燃えよドラゴン (1973)

[670]鏡の間はブルース・リーの身体内部の表現だった?
★★★★★☆

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ブルース・リーの遺作。
何年ぶりに観たのかなあ…。

ラロ・シフリンの音楽は、
いまでもけっこうあちこちから聞こえてくることがあって、
聞くとどうしても、「アチョーッ!」って奇声を発して、
足を蹴り上げたくなるよね…(笑)。

物語は、小中学生でも書けるほど単純で粗っぽいんだけど、
公開当時熱狂したのも、繰り返し観たくなるのも、
ひとえにブルース・リーに惹かれるから…。

実際、いま観ても、ひとり燦然と輝いてるよね。

その秘密は、この身体…。

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全身に神経と緊張を張り巡らしていて、
とっくに人間の身体の限界を超えてるというか…。

実際、これ観たとき、
ああ、これじゃ早逝しちゃうよなって妙に納得したもんね。
かれはこの遺作の劇場公開をまたずして亡くなったわけだけど…。

いったい何が
彼をこうも生き急ぎさせたんだろうなあ…。

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これはリーが、ヌンチャク技を披露して、決めた瞬間。

このシーンを観るたび、
わたしは若き日の天才・悪源太義平(俳優)を思い出す。

もう30数年前のことだけど、
芝居の途中で、かれが突然、ブルース・リーのこのヌンチャク技を
披露しはじめたんだよね(笑)。

それがまた上手くてカッコよくて、
「おー、ブルース・リー2世だ」って全身痺れたよ。

源太、元気? 酒、ぜったい飲むなよ(笑)。

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ここも私の超お気に入りのシーン…。
こんなシーンがなぜ?
リーの背後の若者、ジャッキー・チェンなんだもん(笑)。

もっとも、それ知ったのは
ずっとあとになってからなんだけど…。

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ラスト近く…。
誰もが知っている?鏡の間での、ミスター・ハンとの戦い。

このシーンがなかったら、
この作品、とても★5つなんてあげられない…。

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この鏡の間は、わたしにはそれこそ
ブルース・リーの身体内部を表しているように見える。

ゆっくり書く余裕がなくてごめんなさいするけど、
この映画には、サモ・ハン・キンポーも出てるよ…。

■100分 香港/アメリカ アクション
監督: ロバート・クローズ
製作: フレッド・ワイントローブ
ポール・ヘラー レイモンド・チョウ ブルース・リー
脚本: マイケル・オーリン
撮影: ギルバート・ハッブス
音楽: ラロ・シフリン
出演
ブルース・リー リー
ジョン・サクソン ローパー
ジム・ケリー ウィリアムス
アーナ・カプリ
アンジェラ・マオイン
シー・キエン ハン
ロバート・ウォール
ベティ・チュン
ヤン・スエ
ロイ・チャオ
サモ・ハン・キンポー
(ノン・クレジット)
ジャッキー・チェン
(ノン・クレジット)

香港の裏社会に君臨するミスター・ハン(シー・キエン)が所有する小島で3年ごとに開催される武術トーナメントに、世界中の武術家が招待された。アメリカのウィリアムス(ジム・ケリー)、ローパー(ジョン・サクソン)は、その招待状を受け取り、それぞれの置かれた状況の元に参加を決意し香港へ向かう。少林寺で武術を修行中のリー(ブルース・リー)は、秘密情報局からトーナメントに出場してハンの麻薬製造密売の内情を探り出す要請を受けるもそれを断った。一度は断ったリーだったが、修道僧長から、ハンもかつては少林寺の修行僧であったがその教えを悪用している事、また父からは、数年前に妹がハンの手下オハラに殺害された事を聞かされ、トーナメントへの出場を決意。リーは秘密の任務と復讐心を胸に秘め、トーナメント会場の島へと向かうのだった…。


●figaroさん
figaroさんもブルース・リーのファンですか。
いやあ、嬉しいですねえ!
「G.I.ジョー」の製作サイドが、
ビョンホンを第二のブルース・リーに仕立てようとしているのは、
造りからしても間違いないと思いますが…。
「鏡の間」のシーンがブルース・リーの身体内部に見えるのは、
ブルース・リーの精神はガラスのように透明で、
こころは幾重にも幾重にも複層しているように思えるからです、
鏡の間のように…。
その複層するこころを受け止めることのできている俳優は、
この映画に登場するひとたちにはいないと思います。
なのでかれの孤高の境地が私には鮮烈に焼きつけられます…。

●アジアの瞳さん
ブルース・リーが男性をひきつけてやまないのは、
その身体、アクションの素晴らしさだけではなく、
若くして男性的な精神の極みに達しているかのように
思えるからだとおもっています。
ビョンホン、「百想芸術大賞」を受賞したんですか!
よかったですねえ、私もすごく嬉しいです。
「悪魔の見た」の演技もさることながら、
「3奴」以降の孤軍奮闘にたいする敬意とお祝いではないかと
思えるのですが…(笑)。
ハリウッド映画、中国映画…、どこの映画でもかまいませんが、
私が望むのはやはり、こころに残るような映画に出てほしい
ということだけですかねえ…。

ありがとうございました。

 

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この記事へのコメント

figaro
2011年05月30日 18:45
『悪魔を見た』で初コメントいたしましたfigaroです。
大好きですブルース・リー…!
私も「鏡の間」がこの映画最高のシーンかと。ブルースももちろんですが、撮影した人たちは本当に大変だったろうと素人ながらに思います。うっかりしてると映っちゃいますよね鏡に…。作家が苦労すればいいものができる、ってこういうことでしょうか。
「身体内部を表している」とのお話、面白そうなのでぜひぜひ詳しく伺いたいです。。
話は逸れますが『G.I.ジョー』、エンドクレジットを見て目頭が熱くなってしまいました。「Byunghun Lee」のイニシャルを見て亡き「Bruce Lee」を思い出さずにいられましょうや(笑)ジェームズ・ガーナー主演『かわいい女』でもブルースは白スーツのエレガントな悪役を演じてましたし、ハリウッド的にビョンホンは第二のブルースかも?なんて思っています。
アジアの瞳
2011年05月30日 20:21
山崎さん、こんばんは

ブルース・リー
彼の名が世界中を駆け巡った頃
この小さな沖縄の島でも「ブルース・リー」にうなされる若者たちが大勢いました
彼の端正な顔立ちに似合わず、筋肉質のボディーに
後ずさりしたのを覚えています
でもチャーミングな笑顔がキュートでした。
しかし、そんな私でもブルース・リーになぜ多くの男性たちが夢中になるのか分かるような気がします

「ビョンホン・リー」と「ブルース・リー」西洋の映画ファンにはみな同じに見えるのでしょうね

去った5月26日、韓国3大受賞祭の1つと言われている「百想芸術大賞、映画部門」でビョンホンssiが「大賞」を受賞致しました。もちろん「悪魔を見た」のスヒョン役で、です。山崎さんが「何で~?」と驚いた顔をなさっているのが、目に見えるようです。
ビョンホンssi自身も受賞するとは思っていなかったようで、かなり驚いていましたよ。驚きの表情の後の何とも言えない感激の目の輝き・・・・嬉しかったでしょうね、だってその年、最高の映画部門の頂点に行き着いた訳ですから。彼はスピーチでこのようにコメントしたそうです。
「GIジョー2」では回し蹴りを披露することになっているが、東洋の俳優は回し蹴りだけが巧い俳優達ばかりではないという事をこの映画で証明したい」と。

今日のニュースによると、「GIジョー2」の撮影と平行し、次回作のハリウッド作品について米国滞在中に協議を行う予定であるとの記事が出ていました。

中国やハリウッド、ビョンホンコール止まず。

山崎さん、私はビョンホンが世界にチャレンジすればするほど、彼の夢に希望を託してみたくなってしまいました。
少しでも多くの人々に「ブルース・リー」とはひと味違う「ビョンホン・リー」を知っていただくことは私の大きな夢であります。




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