アスファルトの男__18 (1995) 韓国

[730]ドンヒの唇から声がもれた、「アボジ(おとうさん)…」と

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ジョンオクの葬儀をすませると、
ドンジュンとドンソクはマカオ・リーのところへ挨拶に行った。

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リーはここで初めてドンソクに、
ドンソクをレーサーとして推薦してくれたのは
ドンジュンだったことを明かした…。

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マカオ・リーは重要な役どころで、出番多かったなあ。
私にはけっこう意外だったよ。

ただ、ハリョンの父親らと
一緒に自動車研究会をやってた4人の中の1人なんだから、
その話にもうすこしちゃんと絡めてほしかったよね。

それと息子との関係。

1個でいいから、親子の関係を
象徴するようなエピソードを作っておいてほしかったよ、
ライターさん。
と、もちょっとドンジュンやドンソクにたいする思いが
深く伝わってきたんじゃないかな、こっちに…。

でも、このリーをやってるジャニー・ユン、よかったなあ。
ドラマにすごく落ち着きを与えてくれたよね。
それになんたって声がいいのよ。
オラ、痺れたっ…!

つうことで、アメリカのほうの話は終わりました。
残るは韓国編…(笑)。

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ドンジュンら兄弟3人は帰国した。
空港には、
蝶々ナターシャとソンヒ、そして父親が出迎えに…。

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父は人混みに紛れて3人の姿を追った。

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車椅子に乗った息子ドンソク。
ちなみにドンソクがずっと車椅子なのは、
ジョンシクに撥ねられて足を骨折したから…。

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そして記憶を失くし、
心を失ってしまったかのようなドンヒの姿…。

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2人の姿を見ると、父はたまらず飛び出し、
サニーを抱きしめ、
床に手をついてドンヒとドンソクに詫びた…。

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ドンヒとドンソクが家を出たあと、老い、
そしてすっかりものを言わなくなってしまったお父さん…(泣)。

ドンソクはこのお父さんをボロクソ言ってたけど、
見てる側からするとな~んも悪いことしてないよ、おとうさん。
こうやって土下座して謝らなくちゃいけないようなこと、
別にな~んもしとらん。

これで父親失格だとしたらさ、
世の中の父親はひとり残らず父親失格だあ…!(泣)

あ、話違うけど、
この空港のシーンでまた「美しい彼女」思いだしちゃったなあ。
「美しい彼女」、最高だね!

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親子4人がほんとうに久しぶりに揃った。

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でもドンヒはここがいったいどこなのか、
このおとうさんが誰なのかわからない…。

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一方、ソンヒとドンソクのほうも…、言葉が見つからない。

みんな、どこか
うまく思いを言葉にすることができず、ぎこちないんだけど、
気持ちがゆっくりと、そして深く深く重ね合わさっていく…。

それをまあ、みんな、ほんとにうまく表現してみせる。
うん、大拍手…!

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蝶々ナターシャは、
可愛そうなお父さんの所へみんな帰ってきたと大喜びだったが、
ソンヒと2人きりになると、天を仰いで泣き叫んだ。

オー、ノー、マイ・ゴッド様、
私の大嫌いな放蕩息子のドンソクが帰ってくるなんて!
ソンヒ、あんなやつは諦めて。諦めんちゃい!
オー、ノー、マイ・ゴッド様、オー、ノー! アーメン…!(笑)

そしてドンジュンは…、あれ、いない?
ね、ね、ライターさん、主役のドンジュン、いないよ。
われらがドンジュン、いないアルヨ(笑)。

なんで、ね、ライターさん。
なんでこんな肝心な場面にドンジュンいないの?
なんでドンジュンにはなんのドラマもないわけ?
ね、なんで? なんでなのよ、教えて、ライターさん…!

さてはあんた、ドンジュンのドラマ書けないもんだから、
会社に行かせたんだろう(笑)。

ついでに言っとくけど、
このドラマ、母親や妻の影がめちゃ薄いよね。
このお父さん、マカオ・リー、ソン会長、ハン会長。
みんな妻出てこないアルけど、なんでライターさん?
ね、なんで? ちょっと不自然アルよ…(笑)。

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ドンソクは病院で診てもらった。
膝が複雑骨折をしていて体に負担がかかるので、
両足を切断しなくちゃまずい、決断を…、と言われた。

賭けボクシングで負傷したのがよくなかったみたい。
でも切断となるとちょっと説得力ないね、ライターさん…(笑)。

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付き添うソンヒ…。

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ドンソクは、
最後に兄の作った車でシベリア大陸を横断したいと
トレーニングを開始した。

イ・ジャンスよ、この二人に関してはここ詠いすぎでねえか?
え? 本が書けてないんだからしょうがあるめえ? 
ごめん…(笑)。

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父はアルバムを開いて、記憶を失った娘に教えた。

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おまえが渡米する前の写真だ。
弟のドンジュン、ドンソク、そして真ん中で笑っているのが
おまえだ。

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そしてこれが…。

ドンヒはアルバムを見ていなかった。
ただ、そうやって教える父の顔をじっと眺めていた。

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どれほどの時間が過ぎたろう。

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不意にドンヒの唇から小さな声がこぼれた。

「アボジ(おとうさん)…」




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「……?」
娘はまた呼んだ、小さな声で、「アボジ」と。
目には涙が溢れていた…。

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父は、黙ったまま娘の肩をゆっくりと引き寄せた。
ドンヒは泣いた…、父のその肩に、顔を埋めて…、泣いた。

父と娘の名シーン。

このドラマはほとんど
このシーンのために作られたと言っていいくらい…(涙)。
イ・ヨンエと、
パク・イナンの演技が、もうほんとうに素晴らしくて…(涙々)。

ドンヒの役に比べたら、
ドンジュンもドンソクも、もう脇だね、脇、脇役…(涙々々)。

観る時間のないひとは、
せめてこのシーンだけでも観ておくと感動するよ。
全部観たくなっちゃうよ(笑)。

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シベリア横断の壮行会が開かれた。
ハリョンも休職して、ドンジュンのもとに駆けつけた。
ドンソク同様、愛するひとのために仕事をしておきたい
と思ったのだ。

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シベリア大陸…。

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アメリカのデス・バレー同様、ここも砂漠だ。
雪に閉ざされた砂漠…。

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韓半島は、
アメリカとロシア(旧ソ連)によって分断された。
結果、「治外法権」の基地が誕生。

基地の町に生まれ育ったドンジュンたち一家は、
その「基地」のおかげで崩壊した。
姉も…、そして、ジョンオクも崩壊した…。

二人のため、そして韓半島のためにも、
ドンジュン・ドンソク兄弟は
残るこのシベリア大陸を征服しなければならなかった。

そう。ドンヒと
ジョンオクに奪われた主役の座を奪回するためにも…!(笑)

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果たしてそんなにうまく行くのだろうか?
結末を知ってる私は心配だ…(笑)。

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報道陣が見守る中、
われらがドンジュンの世紀のシベリア横断が始まった…!


●momoさん
韓国映画やドラマの凄さは、
物語の完成度なんてたいした問題じゃない、
と証明してみせたことにあるような気がします(笑)。
考えると「完成度」を問題にしたのは欧米文化なんです。
いかん、欧米文化に嵌まりすぎたと反省しちゃいますねえ…(笑)。
役者連中、ほんと凄いですよねえ。感動のしまくりです。
ビョンホンは、いまでもバカがつくほど一生懸命やる俳優ですが、
こういう俳優たちと一緒にやってきたので、
そりゃチカラ抜くわけにはいかんよなあと、
ビョンホンに感動します…!
そうですか、これ観たあと、韓国からOSTをGETしたんですか。
いいないいな、momoさん!と感動しちゃいました(笑)。
チェ・ギョンシク、イ・ジャンスのやりたい事が、
説明してくれなくても全部わかっちゃうんじゃないですかねえ。

●shidarezakuraさん
はい、ここのシーンでした。いいでしょ!(笑)
機内にいるときが一番頭が冴える! し、信じられません(笑)。
みんな、ほんとに声がいいですよね。
そのひとの声は世界に1個しかない。
声はそのひと自身を表わす、と私は考えてるので、
自分の声を大事に発する韓国の俳優さんたちに
感動するのだと思います…。
俳優たちのセリフの間合い(呼吸)が素晴らしいのも、
相手の心がよくわかるからじゃないですかね。
とにかく私は羨ましいの一言ですねえ…!

ありがとうございました。


■韓国ドラマ 全16話
演出:イ・ザンス
脚本:パク・ヒョンジュ
撮影:ハム・チャンギ イム・ゾンチョル
音楽:チェ・ギョンシク
出演
■イ・ビョンホン(ドンジュン役)
カー・デザイナー。父親のバックアップと仕事に対する情熱で自動車会社を設立。ライバル社のギリョンを退け業界トップに踊り出る。
■チェ・ジンシル(ファリョン役)
カー・デザイナー。ギリョンのデザイン室長になるために、後継者のハン・ギスと親密な関係を続ける。ドンジュンの会社にスパイとしてもぐりこんで、新車開発の情報を流すが、仕事に情熱を注ぐドンジュンに惹かれはじめる。
■チョン・ウソン(ドンソク役)
ドンジュンの弟で世界的なカー・レーサー。長男を溺愛する父親に反発して、姉ドンヒのいるアメリカへ行き、紆余曲折の果てにトップ・レーサーに成長する。
■イ・ヨンエ(ドンヒ役)
ドンソクと同じように父親への反発で米軍クラブに出入りする。マイケルという男性と出会い娘ソニを産んでアメリカに渡る。酒癖の悪い夫の暴力に抵抗するものの車の事故でこの世を去る。
■ホ・ジュノ(ハン・ギス役)
国内屈指の自動車会社ギリョンの跡継ぎ。野心家で始終ドンジュンをやりこめることばかり考えているが、そのうち自分が落ちぶれてしまう。
■チョ・ミンス(ジョンオク役)
ドンヒの友人。アメリカのバーで働いていたが、ドンヒの死をきっかけにドンソクと出会い結婚する。
■キム・スジ(ソンイ役)
米軍クラブを経営するハン社長の娘。ドンソクに想いを寄せる音大生。音楽の先生になって一人暮らしのカン老人の面倒を見ながらドンソクを待っている。

 

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この記事へのコメント

momo
2012年01月31日 22:13
山崎さん 
久しぶりにお邪魔します。
恋の香り以降 今か今かと待ってて
ちょっと油断したら 2作品も挙がってて
やっと追いつきました
と、思ったらもう終わったと言うし・・・

アスファルトの男は ビョンホンにはまった初めの頃
一気に見ました。

基地の街やら韓国の自動車業界やら 背景が深かったんですね。
山崎さんの お話で 納得 納得です。
あの頃感じた ???な所は ??でいいのだとも。
突っ込まない 問わない・・・・

それにしても 芸達者な役者揃いですよね。
ウソンは別人みたいで  イ・ヨンエはすごい!し 
ジェンシル ジェンシルのお母さん のきれいなこと!!
ソンヒは、はかなげなきれいさで  オーマイゴット蝶々は迫力で。
ビョンホンは ジェンシルとの新入社員の頃や
ロシアでの無精髭のあたりが ツボでした

ドラマに流れる曲には驚きですね。
沁みるし 泣けるし かっこいいし
早速 韓国からOSTをGETして聞いたものです
イ・ジャンスのドラマは、どれも曲がいいでと思ってましたが
チェ・ギョンシクとの相性ですか。なるほど。

また見たくなりました。
shidarezakura
2012年01月31日 23:44
父と娘の名シーン、コメント欄で教えて下さったのはここですね!静かな静かな中で二人の力がなければここまで入り込めません。イ・ヨンエさん若いころから只者ではなかったのですね。

空港のシーン私も「美しい彼女」思い出しましたよ。このとき後方にいますが、ビョンホンさんの演技かなり好きです。
もともと私は空港が大好き。あの悲喜こもごも入り混じった雰囲気がなんとも言えません。昔の羽田空港は良かったです。ロマンがありました。
飛行機に乗るのも好きで、機内にいるときが一番頭が冴える気がする程で…(笑)。
山崎さんはどうしてあんな楽しい所が嫌いなのでしょうか?…(笑)。

マカオ・リー良い声ですよね。良い声はビョンホンさんだけかと…(笑)。今回台詞入りの音楽を入れてくださったのをイヤホンで聞いていたら、みんな声がすごく良くてびっくりしました。それに台詞の言い方が綺麗で、間の取り方が上手くて。TVで動くのを大画面で観るのもいいですが、小さい画像でもそれを見ながら聞くのは想像力を働かせられるのですごく楽しいです!

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