ショーシャンクの空に(1994)

[590]終身刑で人生を奪われた2人は友情で人生を取り戻した
★★★★★★

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時どき観ている作品…。

すごく深い感動を得られるわけではないのだが、
とてもよくできた映画なので退屈するヒマがない…(笑)。

銀行員のアンディ(ティム・ロビンス)は、
妻と愛人を射殺した罪でショーシャンク刑務所に投獄される。
実際は、無実なのだが…。

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人付き合いがあまり得意でないアンディも、
さすがにこの男・レッドとだけはなぜか仲良くなる。
うん、わかる…。

え、なんでわかるか?
だっておれも大好きだもん、モーガン・フリーマン。
いつも受動体でいてくれるしさ…(笑)。

レッドは所内の調達屋なので、
アンディはかれに小さなハンマーと女優のポスターを調達してもらう。
遠大なる脱獄計画を遂行するため…。

いいよね、言っても、みんなもう知ってるだろうし…(笑)。

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ある時、かれの房は抜き打ち検査されるが、
所員はハンマーを発見できなかった。
ん? いったいどこに隠してるのよ…?

じつはかれの持ってる聖書の中に…(笑)。

あ、この男は所長…。
アンディ、自分が銀行員だったことをフル活用。
この所長の税の申告をごまかしてあげるんだよね、
私、経理得意ですって言って…(笑)。

つまり、さりげなく所長お気に入りの囚人になって、
その間、こっそり脱獄用の抜け穴を掘っちゃう。
うん、銀行員はやっぱり頭いいわ…(笑)。

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左は、アンディが配された図書室の室長・ブルックス。

ある年、ブルックスは仮釈放されて娑婆に出たものの、
すぐにアパートの鴨居で首を吊って死んでしまう…。

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知らせを聞いたレッドがアンディに言う…、
収容病だ、終身刑とは人生を奪う刑だ、と…。

あまりにも長く刑務所暮らしを続けていると、
娑婆に出ても適応できない。
塀に守られていないので不安になって死にたくなる…?

この映画の中では、
このブルックス爺さんのエピソードが
ほんといちばん胸に応えるよねえ…(泣)。

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このシーンはわたしのいちばんお気に入りのシーン…。

ブルックス爺さんが去ったあと、
アンディは州会議に所内の図書室に予算をくれるよう
せっせと手紙を書き続ける。

で、願いが叶ってようやくその予算が下りるんだけど、
じゃあこれも寄贈すると古いレコードが送られてくる。
オペラの「フィガロの結婚」…。

と、アンディはそのレコードを放送室から流すんだよね、
所内のスピーカーを通して…。
で、女性オペラ歌手の声が聞こえてきたとたん、
囚人たちがみんなこうやって立ち止まって耳を傾けるのよ。

うん、このシーンは最高…。

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韓国映画「My Son あふれる想い」の中にこんなセリフがあるの。
あれも囚人の話なんだけどさ…、

 刑期を終えて出所できる者は、出所の日を待っている。
 死刑の者は怯えながらも、執行の日はいつかと待っている。
 しかし無期懲役の者にはなにも待つものがない…。

アンディもじつは無期懲役でなにも待つものがない身なんだけど、
でも「希望」は捨てないって言うのよ。

流れてくるこのレコードの歌、
なにも待つものがないその無期懲役の囚人たちにたいする
アンディからのメッセージみたいな気がしてくるんだよね。

それでも「希望」を捨てるな、この歌声を聞けっていう…?

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ここも私の好きなシーン…。

レッドが、そう言えばむかし
おれもハーモニカ吹いたことがあるって言うと、
別の調達屋にハーモニカを調達してもらって、
こうやってレッドにプレゼントするの…。

このあと、自分の房で、
レッド、このハーモニカ、ちょっと吹くシーンがあるんだけど、
いいんだよねえ…!

なんで音楽ってこんなにいいのよって思うよね。
たぶん答えは簡単。音楽って…、
音って、瞬時に心とからだを満たしてくれるものだから…(笑)。

この映画にひとつだけ不満があるとすれば、
この小道具のハーモニカ、このシーンでしか使ってないんだよね。

もう一度使えるじゃないか。
ほら、レッドが娑婆に出て、
ブルックス爺さん同様、収容病に罹ったとき…。

あのアパートでこのハーモニカ吹いて、
それでアンディの言葉を思い出して
バクストンの牧草地に向かえばいいじゃん、ねえ…?

え? ちょっと臭い…?
そうかなあ、わたしゃすごくいいと思うんだけど…(笑)。

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そう、これは新囚人のトミー…。

かれの話でアンディの事件の真犯人がわかる。
でも、所長はアンディが出所すると自分の不正がばれると思って、
証人のこのトミーを殺しちゃうんだよね。
で、アンディを一生、この刑務所に置いておこうとする…?

このトミー、じつは
当初ブラッド・ピットがやる予定だったんだって…!
スケジュールの都合でギル・ベローズに回ってきたらしいんだけど、
ブラピ、いい役逃したぜい…(笑)。

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ジャン…!(笑)
ここがいちばんスカッとするところ。
そう、アンディ、ついに脱獄に成功…!

レッドに調達してもらったハンマーで掘り進めて19年?
その割には所長もレッドもあんまり歳とってないなあ…(笑)。

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その後、レッドも仮釈放されて40年ぶりに娑婆に出る。
で、すでに言ったように、
ブルックス爺さん同様、収容病に罹るんだけど、
アンディの言葉を思い出してバクストンにある木に向かうんだよね。

と、黒曜石の下に、アンディからの手紙があった…。

ここのシーン、やっぱり涙出ちゃうよね。
もちろんアンディの友情に打たれるんだけど、
レッド、手紙を読む前、誰かに見られてるんじゃないかと思って
あたりをキョロキョロしてしまうじゃない。
あれがわたしには痛く胸に堪えてしまうんだよね…(泣)。

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で、ラスト、こうやって
アンディとレッドはメキシコの太平洋岸で再会する…。

うん、やっぱりいい映画だぜ。
考えなきゃいけないような難しいところもないしさ…(笑)。

まさかそんな方はいないと思うけど、
もし観てない方がいらしたら、ためしにぜひどうぞ…。
ウェルメイドってこういう作品のことかと思い知らされるよ…(笑)。

■143分 アメリカ ドラマ
監督: フランク・ダラボン
製作: ニキ・マーヴィン
製作総指揮: デヴィッド・レスター リズ・グロッツァー
原作: スティーヴン・キング
脚本: フランク・ダラボン
撮影: ロジャー・ディーキンス
美術: テレンス・マーシュ
音楽: トーマス・ニューマン
出演
ティム・ロビンス アンディ
モーガン・フリーマン レッド
ウィリアム・サドラー ヘイウッド
ボブ・ガントン ウォーデン・サミュエル・ノートン
ジェームズ・ホイットモア ブルックス・ヘイトレン
クランシー・ブラウン バイロン・ハドリー
ギル・ベローズ トミー・ウィリアムズ
マーク・ロルストン ボッグス・ダイアモンド
ジェフリー・デマン
ラリー・ブランデンバーグ
ニール・ジュントーリ
ブライアン・リビー
デヴィッド・プローヴァル
ジョセフ・ラグノ
ジュード・チコレッラ
ポール・マクレーン

1947年、銀行員として成功していたアンディ・デュフレーンは、妻とその愛人を射殺したという身に覚えのない罪で終身刑2回という判決を受け、ショーシャンク刑務所に投獄される。刑務所が持つ異質な雰囲気に初めは戸惑い孤立するアンディであったが、決して希望は捨てず、明日の自由を信じ続ける。
そんな中「調達屋」と呼ばれ服役囚たちから慕われていた囚人、”レッド”ことエリス・ボイド・レディングと出会い、鉱石を砕くロックハンマーや、リタ・ヘイワースやラクエル・ウェルチといったスター達のポスターなど様々な物を調達してもらううち、少しずつ2人の交流が深まっていく。アンディは元銀行員の経歴を遺憾なく発揮し、刑務所内の環境改善に取り組む事でレッドや他囚人からの信頼を高めていく。さらには刑務官たちからも一目置かれるようになり、彼らの税務処理や所長の所得隠しまでも請け負うことになるが、アンディにはある考えがあった。
その後、年老いたレッドは数十年の服役ののち仮釈放されたものの、社会に順応出来ずにいた。不安と孤独から希望も見出せず、仮釈放後間もなく自殺してしまった老人・ブルックスとまったく同じような状況に追い詰められるが、ふとアンディとの約束を思い出す。

●tenchanさん
tenchanさん、
ほんといい映画たくさん観てらっしゃいますねえ。
私もこの映画大好きです。
レッドが最後、バスに乗ってメキシコに向かうシーン、
あそこのモーガン・フリーマンもいいですよねえっ…!
でもでも、私の場合は10本の指には入りません(笑)。
やっぱりオトコなんでしょうか?
私には惜しいかな、ちょっとソフトすぎるんです。
わかってください…(笑)。

●sinoさん
sinoさんもモーガン・フリーマンが…。
しかも「ドライビング・missデイジー」のほうが好き…!
ジェシカ・タンディとモーガン・フリーマンのコンビ、
めちゃくちゃよかったですもんね。
また観なくちゃ…(笑)。
ここのところ東京も急激に冷えてきたかんじなんですが、
弘前のほうはいかがですか?
まさかもう雪降ってるってことはないですよね…?

●sinoさん
ズボン下…、別にいいんじゃないでしょうか(笑)。
そうですか、岩木山のてっぺんはもう雪を…。
「曇ると最悪、憂鬱で溜息がでる」って、そんな…(笑)。
でも40年前、秋田へ行ったら、空がどんよりと低く曇っていて、
私も憂鬱になったことを覚えています。
私は九州なので、ああいう曇り空は初めて。
ちょっとショックでした…(笑)。
きょう、息子とレンタル屋に行ったので
「ドライビング・missデイジー」を探してみたんですけど、
残念、ありませんでした。また探してみます…。
「ベニスに死す」、そんなに難しい質問しましたっけ、
眠くなるほどの…(笑)。そういうときは、
いい加減に考えたほうがよい答えが見つかるような気が…(笑)。

ありがとうございました

  
クリッとしていただけると嬉しいです
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この記事へのコメント

tenchan
2010年10月30日 01:01
こんばんわ
この映画大好きです
今まで観た中で 好きな作品10個挙げよと言われたら
たぶん入るでしょうね
ラストは やっぱり人生っていいもんだと思わせてくれて楽しくなります 
モーガン・フリーマンいいですよね
「ドライビング・missデイジー」の運転手役も味があってとても良かったです
sino
2010年10月30日 10:31
tenchanさんが「ドライビング・missデイジー」を取り上げてくださって嬉しく思っています。主人公の二人は、もちろんですが、少ない登場人物のすべてが気持ち良く馴染んでる大好きな映画です。音楽も好きだし。時代背景にキング牧師の有名な演説の場面も効果的に使われてる。
モーガン・フリーマンは、出てくるだけで
この人が好きだと思わせてくれる俳優さんです。それが裏切られない人ですね。
私の大好き度で言ったら、「ショーシャンク」より「ドライビング・missデイジー」のほうですね。
sino
2010年10月31日 09:51
お寒うございます。
もう、ズボン下も穿いてま~す。(笑)
私だけの現象かも知れません。おしゃれじゃないもんで、やせ我慢しないの。
一度、みぞれが降りましたが、ちゃんとした雪はまだ降っていません。岩木山のてっぺんには少し白く光って見えています。
お天気が良いと、空気が澄んで風景が美しいので、寒くてもいい気分ですが、曇ると
最悪、憂鬱で溜息がでます。
まさに、お天気屋ですね。(笑)

お忙しい中、コメントありがとうございました。「ドライビング・missデイジー」に釣られちゃったんだよね~。(笑)

「スモーク」や「ドライビング・missデイジー」は私の波長に合ってるみたいで
ほっとできるから大好きです。
「ベニスに死す」で投げかけられた問いに
答えるべく、考える度に眠くなり、月日が
経ってしまいました。(笑) もう、無理ですね。(笑) でも、何か一言は・・・とは
思っているのです。公演の成功をお祈りしています。

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