チャ・テヒョンのハッピー☆クリスマス (2004) 

[630]限りなく真面目にふざけてる男、キム・テヒョンに愛を!
★★★★☆☆

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韓国映画拾遺の様相を呈してきてるなあ…(笑)。

本棚の隅っこからコレ見つけてきたよ。
ドヒャー、チャ・テヒョンだ、困った時の神男だあ!
って感じ…?(笑)

さっそく観たよ。いいねいいね、馬鹿馬鹿しくてもう最高!
つうてもなかなか★5つはあげられないんだけどね、ごめん…。

ある温泉街…。

そう言えば、今年の正月、久しぶりに熱海を通ったのよ、車で。
びっくりしたよ、お正月なのにガッラガラ。
しかも旅館・ホテルの半分くらい閉鎖してんだもんね。

いまに始まったことじゃないけど、
以前、釣行などでけっこう利用したところなんでさ、
やっぱりちょっと寂しかったぜい。

まあ、しょうがないって言えばしょうがないかな?
熱海行くよりソウル行った方が安かったりするんだもんなあ。
相変わらず変だぜ、ニッポン…?

ごめんね、いきなり外して。

で…、ある温泉街。

ソン(チャ・テヒョン)は子供の頃、
同温泉街のチンピラ・ソクト(パク・ヨンギュ)に、
高温の温泉風呂にいきなり投げ込まれたことがある。

それが一生の心の傷となり、
いつかあいつを捕まえて刑務所に送り込んでやる、
と巡査サンになったのでした…(笑)。

そのソクトは、いまや一家を構えるこの街ヤクザ親ビン(笑)。
でも、去年のクリスマスは刑務所の中。
いや、クリスマス時になると毎年…?

そこで今年のクリスマスこそは…、と、
乙女のようなロマンスを思い描いている。

そこへ現われたのが、この乙女、ジャン…!

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ボーリング場の受付嬢をやっているホ・ミンギョン(笑)。
え、なんで笑うのか…?

だっておかしいんだよね、彼女。
出てくるだけで…、その顔見てるだけでなんかおかしくて、
私ゃずっとクスクス笑ってたよ。

とり立てて変なことしでかすわけじゃないし、
お客を笑かそうとするわけでもないんだけどね、
そこにいるだけで…、立ってるだけで微妙におかしい?

「恋の潜伏捜査」のキム・ソナがやってるんだけど、
「恋の…」より全然いいのよ。
ちょっとポワッとした役なんだけど、けっこう色気あって…。

私の鼻の下も知らず知らず延びてたかもなあ。
うん、温泉街の女はこうでなくちゃね…(笑)。

あ、新米巡査のソンも…、チャ・テヒョンも
カラオケ店で初めて出会って、彼女に恋しちゃうのね。
で、宿敵のソクトと彼女を奪い合うことに…?

ストーリー的にはだいたいそんなもん(笑)。
三人の話をメインに、この温泉街で暮らしてる色んな連中の
姿を描いてる…?

で、出てくるそのひとたちが…、
俳優たちがホントにいいんだよね。みんな、面白いの。

ソンの先輩巡査をやってるお気に入りのチョン・ソギョン。
ソクトの子分1をやってる パク・ウォンサン。
子分2のヤン・イクチュン。

そ。傑作「息もできない」を創ったあのヤン・イクチュン!
こんなとこに出て、こんなバカなことやってたんだね。
発見したとき、おいら、メチャ嬉しかったぜい…(笑)。

「エロ クリスマス」つうエロ映画撮ってるチャン・ハンソン。
派出所長のパク・チュンソン。
ナイトクラブ店員のホン・ギョンイン…。

なんて名前を挙げてってもわからないひとが多いと思うんだけど、
じつは私も名前が出てくる俳優は少ないんだけど、
観ると、あ、カレ、カノジョって、
みんな一度や二度はお目にかかってる俳優さんたちなんだけどさ。

一言でいうと、そういう俳優さんたちが出てきて、
みんなで「学芸会」をやってみせるんだよね。

これはお芝居ですよ、お芝居やりますからね、
と言って、
いかにもお芝居らしいお芝居をみんなでちゃんとやってみせる…?

それがいいのよ、おかしいのよ、ちゃんと笑えるのよ。
凄い、みんな。ホントなんだよ…?(笑)

よく考えると、こういう「学芸会」的な演技、
韓国の連中も、2000年以前は、そんなにやってないんだよね。

2000年以前…、
もう少し正確に言うと、1990年中盤あたりくらいまでかな?
そのあたりまでの主流は、いまだ世界の主流でもあるリアリズム。
リアリズムの演技…。

でも90年代中盤あたりからそれが少し崩れてきて、
2000年に入ると、一気に「学芸会」的演技が主流になる?
どうもそんな印象がある…。

で、この転換、日本で言うと、
いわゆる「新劇」から「アングラ」(小劇場)への転換に
よく似てるんだよね。

日本の場合は、
60年代から70年代にかけて転換していくんだけどさ…。

韓国の場合、
それがなんで90年代中盤ころから起きたのか?

やっぱり軍事政権の崩壊と民主化の加速という時代の流れ、
社会、国家の流れと関係ありそうな気がする。

日本の場合も、60年安保闘争と
アングラの生起はけして無関係じゃないと思うんだけど…、

民主化が進むにつれて韓国の連中にも、
以前の軍事独裁時代の文化、社会、国、
そして自分たちの暮らしさえも笑い飛ばしてしまえ!
みたいな心の動きが生まれて、

それがこういうリアリズムから「学芸会」的演技へと
転換させたのかもしれないね…。

そう考えると、2000年前後に始まった
韓国のいわゆる「映画ルネサンス」もよくわかる
ような気がする…?

「笑う」「笑わせる」というのは、
そう言ってよければ世界を相対化する視線を導入する、
ということなんだけどね…。

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で、チャ・テヒョンなんだけど、
かれ、韓国の俳優たちの中でも1、2を争うくらい、
その「学芸会的」演技にこだわってる…?

バカげたこと、ふざけたことを、一生懸命…、徹底してやろうとしてる?
どうも私にはそんな気がするなあ…。

この映画、「チャ・テヒョンの」と名を被せときながら、
じつはそんなにテヒョンに目立つ活躍をさせてるわけじゃないのよ。

むしろ先に名前をあげた連中が面白くて
テヒョンは霞んでしまってるくらい…。

にもかかわらずテヒョンでないと面白くないかな?
と思わせちゃうんだよね、この映画…。

徹底して世界を相対化しようとするテヒョンが…、
学芸会に命を張ってるテヒョンが中心にいる。
なのでほかの連中も、安心して、自由に、学芸会を楽しんでる?
楽しむことが出来てる…?

どうもそういうふうになってるような気がしてくるんだよねえ。

テヒョンが本国でどう評価されてるか知らないけど、
私の中ではちょっと只者ではない俳優になりつつあるなあ…。

あ、最近、スチールないでしょ(笑)。
PCのソフトが壊れちゃって…、すいません…(泣)。

■125分 韓国 ロマンス/コメディ
監督: イ・ゴンドン
脚本: イ・ゴンドン イ・オニ
撮影: チェ・ヨンテク

出演
チャ・テヒョン
キム・ソナ
パク・ヨンギュ
ホン・ギョンイン
イ・チョンア

温泉都市儒城(ユソン)を背景に派出所巡査とボーリング場職員,そしてやくざの親分の三角関係ラブ・ストーリーを軸に温泉の街の人々の多様な姿を描いたコメデイ映画。
毎年,大韓民国4700万人の男女が,特別なクリスマスを夢見る。温泉都市ユソン(儒城)の男女も例外でない。2003年のクリスマス,新米巡査ソン・ビョンギは,チンピラのパン・ソクトゥを捕まえて,長い間の片思いを成就させるという野心に満ちている。その片思いの相手は,クリスマスの日に男にふられるという失恋ジンクスを持ったボーリング場職員ホ・ミンギョン。今回のクリスマスだけは,そのジンクスが起こらないように切実に願っている
ソン・ビョンギの長い宿敵パン・ソクトは,常にクリスマスを刑務所で送ってきた孤独な温泉組親分。見た目に似合わずロマンスの愛を夢見るうぶなところがある。彼らのクリスマス計画に支障がでたのは,ソクトがミンギョンに会ってから。偶然にミンギョンが吐いた唾を運命のように受け止めたソクトは,ピョンギの愛さえも威嚇し始めて,ミンギョンは,白馬に乗った王子様がピョンギなのか,ソクトなのかわからなくなる。
一生一代,最大のタックルを迎えたピョンギは,ソクトとの一勝負をねらう。ピョンギは,今回のクリスマスを彼女と一緒に送れるだろうか?ミンギョンの失恋ジンクスは,果たして今年も破ることができないのか?ソクトは,今冬だけは,刑務所の外で暖かく過ごせるだろうか?

  

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