悪魔を見た (2010)

[636]ビョンホンはなぜこうも何もない監督と付き合うのだろう?
★★★★☆☆

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3日午後、久しぶりの新宿ミラノ座。
シートに腰を下ろしたとたん、
なんだか懐かしいわが家に帰ってきた気分…。

思えば10代から30代にかけて、
いつもこうやって映画館のシートに腰を沈めていたものだ。
やっぱり映画館はいい…。

しかし新宿コマが閉鎖してから、
このあたりもすっかり寂れてしまったかんじ。
歌舞伎町…、という感じがしない。
寂しいね…。

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映画が終わると、早々に席を立ち、トイレに駆け込む。
先客の男性がズラリ朝顔に…。
おお、この感じ…、懐かしい(笑)。

しかしこの静けさはなんだ?
面白い映画を観たあとのトイレには、
観客の隠しようもない興奮と蒸気が立ちこもるものだが、
なにもない…。

しようがない。全然おもしろくないもんね。
私とほぼ同じこの年配の男性たちも、
私同様、ただひたすら退屈さと闘いながらスクリーンを眺めていたに
違いない。

これもひとつの映画体験だと空しさを抱えながら
家路と人生をたどるしかない…(笑)。

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この映画、残酷シーンを売りものにしているが、
ここには残酷さなどなにもない。
悪魔なんてカケラもいない…。
ただひたすらなコケ脅しがあるだけだ。

コケ脅しに驚くひとは面白いとおもうかもしれないが、
ホラー映画百戦錬磨の私にはそんなものは通用しない(笑)。

残酷そうに見えるのになぜ残酷さのカケラもないのか。
理由は明瞭だ。
ここで描かれている残酷さには「死」がないからである。
人間の…、「イキモノ」の死がまるで内包されていない…。

死は命に宿るもの。
なので、ここには命あるものがなにもない、
と言っても同じことだが…。

登場人物…、俳優たちを見ててもそのことはよくわかる。
命を…、人間を感じるのは、ワンシーンしか出てこないのだが、
ギョンチョルに殺されたタクシー運転手と、薬局の主人くらい?(笑)

あとはただ記号…、人間という名の記号。
スヒョンという名の記号、ギョンチョルという名の記号。
残酷という名の記号…。

記号があるだけ…。

そしてそうなるのは、この映画が物語ではなく…、
物語そのものではなく、
物語の「解釈」だけで作られてしまっているからだ。

そう。私らが見せられるのはひたすらな解釈…。

実際、ジウンもビョンホンも、
観客にひたすらこの映画を解釈しまくってみせている(笑)。
もしかしたら出来が悪い映画と自覚してるので、
自ら弁護にいそしんでるのかもしれない…(笑)。

人生は解釈ではない。
と同様、映画もけして解釈ではない。「生きられる」ものだ。

どんなに下らなくてもいい、
稚拙でもいい、映画を生きてみせてくれないとね。
それができるのが韓国映画の素晴らしさなのに…。

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雪の夜道で車が立ち往生し、運転席で女が男に電話をしている。
スヒョンの、ビョンホンの許婚ジュヨンである。
ウソ~、とても愛し合ってる者同士には思えない…(笑)。

川底からそのジョヨンの首が発見される。
それを見るジュヨンの父親と、スヒョンの表情が映し出される。
が、そこには愛するものを失った父親も、許婚者もいない…。

同様のシーンをこれまで腐るほど見てきたが、
この映画ほど無残なのもちょっと珍しい。
みごとになにも感じさせない。

俳優同士で命が触れない、心が触れない。
当然、見ている側になにも触れてくるものがないのだ。

ここでこの映画はおしまい。
書きたくなるようなこともなにもない…。

ビョンホンもこの時点でそのことがわかったのではないか。
この映画、どうしようもないと…。
それでラスト、私は号泣したのではないかと疑っている。
「ジウン、なんなんだあ、おまえは~!」と…(笑)。

ビョンホン、そういうことやりかねないもの。
「IRIS」でもそうだったし…(笑)。
この映画のラストシーン、私にはそうとしか解釈できん(笑)。

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ジウンの監督としてのセンスのなさは、
音楽の使い方にとてもよく表れている。

事があるたびに、ドーンと擬音を入れたり、
いかにも「悪魔だあ」みたいな音楽を入れたり、
そういうことばっかりやってる…(笑)。

三流…、最悪…。

「音(聴覚)」は、人間の五感の中で最初に生まれるものである。
そして死にいく時、五感の中で最後まで生きている感覚だと
言われている…。

臨死体験者の大半が、
上のほうからベッドに横たわっている自分を見た、と言うが、
あれは…、

臨死の際、聴覚はまだ生きていて、
周囲から聞こえてくる声や物音を、
そのひとが脳内回路を切り替えて視覚化しているからだ、
だから見えるのだ…、と言われている。

実際、アメリカではすでにその人体実験が行われ、
証明されている。

仏教では、
人間は死ぬとき「風の音を聞く」といわれているが、
いまではこれも比喩ではなく、事実だと受け止められている。

麻原彰晃もたしか、
修行(臨死修行)で同様の音を聞いたと書いていた…。

人間の最初の表現も音だ。人類史的にも、固体史的にも。
固体史的にはもちろんあの「産声」…。

昔から偉人さんも達人さんも伝えている。
目で見ようとするな、心で聞け。目を瞑って耳を傾けろ、と…。

表現の初源ともいうべきその「音」にたいして
ジウンは無残なほど鈍感なのだ。

一流の監督なら誰でもそうやっているのだが、
たとえば…、

ギョンチョルが殺したジュヨンの死体をズルズルと雪の上を
ひきずっていく…、音楽ナシ、生音だけ。

ギョンチョルがジュヨンのからだにナタを振り下ろす…、
音楽ナシ、生音だけ。

捜索隊が川でジュヨンの遺体を捜す…、
音楽ナシ、川(水)の流れる生音とひとの声だけ。

その図と、この映画の図を較べるとすぐにわかるはずだ、
どっちが恐いか、ホラーになるか…(笑)。

視線を変えれば、世界を見る角度を変えさえすれば、
この世はホラーに満ち満ちるのに、
ジウンは一生懸命ホラーを作ろうとする。

作れば作るほどホラーは、悪魔は遠くになりにけり…(笑)。

私の舞台を見たひとがこの映画を見ると、
たぶん、どっちがホラーか、悪魔かすぐにわかるだろう(笑)。

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音同様、映像のセンスもひどい。
ハリウッド三流映画の亜流…。

この映画の映像をキレイだ、美しいと言う方たちがいるが、
正直、私は「え? どこが?」と唖然とする。

映像が、ひとを…、ひとの、
悪魔のような行いも、悪魔のような心も、悪魔のもつ悲しみも
捉えることができていないからだ。

街も、家も、風景も、そしていままさにそこにある物体さえも、
この映画はなにひとつ捉えることができていない。

日本に写真が入ってきたころ、
人々は写真を撮られることを恐れた、殺される、と…(笑)。

そう思うのも無理はない。
なぜなら写真とは、時間を止める、という表現なのだから。
撮られたほうは、自分の人生をその写真の時間に、
過去に止められてしまった、という感覚に陥るのだ。

写真がすべて懐かしいのはそのせいだ。
映っているひとたちは死者だからである(笑)。
そうまでは言わなくとも、すべて「過去」だからである。

生きているものはすべて瞬時に過去に追いやられる。
「死」に追いやられる。
それが写真であり、写真の恐怖なのだ。

もうひとつある。
そこには写真を写した者が写っていない…。
写真を撮ったものがいたはずなのに、いない。
見えない、あるいは不在…。

なので…、誰だったのよ、この写真を撮ったの。
悪魔だよ~、悪魔が撮ったのよ~、ということになるのだ(笑)。

優れた映画は、
写真の、映像のこの本質をちゃんと弁えている。

いま目の前で見ている映画を…、映像を誰が撮っているのか、
そんなこと、観る側に感じさせないのだ。
撮った者は消えて、私たちは
映像が映し出すものだけを集中して観ている。
見せられている…。

いい映画…、面白い映画はみなそうなっているはずだ。
たとえそれがどんなに特異な映像だろうと…。

しかしこの映画はどうだ。
映像を撮っている者だけがチラチラ見えて…、
どころか撮っている者だけが見えて、
撮られているほうは全然見えてこないのである。

スヒョンも、ビョンホンも、ギョンチョル、ミンシクも、
風景も、物も、なにも見えてこない…。

見えてくるのは、映像でひたすら説明を繰り返す、
解釈を追い回す監督ジウンだけ…。

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一言でいうと、カメラを
しきりに動かすことで自分の思い描くイメージを撮ることだけに
気持ちが行っちゃってるんだよね。

で、カメラが動けば動くほど、
対象物がいま描きだしているものを捉え損なっている…?
それがこの映画の映像の特徴…(笑)。

まったくひどいものだ。

かつて黒澤や小津ら、
日本の名監督が世界映画界に君臨したのは、
対象物を己の目で的確に描き出すそのカメラワークの凄さだった。

ジウンは往年の日本映画を勉強したほうがいい…。

言いがかりだ、あるいは言い過ぎだと思う方がいたら、
これまでにビョンホンやミンシクが出演した映画やドラマを
ごらんになるといい。

これほどまでに
二人の名優の表情を捉えることのできていない作品が
これまで果たしてあったろうか?
私は断言する。ない、と…(笑)。

音にしろ映像にしろ、
どうしてこんなに無残になってしまうのだろう?

映画を観ていておもうのはひとつだ。

ジウン監督、いま目の前にいる俳優やモノ、風景を
すこしも愛していないんだな。
映画というオモチャをひとりでいじりまわす、
こねくりまわすことにしか興味ないんだな、ということ…。

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risamarieさんのコメントを思い出す。

 すごいすごい映画だとは思うけれど、
 この映画は私にとっては駄目でした。
 駄目・・・というか受けつけられないのです。
 それは自分が”女性”であるからという事が一番の理由です…。

この映画には何人か女性が登場する。
でもその描写に女性にたいする心を感じないということだと思う。
殺人鬼ギョンチョルの女性にたいする心ではなく、
ジウンの女性にたいする心だ。

私も以前からそのことはジウンに感じていた。
このひとは女性を描かない、描けない…、
もしかしたら女性をあまり好きではないのかも、と…。

でも、この作品を観ていると、女性ばかりじゃなく、
目の前のひと、モノ、みんな愛してないんじゃないの?
と、どうしても思ってしまう…。

韓国映画・ドラマの最大の特徴は、
作り手たちが作品を観る側に開いていることにある。

徹底して開いているから、
観る側と競争みたいになって、ストーリーを読まれまいと、
結果、支離滅裂な作品になることもある。
いや、多々、そうなってしまうわけだ…(笑)。

その意味でいうと、
ジウンは韓国の監督としてはかなり異質に見える。
自分の世界に閉じこもり、観る側に開かない。

そのため、観る側はじかにこの作品に触れることができない。
それがこの作品の最大の特徴であり、致命傷…、
と言っていいのかもしれない。

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ミラノ座を出たあと、みんなで新大久保の韓国料理屋さんへ。
みんなというのは、ビョンホン・ファンの方たちのこと…(笑)。

そう、ファンのひとたちに一緒に観ましょうよ、と誘われたのだ。
嬉しいなあ、誘ってくれるひとたちがいると…(喜)。

この映画のことではそんなに花が咲かなかったが、
ビョンホンについては例によって多いに花が咲いた(笑)。

ビョンホン、これからどうするのよ?
という話になった。
まあ、半分は私が出したようなものだが…(笑)。

ジウンとはもう別れてほかの監督とやったほうがいいよ、
と、これも私…(笑)。

ビョンホンはなぜ男しか描けないジウンと組むのか、
どうしても気になる。
しかしこの韓国料理うまいわ…(笑)。

ビョンホンは自分のファンに女性の多いことはわかってるはずだ。
なのに逆らうかのようにここ数年、こういう映画にばかり出てる。
誰かが言うように、
韓流スターの「汚名」を挽回するためなのか…?

だとしたら間違いだ。
そんなものはどうだっていい。
俳優を志すなら、私がいま一緒にごはんを食べてる
こうした女性ファンのために映画を創るべきだ。

人間の物語は、女性たちに…、
母親たちによって子へと語り継がれていくものなのだから。
少なくとも母型社会であるアジアはそうだ。

この世界を語りついでいくのは女性たちなのだ。

その女性たちが語り継いでいきたいとおもうような物語を作ること、
生きてみせること…。
それができてこそ俳優なのだ。巫女なのだ。

ビョンホンはそういう女性ファンをたくさん持っている。
並みの俳優にはとても不可能な特権を
どうして大事にしようとしないのか?

わからないなら結婚して子を産んでみるといい。
たとえどんな仕事をしようと…、
俳優としてどんなに優れた仕事をしようと、
女性が子を産み、育てることの前では屁みたいなものだと
わかるだろうから…。

そしてそれがわかった時初めて、
自分がどんな作品をやるべきか改めて痛感できるのではないかと
おもう…。

ビョンホン、男と付き合ったってしょうがねえよ、
そんなもん…(笑)。

ご一緒させていただいたみなさん、ほんとうにありがとうございました。
おかげで私にはとても心に残る映画体験になりました…!

■144分 韓国 サスペンス/アクション/ドラマ
監督: キム・ジウン
撮影: イ・モゲ
特殊メイク: クァク・テヨン
美術: チョ・ファソン
衣装: クォン・ユジン
音楽: モグ
出演
イ・ビョンホン スヒョン
チェ・ミンシク ギョンチョル
オ・サナ ジュヨン
チョン・グクァン チャン
チョン・ホジン オ課長
キム・ユンソ セヨン
チェ・ムソン テジュ
キム・インソ セジョン
ある夜、雪の夜道で車がパンクし、レッカー車の到着を待っていた若い女性が、黄色いスクールバスに乗った男に連れ去られる。地元警察は大規模な捜索を開始。まもなく川底から切断された頭部を発見する。このバラバラ殺人事件の被害者は、引退した重犯罪課の刑事チャン(チョン・グックァン)の娘ジュヨン(オ・サナ)だった。一ヵ月前にジュヨンと婚約したばかりの国家情報院捜査官スヒョン(イ・ビョンホン)は、ジュヨンが事件に巻き込まれる直前まで携帯電話で会話を交わしており、彼女を救えなかった自分のふがいなさを何度も呪う。深い絶望感に苦しむ彼は、自力で犯人を追い詰めると決心。上司に休暇を申し出、チャンが元部下から入手した捜査資料を受け取り、捜査線上に浮上した4人の有力容疑者をひとりまたひとりと力ずくで締め上げる。保険外交員を装って残る容疑者ギョンチョル(チェ・ミンシク)の実家を訪ねたスヒョンは、ひとり息子から現在の住みかを聞き出すことに成功。ギョンチョルのねぐらで女性用の下着やバッグを発見し、この男こそが犯人だと確信する。ねぐらの隣には被害者たちをバラバラにした血生臭い作業場があり、排水溝からジュヨンの婚約指輪を拾い上げたスヒョンは大粒の涙をこぼす。そんな中、塾の送迎バスの運転手であるギョンチョルは、ジュヨンに続いて別の若い女性を惨殺、さらに塾生の少女を広大な畑に連れ込む。だがそこにスヒョンが現れ、真夜中のビニールハウスでふたりは初めて対峙する。スヒョンを刑事と察知したギョンチョルは、鎌を振りかざして先制攻撃を仕掛けるが、スヒョンは強烈なキックで相手をノックアウト。朦朧としたギョンチョルの左手の骨を砕き、GPSチップのカプセルを飲み込ませ、その場を立ち去る。やがて意識を取り戻したギョンチョルは、自分を逮捕することも、とどめを刺すこともしなかったスヒョンの真意がまったくわからず、再び蛮行に及ぶのだが……。

●チェブさん
もしかしたらチェブさんにも会えるかなと思って
ひそかに例のDVDを用意していったんですが…(笑)。
「クムジャさん」観てると、これ、どうしても辛くなっちゃいますよね(笑)。
ビョンホンのまわし蹴り、以前はそんなにキレありませんでしたか?
変だなあ、私はなかなかじゃんと思って見てたんですが…(笑)

●JUNさん
「サラエボ…」を!
私も観たいなあと思ってたんですよねえ…。
おっしゃるように、映画の好みはひとそれぞれですよね。
どう観ようとそのひとの自由なので、作品の出来とは関係なく、
ビョンホンのあの表情がよかった、この表情がよかった、
また観たいというひとがいても、それはそれでおおいに
結構なんじゃないかと思っています。
ただ私の観方や好みはJUNさんと似てるというだけで…(笑)。

●てっせんさん
お久しぶりです、師匠!(笑) お元気ですよね?
ジウン、自己模倣に走ってる! 名言ですね。
私も一言でそういえばよかったんですよね…(笑)。
でもホント、プロを自認するなら少しは…、
と言いたいです。

●月見草さん
そうですか、青森まで友人と汽車で「I COME WITH THE RAIN 」を
観に…。で、途中で前にいたおじさんが帰ってしまい、
お二人で貸切状態で「I COME…」を…。
わびしい館内の絵が露骨に思い浮かびます(笑)。
すいません、笑って。でも、ある意味ではとても思い出に残る
映画体験なんじゃないでしょうか(笑)。
まあ、いまは、こっちでも似たような体験しているひとは
たくさんいるんじゃないかという気もしますが…。
ジウンとビョンホン、私も感性は間逆なんじゃないかと
思っているんですが、どうして組んでるのか、
どなたにお聞きしてもよくわかんないですねえ…。
ビョンホン、BHエンターメントのマネジメントの指揮、
自ら先頭に立って取ってるんですか…?
そうだとしたら、ウ~ン…。

●ovniさん
ビョンホン大好きでしたら、やっぱり観ておいたほうが
いいんじゃないでしょうか(笑)。
たとえ映画は面白くなくとも、付き合って観ることはとても
大事なことだと思っているんですが…。

●チャンイだよー!!!
やっと登場だよ~!
「愛情のない映画。虚しさだけが残った」
そやね、中年の三人のオッサンたち、
なんかすっかり映画に疲れてしもとるように見えたべ…(笑)。
見た後、スヒョンを思い出してメチャメチャ泣けてきてやんか?
わからんでもないなあ。
スヒョンの空しさと、ビョンホンの空しさが重なって
しもうたのかもしれんなあ…。
またの報告待ってます…。

●yorumuさん
私の場合、相当数の映画を観ていますので、
どうしても比較して観てしまうところがあるんですよね。
で、いい映画と比較すると、作品的には全然だめかなあ
ということになってしまうんです、すいません…。
「初めてビョンホンを意識しないで観れた」
「今まで役を作り過ぎ気味な彼の演技にいつも余分なものを感じ、
それが物足りなさになっていたのですが、この映画では、
その物足りなさはなかったんです」
いやいや、おかしくないですよ。
おっしゃること、とてもよくわかります…。
「人間が綺麗なのは男性だけじゃないし、
泣けるのも男だけじゃないし、痛みを
堪えるのも男だけじゃないんだぞ~」
このジウン評も、まったく同感です。
男の私からしても、こういう男はあんまり男と言いたくないよなあ
と、なっちゃうんですよね…(笑)。

●ひらいさん
どうでしょうかねえ。どう頑張っても私は、ジウンでは
「チェィサー」や「クムジャ」には遠く及ばないような気が…(笑)。
ジウンにはもともと路地志向なんてないんじゃないでしょうか。
あったら、こうはならないと思うのですが…(笑)。
路地志向がないというのは、言いかえると、かれには
「文学」がなにもないということなんですが…。

●チェブさん
DVDの件ですが、フリーメールのアドレスを
「ブログニュース」(サイドバー右)に公開していますので、
送り先を知らせていただければいつでも大丈夫ですよ。
ビョンホン、私も初めてと言っていいくらいシラケてるなあ、と(笑)。
ジウンとの間に埋めようのない違いを感じて、どこかサジを
投げ出してしまったような…(笑)。
おっしゃるように、これ、ビョンホンとミンシク、顔合わせてないんじゃ
ないでしょうか。大半が別撮り…?
ミンシクが、ジウンとビョンホンの関係に入り込みたくないというか、
巻き込まれたくないというか(笑)、それで一緒にやるのを避けたかな?
と勘ぐっています…(笑)。
音響の「ト゜ーン」もご指摘の通り、わざと入れてます。
で、ああいうことをわざとやってるのは、そういうコケ脅しをやらないと、
この映画はどうにもならないとわかったからです(笑)。
てっせんさんがおっしゃってるように、自己模倣を繰り返す
ジウンの怠慢の表れと思えばいいんじゃないでしょうか(笑)。
ビョンホン、逃げると思いますよ、ジウンから…(笑)。

●shidarezakuraさん
べつにビョンホンがだめだってことじゃないので
大丈夫だと思いますが…。

●ライラックさん
ビョンホン、たしかに「苦悩」に満ちてましたねえ(笑)。
正直、こんなに精彩を欠いたビョンホン初めて見るので、
どういう想いでやってるんだろうなあと、
私はそのことばかり考えながら観ていた感じです。
ビョンホン・ファンの方は、「甘い人生」の成功もあって、
ビョンホン=ジウンになってる方が多いような気がしますね。
二人は私生活でも仲がいいみたいですが、
それが果たしてプラスになっているかどうかはわかりませんよね。
ちなみに三船敏郎は、黒澤監督を殺してやりたいほど
憎んでいた(?)ようです。
それがかえって製作現場にいつもいい意味での緊張感を
もたらしていたような気がするのですが…。
「マザー」、いい映画ですよねえ。
ほかにも「息もつけない」とか、けっこういい作品があるので、
この作品はやっぱり誉めちゃいけないと思います(笑)。
こういう映画を誉めてしまうと、
ホントにいい映画を作っているひとたちは、けっこうダメージを
受けてしまうんですよね。
そういう意味では私はいつも、自分なりにですが、
できるだけ公平さを欠かないようにしているつもりなのですが…。

●risamarieさん
risamarieさん、ジウンの女性の描き方は、
男の私ですら、観てて不快極まりなかったのですが…(笑)。
ビョンホンが、暴力シーンだけでなく、
キャラクターの心情をたどりながら観てほしいと、
なんども口にすること自体わたしは変だと思っています。
誰が観てもその心情が画面に溢れている
と思えるような映画になっていたとしたら、
そんなことをわざわざ口にするはずがありませんものね。
この映画(物語)は、底辺に、殺された女性への悲しみが、
死者への悲しみがないと成立のしようがないのに、
その悲しみ、みごと一滴すらないです。
悲しみを表現させたら天下無敵のビョンホンが演じてるにも
かかわらず…。どう考えても奇妙ですよねえ(笑)。
悲しみを一切封印してくれ、おまえも悪魔になってくれ、と
ジウンが説得でもしたんでしょうかね。
だとしたら、あまりのバカバカしさに笑ってしまうほか
ないのですが…。
ついでで申し訳ないのですが、
「ひまわりの種」さんが「京義線 レイルウェイ・ラブ 」のところで、
この「悪魔を見た」を観て、「何とも言えない空しさを覚え、
この映画(京義線)のようなちょっと退屈な所もある物にかえって
快さを覚え」た、とコメントをくだすっています。
この「悪魔を見た」にたいする最高の批評なんじゃないでしょうか…。

●北の国からさん
「この道の玄人筋」という方たちがどんな方たちで、
どんな発言をなさってるのか私は知らないのですが、
もし業界の方たちだとすれば、みなさん、あまり
本当のことは言わないのではないでしょうか(笑)。
お金が絡んでいたり、
自分の仕事に差し障りが出たりするからです…。
しょうがないのかもしれませんが、そのあたりはお互い
暗黙の了解ですすめていると思います…。
そういう意味では、なにも利害関係のない、お客さんの感想が
一番信じられるのではないでしょうか。
私はそうしているのですが…。
ビョンホン・ファンならたとえ作品がどうだろうと、
観ておいたほうがいいような気がしますが、でも体調的に
すぐれないなら無理してごらんになることはないんじゃないでしょうか。
いずれDVDでも観れるでしょうし…。
「夏物語」が興行的に本国でコケたことがビョンホンに
影響を与えてるんでしょうかねえ…。
私も理解に苦しんでいるのですが…。
どうぞおからだご自愛ください!

●リンダ・エバァンさん
「2」に返信しています…。

ありがとうございました。



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この記事へのコメント

チェブ
2011年03月04日 15:22
先約がありご一緒できなかったのが残念です。あ!なるほど! 私、二回みたのに二回とも涙のひとつもでなかったんですよ~なんだかなあって感じだったんですけど、こうどっかーんというインパクトに欠けるというか…私の好きなクムジャさんとかいまだにドンとくるものがあるのになあ。残念!なにかこう悪魔にしても、むなしさにしても中途半端?でもビョンホンまわしげりとかは、アクション作品が続いたせいか、前よりキレがあったと思うんだけど。
JUN
2011年03月04日 20:57
山崎さん、こんばんは。
「悪魔..」の感想がいつ書き込まれるかなーと、このところひんぱんにお邪魔しておりました。
「悪魔..」を観られての感想をあちこちで目にし、感じたのは、「ビョンホンのあの時の表情、動きがステキ、たまりません。」「それをまたまた観たくて再度出かけてきます」というコメントが結構多いことです。
それは映画を観ることを意味するのか?映画って一体なんだろう?このところそんなことを悶々と考え、前二作を見て(一度づつですが)、自分にこだわりすぎる監督のものは観ない、物語も内容もないと私には思えるものは見ないと決心していたのでしたが、そこはビョンホンファン。内容はどうでもいいからそれこそ表情だけを見て来ようかなどとたまーに葛藤。山崎さんの感想を読んで何か落ち着きました。
JUN
2011年03月04日 21:27
すいません、続きです。
私も映画好きですが、ミニシアター、単館上映物。ヨーロッパ系、ドキュメンタリー物がほとんど。娘時代はともかく、ハリウッド物はあまり見ません。「王のスピーチ」は見ましたけど。(何がいいって、英語が聞き取りやすくてさすが本家)今日は岩波で「サラエボ希望の..」を見てきたところです。深く考えさせられ、まだ尾を引いています。そうしましたら、ちょっとはあった「悪魔..」を見てみようかの気持ちはすっかり消えてしまいました。映画の好みは人それぞれ。そしてビョンホンさんには何度でも繰り返し見たくなるようなシナリオが優れたものに出てもらいたいなーといつもながらに思ったのでした。
てっせん
2011年03月04日 22:00
今晩は
おひさしぶりです。
私も、この映画を数ヶ月前に観たときは、相当辛口の感想を持ちましたが、どんなことを考えたのか、既にあらかた忘れてしまいました(笑)。
ひとつ憶えてるのは、ああ、自己模倣が目立つなあ・・・というものです。
自己模倣をしちゃうっていうのは、あんまりやる気がなかったことを証明してるようなものですよね。
やる気がなくても、プロの監督なら・・・(笑)。
失礼しました。
月見草
2011年03月04日 22:29
山崎さん こんばんわ!

悪魔は見た、弘前ではまだ上映なし、県内でも無理かな?でも怖そうで観てて苦痛を感じでしまいそうでビョンホン映画ではじめて見なくていいかなと思っています。ノルウエーの森の監督の映画題名忘れましたが、キムタクと一緒の映画、友達と青森駅の近くに汽車?に乗って見に行きましたが、前で見ていたおじさんすぐ帰ってしまい、友達とふたりで貸切で観ましたが、辛かったです。愛人になる女優が監督の奥さんで魅力ゼロでした。ビョンホンさんとのラブシーンもぜんぜん伝わらなかったです。
ジウン監督、山崎さんの言うとおり男と女の関係がビョンホンさんと真逆では・・・・
ビョンホンさんは濡れて、湿って、温かさを感じますが、ジウン監督はカラカラ、湿り気もありません。
甘い人生の相手の女性がシン・ミナでなくシム・ウナだったらと何度思ったか・・・・
成瀬巳喜男監督のような方にビョンホンさんと素敵な女優さんでラブロマンス観たいです。
4月にまたフアンイベントするみたいですが、BHエンターメントの社長としてのマネジメントの方が忙しいのかなーGIジョーまでの間2ヶ月でも夏物語のような作品作って欲しかったです。
ovni
2011年03月04日 22:45
いやあ、こんな解説読んじゃったらもう、見なくていいかなー。ビョンホン大好きなんですけどー。
いやいや、ちょっと見たい気ももちろんあるんですけどー。
うーむ、どうしよう(笑)。
チャンイだよー!!!
2011年03月04日 23:22
山崎san

やっと<悪魔>登場してくれましたネ・・
お元気でしたかーチャンイも一緒に
新大久保でごはん食べたかったなあ・・

ほんまにどうしたんやろか???
愛情のない映画・虚しさだけが残ったなあ
そやけど観た後やけど何時間かしてから
スヒョンを思い出してメチャメチャ
泣けてきてやんかーなんやろか??
よう分からんかったから明日もう1回
観に行くねんけど(チングが観たいゆうから)
また同じ気持ちになるんかなあ・・
そやから又来ます・・SeeYa

yorumu
2011年03月04日 23:38
山崎さん、こんばんは。

ん~><
そんなに駄目ですか?この映画。
わたしは初めてビョンホンを意識しないで
観れた作品なんですが・・。

これってわたしには凄いことなんですよ!
ビョンホンのファンになってから、
何を見てもお腹一杯にならなくて、
「もの足りない、違う映画で口直ししよう。」
ってお腹空かしていた感じでしたから。

この映画は最悪(私的に)な内容ですが、
ビョンホンの演技を本物だと確信できる
映画でした。
今まで役を作り過ぎ気味な彼の演技に
いつも余分なものを感じ、
それが物足りなさになっていたのですが、
今映画では、その物足りなさはなかったんです。

わたしの感性がおかしいかな。。。

そうそう、
ジウン監督は女性が嫌いなんだなと、
わたしも思いました。
人間が綺麗なのは男性だけじゃないし、
泣けるのも男だけじゃないし、痛みを
堪えるのも男だけじゃないんだぞ~

コラッ!!
分かっているかって、率直に腹立ちました^^
ひらい
2011年03月05日 01:51
こんばんは

山崎さんのこのブログをきっかけにイ・ビョンホンの魅力を知り、特に出演作品の『夏物語』はどのシーンも愛してやまないほどに(笑)
『悪魔~』はここでコメントを残されている方々や山崎さんの記事を読んで、なるほどと(笑)
これだから映画を観ることは楽しい(笑)
私はこの映画を観て、ジウン監督は器用貧乏!と(笑)いや、言い様を換えれば、どんなジャンルもそこそこイケるのねと(笑)
ただ一つ、個人的な嗜好で恐縮ですが(笑)、せっかくならもっと坂道を!路地を!使ってほしかったです。ミンシクやビョンホンをたくさん走らせてほしかった(笑)
そうすれば私が大好きな『チェイサー』や『親切なクムジャさん』と同じくらいにはと(笑)

失礼しました。
チェブ
2011年03月05日 08:59
ごめんなさいっ!~DVDのことはあの日からずーっと頭にあるんです。まわしげり…前にもましてさらに、です(笑)ひらいさん、同感です。私もクムジャさんとチェイサーを思い浮べましたよ
チェイサーの坂道や小道を使った臨場感あふれる追い詰められる感じが今も頭に浮かぶし、クムジャさんの用意周到な復習劇は今でもゾッとするし、たぶん悪魔はそういういつまでも感はないかもしれないですね。ビョンホンの演技…私はビョンホンは大好きだけど、なぜだか最初から最後まで彼の演技にとまどいみたいなのを感じる。戸惑いといいのが正しいか?ですが、これでいいのか自問自答しながらやってる感じで、ゆえにビョンホンはきっと苦労したんじゃないかなと。音響?たしかにドーンとか!すごく気になりました(笑)むしろわざとなんじゃないかと。
チェブ
2011年03月05日 09:11
続きです。しかもここまでいっていいのか(笑)…ほとんどのシーンが別撮りでつなぎあわせたのかと思ったくらい、極端に言ったらビョンホンとミンシクは一緒に撮影してたのかというくい、どの人もからみあってないんだもの。しかもこんなに復讐しなければならないほど婚約者を愛してたのか二人の場面もないわけで…私もどこに感情移入してよいかわからないわ(笑)みんなバラバラでどうしちゃったのよ…と思いました
shidarezakura
2011年03月05日 11:20
しっかり拝見しました。
これからの参考にさせていただきますね。
ありがとうございました。
shidarezakura
2011年03月05日 11:54
あ、画像だけでなく…
しっかり拝読いたしました。何度も…。
ライラック
2011年03月05日 19:53
山崎さん、こんばんは。
この作品はエグイとの前評判で、苦手な分野だけどファンとしてはスクリーンでのビョンホンさんを見たい一心でジャパンプレミアに参加。エグさより、ビョンホンさんの苦悩に満ちた演技とアクションとが今でも目に浮かびます。←単純(笑)

でも、もう一度見る気持ちになれなくて・・・本来の私なら二回は見たい、二回目は違う見方で堪能したい、入場者特典のポストカードにも惹かれて再度見ているはず。でもなんで? と自分でもわからなかったのです。
ジウン監督とビョンホンさんはプライベートでも仲が良いようで、そんな二人が作り上げてきた作品なんだもの、素晴らしい作品に決まっている、と見る前から疑うことなく決めていなかっただろうか? ビョンホンさん=ジウン監督 という思い込みがないだろうか? 

もう見なくてもいい、と判断した映画の見方にヒントをいただいたようです。
私には、ウォンビンの「マザー」が『死』に関して言えば心揺さぶられたかもしれません。
risamarie
2011年03月05日 23:50
山崎様

こんばんは!!

この映画を最初に観た時、何ともいえない後味の悪さと腹立たしい気分になり、一体これはどういうことなんだろうと思いました。

仰るように、散々な目に合った女性達に対する監督の心がまったく感じられず、男性の悲しみや心情を綴るために女性達が単に素材または道具として並ばされている気がしたからです。
監督は以前から女性を好きではないな、とは思っていましたが(私は特にフェミニストではありませんが)女性蔑視的なものが意図的ではないにしろ映像から感じられ、不愉快な気持ちになったのです。
でも先生のコメントで、女性だけではなく全ての物を本当には信じていないのかもしれないと思えました。

またプレミアの時ビョンホンは、暴力シーンばかりに目を向けず、キャラクターの心情を辿りながら観て欲しい、、というような事を言ったのですが、残念ながらこの映画には、心情を辿るほどには心情が描かれているとは感じられませんでした。

北の国から
2011年03月06日 16:22
どなたも、随分辛口のコメントでしたね。ビョンホンさんの作品は全て見る、と思っていた私ですが、この度の作品については躊躇するものがあり、普段はこんなことはしないのですが、まずは情報収集を、ということで様々なメディアにおける感想を探索し、皆さん(この道の玄人筋の)の評価が好意的なのを読み、やはり見るべきかと思い、でも心身ともに元気でないとやはりしんどそう、とやはり一歩踏み出せないでおりました。
 で、山崎さんの感想が決定打となり、結局観ないと決心した次第です。ビョンホンさんごめんなさい。どのようにすれば私たち(と言って良いですよね)の願いをビョンホンさんのところに届けることが出来るのでしょうか。〝だれもがほつと感情移入できるような素敵で温かなヒュ-マンな作品を選び出演して下さい〟と。

cinema_61
2011年03月06日 19:12
こんばんは。
ここは山崎さんのブログなので反論はしにくいですが、映画の評価は人それぞれです。
絶賛している人もいます。
この分野が苦手な人は別として、この映画は山崎さんの評することが全てであるとは思えません。
私はここでは感想を述べませんが、山崎さんの評価が絶対であるかのようなビョンホンファンのコメントにはちょと首を傾げたくなります。
細部のツッコミ所は多いけど、力のあるクライムムービーであることは確かなのでは?
私もビョンホンファンの一人ですが、このような映画にも進んで出演し、役柄の幅を広げていくことを願っています。決してファンの好む作品だけを受けることのないように!どこかに「韓流スターになったが故に真の俳優になれないのでは?」という俳優のことが載っていました。ビョンホンシーがそのようにならないことを切に願います。
チェブ
2011年03月07日 06:43
久々(笑)にいろんな意見が出ていますよね。これもひとえに皆さんがビョンホンを大好きだからですよねっ! 私も思ったことを書いたけど…それでもビョンホンのファンにはやはり一度はこの映画をみてほしいなぁ!観てこそのそれぞれの感想があると思います。
まあ私としては、この辺でもう一度「誰が俺を狂わせる」くらいのはちゃめちゃコメディ映画かホームドラマをみてみたいなあと思ってますけど…いつの日になるやら(笑)





雪ん子
2011年03月12日 14:24
ほんとに 人それぞれ いろんな感想がありますよね。私は 映画の技術的な事など難しい事は良くわからないので、見て感じた事しか言えません。確かに 残酷 凄惨 気持ち悪いはありますが、私は そういう映画 全然大丈夫なので、あんまり気になりませんでした。そういう中で、最初から最後まで 画面から目が離せない状態で 時間が経つのを忘れる位 一気に見ました。
ギョンチョルは「何でこんな酷い事 ここまでするの?」「何 こいつ おかしい」って思いながら スヒョンの行動に 納得してました。すっかり スヒョンの気持ちになってしまって ギョンチョルがスヒョンに痛めつけられても 全然かわいそうだとも思わないし もっと もっとと思ってしまいました。私も そうとうの悪魔ですね(笑)でも、途中から 涙が溢れてきてどうしようもなかった。泣きたくて泣いてるんじゃなくて 自然と溢れてくるのです。スヒョンのどうしようもない 悲しみや 切なさや 憤りなどが感じられたからでしょうか? そんな事をもっと感じたくて 何回も見に行きたいのですが、片道3時間かかるので 行く事ができません。DVDが出たら 何回もリピートしたいと思ってます。でも、この映画で こんなに論議されたら ビョンホンさんも喜んでいる事でしょう。
リンダ・エバァン
2011年04月13日 03:27
初めまして
好きか嫌いかと言うと
まぁ好きな方です・・
スプラッタ系ですが
最後のビョンホンの表情がよかったかな
葬式の場面、特に納骨堂から出てくるとこは
いまいちでした
何処かで観たことある感の臭さがあって・・
彼って時々こういうのあるなぁ~って思った
チャンイの時も・・・
ビフ・タネン(役の名前)かよと突っ込んだし

しかし、何回観ても最初のシーンは怖い
雪道だけで怖い(笑い)
ミンシクさんのおかげ?

もうジウン監督の作品はイイかなって思う
仲良しでも、甘人の評価でハリウッドだとしても、
せっかくあの容姿をキープ中なのだから
アゴの線のきれいなうちに
バリバリ、こてこての恋愛映画1本とって~と叫ぶ。




figaro
2011年05月05日 21:23
初めてこのサイトにお邪魔し、初めてコメントします。
近頃イビョンホンが好きになってしまい、慌てて映画館に駆け込んだこの作品ですが、感動しました!山崎さんの記事に(笑)!
全く同感です。かねてからキムジウンは少年漫画しか読まないタイプの「おとこのこ」だなと思っていましたが、この映画では本当に、冗談みたいに何も感じませんでした。こんなもんを『殺人の追憶』や『チェイサー』、『ビー・デビル』と並べる記事を見ると怒りすら覚えます。一見登場人物を突き放しているようなそれらの作品の監督たちには、人間への興味や、愛や憎しみや、何より「自分もまたそんな人間の一人だ」と言う魂を感じます。かえりみてジウンには人物の魂に興味がないかのようです。
本当に何も感じなくて、自分がどこかおかしくなってるんじゃないかと心配していたところでした。ありがとうございました(笑)、これからも素敵な記事を読ませていただきます。

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