇場で観たのかビデオを借りてみたのかも忘れてしまいましたが こちらを読ませていただいて安心しました
アカデミー賞をいくつも取った作品だったし 私の周りの批評も賞賛するものだったので 私がおかしいのかと思いました
退屈でした!
それからジュリエット・ビノシュが苦手なことにも気が付きました(笑)
ひらい
2010年03月12日 07:39
おはようございます

山崎さん、tenchanさんもこの作品だめなんですねえ。(笑)
ウィレム・デフォーの濃い~感じは好きなんですけど(笑)
tenchanさん、ジュリエット・ビノシュが苦手と!?
私は大竹しのぶ、チョン・ドヨン、ジュリエット・ビノシュが苦手です(苦笑)
『下女』のチョン・ドヨン、間違いなく上手いんでしょうねえ。われらがジョンジェは・・・山崎さんは演技派同士で・・・・とおっしゃっていました。薄味と濃味なんでどんな風になるか楽しみですね。

失礼しました。
もも
2010年03月12日 21:05
”草原の輝き”に惹かれてこちらものぞかせてもらいました。
確か、アカデミー賞をもらったというので見に行ったのでしたが、「なぜこれが賞をもらえたのー?」って思いながら複雑なおもいで見たのでした。
以後、アカデミー賞をとったという作品は見なくなったきっかけになった映画です。シナリオ部門でもらった物は見たりすることもあるけれど。まっ、映画は趣味のもの。好みも人それぞれですね。

アイリス、後半ちょっとガッカリですけど、書き込み楽しみに待っています。では。


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