美しい彼女 (1997) 12話__2

[507]チョさん聞こえますか、ジュンホの涙が鳴らすテン・カウント…!


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ジムに帰ってきたチョさんの遺影の前に
座り続けるジュンホ…。

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パパを心配して泣いているジュン…。

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ウニ、「食べて」と食事を出す。が、すぐに…、
「もう帰って、あの女のところに。同情はいらない」と言う。
とうさんのことは忘れて」…。

ジュン、「チョさんはおれをボクサーじゃなく、
人として育ててくれた」と言い、
立ち上がり、よろけながらリングへ…。

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そして「チョさんはみんなの親父だった。
なにがボクシングだ。くだらねえ」…、と、
グローブを投げつけ、

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壁に飾られた自分たちのチャンピオン姿の
額縁写真を床に叩きつけ、壊す…。
「もう必要ない。みんな死んじまったのさ」…!
ウニ、声をあげて泣き始める…。

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「誰もかれも死んだ。
みんなもうこの世にはいない…。
おれを残して死んじまったんだ」…!

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ウニ、ジュンホの背中で泣き崩れる…。

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数日後、疲れ、やつれ果てたジュンホの頬に
伸びる手…。

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ジュンホを尋ねて来たソニョンだ…。

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ソニョンは言う。
「はじめて会ったとき、あなたの目は寂しそうだった。
そこにわたし自身を感じたの」…。

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「でもいまは寂しくない。一緒にいるんだもの」…。

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数日後…、ジュン、ウォンを乗せ、
お花畑を楽しそうに走るジュンホ…。

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それを見つめるソニョン…。

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さらに数日後、ジムのリングに立っているジュンホ…。
アマチュア金メダリストのミニョクに街で再会し、
もう一度リングに上がらせようとする…。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆


こんなにも愛しあっているのに、
ジュンホとソニョンは
どうしてうまくいかないんだろう…?

お互い一生懸命努力してるのに…。

答えはひとつだよね。
一緒に暮らしているから…、生活しているから…。

二人が育ってきた家族体験、
生活体験があまりにも違いすぎるからなんだよね。

その違いは、
二人がどんなに努力してもなかなか埋まらない…。

ジュンホが
「俺たちは不釣合いだ」って言ってるのは、
そのことだよね。

一緒に暮らしているうちに、
その違いが想像以上に大きく、
埋められないことに気づいたんだよね…。

誰も悪くない。
ジュンホも、ソニョンも、お父さんも、子どもたちも、
そして周囲のひとたちも…。

チャン会長だって、
別に二人の仲を裂こうとたくらんでるわけじゃないし、
取立て屋の連中だって…。

でも、うまくいかない。どうしてもうまくいかない…。

ジュンホとソニョンの愛が悲劇的なのは、
まさにそこにあるって言うしかないよね…?

ソニョンが一見お嬢さま然として
ジュンホに冷たく見えるシーンもあるかもしれないけど、
ほんとはそうじゃない。

ソニョンも、その壁の大きさに戸惑って、
自分でもどうしていいかわからない…?
それが時々ああいう態度になって出てるだけなんだよね。

で、驚くのは…、涙が止まらないのは…、
わたしの大好きなチョさんが死んだ、
ジュンホがひとりぼっちになったってこともあるけど、

ソニョンやジュンホのそういう複雑で微妙な心を、
ビョンホンとシム・ソナがもう
見事に演じてみせてるからなのよ。

その時々の表情が、
イチイチ胸に突き刺さってくるからなのよ。

それでこれはスチール写真見てもらうしかないと思ってさ…(笑)

いやあ、凄いねえ、この二人…。
なにも言葉がない。
ただただ感謝するしかない…?

あ、もう一個だけ…。

ジュンホ、言うよね、「昔の自分に戻りたい」って…。

ボクシングやりたいってこと…?

違うよね。
ソニョンはまたリングに立って練習してるジュンホ見て、
一瞬勘違いするけどさ。
かれは自分たちよりもボクシングが大事なんだって…。

じゃなくてさ、ソニョン、
ジュンホはやり直したいだけなのよ。

もう一度昔の自分に戻って、やり直して、
そうしてこんどは自分ひとりでちゃんと、
あの坂を上っていきたいって、ソニョンたちの家のある…。

うん。チョさんと暮らしながら…。

そう思ってるんだよね。

チョさんが死んだあと言うじゃない。
チョさんは自分をボクサーじゃなく、人間として育ててくれたって…。

だからチョさんとだったら、
自分の人生を最初からやり直して、
ソニョンと暮らせるようにしてくれるんじゃないかって
そう思ってたんだよね。

でもそのチョさんが死んだ…。
それでジュンホは立ち上がれないほどの
ショックを受けてしまったんだよね…。

さあ、どうする、ジュンホ…?
と思ったときに現れたのがミニョクだった…?

で、こんどは自分がチョさんになって、
かつての自分であるミニョクをチャンピオンに育てあげる。
いや、人として育てる…。
そうやってしか自分がやり直すことができないことに気づいた…?

どうなのさ、天才ディレクターさん…?(笑)

ああ、やっとわたしもすこし立ち直れたかな…?(笑)
いやあ、今回はほんと凄かったわ…。

このまま行ったら「美しい彼女」、
ビョンホン作品の中でも1、2位を争う大傑作かも…。

あ、ディレクターさん、
チョさんが死ぬ前後ずっと流れてた曲、
たしか「マドンナの宝石」だよね…?

題名が出てこなくてさ。
まただれか教えてくださいな…(笑)。

●rokugatunotikoさん
うわ~っ、「IRIS」と「美しい女」、同時に見てらっしゃるんですか。
すごいですねえ…。
切なさが足りないって、そんなことないんだと思いますが。
足りなかったら、このドラマの切なさが胸に沁みるなんてこと、
ないと思うんですが…(笑)。
では「IRIS」、行ってらっしゃいませ(笑)。

●チュモニさん
はい、ラストのお花畑のシーンがないと、たしかに
救われませんよね。でも一方で、お花畑の中で
笑っているジュンホが突然現れたとき、私は一瞬、
ドキッとしましたねえ。おいおい、ジュンホ、おまえ
いつ天国に行ったんだよ、いつ死んだんだよって…!(笑)
まだ最後まで観てないんですが、想像つきますもんね。
このディレクター、ほんと仕掛けてきますよねえ…(笑)。

●shidarezakuraさん
ビョンホンとシム・ウナ、やはり桁が違うんじゃないでしょうかね。
こんなに心(無意識)が豊かな俳優はそうザラにはいないと
思いますねえ…。
ビョンホン、チュモニさんのコメントによると、
このドラマを撮ってる時、毎日5時間ものボクシング・トレーニングを
やりながら撮った、撮影中?入院もしたって言いますよね。
さすがビョンホンだよなあって思いますが、
トレーニングするのは、よりボクサーらしく見えるようにってことも
ありますけど、ボクサーのやってるトレーニングを経験することで、
ボクサーの気持ちをより理解すること、
ボクシングをやっているひとたちに失礼にならないようにすることを
心がけていたんじゃないかと思います…。
そういう俳優修行は、じつはスタニスラフスキーという
ロシアの演出家の考えた俳優修行で、
世界的に優れた俳優はみんな、その俳優修行をやりながら
ドラマや映画を撮っているのですが、残念ながら、
日本の俳優さんはほとんどそこまではやりません…(笑)。
どんなに優れた能力も結局、努力ナシには開かないって
わかってることだと思うんですけどね…。
そのあたりもビョンホンはそのへんの俳優とはちょっと違うと思います。

●TAKATAKAさん
ありがとうございました。「アルビノーニのアダージョ」でした。
私の好きな曲で、稽古のときによく使ったりしてるんですよね…(笑)。
あ、お聞きになりたい方はこちらへどうぞ。
チョさんを偲んで…。



●すみれさん
はい、凄いですね、助かりました。
ちなみに葬儀のときなどによく使用される曲なんですよね…。

ありがとうございました。

クリッとしていただけると嬉しいです!
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■韓国ドラマ 1997年

演出: イ・ジャンス
脚本: キム・ヒョソン クォン・ユンギョン
音楽: チェ・ギョンシク

出演
イ・ビョンホン ・・・ファン・ジュンホ
シム・ウナ・・・ ・・ユ・ソニョン
キム・ミンサン・・・キム・ジュン
ユ・ヒョンジ・・・・・キム・ウォン
ソン・スンホン・・・イ・ミニョク
オ・ジミョン ・・・・・ユ医院長
キム・スミ ・・・・・・パクおばさん
ソン・オクスク・・・・チャン・スンジャ
ソン・ジェホ・・・・・チョ
チェ・ジョンユン・・・ウニ
ソン・チャンフン・・・カン・ドンス

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ジュンホはこれ以上家族に迷惑をかけないように、家に帰らないことを決めた。
チャン会長の元で再びトレーニングに明け暮れるある日、チョさんがジムに手を出すなと怒鳴り込んできた。
夜、企業接待の席に姿を現し懇願した後、チョさんはジムに戻りそのまま息を引き取った。
チョさんとチャン会長、ウニの間には過去の出来事が大きなわだかまりとなって残されていた。
葬式の席、チョさんのジムを守るためにタイトルを返上することを決める。

この記事へのコメント

rokugatunotiko
2010年08月08日 09:12
おはようございます。

昨晩は美しい彼女11と12を見ました。

せつなさに胸がしめつけられる~話の展開にも、ビョンホンとシムウナの演技にも・・・・

このせつなさも、先生のブログを見てなるほど~と、すっきり!・・・せつなさにすっきりって矛盾してるけど・・・・

うちの大まかな性格としては、単純で白黒はっきりで全部オープンにしてしまうのですが、又そこが良いのだとこの年までおもっていましたが、人生にせつなさが不足していました。もっと飲み込む、ため込む、苦しさを楽しみたい?もっとミステリアスに・・・うちには無理っぽいので、ドラマで楽しみます。

今日はアイリスの続き行きます。先生の解説見て、細かいとこまで楽しんでます。

チュモニ
2010年08月08日 10:22
だ・だいじょうぶです、多分。(笑)

ジュンホがチョさんに最後に貰った言葉が「ありがとな」で良かった・・・。せめても、です。
「パパを助けてあげなくちゃ」とジュン君。「あたしも」というウォンちゃんに『男同士の付き合いの方が先だ」って・・・。(笑)
三人で自転車に乗るシーン、ジュン君のひっつき方が可愛かったですね。緑がいっぱいで・・・。(こういうシーンがないと「だいじょうぶ」じゃなくなります。)

OSTはわからなくて、すみません。確かにベースは『マドンナの宝石』で間違いないと思いますが・・・。

(rokugatunotikoさん、山崎さんに「先生」というと怒られちゃうんですよ。(笑)お気持ちはよ~く分かりますが・・・。)
shidarezakura
2010年08月08日 14:22
「マドンナの宝石」ですよね。でも前に観ていた時は、ジュンホの顔ばかり見ていて音楽が入ってきていませんでした。ここもず~と台詞が無かったのですね。ジュンホの吐息、泣き声のみで・・・。それを遮るのが、ウニの声、そこから女同士の乱闘。でた!激しい韓国の女性の姿!

涙が止まらないのは・・・「IRIS」の記事で教えて頂くまで分からなかったのですが、今はすごく納得出来ます。
やっぱりビョンホンさんウナさん、桁が違うのですね。そして今改めて思うのは、ビョンホンさんは凄く努力していらっしゃるのだという事です。日本の俳優で大きく裕福になり過ぎたから、当初設定していた役ができなくなったと言う記事を読んだ事があります。ビョンホンさんはそうならないようにとてつもない努力しているように思えます。

TAKATAKA
2010年08月08日 21:49
毎日帰ってくるのが楽しみな日々が続いています。
山崎さんの解説を読んでるだけで、もう涙が出てきます。

ところで流れてる曲は「アルビノーニのアダージョ」
だと思います。とっても良い曲ですよね。






すみれ
2010年08月09日 19:00
 TAKATAKAさん!すごいですね「アルビノーニのアダージョ」初めて知りました!確かにこの曲のようです

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