イ・ビョンホン in アリーナ (2007)

[番外編]物語るビョンホンにたましい持ってかれたよ…。


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きょう…、
といっても、もう夕べになるけど、
ひさしぶりに「夏物語」観たのよ、稽古場で…。

完成度は荒いけど、なんど観てもいい作品だよねえ。
ひょっとしたら、ビョンホンの作品の中で、
わたしゃこれが一番好きなのかも…。

野外映画のシーン、図書館の家事のシーン、
石になった魚たちの河原のシーン、
取調べのシーン、ラストのソウル駅のシーン…。
ほんと、いいシーンがいっぱいあるよなあ。

ビョンホンとスエのコンビも最高。
わたしのキム・ソヨンがスエに嫉妬したってのも無理ないわ…。

で、もちょっとビョンホン観たいかな、と思って
みんなが帰ったあとにこっそりひとりで観たのが、コレ…(笑)。
2年前に一度、ざっと観ただけだったからさ…。

じっくり観ると、イベントとしてはちょっと「?」
ごめん…(笑)。

しょうがないよね。
映画の撮影の合間をぬってやってたみたいだし、
それにビョンホンの場合、
ファンの前に顔見せるだけで一大イベントになるわけで…、
それはまあそれで凄いことなわけで…(笑)。

でも、「手紙」という短編の朗読には大感動…!

父親と息子の話なんだよね。

父が死ぬ。
息子が、父親との間にあった確執を語る。

ある日、父親に連れられて釣りに行った。
そのとき父親に、突然、
「おまえのおかあさんはほんとうのおかあさんじゃないが、
わたしはお前の父親だ」みたいな話をされる。

息子は、
自分はいまの母親以外の女性とのあいだに生まれた子で、
それをいまの母に引き取られて育てられたのだと受け取る。

母以外の女と関係をもった父親が許せなくなる…。

以来、父親と口をきかなくなるんだけど、
父の葬儀のときはじめて知るんだよね。
それは自分の誤解で、ほんとうは…、

自分は父親の友人夫婦のあいだに生まれた子で、
その友人夫婦が死んでしまったので
(いまの)父と母に引き取られて育てられたんだってこと…。

で、ようやく和解する? 父と子、家族として再生していく…?

話がちょっとうまく出来すぎてて、
とりたてていうほどの短編じゃないんだけど、
いやあ、ビョンホンがいいんだよねえ。

まさに巫女…。

物語に…、ことばにスーッと憑依されて語りはじめるのよ。

その声のトーン、リズム、呼吸、あるいは間合い…。
ほんとに自然で、一点の非の打ち所もなくてさ。

わずか20分くらいの朗読なんだけど、
なんか、傑出した1本の映画を観せられたって感じ…?

職業柄、いろんな俳優の朗読を聴いてきたとおもうけど、
こんなに完璧な朗読、聞いたことないかも…。

ここまでくるとホント、
天に授かった才能と言うしかないかも…。

ついでに言っておくと、その朗読の間、
ビョンホンは椅子に座った姿勢をまったく崩さないんだよね。
1、2度、脚を組み替える以外は…。

あれって、徹底して「自分」を殺してるからなんだよね。
イ・ビョンホンという「自分」を一切主張しようとしない。
自分をすべて書かれた物語に預けてる…。

物語に憑依され、物語の「語り部」と化す…。

実際、かれの朗読を聴いてると、
すぐにビョンホンという俳優が消えていって、
物語(お話)だけが前面に現れてくるんだよね…。

いやあ、観れば観るど、
ビョンホンって凄い俳優だなあって思っちゃうよね。

いやいや、あの、キュウリを
スパスパッと切る包丁さばきも凄かったけどさ…(笑)。

あ、まだあるわ!

会場を埋め尽くすあのペンライトの数と、黄色い歓声の渦…。
乙女だよねえ…(笑)
芸能の源郷、ここにありって感じだよねえ(笑)。


ところで「IRIS」どうなってんだろ?
ウワサ、あんまり聞かなくなったけど、大丈夫なのかな…?


●シスコさん
そうですか、東京ドームでのイベントに…!
わたしの知ってる方も東京ドームへいらして、
ビョンホンの朗読がすばらしかったからと、
このDVDをわざわざわたしに贈ってくだすったんですよ…(笑)。
DVDを観ててもビョンホンの集中力の凄さには驚嘆しますけど、
いやあ、生で観たら、わたしもたぶん鳥肌たつだろうなあって
思います…。
「夏物語」、みなさんにはとても敵いませんけど、わたしも
7、8回は観てるんですよねえ…(笑)。

●チェブさん
おっと、明後日は済州島でAsianファンミーティングで、
チェブさんもいらっしゃるんですか?
日本からだけでも1500人…!
いつもながら、すごいですねえ。もう完全に浮世離れした?
イ・ビョンホン・ワールドが出来ちゃってますね。
羨ましいというか、いや、わが事のように嬉しいというか…(笑)。
どうぞ気をつけて行ってらっしゃい…。

●shidarezakuraさん
ビョンホンの朗読、ほんとうによかったです。
秋元康さんの企画内容に最初はブスーッと…?(笑)
このDVD、たぶん全部収録されてるわけではないんでしょうけど、
内容的には、ビョンホンをスターとして扱うというより、
人気タレントを扱うような感じでしたねえ…(笑)。
ビョンホンもそれで、「朗読」のシーンだけは本気になってた
のかもしれませんね…(笑)。

ありがとうございました。

クリッとしていただけると嬉しいです!
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■DVD 112分
韓流四天王のひとりとして日本でも多くのファンを持つイ・ビョンホン。彼が2007年11月に国立代々木競技場で行ったファンイベントの模様を収録。ダンスから始まるオープニング、朗読劇、ピアノ演奏を収めるほか、特典映像も満載する。

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イ・ビョンホン、15日から日本全国アリーナ・ツアー開催
2007/11/12

韓流スターイ・ビョンホンが「15日から28日まで約半月間、
大規模なコンサート型ファンミーティングを開催する」と
明らかにして話題になっている。

今度のファンミーティングは、東京・大阪・名古屋・福岡などの
大都市を巡回、7回にわたって全国アリーナ・ツアーを行う。
このコンサートでイ・ビョンホンは、ドラマOST、ポップソングなど
多様なジャンルの曲を歌う計画であるため、
“歌手”イ・ビョンホンに期待が寄せられている。

彼の歌の練習は、日本でも人気が高い
歌手シン・スンフンが指導に当たったという。
7回の公演のチケット6万枚は、すでに1ヶ月前に完売し、
日本内での人気を立証している。イ・ビョンホンの今度の公演は、
日本の博報堂が協力して、一般歌手の公演に劣らない規模で
準備されている。

イ・ビョンホンの所属事務所側は
「6ヶ月前から準備したプロジェクトだ。
制作コストやセット規模で見る時、トップ歌手の公演に劣らないと思う。
2時間位のコンサートは、新鮮で
バラエティー豊かな内容で構成される」と伝えた。
(Innolife.netより)


この記事へのコメント

シスコ
2010年07月08日 14:17
山崎さん、こんにちは。

いつも楽しく拝見させてもらっています。

ビョンホンさんの朗読は、東京ドームが初めてでしたが鳥肌がたつくらい素晴らしかったです。
言葉がわからないにもかかわらず、第一声からあっという間に引き込まれてしまったように思います。
彼の声、天が与えた宝物だと思います。
この声(真綿で包まれたような心地よいバリトン)だけでも充分なくらいなのに、彼独特の間合い、呼吸が琴線に触れて知らないうちに涙していました。
20分間、1度も乱れることなく
そして、山崎さんもおっしゃっていた「その朗読の間、
ビョンホンは椅子に座った姿勢をまったく崩さないんだよね」
私もこれには「プロ」を感じました。

冒頭の「マスカレード」のビョンホンさん、大好きです。
テレながらダンスするビョンホンさん、純真で可愛らしい、とても30後半の年齢とは思えません。
こんなお顔も持ち合わせているから、ファンにはたまりません。
このアリーナは、とても楽しめたイベントで大満足して帰りました。
まさしくファンは姿を見るだけで、それはもう幸せなんですよね(爆)

「夏物語」大好きです。
こんな普通の人が、1番似合うのかもしれません。
ありがとうございました。

チェブ
2010年07月08日 14:51
山崎さーんお元気ですか?お久しぶりです。朗読いいでしょう!さて明後日は済州島にてAsianファンミーティングなんです。20周年のお祝いと40才の誕生日祝です。日本から1500にん(笑)
もちろん韓国のファンや他アジアのファンも一緒です。乙女になってきますね(笑)
shidarezakura
2010年07月18日 15:31
山崎さん、こんにちは。

俳優がステージでイベントをするには、限りがあり難しいものがあると常々考えています。いつになったら映画、ドラマの現場だけに集中できるようになるのか・・・と考えたりします。しかし、自分でやると決めたらいつも全力投球し、終わった後には何かを掴み次の作品に臨むチカラになっているようなので,陰ながら応援するのみだと考えたりもします。

朗読劇は東京ドームで聞いたのが最初で、実力を見た思いでした。二回目はこのアリーナツアー。DVDには入っていませんが秋元さん作の「象の背中」の映像の後、朗読が始まりました。その流れが良くて涙涙でした。そして三回目が去年の暮れのフォーカードでのもの。四人の俳優のトリがビョンホンさんで、会場の空気がピーンと張りつめたような気がします。ただ、三度とも似たような題材なので、秋元さんに次は手法を変えていただけたら・・・とは思いましたが。アリーナツアーでの内容を最初秋元さんから提示された時に、ビョンホンさんは「とても受け入れられない!」として、ブスーとしていました(笑)懐かしいです。

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