ポエトリー アグネスの詩 (2010年) 韓国

[568]言葉はわからなかったがイ・チャンドン監督の新作は大傑作?

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ブログをお読みいただいている方から
贈っていただいたDVD作品…。

私の好きなイ・チャンドン監督の最新作で、
今年の5月に国内(韓国)で封切られたばかり…。

調べると、今年のカンヌ国際映画祭で
脚本賞を受賞したとのことだ。

字幕はなし…。

カンヌで脚本賞をもらったというほどだから、いわばセリフ劇。
なので韓国語のわからない私は、
観てもわかったとはとても恐ろしくて言えない。

でも、うん、いい映画だなあとはわかる?(笑)
少なくとも前作「シークレット・サンシャイン」 (2007) より
格段にいい…?

初老の女性が主人公なんだけど、
その主人公をなんの気負いもなく、淡々と追っている。
音楽も一切なし。ひたすら生音だけ…。

内容も詳細はわからないのに、
それでも飽きずにずっと観続けていられたもの…。

字幕版が出たら改めて書くつもりなので、これはとりあえず…。
評価もしません。まだできません。
あっ、どなたか必ず出してくださいね…!

子供たちが河原で遊んでいる。
そのうちのひとりが上流から流れてくる
女子中学生の自殺体を発見する。

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そして次に物語の舞台である、
漢江(ハンガン)沿いの小さな町が映し出される。

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このトップシーンは秀逸…。
第1に、外国人の私たちにはひじょうにわかりやすい…(笑)。

第2に、これがとても重要なことなんだけど、
現実の風景、町が一瞬にして
「虚構」(物語)の中の風景、町になってしまうから…(笑)。
これがじつはヌーベル・ヴァーグの醍醐味…。

次に主人公の初老の女性ミジャ(ユン・ジョンヒ)が、
病院で診察を受けているシーン。

あとでわかってくるが、
彼女、アルツハイーマーを患ってる可能性がある?

で、病院を出ると、
先の死んだ女子中学生を運んできた救急車と、
彼女の死でうろたえている母親を目撃する…。 

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見事な冒頭だ。理由はあとで説明するが…。

ミジャは中学3年になる孫の男の子と二人で暮らしている。
男の子の母親はよその街で働いている。

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仕事は寝たきり老人の介護をしている。
いまは薬局のお家のこの老人…。

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このシーンは中盤…。
風呂に入れ、からだを洗ってあげている。
目をつむっているのはむろん老人のあそこを洗ってるから…。

このあと老人は勃起してミジャにせがむ。
ミジャは怒って帰ってしまう…。

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一方で彼女はカルチュアセンターの詩の教室に通い、
あちこち歩いては花や景色を眺め、詩想し、
ノートに書き留めている…。

タイトルの「詩」はここから来ているようだ。
美しいものを詩に書こうとしてあちこち歩くのだが、
そのうち「美しくないもの」「見たくないもの」に出会ってしまう…?
そのうちのひとつが先にあげた介護老人の性欲…?

しかし詩教室のシーン、こんなに必要なのかな?

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受講生たちが自分の詩について喋ったり、
ライブハウスで朗読したり、料亭で親睦会を開いたり…。
そういうシーンがけっこうな分量であるのよ。
そのシーンはちょっと最悪だった?(笑)

生活している人たちの中には詩があるけど、
こういうひとたちの中には詩なんてないから…(笑)。

イ・チャンドン、
どういうつもりでこんなシーンを長々と入れたんだろう?
ミジャの孤独感を際立たせるため?
たぶんそれもあるんだろうけど、よくわからない。

この詩教室のシーンが、
ミジャの行動のモチーフになっているのはわかるが、
長すぎて物語の流れを渋滞させてしまってる感があるのは
たしか…。

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で、ある時、彼女は、
孫の友だちの父親に呼び出されて出かける。
と、そこには彼を入れて5人の父親たちが集まっていた…?

この父親たちはたぶん、
孫の部屋に遊びにきていたこの連中の父親たち…。

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この父親たちに彼女はある事実を伝えられる。

この間、川で女子中学生の自殺体があがったが、
あれはどうやら自分たちの息子が彼女を輪姦して、
それを苦に川に身を投げたらしい、と…?

ミジャは動転し、混乱する…。

このあとも
この連中の会合がしばしばもたれるのを見ると、
どうやら内密に女子中学生の母親と、
示談に持ち込もうということのようだ…?

ちなみに彼女の件を事件として
警察が捜査を進めている様子は描かれていない、
ラストシーンを覗いて…。

ミジャは恐くて(?)
そのことを孫に直接確かめることができない。
あるいは、しない…?

ミジャの心=詩の旅が始まる…?

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死んだ女子中学生のミサが行われている教会に出向く。
事件のことをみなすでに知っているのか、
女子中学生たちがミジャを指差す…。

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女子中学生が飛び降りたと思われる橋を訪ねる。
川へ降りて詩作をしようとするがなにも書けない。
そのうち雨が降り始めずぶ濡れになる…。

そしてこの作品で私がいちばん感動したところなのだが、
彼女はそのずぶ濡れの姿のままあの老人の介護へ向かい、
風呂に入れ、自分も裸になり、老人を抱くのだ。
目を背けて、あんなに激しく拒絶したはずなのに…。

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彼女の中で何かが大きく変わったことを表している。

雨でずぶ濡れになった姿は、
女子中学生が川に飛び込んでずぶ濡れになった姿を彷彿させるので、
彼女のこの行為には贖罪の意も含まれているのかもしれない…。

いずれにしろこの場面は秀逸だと思う…。

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ある時、孫の友だちの父親が訪ねてくる。
話しているうちに彼女は立ち上がり逃げてしまう。
示談に持ち込もうという話をされたから…?

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ある日、孫の友だちの別の父親に、
自殺した女子中学生の家へ案内してもらう。
訪ねると留守なのか誰もいない。

縁側に座っていると、
廊下の壁に飾られている
在りし日の女子中学生の写真が目に入る…。

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付近を散策していると、働いている農婦の姿が目に入る。

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彼女は近づいて談笑する。
付近の野山の美しさについて喋っていると思われるが、
この農婦、紛れもなく女子中学生の母親で、
ミジャも冒頭でしっかり目撃している。

が、ミジャはまるで気がつかないのだ、
彼女に会いに来たはずなのに…。

そして別れのあいさつをして帰ろうと瞬間に、
はじめて彼女のことを思い出し、
ミジャはうろたえ、愕然とする。

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たんに彼女が女子中学生の母親であることを思い出して
愕然とするのではない。
自分の記憶が消えていたことに…、
自分がアルツハイマーであることに気づいて愕然とするのだ。

記事の冒頭で、
このシーンの流れは見事だといったのは、
このシーンとひじょうにうまく繋げられているからだ…。

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ミジャはついに
いつも孫がごはんを食べている食卓の上に、
自殺した女高生の写真を置く。
が、孫はそれを見ても自分からは何も言い出さない…?

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後日? 彼女は加害者たちの親の会にまた顔を出す。
と、示談が成立したのだろうか、
そこには被害者の女子中学生のあの母親の姿があった。

顔が会うと、訪ねたときのことを思い出したのか、
ミジャは居たたまれずに早々と席を立った。
それとも示談に応じた彼女がいやだった…?

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そのあと彼女は介護老人のところへ出向き、
仕事を止めると伝える。

いや、もしかしたらお金を借りに行ったのかもしれない。
このあと、彼女は
加害者の親たちの会へお金を渡しに行くからだ。
いや、あれもお金なのかな…?

このあたり、言葉がわからないのでまったく自信がない…(笑)。

そしてラストシーンへ向かう…。

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ミジャは、ゲームセンターで遊んでいる孫を引っ張り出す。
そして店へ入り、一緒にピザを食べる。
自宅に連れて帰り、足の爪を切ってやる…。

母(ミジャの娘)と一緒に暮らせない孫に、
せめて自分が母親代わりのことをしようとしたのか…?

そのあと例によって、
自宅アパートの前でこうやって二人してバトミントンを楽しむ。

と、そこへ男二人が車でやってきて、
ひとりが孫を車に乗せ、連れて行ってしまう。

この男たちはたぶん刑事で、
あの女子中学生を強姦した咎でついに逮捕されたのだ…。

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このあと彼女は孫の母親=自分の娘に手紙を書く。
翌日、詩教室にお世話になったお礼なのだろう、
花束を届ける…?

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手紙を読んだ娘(孫の母親)が帰ってくると、
ミジャの姿はもうない…?

代わりにここからミジャの詩の朗読が流れはじめる。
なにを言っているのかむろん私にはわからない…。

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画面は、アパート前から、
女子中学生が通っていたと思われる学校の校庭、
そして授業中の教室へ…。

校庭の途中から、
朗読もミジャから女子中学生に代わる。
この朗読がミジャへの返歌なのかどうかはわからない。
そうではないかと思うのだが…。

この学校と教室はたぶん、
ミジャが通っていた詩教室となんらかの意味で
折り重ねられているのだと思う…。

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次にバスが現れる。
あの女子中学生の住んでいたあたりを走っているバスだ。
途中で女中学生(?)が二人乗る。
あの女子中学生がどうかはわからない…。

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あの橋が見えてきて、
突然、あの女子中学生が姿を現し、下方の川を覗き込む…。

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彼女はなぜかこっちを振り返る。
そしてその顔はごらんのように微笑んでいる。
この表情は投身する直前の表情とは思えないので、
このシーンは回想ではないだろう…?

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そして最後、カメラは川に入り、
彼女が飛び込んだと思われる橋と、
周囲の山河を遠くに臨んで終わる。

画面には川の流れる水音…。

ことばがまったくわからないので
とてもわかったとは言えないのだが、
大筋は書いてきたようなことでそんなに間違っていないとおもう。

その大筋と引用した写真だけで…、ね?
すごくいい映画だと思いませんか?(笑)。
はやく観たいよね、できれば映画館で…!

ミジュやってるユン・ジョンヒさんがすごくいいです。
感想は日本版DVDが出たときにでもまた…。

あ、すでにごらんになってる方で、
お気づきの点があればぜひコメントくださいな。

お贈りいただいて本当にありがとうございました…。

■139分 韓国 ドラマ
[脚本] イ・チャンドン
[監督] イ・チャンドン
[撮影] キム・ヒョンソク
[照明] キム・バダ 
[出演]
ユン・ジョンヒ ヤン・ミジャ
イ・デビッド ジョンウク
キム・ヒラ カン老人
アン・ネサン キボムのお父さん
キム・ヨンテク キム・ヨンタク詩人
パク・ミョンシン ヒジンのお母さん
キム・ジョング パク・サンテ
キム・ヘジョン チョ・ミヘ
ミン・ボッキ スンチャンのお父さん
キム・ゲソン スーパー女性
ハン・スヨン パク・ヒジン
チェ・ムンスン 教頭先生
イ・ジョンヨル ジョンチョルのお父さん
パク・ウヨル テヨルのお父さん
パク・チュンシン ピョンジンのお父さん
ホン・ソンボム オ・ドンミン記者

ハンガン(漢江)に沿った京畿道のある小さい都市。
古い庶民アパートで中学校に通う孫とともに暮らしているミジャは,花装飾帽子から豪華な衣装まで美しく飾るのが好きで,好奇心も多い,突飛なキャラクターだ。
ミジャは,ある日,町内文化院で偶然に<詩>講座を受講することになって,生まれて初めて詩を書くことになる。
詩想を探すために,今まで何気なく行き過ぎた日常を注目し,美しさを探そうとするミジャ。今まで見てきた全てのものが,あたかも初めて見るようで,少女のようにときめく。
しかし,彼女に予期できない事件が訪れ,世の中が自分の考えのように美しいだけではないということを知ることになる。

●Kさん
そうですか、あの薬、バイアグラだったんですか(笑)。
で、抱く時、たしかにあのクスリ飲ませますね。
ということは、下のtenchanさんのコメントにあるように、
この時もう示談金をふんだくるつもりで抱いた
ということなんでしょうか?
う~ん、このおばさんもやりますねえ…(笑)。
ユン・ジョンヒさん、パリ在中…?
どことなく品を感じさせるのもそのせいですかね。
ラストの詩の意味がわからないと、やはり
この作品はうまくわかりそうにないですね。
翻訳できたらぜひ教えてくださいな…。

●tenchanさん
tenchanさん、もうごらんになってたんですか。
さすがですねえ、今年の観客賞決定です(笑)。
上のKさんのコメントからもどうやら
示談金を取るために抱いたみたいですね。
自分のやったことのそういう哀しさもひっくるめて、
ラスト、姿を消したということなんでしょうか?
最後の川下から川上を望むショットを見ていると、
ミジャもあの橋から身を投げたのかなあ
なんて気もしたのですが…。
詩教室のシーン、しつこいくらい出てくるので、
みんなの詩、きっとなにか意味があるんでしょうね。
ただ、私は朝日カルチャーセンターで10年くらい
書く教室の講師をやっていたものですから、
どうもああいう教室の生徒の雰囲気はだめですねえ。
すいません、偏見です…(笑)。
しかし、ほんとに素晴らしい作品だと思いました。

●ishiiさん
故ノムヒョン前大統領を念頭に置いたものか?
という質問が観客から…?イ・チャンドンが
ノムヒョンと深い間柄にあったことは聞いていますが、
じかに韓国の政治社会を知ってるわけではないので、
意外な感じがしました。
どういうところを観て、そのお客さんはそう感じたんでしょうね。
自殺…? 賄賂…? 
反ノムヒョンのユ文化体育長官がシナリオについて暴言を?
これもどういうところを…? とても興味が湧きますね。
日本での公開予定はいまのところ映画祭だけなんでしょうか?

●てっせんさん
てっせんさんもすでにごらんになってるんですねえ。
みなさん、いったいどこで…? 羨ましい…(笑)。
ユン・ジョンヒさんの介護の仕事、
てっせんさんにはきっと突かれるだろうなあと思っていました(笑)。
じつはあの寝たきり老人の介護のシーンが、
私もいちばん好きなシーンで…(笑)。
寝たきりとは言え、三国連太郎を凌ぐようなご老人で(笑)、
まして相手がユン・ジュンさんのような方だと、
これはもう息子を鎮めろというほうが無理だと思います(笑)。
そのあたりはイ・チャンドンの計算のような気がしたのですが…。
で、ユン・ジュンさんが結局あの老人に跨るのは、
もしかしたら、孫とその友人らの思春期の性の問題を抱え込んで…、
男の性処理の問題を抱えてのことでもあったのかな、
と、ひとり感動していたら、あれはたんに
示談金の金を稼ぐためではないかというご指摘を受けて、
ちょっとショボンとなっているところです…(笑)。

●tenchanさん
監督、なんて答えたのか私も気になります。
言葉がわからないと細かいところまではわかりませんよね。
すいません、字数オーバーでこれ以上書けません。
ひらいさん、乗り遅れてますよお~(笑)。

●てっせんさん
「身も心も冷え切ったたため、無性に人肌が恋しくなった」…。
いいですねえ(泣)…、なんて泣いてると、またtenchanさんに
そんなことあるか!と怒られるのかなあ…(笑)。
でも男までリアリストになってしまうと、
世の中味気なくなっちゃうということでここはひとつ…、
ね、てっせんさん…?(笑)

●ishiiさん
詩の中にノムヒョンさんを謳ったものが…。
はやく字幕付きのを観たいです。すみません、字数が…。

ありがとうございました。

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この記事へのコメント

k
2010年10月08日 22:09
韓国語が分からない、と言いながら殆どすべてを受けとめていらっしゃる…物語の専門家とはいえ、さすがです。
一つだけ…ミジャの体を最初に老人が求める直前、老人はミジャに水を持ってこさせある薬を飲みます。あとでそれがバイアグラであったことに思い当たり、ミジャは老人を罵倒してその部屋を出て行くのですが、次に老人を訪ね彼を抱く時、あの薬を飲むことを強要するのです…。
ミジャ役のユン・ジョンヒさん、私は全く存知あげなかったのですが、80年代生まれの若い友人たちの記憶にも確かに残っているほどの、有名な女優さんらしいです。私たちの国でいえば原節子さんのようなものでしょうか…?あ、パリ在住というから岸恵子さん?十数年ぶりのカムバックなんだそう。監督は、ユン・ジョンヒさんを念頭に置いてこのシナリオを書いたと、何かで語っていました。
奇跡の様な、必然の様な、監督と女優の出会いでした。
何とか、ラストシーンの「詩」を聞き取りたいと、奮闘中です。彼女が生まれて初めて書いた「詩」ですから。
tenchan
2010年10月08日 23:12
こんばんわ この作品取り上げていただいて嬉しいです
私も字幕無しで観ました
山崎さんの解説で分からなかったことがよく分かりました ありがとうございます
老人の誕生祝の日(かな?)訪ね脅してお金を要求し 示談金にしたのですが 老人を抱いた時にもう要求するつもりだったんだと 思いました
自殺した少女の家を訪ねた後だったし 
彼女がお金を作れるのは この方法しかないのですから
詩教室の受講生たちが披露した詩にも 何か意味があるのかが 知りたくなってきました
少女とミジャは一体化してしまったのでしょうか?
静かで 字幕無しで観てもよい作品だと思いました
今年の東京フィルメックス映画際のクロージング作品に選ばれたそうで 運よくチケットが取れたらまた観たいと思います
ishii
2010年10月10日 21:35
韓国での試写の後、観客から故ノムヒョン前大統領を念頭に置いたものか?との質問が出たみたいですし、シナリオの件でユ文化体育長官の暴言があったり(彼は反ノムヒョン―私は韓国の石原だと思っていますが)、ぜひ観たかった映画ですので、東京フィルメックスの閉幕作品として上映されるのは嬉しい限りです。チケットが取れるかが心配ですが…。

てっせん
2010年10月12日 00:07
今晩は。
知人に、介護の仕事をしている女性がいるのですが、担当している一人に面白い人がいて、年末などにお札を一枚家族にナイショでお小遣いとして彼女に手渡してくれたり、冗談半分で「たまにはアソコに触ってくれよお~」と、呂律の回らない舌で訴えるんだそうです・・・(笑)。この映画を観ていて、ちょっとそんなことを思い出しました。
その女性、年齢はこの映画の主人公より少し若いくらいなんですが、仕事柄か上半身が逞しく、歩き方も大地をしっかりと踏み固めるような感じなんですね。
で、この映画のユン・ジョンヒ、冒頭の病院の椅子から立ち上がって歩き出した瞬間、「あっ、こりゃイカン・・・」と思ってしまいました。彼女の身のこなしや歩き方、ソフィスティケイトされすぎてるんですね。パリ在住ということですが、なるほどまるでジャンヌ・モローみたいな歩き方だなあ、と。喋り方もなんだか微妙にセクシーですし・・・(笑)。監督のイ・チャンドン、当初から彼女を念頭に置いてシナリオを書いたらしいんですけど・・・これでいいのか、う~ん、いいのかなあ、いいんだろうなあきっと、なにしろ名監督の選んだ人なんだから・・・などと思い悩んでしまいました・・・(笑)。
失礼しました。
tenchan
2010年10月12日 13:03
こんにちわ
てっせんさん お久しぶりです
鋭いコメントまた楽しみに拝見させていただきます^^
この間のコメントの補足ですが
金を要求するつもり老人をを抱いたんだろうに すぐに要求しなかったのは どうしてだろうと思いました 
それでは娼婦になってしまうと彼女にプライドが許さなかったのか・・・
いよいよ示談の話が親たちの中で出たので 改めて取りに行ったのだと思いました
>観客から故ノムヒョン前大統領を念頭に置いたものか?
この質問に監督はどう答えたんでしょうか?
気になります
この映画は 今年のカンヌで脚本賞と取りましたが 私の好きなイ・ジョンジェの「下女」もカンヌに招待されましたが 評価は高かったものの無冠で残念でした

てっせん
2010年10月12日 22:27
今晩は。
tenchanさん、お久し振りです。
示談の金の為だというtenchanさんのご指摘に、山崎さんと同じく私も、虚を突かれました・・・(笑)
全くそんなことだとは、これっぱかしも思いませんでした。男はやっぱり、永遠に甘ちゃんなのかなあと、私もちょっとションボリです・・・(笑)
私は単純に、身も心も冷え切ったたため、無性に人肌が恋しくなったんだろうと解釈しておりました。甘いかなあ・・・
失礼しました。
ishii
2010年10月14日 22:06
こんばんは。
監督は確か「誰にでも親しい人を亡くした経験があるでしょう。特にノ前大統領のことを思って作ったわけではありません」と答えたような…。
しかし6月の記事を検索してみたら、ある記者が「イ監督は親ノで知られており、“詩”の中で故人を思って書いた詩が登場するほど格別な感情を持っている。あるインタビューでノムヒョン大統領の逝去直後にこのシナリオを書いたと明かしてもいる」と書いています。

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