男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW (2010)

[694]図式はあるけど、男たちの心の色気を描けてねえべ
★★★★☆☆

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観ました、これ…(笑)。

なんでいきなり笑うのか?
あ、いや、ジョン・ウー&チョウ・ユンファのこのシリーズ、
当時、わたし、めちゃ嵌まったもんだからさ…(笑)。

製作総指揮、ジョン・ウーとテレンス・チャンが執ってるんだね。
全然知らなかった。

おいおい、二人していったいどういうつもりなのよ、
と観終わったあと思ったけどね。
名前貸してゼニ儲け…?(笑)

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物語は、この韓国の男3人が、
タイのバンコクへ武器の買付けに行くところから始まる。

左、ヨンチュン(ソン・スンホン)、
右、ヒョク(チュ・ジンモ)、
そして中央がテミン(チョ・ハンソン)…。

ヒョクは、じつは脱北者。
弟チョルと国境を超えようとしたのだが、国境警備隊に見つかり、
自分は脱北できたものの、弟の安否はわからない。

以来、ひたすら弟を気にかけてる
ひじょうに弟思いの、生真面目一筋の男…、好青年。
おい、そんな男がどうしてマフィアになっちゃうのよ、
と思ってしまった…?(笑)

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その弟チョルと脱北者収容所で数年ぶりの再会を果たした。
ヒョクは感動の涙に震えたが、
チョル(キム・ガンウ)は、
収容所(北)で母を看取ったおれの顔をよく見ろと兄をなじり、
首を絞めるのだった…。

う~ん、よくわからんべ(笑)。

もともとこの弟ヘンだと思うな、おいら。
国境で警備隊に見つかったとき、
兄に、「逃げないでくれえ~」と頼むんだよねえ。
フツウに考えるとさ、
「兄さんだけでも逃げてくれえ~」なんじゃないの?(笑)

そのほうが兄も、
弟や家族にたいするアレが残って辛いし、
観てるわしらも、そんなヒョクに感情移入しやすくないかい?

え?
でも、そうすると、弟が兄を憎む理由がなくなる?
んだんだ、オリジナル通りにやろうとするとね…(笑)。

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ヒョクは、ボスの命令でテミンと再びタイへ行く。
弟のためにも今度の仕事で足を洗うつもりなんだけど、
テミンの裏切りで取引は失敗、警察に捕まり、収容されてしまう…。

後半のためにも、
テミンの策略がポイントにならなくちゃならんのだけど、
そのへんも観ててよ~わからんばい(笑)。

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出番だよ、スンホン(笑)。

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ヨッ、待ってました、2丁拳銃!
これで爪楊枝でも加えてりゃチョウ・ユンファ!

ヨンチュンは単身タイに乗り込んで、
兄貴(ヒョク)の仇を討つんだよね。

おいら的には1番カッコいくて乗ったシーンなんだけど、
ヒョクとヨンチュンがなんで義兄弟みたいな関係になったのか
よくわからんし、もひとつ肌にピンと来ねえべ。

チュ・ジンモもなかなかカッコいいんだけどさ、
どうも兄貴分って感じじゃないよねえ。
あ、もしかしてヨンチュンの片想いってこと…?(笑)

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3年後、ヒョクが出所して釜山へ帰ると、
情勢はすっかり変わっていた。

ヨンチュンは落ちぶれ、
3年前の単身殴り込みの際に負った傷がもとで足をひきずっていた。

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弟チョルは、兄を逮捕すると、ヤクザまがいの刑事となり(笑)、

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釜山のウラ社会も叔父を差し置いてテミンが牛耳っていた。

うそ、あんなオドオドしてたテミンが?
人間、そんなに変わる?って思うよね…(笑)。

それはともかく、ここまで来ると、
香港版「俺たちの挽歌」観てるひとはわかると思うけど、
物語の骨格はそのまま踏襲してるんだよね。

チョウ・ユンファとレスリー・チャンが演じた兄弟を、
いかにも韓国版といった感じで
脱北者兄弟に置き換えてるだけで…。

ま、それはいいんだけど、
ストーリーの図式はあるけど、内容全然ないべって感じ?(笑)

言いかえると、人間の「関係」が描けてない、
関係の襞々が通りいっぺんでまるで描けてないから、
観てても全然心に入ってこないんだよね。

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今更言うことでもないけど、
ドラマってのは、そのひとの心の中で起きてるわけだよね。
もちょっとそれちゃんと描いてくれないと、
なに観りゃいいのよってことになるよねえ…。

ただ派手にドンパチやりゃいいてもんじゃないよ。
お客さん舐めちゃだめだべ…(笑)。

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香港版だって物語的にはどうってことないんだけど、
チョウ・ユンファとレスリー・チャンの兄弟には、色気あったでしょ、
「心の色気」みたいなものが。
あれ、見せてくれないと、あれ…。

まあ、あれ見せたくても、
こんなにホンがペラペラだとやりようがないって気はするけどさ。

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観てて、チュ・ジンモ、ちょっと可愛そうになったな。
「霜花店(サンファジョム)」もコレも頑張ってんのに、
作品的には、なんか空振りの連続だべ…(泣)。


■123分 韓国 アクション/ドラマ/サスペンス
監督:ソン・ヘソン
製作総指揮:ジョン・ウー テレンス・チャン
脚本:キム・ヒョソク イ・テッキョン
チェ・グンモ キム・ヘゴン
撮影:カン・スンギ
音楽:イ・ジェジン
出演
チュ・ジンモ ヒョク
ソン・スンホン ヨンチュン
チョ・ハンソン テミン
キム・ガンウ チョル
キム・ヘゴン チョン社長
イ・ギョンヨン パク刑事
キム・ジヨン おばさん
イム・ヒョンジュン イ刑事

ジョン・ウー監督が86年に手掛けた傑作香港ノワール「男たちの挽歌」を、ジョン・ウー自ら製作総指揮を務めて韓国版にリメイクしたクライム・アクション。脱北の際に生き別れとなりヤクザと刑事という対照的な人生を歩む兄弟を軸に、数奇な運命に翻弄される男たちの熱い友情と兄弟愛をスタイリッシュかつドラマティックに描く。出演は「カンナさん大成功です!」のチュ・ジンモ、「ゴースト もういちど抱きしめたい」のソン・スンホン。監督は「力道山」のソン・ヘソン。
北朝鮮からの脱出に成功し、コリアン・マフィアの一員となったヒョク。その後は、同胞で元特殊部隊員のヨンチュンと共に、釜山を拠点とする武器密輸組織の大物へと躍進。だがそんなヒョクも、一緒に脱北を志しながら失敗に終わり行方不明となった弟チョルの安否がずっと気掛かりになっていた。するとある日、チョルが見つかったとの報せを受け、兄弟は数年ぶりの再会を果たす。しかし、チョルは家族を裏切ったヒョクに強い憎しみを募らせていた。その思いを痛感したヒョクはタイでの大規模な取引を最後に組織を離れることを決意、ボスの甥テミンを同行させ現地へ向かう。ところが、テミンの策略で取引は失敗、ヒョクだけが地元警察に逮捕されてしまう。また、単独でタイ・マフィアへヒョクの敵討ちに乗り込んだヨンチュンも重傷を負ったうえ、テミンによって組織を追われる羽目に。それから3年。タイの刑務所を出所したヒョクは、ヨンチュンからテミンへの復讐計画を持ち掛けられる。一方、刑事になったチョルは、兄をこの手で逮捕すべく奔走していくが…。

   

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この記事へのコメント

2019年03月09日 21:32
兄弟なのはティ.ロンとレスリーです

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