ガラスの動物園 (1987)

[683]息をするとローラが大事にしていたものが壊れるよ
★★★★☆☆

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秋の公演に予定しているのがこの作品。
私の大好きなテネシー・ウィリアムズの「ガラスの動物園」。
テネシーが精神病院にいる姉のことを想い、書いた作品。

生きてるうちに一度はやりたいと、
若い頃からずっと思いつづけてきた。

戯曲は二度映画化されている。

1度目は1950年、
ジェーン・ワイマン、カーク・ダグラス主演で、
監督はアーヴィング・ラッパー。

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2度目がこの作品。
1987年、ポール・ニューマンが監督として撮った作品。

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母親アマンダの役は
P・ニューマンの愛妻ジョアン・ウッドワードである。
彼女がやった同戯曲の舞台に感激して、
映画として撮っておきたいって思ったのだという。

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原作の舞台は1930年代のセントルイス。
ウィングフィールド一家が住むアパートの一室。

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映画もほとんどそのまま劇舞台をそのまま映画にしてる感じ。

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言ってみれば「密室映画」なのだが、
そのあたりにP・ニューマンの
観た舞台にたいする想いがよく表れてるかな?

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感心するのは、ほぼ完全に密室なのに、
1930年代のアメリカの感じがよく出ているところ。
といっても当時を私が知ってる訳じゃないのだが(笑)。

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しかしなんだろうね、
アメリカ人たちのこの1930年代に対する強烈な想いは。
恐慌の時代、カポネの時代。

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テネシーにもその想いがあって、
それで「追憶の劇」にしてるところもあるのかも。

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もっともその想いは私にはよくわからないので、
私の場合はローラ家族の劇として読んでるかな。

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母アマンダと娘ローラの物語、
そして自分たち家族を追憶するトムの物語として。

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映画、よくできてて面白いとは思うが、
私の思い描いてる「ガラスの動物園」とはちょっと違うかな。
ま、私の撮った映画じゃないからそんなこと言っても
しようがない訳だけどさ。(^^♪

母親アマンダの、過去を追憶する言葉が雨あられのように、
ガラスの破片のようにローラのからだに降ってきて、
彼女の神経を突き刺してしまう。
というのが私の空想してるイメージかな?
ジョアン・ウッドワードの甲高い声にちょっとその感じが出てるかも。

ぜひ観てほしい映画だがDVD化されていないみたい。
私が20数年ぶりに観たのもVHSビデオ。
なのでスチールも取れなかったよ(泣)。

追記」
ビデオをDVDに落とし画像を追加してみたのが、
さすがに画像悪し(^^♪


■133分 アメリカ ドラマ
監督:ポール・ニューマン
製作:バート・ハリス
原作:テネシー・ウィリアムズ
撮影:ミヒャエル・バルハウス
音楽:ヘンリー・マンシーニ
出演
ジョアン・ウッドワード
ジョン・マルコヴィッチ
カレン・アレン
ジェームズ・ノートン

T・ウィリアムズの有名戯曲を、連れ合いであるJ・ウッドワードや個性派俳優のJ・マルコビヴィッチを起用して作り上げた、P・ニューマン監督による舞台劇の完全映画化作品。
人間の様々な屈折した思いや焦燥感、そして愛憎を、静謐で透明感あふれる映像美で、繊細かつ鮮烈に映し出した珠玉の人間ドラマ。1930年頃のセントルイスの小さなアパート。古き良き思い出のなかで生きる母、ガラス細工の動物に囲まれ孤独な世界に閉じこもる娘ローラ、二人の間で行き詰まり絶望する弟トム。ある夜、トムの同僚の青年が、夕食に招かれやって来る。彼はローラが高校時代にあこがれていた青年で、彼女は思いがけない再会に胸をときめかせるのだが……。完璧な室内劇構成のなかで、4人の登場人物を演じる役者陣の、それぞれに個性的で深みのある演技が素晴らしく、感銘を呼ぶ。

 

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