あいつはカッコよかった (2004)

[496]あいつだけじゃなくて、作品もなかなかカッコよかったぜ…?


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大丈夫かいな…?

って、最初はちょっと不安になって観てたんだよね。
学園暴力もので、いかにもコミカル劇画チックだったからなんだけど。
そしたらさ…、

いいじゃん! 面白いじゃん! だったぜい…(笑)。

一言でいうと、札付きのワルで
不良高校のリーダー、チ・ウンソン(ソン・スンホン)と、
純情女子高生イェウォン(チョン・ダビン)のラブコメ…。

馴れ初めがけっこう面白い…?

イェウォンが塀の上から、
たまたま下にいたチ・ウンソンの上に落っこちて、キスしちゃうの。
キスした格好になっちゃうの…。

と、やおら立ち上がったチ・ウンソンが言うわけ。
「おまえ、おれと付き合え。
おれは初めてキスしたやつと結ばれることになってんだ」
みたいなこと…。

は? なに? 変なワル…(笑)。
って笑っちゃうんだけど、後半になってその理由がわかってくんのね。

チ・ウンソンの父親は子供のころ死んじゃったのね、エイズで…。
で、ウンソンは、以来、誰にもチューされたことがなかったわけ。

周囲のおとなたちが、
あの子のおとうさんはエイズで死んじゃったんだから、
あの子にチューしたり、触ったりしたらだめよって
子どもたちに注意したから…。

だもんだからウンソンも、
ひょっとしたら自分もエイズ・ウィルスを持ってるかもしんない
って思うようになって、

以来、自分も、ひとに触ったり
触られたりするの、止めちゃうようになったんだよね…。

だから…、うんうん、わかるよね。
「おれは初めてキスしたやつと結ばれることになってんだ」
っていうウンソンの気持ち…(泣笑)。

それを知ったイェウォンが、
自分のほうからウンソンを抱きしめちゃう気持ち…(泣笑)。

もうひとつサブ・ストーリーがあるのよ。

ウンソンの先輩で、
ハンソン(イ・ギウ)というワルがいるんだけど、
ウンソンはどういうわけか、そのハンソンをひどく嫌ってるんだよね。
向こうはそういうふうには見えないのに…。

そのハンソン、イェウォンが好きで、
ウンソンの恋のライバルでもあるんだけど…(笑)、

じつはウンソン、
ハンソンのある友人をものすごく慕ってて、
三人で海に泳ぎに行ったことがあるのね。

で、そのとき、
その友人が波にさらわれて、溺れて死んじゃったんだよねえ。

ウンソンが助けに沖へ行こうとしたら、
「危ない」ってハンソンに後ろから止められちゃって…、
それ以来、ウンソンはハンソンを嫌うようになった…?

ほかにもいろいろストーリーの仕掛けがあって、
けっこう上手いなあ、このライターってあとで調べたら、

なんと原作者が、
あの「オオカミの誘惑」の原作者でもあるクィヨニだったよ。
道理でどこか「オオカミの誘惑」風なはずだぜい…(笑)。

クィヨニ、
韓国のインターネット小説のカリスマらしいんだけど、

ひととひとを結ぶ大切な絆として、
「死」や「病い」をもってくるのがとてもいいよね。

常道といえば常道かもしんないけど、
そうやってひとの心を
イノセントなほうへと引き戻す筆力に長けてるよね…。

ひょっとしたらかれも、
「猟奇的な彼女」の監督で脚本家でもある
クァク・ジェヨンの影響を受けてる作家かもね…。

俳優では
チョン・ダビンが抜群、たまんなくキュートだよお~!(笑)

ソン・スンホン、このとき28歳らしいんだけど、
うん、「氷雨」より全然いかったわ。

で、わたしのおすすめは、イ・ギウ?
「ラブストーリー」や「僕の彼女を紹介します」で
カク・チェヨンに鍛えられたのか、

そのさりげなさがなかなかgoodだよ…!(笑)

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■117分 韓国 ロマンス/コメディ/ドラマ

監督: イ・ファンギョン
原作: クィヨニ
脚本: イ・ファンギョン
撮影: イ・ガンミン

出演
ソン・スンホン
チョン・ダビン
イ・ギウ

韓国のインターネット小説のカリスマ、クィヨニ原作のコミカルで切ないラブコメディー。平凡な女子高生と、不良グループのトップに立つ男子校生のほほ笑ましい恋愛を描く。『宿命』のソン・スンホンが入隊前最後の主演に挑戦し、ワイルドでウブな主人公を熱演。その相手をテレビドラマ「屋根部屋のネコ」で有名な、今は亡きチョン・ダビンが演じている。韓国映画の王道を行く、笑いに涙にアクションにシリアスドラマありという究極の一本。
ストーリー:ごく普通の女子高生イェウォン(チョン・ダビン)は、ネット上で自分が通う高校の生徒をけなした男子に仕返しの書き込みをする。ただの思いつきでしたことだが、何と相手はガラが悪いことで有名な商業高校の札付きの不良、ウンソン(ソン・スンホン)だった。彼の怒りを買ったため、イェウォンは最悪の相手に追い回されることになる。

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