ダーティーハリー (1971)

イーストウッドが師と慕うドン・シーゲルと組んだ傑作

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クリント・イーストウッドは俺の兄貴だ。
つまり私は彼の弟。
ほんとなんだってばあ(笑)。

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子どもの頃、あのデビョー作「ローハイド」を観て、
よし、このロディ兄ちゃん、俺の兄ちゃんにしようって決めたんだもん(笑)。
年齢差からいうと兄ちゃんという叔父さんだったが。

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「荒野の用心棒」で再会した時はほんと仰天したよ。
仰天して海に飛び込もうかと思った。(^^♪
わっ、やっぱり俺の兄ちゃんだった! 
わっ、俺の兄ちゃんが西部から日本に帰ってきた!
と思ってさ。

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意味わかるよな。
だって映画は黒澤(明)だし、兄貴は三船敏郎だし(^^♪
以来ますます痺れまくったぜい。

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あ、知ってる?
クリント・イーストウッド…、空港だったか街の大通りだったか
忘れちゃったけどさ。
黒澤明をたまたま発見すると、いきなり走り寄ってガバッと抱きついて、
「クロサワがいなかったらワタシはいなかった」って
黒澤にキスの雨あられしたんだぜ(^^♪

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うそじゃない、ほんと。
他人に感謝することを忘れない。
そういうところがほんと大好きなんだよな。
こういう話をしてるとあっという間に1年経っちゃうから
映画、いこ(笑)。

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C・イーストウッドの魅力はなんたってあの声。
地獄に突き落とされても平然と突っ立ってる男の、低~い声。
声の魅力。

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自分の声は世界にたったひとつ。指紋と同じ。
その声を生きる。
人間は所詮この世をひとりで生きるしかない。
その「ひとり」を生きる…、生きてみせる。
それが俺の兄貴、C・イーストウッド。
わかるよな。その声を聞きたくて俺はたまに兄ちゃん訪ねて帰る訳さ(^^♪

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その兄貴が師と慕うドン・シーゲルと組んだ2作目なんだが、
それがこの作品にもよく現れてるよな。

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プールで女が何者かに射殺される。
市長あてに「さそり」を名乗る男から脅迫状が舞い込む。
10万ドル寄越せ、でないと市民を殺す、と。

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「さそり」を捜査しろと、
俺の兄貴=キャラハン刑事に仕事が廻されてくる。
兄貴が捜査を開始して「さそり」を逮捕し、市警に渡す。

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しかし検事はすぐに釈放してしまう。
おまえのやり方はダーティーすぎて証拠にならん。
裁判やっても負ける、と言い…。
こいつらあ、兄貴の苦労も知らないで頭に来るよな、まったく。

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釈放されたその「さそり」はまたすぐに事件を起こす。
園児たちを乗せたバスを乗っ取て市長に脅迫状を送ってきたのだ。
当然俺の兄貴が仕事に呼ばれる。
が、兄貴は断る。

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なんだよ、おまえら。
だから俺が言ったじゃねえか、
こんなやつはぶっ殺しゃいいんだよ、またやるんだからって。
なんで俺の声聞かねえんだ。
聞こえてもない市民の声ばっかり聞きやがって。オタオタしやがって。
と、ま、そんな感じだわさ。

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そんな感じで今度はひとりで「さそり」を追いかける。
バスを待ち伏せして、バスの屋根に飛び乗って、
そしてバスから追いだして、工場に追いつめて、池に追いつめて。

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で、最後、世界を熱狂の渦に巻き込んだ
あのマグナム弾ぶちこむ訳さ、「さそり」に。

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ラストのラストがまたかっこいいのよ。
痺れるよお~(^^♪

胸の刑事バッヂ外して池に投げ捨てんよ。
なにが法だ、こんなやつを釈放しやがって。
俺の法は俺の中にしかねえんだ。おれは俺の法を生きるって。
あ、ちょっと俺の創作入ってるけどさ(笑)。

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で、カメラがロングショットで俺の兄貴を映しだす。
と、そこはサンフランシスコの荒れた果てた郊外。
かなたに見える都市。

おお~、ここは…、サンフランシスコは荒野だったんだあ。
この映画は逆輸入されたアメリカ版マカロニウェスタンだったんだあ。
と思うよね(^^♪
ま、最初からそんな感じではあるんだけどさ。

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兄貴が「俺は俺の法を生きる」って言うのわかるよな。
人間っていつも法の中で生きてる訳じゃない。
むしろ法の外で生きてる。
だからその法の外での法(ルール)を自分たちで作らないと、
それこそこの世界は無法地帯になっちゃう。

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兄貴が言ってることはそういうこと。
俺はアメリカを無法地帯にしたくねえ。そう思うから兄貴は言った訳さね。
アメリカがイラク戦争を起こしたとき、「アメリカは多大な過ちを犯した」って。
自分の中の「法」に従って。
どう、カッコいいだろう、俺の兄貴。カッコいいよな(^^♪。

そういう兄貴の「声」が全部つまった映画。
おもしろいよお、カツコいいよお~(^^♪

こういう映画のこと書こうと思ってこのブログはじめたのに、
いつのまにか韓国映画のブログになっちゃったよなあ。
しょうがないか。人生そういうもんだって(笑)。


●たまねぎさん
ですよね、イーストウッドの映画をあまりごらんになってない方は、
とうぜん「わからん」「知らん」になりますよね…(笑)。
私も韓国映画にドップリですね、なかなか抜け出せないです…。

ありがとうございました。

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■103分 アメリカ アクション/サスペンス/犯罪

監督: ドン・シーゲル
製作: ドン・シーゲル
製作総指揮: ロバート・デイリー
原案: ハリー・ジュリアン・フィンク R・M・フィンク
脚本: ハリー・ジュリアン・フィンク R・M・フィンク
ディーン・リーズナー ジョン・ミリアス(ノンクレジット)
撮影: ブルース・サーティース
音楽: ラロ・シフリン
出演
クリント・イーストウッド ハリー・キャラハン
ハリー・ガーディノ ブレスラー
アンディ・ロビンソン さそり
ジョン・ヴァーノン 市長
レニ・サントーニ チコ
ジョン・ラーチ 署長
ジョン・ミッチャム ディ・ジョージオ
アルバート・ポップウェル 銀行強盗
ジョセフ・ソマー ロスコー
メエ・マーサー ラッセル夫人
リン・エジングトン ノーマ

サンフランシスコを脅迫する“さそり”と名乗る殺人鬼と市警察の一匹狼の刑事の戦いを描いたシーゲル&イーストウッドの代表作。サンフランシスコ。屋上プールで泳ぐ女性が何者かに狙撃されるという事件が発生した。捜査にあたるのは、いつも汚い仕事をまかされることから“ダーティハリー”なる異名をつけられたハリー・キャラハン刑事。やがて“さそり”と名乗る犯人から「十万ドルを渡さなければ市民を殺し続ける」という脅迫が届いた。予告通り、次々に無差別殺人を繰り返す“さそり”だったが、ハリーと相棒のチコはついに犯人の正体に迫る……。「フレンチ・コネクション」と共に70年代に一大刑事映画ブームを巻き起こした傑作アクション。

この記事へのコメント

たまねぎ
2010年08月26日 04:08
>わかるよね?知ってる?
すんません、あまり?・・^^:
でも、イーストウッドは好きです。「ローハイド」のロディ懐かしいです。私も若かりし時は西洋映画、ドラマにハマってましたが、今では韓国映画、ドラマにどっぷり浸かってます^^;

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