北京ヴァイオリン (2002)

[566]いい映画だとは思うけど名手チェン・カイコーにしては手抜きだぞ
★★★★☆☆

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私の大好きな音楽劇だし、
監督はあのチェン・カイコーだし、
いやあ、いい映画だよねえ…、

と言いたいんだけど、
結局、あなた、なに撮りたかったのよ?
みたいな映画…(笑)。

名監督のチェン・カイコーにしては、
映画音楽としては中途半端だし、
物語は手抜きもいいとこ…?

あんたのいいところは野心的、挑戦的なとこなのに、
巨匠の名の上にはやあぐら書いてない…?
庶民に教訓垂れてない…?

だいたい何よ、自ら教授役で出演して、
その妻に自分のほんとの妻を持ってくるなんて
どういう神経してんのよ…?(笑)

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そりゃ羨ましいよ、こんなきれいな奥さんでさ…。
でもはっきり言っとくけど、あんた、俳優としては下手だよ。
出るの、やめたほうがいいよ、人民のためにも…(笑)。

物語も、人間関係や、
父の、少年の心を全然深く描けてないよ。
通り一辺倒だよ。どうしたの…?

じつはこの子、北京駅で拾った子でした、
なんて程度じゃだめでしょう…?
バイオリンよりも育ててくれた父を選ぶなんて程度じゃ…。
それまでの心を深く描写できてりゃいいんだけどさ…。

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じゃあなんでまた観たのかって…?
決まってるじゃん、この娘に会いたくてさ(笑)。

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アホだからさ、
中国の市場経済化した部分だけを生きて謳歌してる?
そこがもうめちゃくちゃ可愛いよねえ(笑)。
心もいちばんあるしさ…。

母親を知らない少年が、
バイオリンより彼女に夢中になっちゃうの
しょうがないよね…(笑)。

ほんとだよ。
少年、いつも彼女のとこに飛んで帰るんだもんね、こうやって…。

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また、この子の走る姿がいいんだよねえ。
ほんとにいいのよ。
バイオリン弾いてるとこもいいんだけどさ、
こっちの「走る姿」のほうがもう何倍もいいんだよね。
心がときめいてるからさ。
「少年」を強烈に感じちゃうんだよねえ…。

そうよ、カイコーさん、
わたしゃこの二人のそういうとこ見たくて再度観ただけだよ?(笑)

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まあ、つまんない映画よりは断然いいんだけど、
あなた、チェン・カイコーなんだからさ、
手抜きしないで厚みのある映画撮ってよ。

観る私にもちょっと贅沢させてえな…。

この映画、北京に行くまでがいちばんいいじゃん。
映像的にもこのあと見るべきものないじゃん。
寂しいよお…(笑)。

■117分 中国 ドラマ/音楽
監督: チェン・カイコー
製作: チェン・ホン イ・ジュイック
プロデューサー: ツオ・ルンベイ
製作総指揮: ヤン・プーティン イェン・シャオミン トン・ガン
脚本: チェン・カイコー シュエ・シャオルー
撮影: キム・ヒョング
音楽: チャオ・リン
出演
タン・ユン チュン
リウ・ペイチー リウ
ワン・チーウェン チアン先生
チェン・ホン リリ
チェン・カイコー ユイ教授
チェン・チアン チョン
チャン・チン リン
キム・ヘリ ユイ夫人
リー・チュアンユン タン・ロン

現代の中国を舞台に、ヴァイオリンを通して貧しい父と子の強い絆を綴った心暖まる感動ドラマ。息子の才能を花開かせるために、慣れない都会に移り住み懸命にサポートする父と、そんな父を心から思いやり健気にがんばる純粋な息子の姿をクラシックの名曲にのせて瑞々しく描く。監督は「さらば、わが愛/覇王別姫」のチェン・カイコー。2002年サン・セバスチャン国際映画祭で最優秀監督賞と最優秀主演男優賞(リウ・ペイチー)をダブル受賞。
中国北部の田舎町。13歳のチュンは父と2人暮らし。チュンは、彼が幼いころに亡くした母の形見であるヴァイオリンを上手に弾き、周囲で評判になっていた。父リウはそんな息子に質の高いヴァイオリンの教育を受けさせ一流のヴァイオリニストにしてあげようと、必死に働き金を貯めていた。ある日、2人はコンクール出場のため北京へとやって来る。惜しくも5位に終わったチュンだったが、彼の才能を確信したリウは、有名な先生の個人授業を受けさせるため北京に移り住むことにする。そして、音楽教師チアンの情熱的な指導の下、チュンも練習に励むのだったが…。

  
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