悲しみよりもっと悲しい物語 (2009)
[627]どうした、ボムス? 人間は詩じゃないよ、散文だ、雑音だぞよ。
★★★★☆☆
2日がかりで鑑賞…。
途中で飽きちゃうんだよねえ、ごめん(笑)。
物語が動かないからさ。
つうより詩集でも読まされてる感じ、それも乙女チックな(笑)。
あとで調べたらこの監督、ホントに詩人みたい、
映画監督じゃなくて…。
ストーリーは…、これも別に書かなくていいか。
書きたい意欲わかないんだからしょうがねえべや(笑)。
つうても、そんなに悪い映画じゃないんだよね。
「イルマーレ」「…消しゴム」系統の作品なんだけど、
あっちよりは全然面白い。
でもねえ、監督…、いや、詩人よ、
人間がふだん生きてる「雑音」を描かないと、
ホントに人間や、人間の生きてる世界を描いたことには
ならんと思うんだよね、わたしは…。
人間の何事かを「純化」して描こうとすればするほど、
人間は遠ざかってしまう…?
言いかえると、まあ、人間は「詩」じゃないんだよね。
詩の中には納まりきれない…?
実際、人間は、
詩では自分や自分の生きてる世界はとても描けない、
と思ったから「小説」を書き始めたわけでさ。
なんだよね。
人間は詩じゃなくて、途方もない「散文」なのよ。
映画も同じなんじゃないかなあ…。
詩的に撮ろうとすると、まあ、だいたい失敗するよね。
詩は映像だけに任せて、物語は散文にしていかないと、
人間(俳優)が抱えてる散文にどうしても負けちゃうつうの…?
徹底して散文で描いて、結果、それがひじょうに詩的に見える。
それくらいに考えとかないと失敗すると思うよ、
詩人さん…。
その見本が、ホラ、近くにいたじゃない。
そ。お医者さんの役で出てる私のイ・ボムス…!
ど、どうしちゃったのお~…。
いったい、わ、私のイ・ボムスに何が起きたのよお~…!(泣)
見て…。
イ・ボムスの魅力は全身から醸し出される薄汚さにあったと思うのよ、
わたしゃ…(笑)。
どんなに高級なソープやシャンプーを使っても
けっして洗い流せないような汚れや匂いを抱えてた?
ごめん…(笑)。
言うてみれば、ボムスは人間の「雑音」の塊り、散文の塊り
みたいな俳優だった…!
それがまさに彼の魅力だったのに、
なっ、な、な、な、なんなんだよ、このボムス…!?
「ブラッディ・ミッション」 でもすでにそうだったんだけどさ、
もう全身きれいさっぱりしちゃって、
もうおいらの知ってるボムスじゃなくなっちゃったんだよお~…!(泣)
いや、ホント、どうしちゃったんだろうねえ。
スクリーンさんだったかなあ。
最近のイ・ボムスはイメージ・チェンジしちゃったみたい、
みたいなコメントいただいたことあったけどさ…。
これじゃねえ、バカ丸出しみたいじゃん。
ただのノー天気な俳優じゃん…(泣)。
あ、いや、そこまではひどくないんだけどさ、
仮にもかつて(?)私の惚れぬいたオトコだったんだから…(泣)。
でも実際ひどいかな?
クリームやってるイ・ボヨンと、
オトコと遊びまくってる女をやってるチョン・エヨン、いいからなあ。
うん、いいんだわさ、この二人が、めちゃ…!
ボムスや、この詩人監督さんと違って、
詩では語れない人間の雑音、
ちゃんと抱えてやってみせてくれるからさ…。
イ・ボヨン、私のイ・ウンジュを観て勉強したのかなあ。
「愛と、死を見つめて」のウンジュ彷彿させるんだよねえ。
ちょっと胸キュンだったなあ…(呆)。
あ、いかんいかん、
どうも私の中ではウンジュが
韓国女優を観るときのひとつの基準になっとりますばい…(笑)。
チョン・エヨンはその反対。
女の穢れ、人間の穢れを抱えてるんだけど、
それがまた色気を感じさせていいというか…、ごめん(笑)。
私の中でめずらしく評価が定まらない俳優、
クォン・サンウもそれがまたけっこういいんだわさ。
「美しき野獣」の野獣みたいなオトコとちょうど正反対の、
死にいくカゲロウのような青年を演じてるんだけど、
ちゃんとお芝居してるんだよね。
健康な青年のイメージをまだ払拭できてないところが
不満といえば不満なんだけど、
うん、イ・ボヨンと結婚式(?)の記念写真撮って、
そのあと通りを堪えきれずに泣きながら歩くシーンなんか
けっこういいよね…。
と、三人は誉めるとこいっぱいあるのに、ボ、ボムス、
に比べて君は…、君は…、あまりにもなにもなくて…(泣)。
ごめん、終わろう。
ボムスのこと想うとさ、私の心はもう散り散りなんだわさ。
ほんと、なにがあったのか知らんけど…(泣)。
■105分 韓国 ロマンス
監督: ウォン・テヨン
脚本: ウォン・テヨン
撮影: イ・モゲ
音楽: イ・チョロン
出演
クォン・サンウ ケイ(チョルギュ)
イ・ボヨン クリーム(ウォン)
イ・ボムス ジュファン
チョン・エヨン
チョン・ジュノ
愛する人のそばで最後まで守ることができない男が,ひとり残される恋人を他の男に送るという胸が痛い正統派メロー。
両親に捨てられたラジオPDのケイ。交通事故で一瞬にして家族をすべて失った作詞家クリーム。二人は,時には家族のように,時には友人のように,互いの空席を埋めながら,一緒に暮らしている間柄だ。
誰よりも孤独に耐えられないクリーム。ケイは,彼女にあげる最後の贈り物を準備する。
ジュファンが現れる。歯医者で,賢明で,親切で,そして元気で,クリームを一生守ってくれそうな男。ジュファンは,クリームを見て一目で愛に陥る。
愛を話さないケイ。一生を一緒にしたいジュファン。そして,その二人のたった一人の恋人クリーム。互いに違う三つの方式の愛が始まる。
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ノエル

★★★★☆☆
2日がかりで鑑賞…。
途中で飽きちゃうんだよねえ、ごめん(笑)。
物語が動かないからさ。
つうより詩集でも読まされてる感じ、それも乙女チックな(笑)。
あとで調べたらこの監督、ホントに詩人みたい、
映画監督じゃなくて…。
ストーリーは…、これも別に書かなくていいか。
書きたい意欲わかないんだからしょうがねえべや(笑)。
つうても、そんなに悪い映画じゃないんだよね。
「イルマーレ」「…消しゴム」系統の作品なんだけど、
あっちよりは全然面白い。
でもねえ、監督…、いや、詩人よ、
人間がふだん生きてる「雑音」を描かないと、
ホントに人間や、人間の生きてる世界を描いたことには
ならんと思うんだよね、わたしは…。
人間の何事かを「純化」して描こうとすればするほど、
人間は遠ざかってしまう…?
言いかえると、まあ、人間は「詩」じゃないんだよね。
詩の中には納まりきれない…?
実際、人間は、
詩では自分や自分の生きてる世界はとても描けない、
と思ったから「小説」を書き始めたわけでさ。
なんだよね。
人間は詩じゃなくて、途方もない「散文」なのよ。
映画も同じなんじゃないかなあ…。
詩的に撮ろうとすると、まあ、だいたい失敗するよね。
詩は映像だけに任せて、物語は散文にしていかないと、
人間(俳優)が抱えてる散文にどうしても負けちゃうつうの…?
徹底して散文で描いて、結果、それがひじょうに詩的に見える。
それくらいに考えとかないと失敗すると思うよ、
詩人さん…。
その見本が、ホラ、近くにいたじゃない。
そ。お医者さんの役で出てる私のイ・ボムス…!
ど、どうしちゃったのお~…。
いったい、わ、私のイ・ボムスに何が起きたのよお~…!(泣)
見て…。
イ・ボムスの魅力は全身から醸し出される薄汚さにあったと思うのよ、
わたしゃ…(笑)。
どんなに高級なソープやシャンプーを使っても
けっして洗い流せないような汚れや匂いを抱えてた?
ごめん…(笑)。
言うてみれば、ボムスは人間の「雑音」の塊り、散文の塊り
みたいな俳優だった…!
それがまさに彼の魅力だったのに、
なっ、な、な、な、なんなんだよ、このボムス…!?
「ブラッディ・ミッション」 でもすでにそうだったんだけどさ、
もう全身きれいさっぱりしちゃって、
もうおいらの知ってるボムスじゃなくなっちゃったんだよお~…!(泣)
いや、ホント、どうしちゃったんだろうねえ。
スクリーンさんだったかなあ。
最近のイ・ボムスはイメージ・チェンジしちゃったみたい、
みたいなコメントいただいたことあったけどさ…。
これじゃねえ、バカ丸出しみたいじゃん。
ただのノー天気な俳優じゃん…(泣)。
あ、いや、そこまではひどくないんだけどさ、
仮にもかつて(?)私の惚れぬいたオトコだったんだから…(泣)。
でも実際ひどいかな?
クリームやってるイ・ボヨンと、
オトコと遊びまくってる女をやってるチョン・エヨン、いいからなあ。
うん、いいんだわさ、この二人が、めちゃ…!
ボムスや、この詩人監督さんと違って、
詩では語れない人間の雑音、
ちゃんと抱えてやってみせてくれるからさ…。
イ・ボヨン、私のイ・ウンジュを観て勉強したのかなあ。
「愛と、死を見つめて」のウンジュ彷彿させるんだよねえ。
ちょっと胸キュンだったなあ…(呆)。
あ、いかんいかん、
どうも私の中ではウンジュが
韓国女優を観るときのひとつの基準になっとりますばい…(笑)。
チョン・エヨンはその反対。
女の穢れ、人間の穢れを抱えてるんだけど、
それがまた色気を感じさせていいというか…、ごめん(笑)。
私の中でめずらしく評価が定まらない俳優、
クォン・サンウもそれがまたけっこういいんだわさ。
「美しき野獣」の野獣みたいなオトコとちょうど正反対の、
死にいくカゲロウのような青年を演じてるんだけど、
ちゃんとお芝居してるんだよね。
健康な青年のイメージをまだ払拭できてないところが
不満といえば不満なんだけど、
うん、イ・ボヨンと結婚式(?)の記念写真撮って、
そのあと通りを堪えきれずに泣きながら歩くシーンなんか
けっこういいよね…。
と、三人は誉めるとこいっぱいあるのに、ボ、ボムス、
に比べて君は…、君は…、あまりにもなにもなくて…(泣)。
ごめん、終わろう。
ボムスのこと想うとさ、私の心はもう散り散りなんだわさ。
ほんと、なにがあったのか知らんけど…(泣)。
■105分 韓国 ロマンス
監督: ウォン・テヨン
脚本: ウォン・テヨン
撮影: イ・モゲ
音楽: イ・チョロン
出演
クォン・サンウ ケイ(チョルギュ)
イ・ボヨン クリーム(ウォン)
イ・ボムス ジュファン
チョン・エヨン
チョン・ジュノ
愛する人のそばで最後まで守ることができない男が,ひとり残される恋人を他の男に送るという胸が痛い正統派メロー。
両親に捨てられたラジオPDのケイ。交通事故で一瞬にして家族をすべて失った作詞家クリーム。二人は,時には家族のように,時には友人のように,互いの空席を埋めながら,一緒に暮らしている間柄だ。
誰よりも孤独に耐えられないクリーム。ケイは,彼女にあげる最後の贈り物を準備する。
ジュファンが現れる。歯医者で,賢明で,親切で,そして元気で,クリームを一生守ってくれそうな男。ジュファンは,クリームを見て一目で愛に陥る。
愛を話さないケイ。一生を一緒にしたいジュファン。そして,その二人のたった一人の恋人クリーム。互いに違う三つの方式の愛が始まる。







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