君はジャズを信じるか? (1996)

[522]アングラ映画の激流の中で苦闘するキム・スンウ?
★★☆☆☆☆

画像


キム・スンウが出てるので観たんだけど、
「………?」と頭を抱えてしまう作品(笑)。

サラリーマンの男(キム・スンウ)がいる。
男は雑貨屋で働いている女に一目惚れして、ラブレターを渡す。

ところがその女の姉に怒鳴り込まれてしまう。
あたしの妹に手を出すな、と。

この姉、町で評判のアバズレなのだが、
でも、あんた可愛いわね、とホテルに連れ込まれ、
男は強チンされてしまう。

母の猛反対にも関わらず、男はその姉と結婚する。
毎夜、男はセックスを強要される。
ときには我慢できないこともあるが、でも我慢する。
いつか義妹を抱く夢をみて…(笑)。

そう。男は、姉と一緒になれば、
愛する義妹と一生離れずにすむと思って結婚したのだ。
そして愛する義妹のために妻(姉)との間には
子どもは作らないと決めて…。

ところが妻が妊娠する。
どころか妻は夫に初恋をして(笑)、一途に愛するようになる。

妹は妹で、純情そうなのは顔ばかりで、
初対面の男とも平気で寝てしまう女だということがわかってくる。
男は気が狂いそうになる…。

みたいな話なの(笑)。

まあ、ブラックコメディと言えばブラックコメディなんだけどさ、
ただもう暴れたくて、訳もわからず
アングラしようとしてるみたいな映画…?(笑)
だからストーリーもただ強引に作ってるだけというか…(笑)。

90年代の韓国映画、こういうのが多いよね。
「バイ・ジュン さらば愛しき人」なんかもそうなんだけど、
そういう意味ではよく時代を表わしてる…?

というより、
時代に、世相に飲み込まれてるというべきかな?

まあ、たしかに観るに堪えない作品ではあるんだけど、
わたしとしては赦してあげたい(笑)。
だってこういう作品がたくさんあって、
その中から傑作が出てくるわけだし…。
実際、傑作いっぱいあるだもん、この時代の韓国映画…。

しかし、そういう時代の中でキム・スンウも苦闘してるよねえ(笑)。
見るからに純粋な青年が
アングラの激流に巻き込まれてもがいてる感じ…?
こういう時代を経てるから
いまの強いキム・スンウがいるんだろうね…。

あ、1箇所だけいいシーンがあるよ。
男の隣りに住んでる女教師が、男の前で歌うシーン…。

自分の誕生日を恋人と祝うつもりでいたんだけど、
こともあろうに、その日に恋人に振られるのね。

で、たまたま部屋に帰ってきた男に、
「奥さんお出かけですし、お茶でも飲みませんか」と言って、
男を部屋に入れて、振られた話をちょっとして、
作った歌聞いてもらえませんかって歌いはじめるの。

ジャズ調のいい歌なのよ…。
しかも彼女、後日、自殺しちゃうの。
そのほんとの理由を知ってるのは男だけ…。

うん、あの話だけはなかなかよくできてた…(笑)。


クリッとしていただけると嬉しいです
日本ゴルフスクール
輸入タイヤ直販店 AUTOWAY


にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

ブログん家


■93分 韓国 ドラマ

監督:オ・イルファン

出演
キム・スンウ
パン・ウンジン
ミョン・ゲナム
イム・サンヒョ

電車のホームで見かけた女性(イム・サンヒョ)に一目ぼれをしたサラリーマンの彼(キム・スンウ)。彼は一目ぼれした彼女が働く雑貨屋に行って、彼女に星占いを引用したプロポーズをして手紙を書いて渡して喫茶店で待ち合わせた。そこに彼女の姉(パン・ウンジン)が現れて二人の時間は潰され、町で評判のアバズレ女の彼女の姉は彼ともめてしまった。彼女の姉は、彼を好きになってしまい半ば強制的に結婚することになった。本当に好きである女性が義妹になってしまい、彼は結婚しても義妹のことが忘れられないでいた。結婚したら妻は過去のようなアバズレ女ではなくなって、立派な主婦に変わり彼を一途に愛するようになる。そんなときに妻は妊娠をして、本を読んでは涙を流したり、クラシックを聞いたりと今までに見せたことのない妻がいた。彼は義妹との情事を夢見て妄想を膨らましていたが、義妹の本当の姿がどのような人物であるのかが徐々にみえてくる。純愛に突き進む妻、本当は悪の義妹、義妹を妄想で美化しすぎる彼の三角関係はどうように展開されるのか、今後の彼の人生はどのようになるのかというお話。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック