ギルバート・グレイプ (1993)

[518]どうなの? わたしゃなんか違和感だらけなんだけど
★★★★☆☆

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ユースケ君にすすめられて初めて観たんだけどさ、
参ったなあ、ユースケくん、
この映画、わたしにゃ違和感だらけだったよ…(笑)。

悪い映画じゃないと思うんだけどさ、
え、なんで燃やしちゃうの、家…? って思うのよ。

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おかあさんがみんなに笑われて可愛そうだと思うからなの…?

君はどうなの、ギルバート、おかあさんが恥かしいの…?
ね、恥かしい…?
おれが君だったらべつに恥かしくないよ。

だっておかあさん、心の病気なわけだろ…?
心の病気でああいうからだになってしまったわけだろ?
いいじゃん、わかるじゃん。
それってものすごく人間的なことじゃん。
なにも恥かしがることないじゃん…。

君が恥かしくないと思えばさ、
おかあさんだって
恥かしいなんて思わなくてすんだんじゃないの?

まあ、恥かしいなんて思ってないから、
覗きにくる子どもたちに覗かせてやるんだろうけどさ…。

だいたい、なんで怒らないのよ、
おかあさんを見て笑う町の連中を…。

自分の家に火をつけるんじゃなくてさ、
なんで笑う連中の家に火をつけてやらないのよ。

わかんないなあ…(笑)。

ああいう連中ほっといてよそへ行ったって同じだよ。
ああいう連中、どこ行ったってきっといるよ。
そしたらまたよその町へ行くわけ…?
それ一生続けるわけ…?

それとも、
笑われるおかあさん、もうそばにいないからいいわけ?
誰も君のおかあさんのことを知らない町に行ったら、
もうそれで済んじゃうわけ…?

みたいな違和感…?(笑)

そりゃわからないでもないんだけどさ。
かれはまだ若いし、
かれの味方になってくれそうなひと誰もいないし、
ひとりで闘うのは大変だろうなあってのは…。

でもねえ、わたしゃなんか合点いかないなあ…(笑)。
おかあさん、可愛そうすぎるって…。

正直言って、観てて一番思うのはさ、
アメリカってひでえ国だよなあってこと…?
あのおかあさんをよってたかってあんな目で見るんだよ。

田舎のひとだからなの…?
ほんとにそう…?
国の底にああいう視線がどこかあるんじゃないの?
だから田舎のひともああやって見てるんじゃないの?

どこかでやっぱり差別意識がものすごいんじゃないの?
わたしゃ疑ってるとこあるよ。

このおかあさんをやった女性、
実際、自分もこういう目にあったなんて言ってるしさ…。

差別問題は人類の最終課題で、
アメリカだけじゃないだろうけどね…。

まあ、それはそれとして…、
作品的にももうひとつって感じだよね。
物語的にちょっと散漫だし、人物の描き方も足りないとおもう。

おかあさん、姉、妹…、ほとんど描けてないし、
ギルバートとベッキーの関係も、いかにもって感じ。
ドラマがあって関係が深まっていくわけじゃないんだもん…。

これと似たような、
アメリカの片田舎の
閉塞感を描いた作品に「ラスト・ショー」があるけど、
「ラスト・ショー」のほうがもう格段によく描けてるとおもうけどね。

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でも俳優はよかったね。
とくにジョニー・デップとレオナルド・ディカプリオ。
なんだ、やればできるじゃん…(笑)。
いまよりこの頃のほうが全然いいじゃん。

なんて誉められたら恥かしいと思わないとね…。

でも、この映画、けっこう好きなひと多いのかもなあ。
わたしゃやっぱりちょっと変わり者なのかも…(笑)。


●すみれさん
「映画の友」「スクリーン」懐かしいですねえ(笑)。
やっぱりあのころ映画はいちばん活力があったんでしょうかね。
映画はもう間違いなく女優のものだと思いますよ。
私が男で女優に興味があるからとか、
そういうことじゃなしに…(笑)。

●ももさん
この映画のディカプリオいいですよね。
アメリカで、リアルにやる演技、
「メソッド」といわれてる演技をやってるんですけど、
基本がとてもよくできてるんですよね。
「シザーハンズ」のジョニー・デップ、先輩もグーです…(笑)。

●tenchanさん
ジョニー・デップ…、フンフン…、似てますよね、ジョンジェに(笑)。
はい、私も好きです、いい俳優だと思います。
でも、ほんと面白いの少ないですよね(笑)。
ジョニー・デップが悪いんじゃないと思います。
1にも2にも…、10にも監督がだめなんだというか、
ハリウッド業界がだめなんだというか…、これ、ホントです(笑)。

ありがとうございました。

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■117分 アメリカ 青春

監督: ラッセ・ハルストレム
製作: メール・テパー ベルティル・オルソン
    デヴィッド・マタロン
製作総指揮: ラッセ・ハルストレム アラン・C・ブロンクィスト
原作: ピーター・ヘッジズ
脚本: ピーター・ヘッジズ
撮影: スヴェン・ニクヴィスト
音楽: アラン・パーカー ビョルン・イシュファルト

出演
ジョニー・デップ ギルバート
ジュリエット・ルイス ベッキー
メアリー・スティーンバージェン ベティ
レオナルド・ディカプリオ アーニー
ダーレン・ケイツ
ローラ・ハリントン
メアリー・ケイト・シェルハート
ジョン・C・ライリー
クリスピン・グローヴァー
ケヴィン・タイ

「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」のスウェーデンの監督、ハルストレムのハリウッド進出二作目で、日本でも成功を収めた黄昏色の青春映画。どこか「ラスト・ショー」を思わせる、アメリカ中西部の田舎町。そこのくすぶった生活を描き、観る者にその町を訪れた気分にさせる。警鐘塔に登るのがクセの知的障害を持つ少年、家から出られないほど肥えた女、大スーパーマーケットの前でひっそりと商いをするよろず屋、突如出現したハンバーガーチェーン店……、など、象徴的な要素をうまく使って表現している。しがないよろず屋の店員J・デップは、トレーラー・ハウスで祖母と旅を続ける少女(J・ルイス)の出現によって、袋小路のような自己の生活を見つめ直していく。デップをはじめ、演者みんなが素晴らしく、特に弟役のL・ディカプリオは傑出した名演を見せる。

この記事へのコメント

すみれ
2010年08月29日 16:13
  こんにちは~

 う~ん何だか俳優に引かれて見たくなりますね。
でも救いようがないようなストーリーだったら今の私にはNGかもです。。

 山崎さんベタ褒めのゾルバも関心はあってもストーリーを見るとヘナヘナ(難しいかな?)

 それにしても「映画の友」や「スクリーン」を憧れをもって見ていた頃が懐かしいデス。アンマーグレットやカトリーヌドヌーブや こんなにも美しい人がいるんだと男優より女優さんに憧れました。

 いい時代に生きていたと思います。映画に絡めなくてすみません。。
もも
2010年08月29日 21:47
山崎さんこんばんは黒ハート
この前はコメントのお返事を、わざわざありがとうございました黒ハート
嬉しかったです黒ハート
私は色んな沢山の映画を観てはないし、観ても忘れたりするのもあるけど、この映画は少し覚えてます黒ハートジョニー・デップ演じる青年の事を、なんか悲しいな…と思った覚えがあります黒ハート
知的障害を持った役の俳優さんの演技がリアルで、本当に障害を持ったかたが演技してるのか、それとも俳優さんが演じてるのか、当時は分かりませんでした黒ハート
何年か後に、タイタニックを観て、あの俳優さんがディカプリオだったとわかった時は、ビックリしました黒ハート
ジョニー・デップの映画では、シザーハンズが好きです黒ハート
山崎先輩黒ハートこれからもよろしくお願いします黒ハート
tenchan
2010年08月29日 22:07
ずっと前NHKBSで放映したのを観ました
私はジョニー・デップという俳優大好きです 本当なんですよ でも・・・
今まで誰にも言わなかったんですが どういうわけか 彼の出演する映画 私にはどれも面白くないんです(デップファンから石が飛んできそうですが^^;)
なんででしょうか?
私もジョニー・デップの作品中では「シザーハンズ」が良いですね

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