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zoom RSS 砂時計 3話 (1995)

<<   作成日時 : 2011/01/11 23:27   >>

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[619]民主化を勝ち取るまでの韓国社会を描いた壮絶な叙事詩
★★★★★★

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1972年秋、
ちょうど維新独裁体制が始まった頃…。

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左、ヘリン、高校生。そして右が父親のユン・ジェピル…。

ウソクは、ヘリンは貧乏な家の子だと思ってるけど、
とんでもないのね。

父親はカジノやホテルを経営する韓国有数の資産家で、
こうやってなに不自由なく暮らしてる。
家族は、ほかに母親と兄…。

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これはヘリンの誕生パーティ…。
うん、ユン会長、良きマイホームのパパみたい!
と言いたいところだけど、いやいや…(笑)。

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同時刻、じつは子飼いの連中に
こうやって同業者チョン氏のカジノを襲撃させて、
同カジノを強引に自分のものに…。

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と、チョン氏が怒り狂って、ある日、ヘリンを拉致監禁。
で、娘を返してほしけりゃガジノを返せ、
と電話で交渉すると…、

父のユン氏が電話に出たヘリンに言うのよ。

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「おまえを助けられないかもしれない。
向こうの要求を呑んだら、同じことの繰り返しだ」

娘はいずれ家を出るもの。
はやめに嫁にやったものと諦めるって…。

ヘリン、ショック…!
おとうさんは、目に入れても痛くないほど
自分を可愛がってくれてると思ってたもんだからさ。

夫のその言葉を聞いた母親もショックで倒れる。
母親、もともと心臓が悪いんだけどね…。

ヘリンは工場の地下に閉じ込められるんだけど、
チョン氏の部下のひとりが…、
若い男が裏切ってヘリンの縄を解いてやる。

その若い男とは…、ジャン!

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イ・ジョンジェなのだあ…!

いやあ、うれしいねえ。
このディレクター、うまい。私のツボじつによく押さえてる。
おらがキム・ヨンエがいなくなったと思ったら、
早速こうやって、おらがジョンジェ出してくるんだもん…(笑)。

ペク・チェヒ、18歳。
履歴、物語の最後まで一切不明…(笑)。

なぜボスを裏切ったのか? 不明(笑)。
察するに、ヘリンが可愛かったのと、
自分と同じくらいの娘を拉致監禁して交渉しようとする
ボスのやり方が気に食わなかったんだと思うよ。

おらがジョンジェ、紳士だからさ…(笑)。

一方、ユン会長は電話ではあんなことを言っていたが、
手下たちに監禁場所を探させてすぐに襲撃、
ヘリンを救出するんだけど…、

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倒れて入院してたおかあさんは、
結局、そのまま帰らぬ人になっちゃうんだよね。

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以後、ヘリンは父親不信に陥り、笑顔が消える…。

え、なんでジョンジェがユン家にいるのか?
ユン会長がヘリンのナイトとして…、ボディガードとして雇ったの。
百戦錬磨のユン会長、男を見る目はあるのよ…(笑)。

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これまでヘリンは父の仕事や
やり方にまったく疑問を持たないできたんだけど、
あれ以来、よく観察するようになった…。

と、やってることは…、ムムッ、朴大統領と同じ。
反対や批判や懇願を一切許さぬ独裁。
血も涙もない、維新体制そのもの…!

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ヘリンが高校を卒業してソウル大学に入学すると、
待っていたかのように、
ユン会長はこうやってヘリンを連れてまわる。

じつは、兄のほうでなく、
「気の強い」娘のほうに
事業を継がせようと思ってるからなんだけどさ。

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でも娘は…、ヘリンは、
ひょんなことで校内で知り合った全共闘…、もとい…(笑)、

民生学連(全国民主青年学生総連盟)のリーダー、
チョンのもとで反政府活動に突っ走っていた…、
という訳なのね…。

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父のやり方は朴政権と同じ。とうてい許せない…。
そういうヘリンの父への反発は、
そのまままっすぐ朴政権打倒に繋がっていったんだよね。

ところがある日、帰宅すると…。

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ん? 1話で出てきた
あのチャン・ドシク…、中央情報局部長(?)だよ。
なんでユン会長宅に…?

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あ、ユン会長がヘリンに怒りだした。
「おまえ、学生運動やってるそうだな。
許さん。すぐ留学の手続きをしろ」…?

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あ…! と、ここで2話の謎が解けるんだよね。
ホラ、ヘリンをつけまわしていたこの連中…。

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こいつらも情報局員…。
チャン・ドシクの部下で、ドシクに頼まれてヘンリを監視していた。
ヘンリの写真を持ってたのもそのせい…。

ドシクはその部下の報告を受けて、さっきユン会長に報告した、
ということじゃないかと思うのよ(笑)。

ということは、このドシクとヨン会長は、
ウラでいろいろと繋がってるってことだろうけどさ。
あ、いや、実際そうなのね。
よくある政治献金と、企業利権ってやつでさね…(笑)。

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しかし、もう父の手の内はごめんだとばかりに、
ヘリンはこうやってひとりで家を出る…。

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ヘリンのナイト(騎士)のジョンジェも今度ばかりは追わない?
うん、われらがジョンジェ、意味もなくカッコいいよなあ…(笑)。

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で、ヘリンが駆け込んだ場所は?
はい、当たり。
ウソクのいる下宿屋(アパート)なのでした…(笑)。

で、1話のラストに繋がるのね。
テスがはじめてウソクの部屋でヘリンに会ったシーンに…。

すでに2話で言ったけど、この物語は、
3人の主人公(子)が父の意志を受け継いだり、
父を乗り越えようとしたりする話だってこと、
ここまででよくわかるよね。

それは同時に、
父親たちの世代が築いてきた韓国の社会や歴史を、
どう受け継ぎ、どう変えていくかということに
まっすぐ折り重ねられている…。

だから放っといたって、
物語は厚くて、熱くなる…?(笑)

ちょっと余談だけど、これ観はじめたとき、
私の脳裏にはすぐ金芝河(キム・ジハ)が浮かんだのよ。
五賊筆禍事件を起こしたあの私の敬愛する韓国の詩人…。

説明すると長くなるので知りたいひとは
下をクリックしてくださいね…(笑)。
⇒金芝河(キム・ジハ)金芝河(キム・ジハ)金芝河(キム・ジハ)

しかし、このドラマに出てくる俳優さんたち、
ほんとにみんないいんだよねえ…。
とくにベテランたちがめちゃくちゃいいのよ。

きょうもひとり私のお気に入りを紹介しとくね。

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ユン会長に仕える弁護士をやってる…、
ごめん、名前がわからんのだ、誰か教えて〜…!(笑)

メガネと髪型がいいよねえ、味あるよねえ。
出てきて、そこにいるだけでなんかホッとしちゃうのよ(笑)。

物語も厚いけど、
こういうベテランの俳優さんたちが
このドラマをほんとに厚くしてるのよ。

大拍手…!

毎回、誰か紹介しようかなあ。

あ、ごめん、忘れてた。
ウソクのお父さんやってるキム・インムンも
私の超お気に入りだからね…。

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わかりました。キム・ジョンギョルさんだそうです。

■全24話 韓国ドラマ 
演出:キム・ジョンハク 
脚本:ソン・ジナ
キャスト
チェ・ミンス(パク・テス)
パク・サンウォン(カン・ウソク)
コ・ヒョンジョン(ユン・ヘリン)
イ・ジョンジェ(ペク・チェヒ)
パク・クニョン(ユン・ジェピル:ヘリン父)
チョン・ソンモ(イ・ジョンド:テスの仲間)
イ・スンヨン(シン・ヨンジン:記者)
キム・ヨンエ(テス母)
イ・ヒド(パク・ソンボム:テスの親分)
イム・デホ(チャン・イルト:テスの仲間)
イム・ヒョンシク(オ係長)
メン・サンフン(ウソクの同僚検事)
チョ・ミンス(チョン・ソニョン:下宿先の娘)
キム・ビョンギ(カン・ドンファン:ジェピルの部下)
ナム・ソンフン(チャン・ドシク:ジェピルの部下)
ソン・グムシク(チョン・インジェ:テスと敵対するやくざ)
ソン・ヒョンジュ(チョン・イニョン:インジェ弟)
キム・インムン(カン・マンソク:ウソク父)
キム・ウンソク(ユン・ヨンジェ:ヘリン兄)
ホン・ギョンイン(ウソク 高校時代)

第3話 「パパ助けて」
1972年秋。
高校生のユン・ヘリンは韓国有数の資産家の父ユン・ジェヨン会長、母、兄と幸せに暮らしていた。折しもヘリンの誕生日、パーティの最中に母が突然胸を押さえて倒れてしまう。同じ頃、ユン会長はあらかじめ部下に指図し、武力で脅してチョン氏のカジノを奪わせていた。
チョンは恨みに思って、娘ヘリンを拉致し人質にとる。だがユン会長は屈せず「娘は嫁に出したものと諦める」と。
病床の母はその事を聞いて危篤状態に陥る。一方、囚われのヘリンに味方となったのが、チョンの手下のペク・ジェヒである。救出されたヘリンを待っていたのは母の死。ヘリンは父を憎むようになる。
数日後、ジェヒがユン会長を訪れ、部下として働くことになった。

●ひまわりの種さん
ありがとうございました。
キム・ジョンギョルさんですね。
「輝国山人」さんから写真お借りしてきたんですが、
たしかに素顔とは全然…(笑)。
待ちに待ったジョンジェが出てきました。
びっくりするほど若いですよねえ…!(笑)
録画テープって、日本で放送されたときに
録音なさったんですか?

●tenchanさん
ついに手をつけてしまい、面白くて、私も3日間で
観てしまいました。
しかも同じようにやや怪しげな日本語字幕…?(笑)
ジョンジェ、「永遠のボディーガード」…!
おいこら、ディレクター、永遠のボディーガードでもいいけど、
もちょっと活躍させんかい…、と、ジョンジェに関しては
私はおおいに不満でしたねえ(笑)。
ジョンジェのテスでもう一度観たいですねえ(笑)。
光州事件を扱った作品はチラホラあって観てましたが、
このドラマが白眉かなと思います…。
いま忙しくてレビュー休んでいますが、いずれ再開します…、
すいません…。

ありがとうございました。

 

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
今日は。
「砂時計」三話!ジョンジェ登場!
確か18才の役からだったかしら、一生を
ボディーガードに捧げる!
済みません興奮しすぎ、またまたDVDならぬ
録画テープを引っ張り出さないとです。
ところでミン弁護士役はこの方です。
http://www.hf.rim.or.jp/~t-sanjin/kimjongyor_p.html
役柄で随分雰囲気が違いますね。
ひまわりの種
2011/01/12 16:32
とうとう「砂時計」に手を付けられたんですね^^
「永遠のボディガード」ジョンジェにつけられたニックネームです 
いつの時代でも 女性の憧れですよね〜
何年も前に 新大久保の怪しいお店(笑)で購入したので ちょっと字幕が(?)なんですが 面白くて24話を3日ほどで観ました 
他の俳優さんには申しわけ無いのですが 2度目からはジョンジェの出てくる3話からです
お恥ずかしいのですが このドラマを観るまで光州事件の事ほとんど知りませんでした
tenchan
2011/01/18 22:16

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