非日常的な彼女 (2004)

[626]この映画が200万人も動員した理由はちゃんとあるのかもね
★★★★☆☆

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やっとこさ成績付けが終わったので、
ソレっと観たのがこの映画だったわけよ…(笑)。

「猟奇的な彼女」みたいな映画かな?
なんて別にハナから期待してなかったけどさ。

ああ、韓国映画の邦題に騙されてたころが懐かしいなあ…(笑)。

し、しかし、なんじゃい、この映画…?
よくもこんなたわいないストーリーで映画1本撮ろうなんて思うよなあ。
日本だったら企画段階で即「NO!」だよねえ。
勇気あるよなあ、さすが韓国だよなあ…(笑)。

え、ストーリー…?
だから書く気にもならんわい(笑)。

なのに…、なのに、
おいらはアハハとバカ口開けて笑い転げ、最後は貰い泣き。
ほんと、ど、どうなってんだい、韓国映画は…?

やっぱり好き…!(笑)

主人公のチョルス(チョン・ウンイン)は、
ナイトクラブの…、というよりキャバレーの3流MC。

高校中退。

女子高生エランとラブ・ホテルで一夜の過ちを犯す。
なんとエランが妊娠して出産。
しかもその子を学校に配達されちゃって(笑)、
ほいではやい話が退学を食らった…?

それから7年、
場末のキャバレーのMCやりながら
男手ひとつでその子チョウォンを一生懸命育ててきたのよ(泣)。

あ、ストーリー、書いてる?(笑)

チョウォン?
男の子…。

名前の由来は…、言っていい?
チョルスがエランと一夜を過ごしたラブ・ホテルの名前。
わかりやすくていいよなあ…(笑)。

おかあさんは、病弱で産後天国に行ったことにしてあるの。
なんでみんな同じようなウソをつくのだろう…?(笑)

で、その暮らしっぷりなんだけどさ、
父親の仕事のせいでチョウォンは
夜はほとんどキャバレーの楽屋で年増のオバサンや
オカマ・シスターズの連中と過ごしてるの…?

まったく、この連中がねえ…、いいのよお。
おやじに負けず劣らず、なんかアホばっかりでさ(笑)。
うん、そのあたりがおいらの大好きなとこ…。

この映画、超B級。

ヌーベル・バーグの連中は、
一生懸命、映画の神聖さを壊そうとしてやってきたんだけど、
この映画を撮ってる連中は最初から映画の神聖さとはまったく無縁!
そういう意味での「超B級」…(笑)。

で、チョルスも、仕事仲間のオカマも年増オバサンも、超B級(笑)。
お金のあるひとたちとはハナから無縁なところで、
地べたを這いずりまわるようにして生きてる…?

だからって別に暗くも湿っぽくもない?
それが当たり前の生活みたいな感じで生きてる…?

うん、そのあたりがもう大好きなわけね(笑)。
オー、オー、おまえら、
いちばんちゃんと「人間」やってるじゃないかって感じがしてさ(笑)。

ところで「非日常的な彼女」っていったい誰のことよ?
そんな彼女、どこにも出てこんじゃん。
もしかしてこのオカマ・ポリスさんのこと…?

なんて思いながら観てたんだけど、やっぱりエランのことなのかな?

子を産んだくせに捨てて…、チョルスひとりに任せて、
アメリカ行って下着会社の社長さんをやってる…。

仕事で韓国に帰ってきて、たまたまチョルスに会って、
それでチョウォンが自分のあの時の子だってわかって、
ほいで急に母親になりたがるんだけどさ。

子を捨ててデザイナーの仕事に励んでるエレンのことを
「非日常的」だなんて言ってるのかもね…。

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この映画、2004年製作で、
国内でナント200万人も動員したらしいんだよね。

「?」って、ちょっと首をひねりたくなる感じなんだけど、
チョウォンが孤児にならないよう子育てに奮闘する…、
というチョルスのお話が、
いかにも韓国らしくて共感呼んだのかも…。

笑かして笑かして、最後ドカンと泣かす韓超B級映画。
結局、作り手や観客が生きている場所をそのまま舞台に
映画撮ってるということなのかな…?

かもよ。偉い…!

■102分  韓国 ドラマ/コメディ
監督: イ・サンフン
脚本: チャン・サヒョン
撮影: キム・ジェホ
出演
チョン・ウンイン パパ/チョルス
ユ・スンホ チョウォン
チェ・ミンソ エラン
イム・ホ ドラッグクィーンのリス
イ・ウンギョン

ナイトクラブの3流MCをする世間知らずの父と暮らす立派な息子の父子物語。
チンピラ気取りのコッピリ(高校生)チョルスは,エランと紆余曲折の末「一夜」を送る。それから1年近くたったある日,彼の教室にかごが1つ配達される。かごに入っていたのは,生まれたばかりの赤ん坊。エランが女子高のトイレで出産したチョルスの赤ん坊だった。チョルスは,エランの友人スンミを訪ねてエランの居所を尋ねる。そして,エランが米国に留学したことを聞く。
「赤ん坊かご配達事件」で学校から追い出されたチョルスは,エランと初夜を送った旅館の名前を取って,赤ん坊の名前を「チョウォン」と名付け,成人ナイトクラブでショーMCをしながら息子を育てる。チョウォンは,父について店を出入りし,「おかま」ショーのポリス(菩提樹),エレナ・キム,ホステスガールなどと交流して早熟で明るい子供に成長する。チョウォンは,三流人生たちの実戦言語を皮膚で感じ,同年輩の子供たちには到達できない天性の語彙力を持つようになる。
いつのまにか7歳になったチョルス。米国に留学していたエランが,チョルスの同窓で下着デザイナーのチョルグの直属上司になって帰ってくる。赤ん坊を捨てた罪責感に苦しんだエランは,チョンウォンに会いたくて,自分が母であることを知らせないままチョンウォンに近づく。母は死んだと思っているチョンウォンは,エランを良いおばさんと考え,チョルスは,子供を奪われるかと不安になる。あげくの果てに地方のクラブにチョンウォンと共に旅立とうとするチョルス。しかし,ささいなことで途方もない事件に巻き込まれる。

●かずかずさん。
ですよねえ、何じゃ、コレ! みたいな映画ですよね。
でも、その何じゃ、コレ!が観てるうちにだんだん愛おしくなる、
と言いますか…、すいません(笑)。
しかし、かずかずさんに
私はだんだん責任重大になってきましたねえ。
韓国映画、うかつには褒められなくなってきたぞ…(笑)。

ありがとうございました。

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この記事へのコメント

かずかず
2011年02月24日 15:15
山崎さんの記事に誘われて観ました。
ビョンホンさんがらみで チョンウンインさんも好きなもので。途中は 何これって思いながら・・・
ラストスキャンダルのチョンウンインさんは 恰好よかったのに・・・
ラスト近く じゅうぶん泣かせてもらったのに・・・
ハッピーエンドでほっとしました。 
あっ ネタばれかな?
ありがとうございました。

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