アスファルトの男__11 (1995) 韓国

[730]ドンヒが生きていた!

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同じ日の午後…。
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ラリーに参加するキリョン自動車と韓国自動車の
共同記者会見が行われた…。

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ドンジュンは父親の運転する車で会場に向かった。
途中、かれはドンソクが帰国したことを父に伝えた。
父はなにも言わなかった。

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会場に入るドンソクに記者団が群がった。
白人の国でレーサー王に輝いたかれは
いまや韓国のヒーローだった。

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ソンヒはその姿を遠くに眺めた。

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父も隠れるように息子の姿を追った。

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会見半ば、
ドンソクは兄ドンジュンを挑発した。
運転を甘くみるな、車でも作っていたらどうだ。と。

ドンソクに断られたドンジュンは、
自らラリーの運転をすることにしていたのだ。
弟と一緒に走る夢を追って…。

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会場の隅で息子の発言を聞いていた父は、
兄に向かってなにを言うのだと激怒し、
ドンソクに詰め寄った。





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ドンソクは大勢を前に父への怒りを爆発させた。

兄ばかり可愛がって、
オレを息子として扱ったことがないくせに…!
見ろ、この子が、あんたが野良犬のように追い出した孫だ。
姉貴のドンヒは死んだよ、
車に撥ねられ、道端で野良犬のように、と…!

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娘の死んだことを知った父は一瞬に言葉を失った。

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父はドンジュンの助けを借りながら会場を出た。

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ドンソクはその背になおも言葉を投げつけた、
あんたと兄貴が地獄に落ちるのを見届けてやる、と…。

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会場を出ると、父はショックで倒れた。

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記者団は思いがけない出来事を前に、
ドソンクに向かってカメラ・フラッシュを炊き続けた。

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ドンソクもまた姉の形見のサニーを抱きしめ、泣いた。
サニーの目は、悲しみと、
誰に向けてよいのかもわからぬ憎しみに満ちていた。

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サニー…、産みの母と父を失った…、孤児。
米兵と、基地の町に住む女との、間に生まれた子。
アメリカと、韓国の、間に産み落とされた子…。
まだ幼い、女の子…。

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ハリョンも出来事の一部始終を目撃していた。
そうして初めて、
見たことのないドンジュンの背中を見た気がした。

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ソンヒも会場を出ると、泣いた。
ただ泣いた。

同じころ…。

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ドンソクと別れ、
サニーと別れたジョンオクは、ひとり空港のゲートを潜り、

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母国のソウルを離れていた…。


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翌日…、
ドンジュンは会ったことのない男の訪問をうけた。
「なんじゃい、こいつ?」と思っていると、
「僭越ながら、私はあなたの義弟です」と男は名乗った。

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ジャン! ジョンオクの兄のジョンシクだった。
よっ、久しぶり。相変わらずおまえいい加減そうだなあ。
でもオイラ好きだよ…(笑)。

ジョンシクは言った。
「あんたの姉のドンヒさん、生きてるアルヨ」

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ドンジュンは驚いてジョンシクの首を締め上げた(笑)。
「うそじゃないよな」

「ワタシ、うそつかない。
ロスで会ったアルヨ。偶然アルヨ。
社長サン、お金ちょうらい。探してあげるアルヨ」

しょうもないやっちゃなあ、ホントに、コニャロ!(笑)


だが、ジョンシクの言ったことは事実だった…!

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ドンヒは回復したものとみなされ、病院を出された。

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彼女の記憶はすべて失われていた。

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ただひとつ、
自分には子供がいた、という記憶を除いて。

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だが、「いた」というだけで、
子供の名前はおろか姿形の記憶もない…。

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通りすがりの子供にアイスを食べさせようとすると、
「気違い女」であるかのように邪険にされた…。

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彼女はあまりにも不幸すぎた。

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その不幸から逃れる手はただひとつ。
死ぬか、自分のすべての記憶を抹殺するしかない。

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ドンヒは果たして自ら記憶を消したのだろうか…?

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出発前日、ドンジュンは、
部下のパク・クァンジョン課長にソン会長宛のノートを託した。
自分に万一のことがあった場合に備えて。

ノートには、
ソン会長のお探しの娘さんはキリョン自動車のハリョンです、
と記してあった。

それから、課長先輩、
ロスに行って私の姉、ソンヒを探してくださいと頼んだ。

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ジャン!(喜)
そうなのよ。あのパク・クァンジョン課長、
ドンジュンに頼まれて韓国自動車に復帰したんだよねえ!

ま、ほとんど活躍の場を与えられてないのが
私ゃおおいに不満なんだけどね(怒)。

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ドンジュンは「死のラリー」へ出発した。

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奇しくも機内にはドンソクが同乗していた。

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記者会見場は泣きどころ!
ソンヒが生きてたというのは意外だったけど、超嬉しかった。
このイ・ヨンエの表情は必見!

字数制限に引っかかったので…、ごめん。


字数制限に引っかかっているのでコメントの返信は「12」に書きます。
ごめんなさい。



■韓国ドラマ 全16話
演出:イ・ザンス
脚本:パク・ヒョンジュ
撮影:ハム・チャンギ イム・ゾンチョル
音楽:チェ・ギョンシク

出演
■イ・ビョンホン(ドンジュン役)
カー・デザイナー。父親のバックアップと仕事に対する情熱で自動車会社を設立。ライバル社のギリョンを退け業界トップに踊り出る。
■チェ・ジンシル(ファリョン役)
カー・デザイナー。ギリョンのデザイン室長になるために、後継者のハン・ギスと親密な関係を続ける。ドンジュンの会社にスパイとしてもぐりこんで、新車開発の情報を流すが、仕事に情熱を注ぐドンジュンに惹かれはじめる。
■チョン・ウソン(ドンソク役)
ドンジュンの弟で世界的なカー・レーサー。長男を溺愛する父親に反発して、姉ドンヒのいるアメリカへ行き、紆余曲折の果てにトップ・レーサーに成長する。
■イ・ヨンエ(ドンヒ役)
ドンソクと同じように父親への反発で米軍クラブに出入りする。マイケルという男性と出会い娘ソニを産んでアメリカに渡る。酒癖の悪い夫の暴力に抵抗するものの車の事故でこの世を去る。
■ホ・ジュノ(ハン・ギス役)
国内屈指の自動車会社ギリョンの跡継ぎ。野心家で始終ドンジュンをやりこめることばかり考えているが、そのうち自分が落ちぶれてしまう。
■チョ・ミンス(ジョンオク役)
ドンヒの友人。アメリカのバーで働いていたが、ドンヒの死をきっかけにドンソクと出会い結婚する。
■キム・スジ(ソンイ役)
米軍クラブを経営するハン社長の娘。ドンソクに想いを寄せる音大生。音楽の先生になって一人暮らしのカン老人の面倒を見ながらドンソクを待っている。

 

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この記事へのコメント

shidarezakura
2012年01月23日 13:19
お、追いつきましたっ。
山崎さんの解説のお蔭で5倍楽しめ、初めて観たかのように感動しています。山崎さんがイ・ヨンエさんの顔を見ているだけで泣けるように、私はお父さんの顔を観ているだけで泣けてきました。

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