リメンバー・ミー (2000)

[629]キム・ハヌルの作品の中ではいちばん抵抗少なかったかも?
★★★★☆☆

画像


観るの、どうしよう…、と、ずっ~と棚で眠っていた作品。

なんでか?
だってキム・ハヌルなんだぜ、主演…。

でも、これユ・ジテも出てるんだよなあ。
う~ん、しょうがないなあ、ホントに。ボ~ッと観るか。
韓国映画のストックもほとんどなくなってきたしなあ。

と、よ~やく重い腰をドッコラショと上げたんだわさ(笑)。

どうだったか?
うん、キム・ハヌル、案の定キム・ハヌルしてたなあ…(笑)。

もうイチイチ顔で芝居するんだよね、彼女。
全部、顔で説明しちゃうの。

あのねえ、また言うけどさ、
人間、心で感じたり考えたりしてることをそのまま顔に出すのは、
子供の時だけなんだよね。

大人になると、できるだけ顔には出さないようにするの。
顔は、心とは裏腹になってくるの。
心を転倒させて表現するようになるの。

心で思ったことをそのまま顔に出してしまうと、
相手と衝突しかねないからなんだけどさ。
そう、大人になるとウソつくようになるだよねえ。

ウソをつくのが人間…。
わかってくれた、彼女…?(笑)

でも彼女の映画の中では一番よかったような気も…。
ユ・ジテのおかげかなあ(喜)。

画像

若いねえ、ジテ。20代前半…?
なのに心はすでに静かな秋の日の湖水だねえ(笑)。

すこし言いかえると若くしてすでに老いてるんだよね、心が。
ジテの魅力は「老い」…。
おいおい、ジテは川端康成かいな(笑)。

ストーリーはファンタジー仕立て。

2000年を生きてるジテと、1979年を生きてるハヌルが、
ひょんなことから無線ハムで交信するようになるお話…。

1979年と言えば、朴軍事政権の最後期。
方や2000年は民主化後だから、その対比がなかなか面白いのよ。

とは思ったんだけど、
そのことが本筋にそんなに絡んでるわけじゃないので、
ちょっと惜しかったなあって感じ…。

だ、だいたいあれはなによ、あれ、ハ・ジウォン…!(怒)

ハヌルは新羅大学の学生で、先輩のハ・ジウォンに恋するのね。
ハ・ジウォンは「維新体制を倒せ」なんて学生運動やってるんだけど、
まあ、それはいいんだけど、イモ臭いだけでさあ、
なんの魅力もないじゃん…!

もうそこでつまずいちゃうじゃんか。
なんでヒロインの女子学生がこんな男を好きにならにゃいかんのよ!
って…。

あ…、ま、いいんだけどさ、ヒロイン、キム・ハヌルだし…。

あ、イクナイいくない。
物語にものすごく説得力欠けちゃうもん…(泣)。

でも…、でも、ラストシーンだけはよかったよ、キム・ハヌル。
ジテがそっと会いに行くんだよね、2000年のハヌルに。

そこはある大学の教室。
で、講義を終えて廊下に出たハヌルが見つけるのよ、ジテを。
かつて自分が恋したハ・ジウォンの息子を…。

二人は言葉を交わすわけじゃないんだけどさ、
ハヌルはきっと一度くらいはジテを見てると思うんだよねえ、
幼児時代のジテを…。

ハヌルにそのなんとも言えない感慨があって、うん、よかった。
ま、ジテが秋の日の湖水みたいな心を湛えていたせいだろうけど、
ちょっと貰い泣きしちゃったな…。

でも、この映画、2000年に公開された時、
350万人近いひとが観たっていうんだよね。
とてもそれほどいい映画とは思えないんだけどなあ。

なんか不思議だよね、ちょっと…、韓国市民…(笑)。

111分 韓国 ロマンス/ファンタジー
監督: キム・ジョングォン
製作総指揮: イム・ドンムン
企画: イ・ドンゴン イム・テギュン
脚本: チャン・ジン ホ・イナ
撮影: チョン・グァンソク
音楽: イ・ウッキョン
出演
キム・ハヌル ユン・ソウン
ユ・ジテ チ・イン
ハ・ジウォン ソ・ヒョンジ
ハク・ヨンウ チ・トンヒ
キム・ミンジュ ホ・ソンミ

本国、韓国で2000年の観客動員数第4位を記録するヒットとなった切ないファンタジック・ラブ・ストーリー。不思議な無線機を介して、およそ20年の時を隔てて交流し心を通わす男女の愛の物語を、これがデビュー作となるキム・ジョングォン監督が情感たっぷりに描く。
学生運動が激化する1979年のソウル。英文科の学生ソウンは同じ大学の1年先輩の青年トンヒに密かな想いを抱いていた。だが、ソウンはその想いは本人に伝えることなく入院中の親友ソンミに熱く語るのみだった。そんなある日、皆既月食が起こったその夜、ソウンはひょんなことから大学から持ち帰ってしまった壊れた無線機から男の声が流れてくるのを聞く。驚いて思わず応答してしまったソウンだったが、その声はちゃんと相手に届いていた。やがて、無線機での会話を重ねるようになる二人だったが、いつしかソウンは男が暮らしているのは2000年のソウルであることを知る。二人はこの奇跡に興奮し、無線機での会話に夢中になっていくのだったが……。

●ひらいさん
韓国人の同僚の方が「ユ・ジテは韓国で一番恐い男だ」と!
す、すごい評価ですねえ。目の玉が飛び出しそうになりました。
と同時に、メチャ嬉しくなって床をぶち破りそうに…(笑)。
いやあ、そうじゃないかなあとは思ってたんですよねえ。
彼ほど自分を殺せる俳優も珍しいですから…。
そのジテがスエと昨年「深夜のFM」という映画を!
これまたビックリというか狂喜しちゃったというか…。
ひらいさん、買ってきてくださいよ、早く早くフィルムごと…!(笑)
スエもああ見えて相当な女優なので、私の中ではもう
勝手に火花が散っています。
あ、同僚の韓国人の方、「息もできない」は自分ちの隣の家の
出来事だと…(笑)。
なので映画はファンタジックでスウィートに限る!と…(バカ受け)。
好きだなあ、その方、わたし…(笑)。どうぞよろしくお伝えください。
あ、この映画でしたね。ひらいさんもごらんになったんですね?
恥ずかしながら私、キム・ハヌルでたしか初めて泣いたような…(笑)。
でも、彼女、やっぱりもちょっと心の深さが欲しいよなとも…(笑)。

●ハヌル好きさん
そうですか、私はたぶん観ていないのでなんとも…。

ありがとうございました。

 
 
あなたの大切な時計、ベゼル時計店が日本で一番高額で買い取ります。
磐梯高原・猪苗代ハーブ園/猪苗代温泉「ホテルリステル猪苗代」

ブログランキング・にほんブログ村へ  ブログん家

この記事へのコメント

ひらい
2011年02月25日 13:13
こんにちは

日本でも韓国でも暮らしていた韓国人の同僚がいるんですがファンタジックでスウィートな作品が大好きみたいで(笑)
リアルな話は現実で充分だと(笑)『息もできない』は隣に住んでいた人の話だと言ってました(笑)

キム・ハヌルに、最後の結末に・・・・泣かされた(笑)
ラストがいい映画はトータルでいい(笑)

山崎さんが『ナチュラルシティ』でユ・ジテの評にビョンホンと異なる部分に触れておられましたね。
ユ・ジテが内省的な演技と理解してよろしいでしょうか(笑)
となると昨年韓国で上映されたわれらがスエと共演した『深夜のFM』が楽しみですよ。
韓国人の同僚が言ってました。
“韓国で一番恐い男ですよ、ユ・ジテは!”と。
この作品が日本に来なかったら・・・・・もう日本を去りますよ(涙)
失礼しました。
ハヌル好き
2011年03月09日 22:42
今はすごく良い女優さんになられてますよ!

この記事へのトラックバック