英国王のスピーチ (2010) イギリス

[719]演劇的療法で吃音を克服するというお話には関心を惹かれたが
★★★★☆☆

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第83回アカデミー賞作品賞受賞作品。

年に一度、柄本明の東京乾電池がやってる
養成所みたいなところへ教えに行っている。
朝10時からと夕方7時からの仕事…。

朝10時から芝居なんかしたくない、まだ寝てた~い!
って感じだよね…(泣)。

しかも途中6時間もの休憩…、私だけ…。
どうやって時間潰せってんだよ~!(泣)

で、仕方なく滅多に行かないインターネット・カフェへ行き、
時間潰しに観たのがこの映画。
画面も音声も最悪なんだけどさ…(泣)。

イギリス王ジョージ6世(即位前はヨーク公アルバート王子)の
史実を基につくられた作品。

といっても史実はああじゃない、こうじゃないって
いろいろ言われたらしいけど、
私は別に史実に興味があって観てるわけじゃないので、
そんなことには一切お構いナシ…。
いいの、面白けりゃ、所詮映画なんだし…(笑)。

じゃ面白かったんだ、と思われても困る(笑)。

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ジョージ5世は、自分の跡を長男のデイヴィッド王子ではなく、
アルバート王子(コリン・ファース)に継がせたいと考えている。
長男は国王としては不適格だと思ってるからだ。

が、デイヴィッド王子は尻込みしている。
幼いころからの吃音が深刻だからだ。
いろんな治療士に当たってきたが一向に改善されない。

妻エリザベスの薦めで、
ライオネル・ローグ(ジェフリー・ラッシュ)という
オーストラリア出身の治療士の治療を受けはじめる。

かれは、じつは医師の資格など持ってない。
今風に言えば、ただの民間療法士…?(笑)

第一次世界大戦時、戦闘神経症に苦しむ兵士たちを
治療して成果をあげてきただけ。
それも演劇的療法によって…!(笑)

デイヴィッド王子は、
自分をただの友だちとみなすかれのやり方が気に食わず、
一時治療を止めたりするのだが、
最後はかれのお陰でどうにか吃音を克服(?)。

1年で国王の座を退いた兄の跡を継ぎ、
国王ジョージ6世として国務を果たし、
また国民にも愛されつづけた…、というお話。

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物語としてはけっこう面白いし、
かれがローグに付き添われながら
大英帝国全土に向けてヒットラー・ドイツとの戦いを
国民に向けて演説するラスシ・シーンには
感動して、思わず鼻水垂れ流しちゃったんだけどさ(笑)。

でも、面白いか、いい作品かとなると、う~んだよね。
ましてこれがアカデミー作品賞となると…。

あ、いや、いいんだけどね、貰っても。
私はアカデミー賞に興味あるわけじゃないから…。

第1に、話は面白いんだけど、筋が粗すぎるよね。
つまり、展開されるのは粗筋だけ…。

第2に、なによこの下品な音楽、だよね。
一言でいうと、音楽がうるさくて、
人間の気配を消してしまってるんだよね。

実在の国王をただの人間として扱っちゃいかん
と思ったからなのかなあ。
あるいは国王に遠慮したとか…?(笑)

そういう不満が残るのも、ローグが
演劇的療法でジョージ6世に吃音を克服させようとするシーンに
私がものすごく関心があったからかも…。

よし、ローグさん、おれも手伝おう!
って気分になったもんねえ(笑)。

いやあ、あのローグはよかったなあ、
いい俳優だよなあ、誰だっけ…?

なんて思いつつ乾電池の稽古場へ行ったら、
たまたまエモっちゃん(柄本明)が顔をのぞかせたので
観てきたばかりの「英国王のスピーチ」の話をしたら、

哲チャン、かれ、「シャイン」のジェフリー・ラッシュだよ

って言われて
「え~~っ!」って思わず大悲鳴あげちゃったわ。

そうか、どこかで観たことあるなあと思ってたら、
私の大好きな「シャイン」のジェフリー・ラッシュだったのかあ。
しかし老けたなあ!
と、しみじみと新たな感動に襲われたのだった…!(笑)

ついでに言っておくと、
エモっちゃんは、ニューヨークで、
ジェフリー・ラッシュの舞台をたまたま観たことがあるんだって。
演目はイヨネスコの名作「瀕死の王」。
客席はかれの演技に大笑いだったという…。

さらについでに言えば、数年前、
わが友・柄本明も「瀕死の王」をやった。
客席の反応はともかく、私の反応は…、

……言わんほうがいいかな……(笑)。


■118分 イギリス/オーストラリア ドラマ/伝記
監督:トム・フーパー
製作:イアン・カニング
エミール・シャーマン ギャレス・アンウィン
製作総指揮:ジェフリー・ラッシュ
ティム・スミス ポール・ブレット マーク・フォリーニョ
ハーヴェイ・ワインスタイン ボブ・ワインスタイン
脚本:デヴィッド・サイドラー
撮影:ダニー・コーエン
編集:タリク・アンウォー
音楽:アレクサンドル・デスプラ
音楽監修:マギー・ロドフォード
出演
コリン・ファース ジョージ6世
ジェフリー・ラッシュ ライオネル・ローグ
ヘレナ・ボナム=カーター エリザベス
ガイ・ピアース エドワード8世
ティモシー・スポール ウィンストン・チャーチル
デレク・ジャコビ 大司教コスモ・ラング
ジェニファー・イーリー ローグ夫人
マイケル・ガンボン ジョージ5世
ロバート・ポータル
エイドリアン・スカーボロー
アンドリュー・ヘイヴィル
ロジャー・ハモンド
パトリック・ライカート
クレア・ブルーム
イヴ・ベスト

「ブリジット・ジョーンズの日記」「シングルマン」のコリン・ファースが、エリザベス女王の父にして国民から慕われたイギリス国王ジョージ6世を演じて絶賛された感動の伝記ドラマ。吃音症に悩みながらも妻エリザベスの愛とスピーチ・セラピストのサポートで歴史的演説を成し遂げ、国民のリーダーとして戦争という難局に立ち向かう姿を描き出す。共演はジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム=カーター。監督は「くたばれ!ユナイテッド -サッカー万歳!-」のトム・フーパー。
英国王ジョージ5世の次男ジョージ6世は、幼い頃から吃音というコンプレックスを抱え、人前に出ることを極端に恐れる内向的な性格となり、成人してからも自分を否定し続ける人生を送っていた。吃音を克服すべく、何人もの言語聴覚士の治療を受けるものの一向に改善の兆しは見られない。そんな夫を心配する妻エリザベスが最後に頼ったのはスピーチ矯正の専門家というオーストラリア人のライオネル。彼は王子に対しても遠慮のない物言いで次々と風変わりな治療法を実践していく。そんな中、国王に即位した兄エドワード8世が、王室が認めない女性との愛を貫き、突如王位を返上してしまう。王位の継承など考えてもいなかったジョージは、最も恐れていた事態に直面し、恐怖のあまり泣き崩れてしまうが…。

  

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